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コウモリ駆除に補助金は出る?地方自治体のサポート内容やNG行為を解説!

コウモリ駆除を検討している場合、補助金が利用できるか気になる方も多いのではないでしょうか。

実際のところ、コウモリ駆除に関してほとんどの自治体では補助金は支給されません。

しかし、コウモリを家に棲みつかせたままにしておくと、天井裏や壁の中に糞尿が溜まり、悪臭やシミの原因になるほか、感染症やアレルギーのリスクもあります。

健康被害や家の劣化を防ぐためにも、早めにコウモリ駆除業者へ依頼するのがおすすめです。

この記事では、コウモリ駆除と補助金、地方自治体のサポート体制、安心して依頼できるおすすめの駆除業者を紹介します。

こんな方におすすめ

  • コウモリ駆除に補助金が適用されるか知りたい方
  • 自治体のサポート内容を知りたい方
  • 家にコウモリが棲みついていて困っている方
  • 信頼できる駆除業者を探している方

ほとんどの自治体で補助金を設けていない理由は?

コウモリ駆除に関する補助金制度は、全国的に見てもほとんどありません。

自治体が害獣駆除のために設けている補助金は、イノシシやシカといった人や農作物に直接的に被害を及ぼす動物が対象であり、コウモリにその可能性がほとんどないためです。

コウモリは作物を荒らすことがなく、田畑の害虫を食べる益獣としての側面があるほか、家の体躯を破壊したり人を襲ったりする危険性も少ないとされています。

コウモリは鳥獣保護管理法で守られている動物でもあるため、安易に捕獲や殺処分ができず、自治体側も積極的に支援したがらないと考えられます。

自治体へ相談しても一般的なアドバイスや駆除業者の紹介にとどまるため、駆除費用は自己負担となります。

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火災保険も利用できない

コウモリ被害が自宅で発生しても、火災保険を利用することはできません。

火災保険は地震や台風といった自然災害を対象としているため、コウモリの侵入原因となる壁のひび割れや通気口や排気口などの劣化は経年劣化とされ、補償の対象外となります。

一方、賃貸にお住まいの方は管理人やマンションの所有者が対応することがほとんどであるため、事前に相談してみるとよいでしょう。

コウモリ駆除を直接行う自治体もほとんどない

補助金だけでなく、コウモリ駆除を行う自治体もほとんどありません。

対応業務はコウモリ駆除の方法や駆除業者の紹介、公共施設での死骸回収に限られます。

ここでは、自治体によるコウモリ駆除に関する主なサポート内容を紹介します。

コウモリ対策・駆除方法の紹介

群馬県前橋市や埼玉県川越市、静岡県浜松市などの一部の自治体では、コウモリが家に棲みつかないようにするための予防方法や駆除の手順に関するアドバイスを行っています。

コウモリ被害に悩まされている場合は、お住まいの自治体に問い合わせてみるのも有効です。

ただし、自治体で受けられるのはあくまで一般的な助言にとどまるケースが多いため、被害状況に応じた具体的な対策を望む方は、専門の駆除業者へ依頼するのがおすすめです。

コウモリ駆除業者の紹介

自治体によっては、相談内容に応じて信頼できるコウモリ駆除業者の紹介が可能です。

駆除業者選びに不安がある場合は、一つの安心材料になるでしょう。

ただし、対応エリアや料金、再発防止に関するスキルには差があるため、駆除業者選びには注意が必要です。

害獣お助け本舗では、累計50,000件以上の駆除実績を持ち、追い出しから清掃、侵入防止対策まで一貫対応できる体制を整えています。

問い合わせから見積もり、現地調査までは無料なので、初めての相談でも安心です。

死骸の回収

自治体は道路や公園など公共の場所に限り、コウモリの死骸を回収しています。

ただし、自宅の庭やマンションのベランダといった私有地は対象外のため、個人で処理するか、コウモリ駆除業者へ依頼する必要があります。

自宅周辺でコウモリの死骸を見つけた場合は近くに巣がある可能性が高いので、早めに駆除を検討しましょう。

コウモリの駆除は殺処分ではなく追い出し

コウモリは鳥獣保護管理法で守られているため、捕獲や殺傷が禁止されている害獣です。

違反すると、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられる可能性があるため、対応としては殺処分ではなく追い出しが基本です。

