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100均アイテムを活用したコウモリ対策!再侵入を防ぐ方法も解説

「最近、天井裏からカサカサ音がする…」

「ベランダの隅に黒いフンのようなものが…」

もしかしたらコウモリが棲みついているサインかもしれません。

住宅街の戸建てやアパートでもアブラコウモリの被害は珍しくありません。

春〜秋にかけて、屋根裏や換気口のわずかな隙間から侵入し、

知らないうちに棲みついてしまうことも。

「業者に頼むほどじゃないし、まずは自分でなんとかしたい」そう思う人も多いはずです。

注目したいのが、100円均一ショップで買えるアイテムで、

ダイソーやセリアなどにも応急処置に使えるグッズがあります。

この記事では、100円均一ショップにあるコウモリに効果的な駆除アイテムの紹介から、

再発防止策まで紹介します。

 

このような方におすすめ

  • なるべくお金をかけず、100円均一ショップなどのアイテムで対応したい方
  • 一度コウモリを追い出したけど、再発が不安な方
  • 自宅の天井裏やベランダで羽音や糞を見つけた方

100均でもコウモリ対策はできる?応急処置として試す価値アリ

コウモリの被害に気づいたとき、

すぐに試しやすいのが100円均一ショップで手に入る対策グッズです。

コウモリ専用の駆除アイテムは取り扱っていない店舗も多いですが、

ネズミ用の忌避剤や虫除けスプレー、

蚊取り線香など、代用できる商品が揃っていることがあります。

これらは、コウモリが嫌うにおいや煙を発するため、

一時的に近づきにくくする効果が期待できるものです。

一方で、応急処置や初期対応としての効果は見込めますが、

100円ショップのアイテムは、そもそもコウモリ駆除を目的とした製品ではありません。

追い出しから再発防止までを行いたい場合は、

コウモリ専用グッズを用いたうえで、

正しい知識と手順に沿って対策を進める必要があります。

なお、コウモリ専用グッズを使用した場合でも、

自分で追い出しから再来防止まで対応するのは難しいため、

少しでも不安がある場合は、専門業者への依頼も検討しておきましょう。

100均でコウモリ駆除効果が期待できるアイテム

コウモリ専用の駆除グッズは少ないですが、

100円均一ショップでも活用できるアイテムが手に入ります。

ネズミ用の忌避剤や防虫スプレー、蚊取り線香などは、

においや煙によりコウモリを近づきにくくする目的で使用できます。

それぞれ単体では効果が限定的な場合もあるため、

目的に応じて複数のグッズを組み合わせてみてください。

100均でコウモリ駆除効果が期待できるアイテム

  1. 音波装置
  2. 匂いスプレー
  3. 蚊取り線香
  4. 忌避剤シート
  5. ネズミ用忌避剤
  6. 強力磁石・パンチングメタル

 ①音波装置

100円均一ショップでは、

ネズミや小動物を対象とした超音波タイプの害獣対策グッズが販売されています。

コウモリ専用ではないものの、高周波の音を利用して不快感を与える仕組みは共通しており、

応急的な対策として有効です。

②匂いスプレー

ハッカやメントール系の匂いは、コウモリが嫌う刺激とされています。

100円均一ショップで手に入る防虫スプレーや消臭スプレーの中には、

これらの香料を含むものもあるため、応急的な対策として使える場合があります。

ただし成分が弱い、持続性が短い可能性があるため、

再度噴霧したり、他のアイテムと併用すると効果的です。

③蚊取り線香

煙を嫌う性質があるコウモリには、

蚊取り線香のような煙が立ち込める空間を嫌う傾向があります。

蚊取り線香に含まれる成分・ピレスロイドは蚊専用ですが、

コウモリにとってもにおいや煙がストレスとなり、近づきにくくなる効果が期待できます。

なお、狭い場所で複数設置すると、煙がこもりやすく火災の原因にもなるため、とても危険です。

使用する際は、換気をしっかり確保してください。

④忌避剤シート

100円均一ショップには、

ネズミや虫を対象にしたにおい付きのシートタイプの忌避グッズが販売されています。

コウモリ専用ではありませんが、ハッカなどの刺激臭のあるタイプ、

通り道や出入り口に設置することで一定の効果が見込めます。

