アライグマ・イタチ・ハクビシン被害を今すぐ解決!
「ハクビシンがいたんだけど、なんか危険性ってあるかな?」「ハクビシンは害獣らしいけど、どんなリスクがあるんだろう?」
と気になっていませんか?
どんな危険性があるのか把握し、被害内容によっては対策しておきたいですよね。
このページでは、ハクビシンの危険性について具体的にご案内していきます!
この記事の目次
【全11種類】ハクビシンの危険性を解説!…ウィルスに感染して病気になるかも!?
ハクビシンが屋外(庭、畑、敷地内)にいる場合の6つの危険性と
屋内(屋根裏、床下)にいる場合の5つの危険性について解説していきます。
屋外にいる場合の6つの危険性
危険性 | 内容 |
糞や尿による悪臭 | 家の周りの同じ場所に糞尿される(ため糞) |
汚れる | 置いていたゴミを荒らされるなど |
鳴き声 | 夜中に鳴き声がしてストレスを受ける、眠れなくなる |
庭・畑・家の周囲を荒らされる | 農作物への被害、果実への被害 |
怪我 | 人や小型のペットへ危害を加える |
ペットが病気になる | 疥癬、ジステンバー、パルボウイルス感染症、アデノウイルス感染症 |
ハクビシンは夜行性で、夜通し鳴きますので、ストレスを感じたり、眠れなくなったりすることがあります。
糞は臭くはありませんが、尿が混じると悪臭が発生しますし、寄生虫や感染症の原因菌の発生源にもなります。
ため糞(ためふん)といって、同じところに糞尿をし続ける習性がありますので、見た目が悪いです。
また、体には様々な病原菌が付着している可能性が高いので、かわいらしいからと言って、素手で触らないようにしてください。
続いて、屋内にいる際の危険性です。
屋内にいる場合の5つの危険性
危険性 | 内容 |
騒音 | 屋根裏に住みつき、夜行性なので深夜帯に活動するためうるさい |
悪臭 | 家の中に糞尿される |
害虫などの発生 | ダニ、ノミの発生、カビの発生 |
家への被害 | 建物や断熱材をかじり、自分の巣を作る |
病気に感染する | 疥癬(かいせん)、皮膚糸状菌症、ツツガムシ病、サルモネラ症、カンピロバクター症、E型肝炎、エルシニア、トキソプラズマ |
ハクビシンは屋内に侵入後、床下や屋根裏などに住みつき、巣を作ります。
夜中の足音や鳴き声はなかなかきついです。
糞や尿による被害は、悪臭だけでなく、ダニやノミの発生やカビの発生などもあります。
最初は天井にシミができ放っておくと板が腐って抜けてしまうことがあります。
そうなるとリフォーム代も馬鹿になりません。
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危険性が高いハクビシンの殺し方は?※個人は害獣の駆除や捕獲はできません
ハクビシンにはこのような危険性があるため「何とか駆除したい!」と考える人もいます。ですが、駆除だけでなく捕獲もできません。
駆除や捕獲ができない理由
ハクビシンの駆除や捕獲ができない理由
・鳥獣保護管理法で守られている
・狩猟免許が必要
・県や市など自治体の許可が必要
ハクビシンは法律で守られていますので、許可なく駆除や捕獲はできません。
家に実害があったり、家庭菜園や畑が荒らされりした場合だけ、自治体の許可を得て捕獲をすることができます。
なお、捕獲後は自分で処分する必要があります。
「かわいそう」だけど…ハクビシンの処分(殺し方)を解説
ハクビシンの処分方法の例
1.炭酸ガス(二酸化炭素による窒息死)
2.スタンナー(電殺器)
3.麻酔注射
処分法には、捕捕獲後専用のボックスに入れそこに炭酸ガスを注入する方法やスタンナーという心臓に電気を流す方法などがあります。
どのような方法なのかは、お住いの自治体(役所や保健所)に確認してみてください。
ただ、あなたの心を痛めてしまう可能性がありますし、誤って触ると感染症にかかってしまう危険性があります。
「農業を営んでいて生活が懸かっている」「このままでは家に住めなくなる」
といった切羽詰まった状況でないかぎりは、捕獲はおすすめではありません。
とはいえ、何もしないわけにはいきませんので、対策をする必要があります。
危険性のあるハクビシンは見つけたら対策しよう!
これまでご案内してきたようにハクビシンには危険性があります。
何とかするために、ここでご案内する方法を検討してみてください。
弱点を活用した自分でできる対策!
弱点 | 退治法 |
匂い |
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天敵 |
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煙 |
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光 |
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電気 |
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音 |
|
ハクビシンの弱点は、匂いや光、音、煙、天敵などです。
弱点を利用した防獣グッズは、ホームセンターに行けば専用コーナーがありますし、ネットでも購入することができます。
おすすめなのは刺激臭や天敵の匂いを利用した忌避剤(きひざい)です。
手軽に使えますし、1000円~とリーズナブルですよ。
忌避剤は唐辛子やニンニクで自作することもできます。
庭や畑など、カバーする範囲が広い場合は、超音波と光を発する害獣撃退器が有効ですので、試してみてください。
プロへの依頼も検討すべき!
…とはいっても、ハクビシンも生死がかかっていますので、居心地のいい餌場や子供の育成に適した環境を簡単には手放しません。
一旦は追い出せても、いつの間にか侵入していることもあります。
ハクビシンは数㎝の隙間はくぐり抜けられますし、高いところが苦手ではないからです。
「自分で対策をしてもダメだった…」「これはキリがないな…」
と思われたら、専門の業者に依頼することを検討してください。
プロの作業料金の相場はそこまで高額ではなく調査と見積もり作成までは無料です。
ハクビシンの被害に会っている人が増えてきていて、プロに依頼する人はどんどん増えてきています。
ハクビシンがいる期間が長ければ長いほど危険性は高まるので、一度、検討してみてくださいね。
ハクビシンの危険性のまとめ
このページのまとめ
・ハクビシンの危険性は11種類ある
・駆除や捕獲は法律でNG
・対策は自分でするかプロに依頼する
ハクビシンには、騒音や悪臭だけでなく感染症にかかってしまうなどの危険性があります。
とはいえ、法律で保護されているため駆除や捕獲はできません。
被害に遭う人が増えており、ホームセンターやネット通販には防獣グッズがありますが、効果はあったり無かったりです。
素人では手に負えないハクビシン対策をプロに依頼する人が増えているのはこうした背景があるからです。
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