天井裏や壁の隙間などにいるコウモリを外へ追い出した後に、巣穴や侵入口を丁寧に封鎖し、糞尿の清掃や消毒、侵入口の封鎖を行い、再び棲みつかせないようにします。

いずれも専門的な知識と技術が必要なため、プロの駆除業者への依頼がおすすめです。

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地方自治体のページ一覧(都道府県別)

コウモリ駆除の対応は、自治体ごとに異なります。

駆除業者を紹介してくれる場合もあるため、相談前に自治体の公式サイトでサポート内容を確認しておきましょう。

ここでは、コウモリ被害への対応を明記している自治体の一例を紹介します。

群馬県前橋市のコウモリ駆除対応

群馬県前橋市では、市のHP内でアブラコウモリの生態や活動時期、食性などを紹介しています。

「羽音や鳴き声がうるさい」「コウモリの糞尿で病気になることがある」といった被害例を挙げ、侵入経路の確認方法・対策・塞ぎ方についてのアドバイスも掲載しています。

埼玉県川越市のコウモリ駆除対応

埼玉県川越市のHPでは、コウモリの生息環境や食性、被害例について紹介しています。

棲みついた場合の対処法として、忌避剤の使用や糞尿の消毒、侵入経路の封鎖などの手順も案内しています。

参考

埼玉県川越市「コウモリによる生活被害

静岡県浜松市のコウモリ駆除対応

静岡県浜松市では、HP上で「家にコウモリが棲みついて困っている」という悩みをよくある質問として紹介しています。

回答は侵入口を確認し、コウモリが家にいない時間帯にガムテープや網などで出入り口を塞ぐという方法です。

ほかにも、CDやアルミ箔をぶら下げる、クレゾールや木酢液を塗布するといった侵入口を塞ぐのが難しい場合の対処法も記載されています。

福岡県北九州市のコウモリ駆除対応

福岡県北九州市のHPでは、「コウモリが天井裏や軒下にいて困っている」という相談をもとに、自宅でできる対処法を紹介しています。

害虫駆除剤や忌避剤、ライトなどコウモリが嫌うアイテムの設置が主な内容です。

また、駆除するのにおすすめの時期や追い出し後の対応も解説しています。

参考

コウモリの死骸を見つけたら?

コウモリの死骸は、発見した場所によって対応方法や連絡先が異なります。

不用意に触れると、ダニや病原菌などによる健康被害のおそれがあるため、まずは手袋やマスクを着用し、直接触れないことが大切です。

ここでは、場所別の対応方法を解説します。

公共の場所

道路や公園といった公共施設は、管理する自治体や管理団体が対応しています。

勝手に処理するのは、感染症の恐れや法律違反になることもあるので危険です。

必ず最寄りの自治体に連絡しましょう。

マンションやアパートの共用部

廊下や階段、駐輪場といったマンションやアパートなどの共用部で死骸を見つけた際は、建物の管理会社や大家さんに報告してください。

共用スペースは住民個人の管理範囲ではないため、住民が独断で処理するのはNGです。

近くの換気口や屋根裏にコウモリが潜んでいる可能性があるため、併せて調査してもらうのがよいでしょう。

専有部

ベランダや専用庭、室外機の上といった専有部分は、入居者本人が対応しなければならないことがあります。

ただし、物件ごとに契約内容や規約が異なるため、まずは管理会社や大家さんに確認しましょう。

自力で処理する場合に作業に不安があれば、駆除業者に依頼するのが安全です。

私有地

一戸建ての庭や屋根裏といった私有地の場合は、その土地や建物の所有者が対応しなければなりません。

対応に不安があったり、時間的に余裕がなかったりする際は駆除業者への依頼をおすすめします。

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害獣駆除で補助金が出るのはどのような条件?

