アライグマ・イタチ・ハクビシン被害を今すぐ解決!
「ハクビシンを触ると病気になる?…どんな病気なの?」「感染の危険性が高いなら駆除したいな」
と考えていませんか?
ハクビシンは野生の動物なので感染症などの病気のリスクが心配ですよね。
この記事ではハクビシンが原因の病気の具体的な内容と病気以外のリスク、退治する方法についてご案内いたします。
糞(フン)や尿にも感染症のリスクがありますので、姿を見つけたらすぐに対策してくださいね。
この記事の目次
ハクビシンで病気に感染!?触ったり、噛まれたりする危険性を解説!
ハクビシンが原因の病気
- 触ることで感染する病気
- 経口感染する病気
- ペットに発症する可能性がある病気
ハクビシンが原因の病気には、このようなものがあります。
それぞれ詳しくご案内していきますね。
ハクビシンに触ることで感染する病気
触ることで感染する病気
- 疥癬(かいせん)
- 皮膚糸状菌症
- ツツガムシ病
ハクビシンに触れると、疥癬(かいせん)という皮膚病を発症する可能性があります。
症状としては激しい痒みがあります。
原因はハクビシンに寄生しているヒゼンダニというダニです。
ハクビシンがダニによって皮膚病を発症していて、そのハクビシンを人間が触ると感染するという例が報告されています。
皮膚糸状菌症は水虫のようなもので真菌が原因です。
ツツガムシ病は、ダニ類の生物が原因で38~40℃の発熱や筋肉痛、倦怠感が出てきます。
病気になってしまう可能性がありますので、とにかくハクビシンには触らないようにしてください。
ハクビシンの糞や尿が原因で経口感染する病気
経口感染する病気
- レプトスピラ症
- サルモネラ症
- カンピロバクター感染症
- エルシニア感染症
- E型肝炎
- トキソプラズマ症
経口感染とは、飲食物を通じて病原体を口から取り入れるで病気になることです。
ハクビシンの糞(フン)や尿が溶けだした水を飲んだり、付着した食べ物を食べたりして体内に入ってしまいます。
いずれも頭痛や咳、咽頭痛、胃腸炎、嘔吐、下痢、発熱などが発症します。
重篤な症状に陥ることがありますし、時には死に至ることがあります。
こういったリスクがありますので、ハクビシンを見かけたら早急な対応が必要です。
ペットに発症する可能性がある病気
ペットに発症する病気
- ジステンパー
- パルボウイルス感染症
- アデノウイルス感染症
ハクビシンによる病気はペットにも感染することがあります。
ここで挙げているのはいずれも犬への感染症です。
咳や下痢などですめば不幸中の幸いですが、稀に肺炎や麻痺などの深刻な症状が発生したり、死亡したりしてしまうこともあります。
ハクビシンを見かけたら、大切な家族を守るための行動を取るようにしてくださいね。
ハクビシンの病気以外のリスクは?襲ってくることはある?
ハクビシンが原因の病気は怖いですよね。でもそれ以外にもリスクがあります。
詳しくご案内していきますね。
ハクビシンの病気以外のリスク
ハクビシンによるリスク
- 家に住み着いて家庭菜園で育てた野菜や果物を食べてしまう
- 夜行性のため夜に天井裏を走り回り、騒音被害になる
- 尿はとても匂いが強く生活に支障が出る
- 天井裏や部屋の壁が糞や尿で腐ったり、染みたりする
- 畳や布団にダニやノミなどの寄生虫が発生する
ハクビシンがいることで病気以外にもこのようなリスクがあります。
糞や尿の匂いや音などで嫌な思いをしている人は多いです。
家庭菜園で野菜や果物を育てている人は、大切に育ててきた作物がダメになってしまうことがあります。
また、家の外に生ごみを保管している場合、夜にゴミを荒らされてしまうことがあります。
重篤な病気にはならいかもしれませんが、とにかく不快でストレスが貯まりますよね。
ハクビシンは人を襲うことはない。だけど…
ハクビシンは基本的に人に襲い掛かってくることはありませんが、
身の危険を感じると噛みついてきたり、引っ掻かいてきたりすることがあります。
そうなると病気になってしまう可能性がありますので、
見かけても絶対に近づかないようにしてください。
また、ペットを飼っている場合は、注意が必要です。
餌の取り合いでケガを負うことがあります。
体格の劣る子犬や子猫だと大怪我を負ったり、殺されたりしてしまう危険性があります。
ハクビシンは雑食ですので、金魚やハムスターなどの小動物だと食べられてしまうことがあるので注意が必要です。
市役所などの自治体では駆除はしてくれない
自治体がやってくれること
- 職員の方が相談に乗ってくれる
- 捕獲許可申請の受付業務を行ってくれる
- 捕獲用の捕獲箱の貸し出しをしてくれる
- 自治体が委託している駆除業者を紹介してくれる
困ったら市役所などの自治体に相談したくなりますが、市役所では駆除はしてくれません。
ですが、ハクビシンを追い出すアドバイスや捕獲罠の貸し出しなどをしてくれることがあります。
自治体によって内容が異なりますので、一度連絡をしてみてください。
ハクビシンで病気になる前に!見つけたら対策をしよう
これまでご案内した通り、ハクビシンに触ると病気のリスクがりますし、放っておくとそれ以外のリスクがあります。
もし見つけたら、できるだけ早く対策をする必要があります。
対策には次の2つの方法があります。
おすすめはプロに依頼する方法です。その理由を交えながら、詳しくご案内していきますね。
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【対策法①】プロに依頼する(おすすめ!)