シートタイプは壁や柱などの垂直面にも貼れるため、

コウモリの侵入経路や隙間の周辺にピンポイントで設置できるのが特徴です。

⑤ネズミ用忌避剤

ネズミ用の忌避剤には、小袋入りの置き型タイプがあり、コウモリ対策にも活用できます。

シートとは異なり、床や棚など水平な場所に置くタイプなので、

コウモリの出入り口付近やフンのあった場所に据え置きして使うのが効果的です。

⑥強力磁石・パンチングメタル

パンチングメタルは、強度と通気性を兼ね備えた素材で、

コウモリの侵入口を塞ぐ目的に適しています。

主に換気口や壁の隙間のカバーとして使われ、強力磁石を併用すれば、

外壁に穴を開けることなく設置できます。

複数の100均グッズを組み合わせるのが有効

100円均一ショップにはコウモリ対策に応用できるグッズが揃っており、

それぞれを単体で使うよりも目的に応じて複数を組み合わせた方が効果的です。

追い出しメインの応急セット

  • 匂いスプレー
  • 蚊取り線香

ハッカや防虫系の匂いスプレーでコウモリに不快感を与えつつ、

煙で空間全体を覆うことで追い出し効果を高める組み合わせです。

再侵入防止セット

  • 忌避剤シート
  • ネズミ用忌避剤
  • 強力磁石・パンチングメタル

嗅覚への刺激と物理的な妨げを組み合わせることで、

コウモリが近づきにくい環境を作れます。

追い出し+再侵入防止セット

  • 音波装置
  • 匂いスプレー
  • 忌避剤シート

高周波音で空間に不快な刺激を与える機器と、徐々に効果を発揮する忌避剤を併用し、

コウモリの侵入が疑われる場所に設置してください。

効果がなかったらホームセンターやネットのコウモリ駆除グッズを試す

100円均一ショップのアイテムは手軽に使える反面、

効果が限定的だったり、道具が揃いきらないこともあります。

特にコウモリの定着が進んでいるケースや、コウモリを追い出し、

再発を防ぎたい場合は、専用の忌避スプレーを使った対策が有効です。

ホームセンターでは、コウモリ駆除の専用グッズが販売されています。

ホームセンターで購入できるコウモリ専用グッズ

  • 忌避スプレー
  • 設置型忌避剤
  • 超音波撃退機器
  • 防獣ネット
  • パンチングメタル

ホームセンターのアイテムについては下記記事を参考にしてください。

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手頃な100均で試してみるのもアリ

ネズミ用の忌避剤や虫除けスプレー、蚊取り線香など、

コウモリ対策にも応用できる商品が見つかることがあります。

手軽に始められる点は魅力ですが、

100円均一ショップで販売されているほとんどの商品は

コウモリ専用ではなく、効果には限界があります。

被害が深刻な場合や再発を防ぎたい場合は、

ホームセンターやネット通販で専用の忌避剤を購入するか、専門業者に依頼するのが賢明です。

なぜ家にコウモリが棲みつくのか

コウモリが家屋に棲みつく理由は、安全で外敵の少ない環境を好む習性にあります。

また、人の目が届きにくい場所や、わずかな隙間も侵入のきっかけになるため注意が必要です。

家に棲みつくのはアブラコウモリ

住宅に侵入するコウモリの多くは、アブラコウモリ(イエコウモリ)という種類です。

体長は4〜6cmほどと小型で、都市部にも広く分布しており、

夕方から夜にかけて活発に飛び回る夜行性の動物です。

主なエサは蚊やハエなどの昆虫で、夜間に飛びながら捕食します。

わずか1〜2cmの小さな隙間に入り込む習性があり、

屋根裏や換気口、シャッターの隙間などに身を潜めて生活します。

複数で集団をつくってコロニーを形成することが多いため、

気づかないうちに数十匹単位で棲みついてしまうことが多いです。

家にコウモリが棲みついているときの特徴

コウモリが家に棲みついている場合は、

生活の中で音や臭い、糞などの異変として発見されやすいです。

家にコウモリが棲みついているときの特徴

  • 天井裏や壁の中から、羽ばたき音やカサカサという物音が聞こえる
  • ベランダや軒下などに黒い糞が落ちている
  • 天井や壁にしみや黒ずみが現れている
  • 室内や外壁の一部からアンモニア臭に似たにおいがする
  • 早朝や夕方に、小さな黒い影が家の近くを飛んでいる