コウモリ駆除に補助金は出ませんが、農作物や生活環境に被害を与える動物の捕獲や駆除活動を支援するために、補助金制度を設けている自治体もあります。

ここでは、補助金の対象となる条件や該当するケースについて紹介します。

害獣駆除で補助金が出る条件

・自治体が定めている害獣に該当する

・狩猟免許を持っている

・害獣の死骸処理ができる、もしくは運搬できる

自治体が定めている害獣に該当する

補助金が支給される害獣は、お住まいの自治体に指定されているかどうかが基準となります。

対象となるのは、主にイノシシ・シカ・サル・アライグマ・ハクビシンなど、農作物を荒らしたり人を襲って直接被害を与えたりする害獣です。

静岡市では「有害鳥獣捕獲報償金交付要綱」を定め、イノシシ1頭あたり15,000円、シカ1頭あたり20,000円、サル1頭あたり30,000円の報償金を支給しています。

岡山県瀬戸内市では、狩猟期間中に捕獲したイノシシやシカに対して1頭あたり6,000円の助成金が交付されます。

狩猟免許を持っている

害獣駆除に関する補助金は、自治体が許可を出した際に支給されます。

対象となるのは狩猟免許を持つハンターや、有害鳥獣捕獲許可を受けた人など、自治体が認めた駆除活動を行える資格を持つ人です。

免許や許可なしで、補助金が出ることはほとんどありません。

狩猟免許を取得するには、お住まいの都道府県に申請を出し、筆記試験や技能試験に合格する必要があります。

参考

害獣の死骸処理ができる、もしくは運搬できる

駆除後の死骸処理や運搬を適切に行うことを条件に補助金が発生するケースがあります。

死骸を放置しておくと、ほかの動物への感染の拡大や腐敗物による環境汚染などのリスクがあるため、駆除後は痕跡を残さない確実な処理を行わなければなりません。

環境省では、「処分施設等における捕獲個体の処分費等(定額)」として捕獲した害獣の処分費の支援を行っています。

補助金を受け取るための手続きは?

害獣駆除で補助金を受け取るには、自治体への申請手続きが必須です。

申請時に、駆除内容や使用した資材を証明するために、以下のような書類を提出します。

メモ

・補助金交付申請書

・事業計画書(駆除の目的・方法・実施場所などを記載)