プロへの依頼をおすすめする7つの理由
- ハクビシンに触らなくてすむ
- 手間や面倒がなくてすむ
- 短期間で完了する
- 効果の高い対策をしてくれる
- 素人では見つけられない侵入経路を発見してくれる
- 手を出しづらい場所もケアしてくれる
- ハクビシンが今後も現れないようにしてくれる
プロへの依頼をおすすめするのは、このような理由があるからです。
ハクビシンはわずか数cmほどの小さな隙間でも通ることができます。
壁や床下の小さな隙間、排気口などを、ハクビシンが侵入できないように塞ぐなどの措置が必要ですが、かなり難しいです。
プロに依頼すれば、入念な現地調査によって必要な内容を列挙し、素早く効果抜群の対策をしてくれます。
ただし業者に依頼するにあたり、悪質な業者がいるため、次のような特徴に注意する必要があります。
気をつけるべき業者の特徴
- 駆除方法を丁寧に説明してくれない
- 料金の内訳がよく分からない
- 保証期間が無い
- すぐに契約を迫ってくる
- リフォームなどの追加工事を迫ってくる
このような対応をして来たら、悪質な業者な可能性があります。
そういった業者はいい加減な作業をしたり、高額な見積もりを出したりしてきます。
説明をしっかりと聞いたり、料金の相場を調べたり、口コミをチェックしたりして、自衛してくださいね。
【対策法②】自分で対処する
一般の人がリスクなくハクビシンを確実に退治できる方法はありません。ですが、それでも自分で取り組まれたい方は、次のような対策を試してみてください。
自分で行うハクビシン対策
- 獣除けの線香や燻煙剤を使う
- 忌避剤(唐辛子・尿)を使う
- 超音波撃退機で侵入を防ぐ
- 大きな音を鳴らして侵入を防ぐ
- 電気柵をつあって侵入を防ぐ
いずれも市販の道具やグッズを使って対策する方法です。
ただし、確実ではありませんし、使っているうちにハクビシンが慣れてしまい、役に立たなくなってしまうことがあります。
気を付けなければいけないのは、ハクビシンは鳥獣保護管理法で保護されているため、
許可なく勝手に捕まえたり、殺処分をしたりできないということです。
違反した場合は「一年以下の懲役又は百万円以下の罰金」という罰則があります。
万一のことがないように、自分での退治はおすすめではありません。
ハクビシンの病気についてのQ&A
ハクビシンの病気についてよくある質問とその回答を掲載しています。
Q.ハクビシンを食べると病気になる?
A.日本ではその可能性はゼロに近いです。
中国の広東省ではハクビシンを食べる文化があります。生の肉はかなり危険です。
ですが、日本では食肉として管理・飼育されていませんし、ハクビシンの捕獲などは法律で認められていないため、食べることはありません。
Q.SARSはハクビシンが病気の媒介だったってホント?
A.まだ解明できていませんが、最も有力な自然宿主はキクガシラコウモリです。
SARS(重症急性呼吸器症候群)とは2002年11月に中国南部の広東省で報告された感染症です。
広東省にはハクビシンを食べる文化があり、当初ハクビシンが自然宿主ではないかと疑われていましたが、今では偶然感染したと考えられています。
ハクビシンの病気に関するまとめ
このページのまとめ
- ハクビシンを触ることで感染する病気がある
- 糞や尿が原因で経口感染する病気がある
- ペットに発症する可能性がある病気がある
- 病気以外のリスクもある
- 病気になる前に対策をすべき
この記事では、ハクビシンによる病気の危険性、病気以外のリスク、退治の方法についてご案内しました。
重篤な症状になったり、死んでしまったりすることがありますので、ハクビシンを見つけても触らないようにしてください。
自分でハクビシンを退治する方法はとても難しいのが現実です。
さらに法律があるため、捕獲したり殺したりすることができません。
「ハクビシンが住みついているかも…。」というときは、まずはプロの業者に相談することを検討してみてください。
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