家にコウモリが棲みつくと起こる被害

コウモリが棲みつくと、建物の汚れや劣化に加えて、

糞や尿による悪臭やカビ、寄生虫の発生し、

健康被害や生活環境の悪化が懸念されます。

夜間に羽ばたく音や鳴き声が続くと、

騒音ストレスの原因となり、睡眠を妨げる一因にもなりかねません。

家にコウモリが棲みつくと起こる被害

  • 健康被害
  • 住宅被害
  • 騒音被害

健康被害

蓄積された糞には細菌やカビが繁殖しやすく、乾燥した糞の粒子が空気中に舞うことで、

アレルギー症状や咳、くしゃみなどを引き起こすことがあります。

小さな子どもや高齢者、

持病のある方がいる家庭では、早めの清掃と衛生対策が必要です。

コウモリのフンに含まれる病原菌・寄生虫
病原菌 感染症名 主な症状 参照元
ヒストプラズマ菌 ヒストプラズマ症 発熱、咳、倦怠感、呼吸器困難など 岩手感染症情報センター
サルモネラ菌 サルモネラ感染症 腹痛、下痢、発熱 JUMA-Vet
レプトスピラ菌 レプトスピラ症 発熱、頭痛、筋肉痛など、重篤化すると腎不全や肝障害を伴う黄疸が発生する J-Stage
狂犬病ウイルス 狂犬病 発熱、神経症状、倦怠感など、発症するとほぼ100%死亡する 国立感染症研究所
ニパウイルス ニパウイルス感染症 発熱、頭痛、嘔吐、急性脳炎症状など
致死率が高い
理化学研究所
リッサウイルス リッサウイルス感染症 狂犬病に似た神経症状など、進行すると中枢神経障害が起きる 岩手県感染症情報センター
SARS関連コロナウイルス SARS 発熱、筋肉痛など、重篤化すると急性呼吸窮迫症候群を起こす 理化学研究所