・駆除結果の報告書

・防護柵や資材等購入費がわかる領収書の写し

・防護柵の設置場所がわかる図や作業写真

・駆除した害獣の写真や捕獲記録

提出期限や必要書類の内容は自治体によって異なります。

事前申請が必要なケースも多いため、申請する際はお住まいの自治体に確認しましょう。

コウモリが家に棲みついているときのNG行為

コウモリ駆除にはさまざまな危険が伴うため、自己流の対処は危険です。

誤った方法で対応すると、感染症や怪我、法令違反などを招く恐れもあります。

以下のような行為は絶対に避けましょう。

コウモリが家に棲みついているときのNG行為

・素手で触る

・捕まえる

・道具で追い出す

・天井裏などをのぞき込む

素手で触る

コウモリには、ヒストプラズマ症や狂犬病ウイルスなどの病原菌が付着している可能性があります。

弱っていたり死んでいたりしても油断は禁物で、素手で触れると非常に危険です。

もし誤って触れてしまった場合は、すぐに石けんで手を洗い、医療機関を受診してください。

捕まえる

コウモリを許可なく捕獲することは、鳥獣保護管理法により禁止されています。

違反した場合は、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科されることも考えられます。

また、捕まえようとして噛まれたり引っかかれたりすると、病原菌やウイルスに感染してしまうかもしれません。

ご自身で捕獲は行わず、追い出しにとどめるかコウモリ駆除業者に依頼してください。

道具で追い出す

棒やほうきなどで無理に追い出そうとすると、コウモリを傷つけたり、家具や壁を破損する可能性があります。

興奮したコウモリが人に向かって飛んでくることもあり、非常に危険です。

狭い場所に逃げ込まれると駆除が難しくなり、被害が拡大してしまうかもしれません。

誤ってコウモリを傷つけるのも法令違反となるため、物理的な追い出しや過度な刺激は厳禁です。

天井裏などをのぞき込む

コウモリは天井裏や換気口など、人の目につきにくい場所に潜んでいます。

不用意にのぞき込むと、驚いたコウモリが突然飛び出してきて顔や目に接触し、ケガや感染の原因になりかねません。

また、糞尿にはダニやカビ、細菌が含まれており、吸い込むと呼吸器系の病気やアレルギーを発症することもあります。

点検する場合は必ず防護服や手袋、マスクなど身を守れるものを着用しましょう。

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コウモリを放置すると危険な理由

コウモリが家に棲みついたまま放置してしまうと、悪臭・騒音・健康被害・住宅の劣化など、さまざまな二次被害が発生します。

被害が進行すると修繕費も高額になるため、早めの駆除と対策が重要です。

ここでは、コウモリを放置することで起こるリスクを紹介します。

コウモリを放置すると危険な理由

・糞尿の悪臭が家に広がるため

・騒音被害にあうため

・病原菌やアレルギーなどの危険があるため

・住宅が劣化してしまうおそれがあるため

糞尿の悪臭が家に広がるため

コウモリの糞尿は強いアンモニア臭を放ち、長期間放置すると家全体に悪臭が広がります。

エアコンや換気口の近くに棲みつかれると、ニオイが室内に流れ込むことも。

柱や壁にニオイが染みつくと簡単には取れず、リフォームや清掃に高額な費用がかかる可能性もあります。

騒音被害にあうため

コウモリは夜行性のため、夜になると「キーキー」という鳴き声や「バサバサ」という羽音を立てて活発に動き回ります。

屋根裏や軒下に棲みついていると、音が反響して室内でもはっきりと聞こえるほどの騒音被害となるでしょう。

コウモリの数が増えるとその分音も大きくなるため、睡眠を妨げるだけでなく、ストレスや不眠の原因にもなります。

病原菌やアレルギーなどの危険があるため

コウモリの糞には、ヒストプラズマ菌・サルモネラ菌・レプトスピラ菌などの病原菌が含まれていることがあります。

乾燥した糞が空気中に舞い上がると、吸い込むだけで感染症やアレルギーを発症することもあり非常に危険です。

感染すると発熱・咳・倦怠感・呼吸困難・下痢などの症状が出るため、とくに乳幼児や高齢者、免疫力の弱い人がいる家庭はご注意ください。

住宅が劣化してしまうおそれがあるため

コウモリが棲みついた場所は糞尿や湿気により、木材の腐食や配線トラブルが発生する可能性があります。

汚染箇所はシロアリやゴキブリなどの害虫発生源にもなるため、被害が住宅全体に広がり、屋根裏や壁内の構造部分まで被害が進行すると、大規模な修繕やリフォームが必要になります。

コウモリ駆除は自分で?それとも専門業者に?

コウモリ駆除を自分で行うべきか専門業者に依頼すべきかで悩む方は多いでしょう。

どちらにも費用面や作業リスクなど、メリットとデメリットがあるので、状況や被害の規模に応じて、最適な方法を選びましょう。

自分でコウモリ駆除をするメリット、デメリット

自分でコウモリ駆除を行う場合、費用を抑えられる反面、失敗のリスクも伴います。

小規模な被害なら対応できますが、慎重な判断が必要です。

自分でコウモリ駆除をするメリット

自分で駆除を行う最大のメリットは、費用を大幅に抑えられる点です。

ホームセンターやネット通販で販売されている忌避剤やスプレー、金網などを使えば、被害によっては数千円程度ですみます。

自分のペースで作業を進められるため、軽度の被害であれば駆除業者に依頼する必要がない場合もあります。

自分でコウモリ駆除をするデメリット

屋根裏などの高所や床下での作業は危険が多く、転落やケガの可能性があります。

住宅の構造を把握せず、正しい知識がないまま行うと、コウモリを追い出せずにかえって被害を拡大させてしまうことも考えられます。

健康被害を防ぐために、糞尿の清掃や消毒を自らが行わなければならない点も大きなデメリットです。

コウモリ駆除業者に依頼するメリット、デメリット

コウモリ駆除業者へ依頼すれば、安全かつ確実にコウモリを駆除できます。

ただし、費用や業者選びには注意が必要です。

コウモリ駆除業者に依頼するメリット

コウモリ駆除業者に依頼する最大のメリットは、確実で安全な駆除が期待できることです。

経験豊富なスタッフが、高所作業や複雑な侵入経路での作業も対応し、駆除後の糞尿の清掃や消毒、再発防止施工まで一貫して行ってくれます。

コウモリに触れることなく駆除できるため、精神的な負担や時間、手間が軽減される点がメリットです。

さらに、大規模な修繕が必要になった際、リフォームまで対応している駆除業者であればすべてワンストップで対応してくれます。

コウモリ駆除業者に依頼するデメリット

コウモリ駆除業者に依頼する際のデメリットは、自分で駆除する場合と比較して費用がかかる可能性がある点です。

被害の範囲や建物の構造によっては、数万円〜十数万円かかるケースもあります。

また、確実に駆除をするには、優良なコウモリ駆除業者を見極めなければなりません。

その点、害獣お助け本舗では、日本全国の優良なコウモリ駆除業者を紹介しています。

ご相談からお見積りは無料で行っているので、初めての方でも安心してご相談ください。

信頼できるコウモリ駆除業者の選び方

信頼できるコウモリ駆除業者を選ぶ際は、見積もりの明確さや対応の早さに加えて、過去の実績などを確認しましょう。

優良な駆除業者は現地調査や見積もりを無料で行い、作業内容や費用の内訳を明確に提示してくれます。

コウモリ被害は放置すると悪化するため、問い合わせ後の返信が早く、調査や作業にスピーディーに対応できる駆除業者を選ぶことも大切です。

また、過去にさまざまな被害状況に対応してきた経験があれば、状況に応じた最適な処置が期待できるため、公式HPなどでこれまでの施工実績や対応件数をチェックしておくのも良いでしょう。

さらに、コウモリは帰巣本能が強く、一度追い出しても元の場所に戻ってくる傾向があるため、再発保証やアフターフォローがあるかどうかも確認すると安心です。

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コウモリ駆除の費用相場は1~10万円程度

コウモリやネズミなどの害獣駆除を請け負うBEST株式会社が集計した、2023年1月から2025年8月までの898件の問い合わせデータによると、コウモリ駆除の費用相場は1~10万円前後でした。

費用金額の中央値を算出すると、約4万9500円です。

被害が軽度であれば数万円ですむケースもありますが、エアコン内部や屋根裏など作業が難しい場所では、10万円以上になることも。

一方、玄関や室内などは比較的作業しやすいため、工数も費用も抑えやすいです。

自宅でできるコウモリ対策

自治体から補助金が出ないのであれば、自分で対策したいと考える方も多いでしょう。

しかし、棲みついている場所の確認や消毒、侵入経路の封鎖などコウモリを安全に追い出すにはさまざまな工程が必要です。

自力で駆除をしたいという方は、以下を参考にしてください。

自宅でできるコウモリ対策

①棲みついている場所の確認

②駆除グッズの準備

③侵入経路の確認

④忌避剤の使用

⑤糞尿掃除・消毒

⑥侵入経路の封鎖

①棲みついている場所の確認

コウモリが潜んでいる場所を確認します。

軒下や換気口、ベランダ、戸袋、エアコンの周辺、シャッターボックスなどをチェックしましょう。

糞や黒い汚れがあったり、羽音が聞こえたりしたらコウモリが棲みついているサインかもしれません。

コウモリは1cmほどのすき間でも侵入できるため、隅々まで細かく調査してください。

屋根裏、床下の場合はプロに任せるのがおすすめ

屋根裏や床下に棲みついている場合は、点検口から内部に入る必要があり、足場が不安定なので落下する恐れがあります。

狭く不安定な場所であるとともに、構造も複雑なので素人が追い出すことは困難です。

無理をせずプロの駆除業者に依頼しましょう。

②駆除グッズの準備

コウモリ対策を行うための駆除グッズを用意します。

病原菌から身を守るゴム手袋や作業着、駆除に必要な忌避剤、消毒液や侵入経路を塞ぐ金網など以下の道具が必要です。

道具 商品 用途 重要度
忌避剤 コウモリを退避・近づかせないようにする
ゴム手袋 糞尿の直接接触を防ぐ
ゴーグル 粉じんや異物が目に入るのを防ぐ
防塵マスク 病原菌や悪臭の吸入を防ぐ
作業着 フンや害虫の付着を防ぎ、身体を保護する
消毒薬 糞尿で汚染した箇所を殺菌・消毒する
雑巾 消毒液を含ませ、汚れや菌を拭き除く
ハンディクリーナー フンやホコリを効率的に吸引して除去する
金網 コウモリの侵入経路を塞ぎ、物理的に侵入を防ぐ
パンチングメタル 通気性を保ちつつ、コウモリの侵入を阻止する
コーキング材 建物の隙間を密閉し、侵入経路を塞ぐ
コーキングガン コーキング材を均等に押し出し、隙間を確実に封じる
ヘッドライト 暗所を明るく照らし、安全な作業環境を確保する

③侵入経路の確認

棲みついている場所の周辺で、コウモリの侵入経路がないか確認します。

外壁のひび割れや軒下の継ぎ目、換気口の破損、雨戸の戸袋、シャッターの隙間などを細かくチェックしてください。

糞や尿跡、体毛、黒い汚れがあれば侵入経路になっているかもしれません。

コウモリが動き始める夕方から夜間の確認は、羽音や鳴き声が聞こえやすいためおすすめです。

④忌避剤の使用

コウモリが嫌うハッカ油などを含んだ忌避剤を使って追い出しを行います。

スプレータイプの忌避剤は、専用のノズルを使えば最大で6m先まで届くため、雨戸の隙間や換気口の奥など、人が入り込めない場所にも有効です。

天然成分を使用しているため、人体への影響は少ないとされています。

強い刺激臭が苦手な方や子どもや、ペットがいる家庭でも安心です。

⑤糞尿掃除・消毒

コウモリの糞尿を清掃する際は、必ずマスクや手袋、作業着を着用してください。

乾燥した糞を吸い込むと感染症やアレルギーといった健康被害につながるため、消毒液を使って湿らせながら拭き取るのがポイントです。

清掃後は、市販の消毒スプレーやアルコールを使い、床や壁、換気口周辺の殺菌・消臭を徹底してください。

作業に使用した道具は処分し、手洗いうがいも徹底しましょう。

⑥侵入経路の封鎖

最後に、再び侵入されないよう侵入経路を封鎖します。

外壁のひび割れにはコーキング材やパテ、換気口や通気口には金網やパンチングメタルを取り付けて隙間を塞ぎましょう。

コウモリは帰巣本能が強いため、再発防止のためには追い出し後すぐに封鎖することが重要です。

ただし、必ずコウモリがいなくなったことを確認してから作業してください。

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コウモリを家で一匹見かけたら複数棲みついているかも

庭やベランダなど自宅周辺でコウモリを一匹でも見かけたら、その近くにさらに複数が棲みついている可能性があります。

コウモリは社会性があり、外敵から身を守るために集団で生活することが多い害獣です。

夜行性で昼間は姿を見せず、排気口や屋根裏といった人目が届きにくい場所に棲みつくため、存在に気がつきにくいです。

そのため、たとえ見かけたのが一匹でも周りには数十匹、数百匹のコウモリが潜んでいるかもしれません。

一匹でも見かけたら、早めに対策を取ることをおすすめします。

コウモリを見かけたら補助金に期待せずプロへの相談を

コウモリ駆除に関する補助金は、ほとんどの自治体で設けられていません。

コウモリが農作物に直接被害を与えないことに加え、鳥獣保護管理法によって保護されていることが主な要因です。

自分で駆除することも不可能ではありませんが、作業には手間がかかり、落下事故や感染症などのリスクも伴います。

そのため、安全かつ確実に解決したい場合は、プロの駆除業者へ早めに相談することがおすすめです。

被害が進行するほど作業が大掛かりになり、費用も高くなる傾向があるため、「一匹見かけただけだから大丈夫」と放置せず、早めの行動を心がけましょう。

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害獣お助け本舗編集部

害獣お助け本舗編集部は、
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