住宅被害

コウモリが屋根裏や天井裏に棲みつくと、糞尿によって室内に悪臭が広がり、

天井にシミが浮き出ることがあります。

汚れが染み込むことで、木材が傷みやすくなり、腐食の原因になることも。

断熱材に糞が付着すると清掃や修繕が難しくなり、

放置した場合、家全体の劣化につながりかねません。

騒音被害

コウモリは夜行性のため、屋根裏や壁の中に棲みつくと、

夜間に羽ばたきや移動の音が響き、生活の妨げになることがあります。

天井付近で羽音や鳴き声が続くと、

就寝中に目が覚めてしまうこともあり、

ストレスや睡眠不足の原因になりかねません。

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コウモリを見つけたときのNG行為

コウモリを見かけた際に、自己判断で対処しようとすると、

怪我につながったり、法律に抵触するおそれがあります。

身の安全を守るためにも、以下のような行動は控えましょう。

コウモリを見つけたときのNG行為

  • 素手で触る
  • 天井裏などをのぞき込む
  • 捕まえる
  • 道具で追い出す

素手で触る

コウモリの体や糞には、狂犬病ウイルスやヒストプラズマ菌などの

病原体が含まれている場合があります。

引っかかれたり、皮膚や粘膜から菌が体内に侵入すると、

重篤な感染症を引き起こすことも。

乾燥したフンが舞い上がり、

手や衣服に付着するだけでも危険があるため、直接触れるのは避けてください。

天井裏などをのぞき込む

換気口や天井裏、屋根の隙間に潜んでいるコウモリを見つけても、

無理にのぞき込むのは危険です。

驚いたコウモリが突然飛び出すと、転倒や落下などの事故につながるおそれがあります。

高所作業になることも多いため、無理に確認せず、安全な距離を保ちましょう。

捕まえる

コウモリは鳥獣保護管理法により保護されており、

許可なく捕獲・殺処分することは法律で禁止されています。

たとえ自宅や敷地内で見つけた場合でも、

捕まえる行為は罰則の対象となる可能性があります。

対応が必要な場合は、必ず専門業者に相談してください。

道具で追い出す

ホウキや棒などで追い払おうとすると、

コウモリが室内を飛び回ってパニックを起こしたり、

換気口や家具の隙間に逃げ込むことがあります。

室内に入り込まれると清掃や消毒が困難になり被害が長期化するため、

強引に追い出そうとせず、状況を冷静に見極めて対応しましょう。

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鳥獣保護管理法におけるコウモリの扱い

コウモリは鳥獣保護管理法の対象とされており、ベランダや軒下に棲みついていたとしても、

許可なく捕獲や駆除を行うことは法律で禁じられています。

違反した場合は、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性があるため、

個人の判断で対応するのは危険です。

コウモリを発見した際は、無理に対処せず、

専門の害獣駆除業者に相談することをおすすめします。

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コウモリを自力で追い出す手順と事前準備

コウモリの被害や注意点がわかったところで、

実際にどうやって対策すればよいのか気になる方も多いはずです。

自力でコウモリを追い出すための具体的な手順と、

事前に準備すべきアイテムを紹介します。

コウモリを自力で追い出す手順と事前準備

  1. 棲みついている場所を確認する
  2. 侵入経路を確認する
  3. 駆除道具を用意する
  4. 服装を整える
  5. 忌避剤を使用する
  6. 清掃・消毒をする

①棲みついている場所を確認する

コウモリがどこに棲みついているかを把握する必要があります。

屋根裏、軒下、換気口、エアコンの配管周りなど、

暗くて人目につきにくい場所を重点的に確認してください。

特定の場所から羽音が聞こえる、黒い糞が落ちている、

アンモニア臭がするといった兆候があれば、潜んでいる可能性が高いです。

②侵入経路を確認する

コウモリは小さな体をしており、1〜2cmの隙間があれば建物に入り込めるため、

屋根瓦のずれや、換気扇まわり、戸袋、通気口などを細かくチェックしましょう。

棲みつき場所だけでなく、出入りしている経路を見つけることで、

追い出し後の侵入防止につながります。

侵入経路として多い場所

  • 換気口や通気ダクトの隙間
  • 屋根と外壁のつなぎ目
  • 雨戸の戸袋、エアコン配管の周辺
  • 外壁のひび割れや隙間

③駆除道具を用意する

自力でコウモリを追い出すには、作業に必要な道具を事前にそろえておくことが大切です。

100円均一ショップで最低限そろえておきたい道具は、以下のとおりです。

道具 商品 用途 100均の実用度
忌避スプレー 巣や飛来しやすい場所に吹きかけて追い出す
設置型忌避剤 コウモリが近寄らない環境を維持する
ゴム手袋 糞尿に直接触れないようにする
ゴーグル 目を保護し、粉じんや飛散物の侵入を防ぐ
防塵マスク 病原菌や悪臭を吸い込まないようにする
消毒薬 糞尿が付着した場所の殺菌・消毒に使用する
ゴミ袋・新聞紙
フンを安全に処理し、密閉して廃棄する
雑巾
消毒液を含ませて拭き取る
パンチングメタル 通気性を確保しながら、コウモリが入り込めないようにする
ライト
暗い場所を照らし、安全に作業できる

これらのうち、マスク・ゴム手袋・ごみ袋・ライトなどは、

100円均一ショップでも手に入ることが多いアイテムです。

店舗によっては取り扱いがない場合もあるため、

見つからない場合はホームセンターや通販を利用してください。

④服装を整える

コウモリの糞尿は感染症を媒介している恐れがあるため、

追い出し作業や清掃の前には、必ず適切な服装で備える必要があります。

マスクやゴーグルは100円均一ショップでも手に入りますが、

密着性や防護性能を重視するなら、専用品の使用がおすすめです。

安全のために準備しておくべき道具

  • 防塵マスク
  • 保護ゴーグル
  • 作業着

防塵マスク

コウモリの糞は乾燥すると粉じんとなって空気中に舞うため、

屋内外を問わず作業時はマスクの着用が必要です。

100円均一ショップでも不織布マスクや立体マスクが手に入りますが、

顔にしっかりフィットする防塵タイプのほうが安全性は高まります。

保護ゴーグル

糞の清掃や忌避剤の噴霧時に目にホコリや薬剤が入ることがあるため、

作業中は目元も保護しておくと安心です。

100円均一ショップでもゴーグル型の商品はありますが、

長時間作業や屋外での使用には、曇りにくく密着性の高い専用品を利用しましょう。

作業着

コウモリのフンやほこりが肌や衣服に付着するのを防ぐため、

長袖・長ズボンの作業着を着用しましょう。

100円均一ショップでもレインコートや使い捨てエプロンなどで代用することは可能で、

使い捨てとして気軽に使える点は便利です。

専用の作業着に比べると防護性は劣るため、

汚れがひどい場所での作業や衛生面が心配な場合は専用の作業着を購入しましょう。

⑤忌避剤を使用する

忌避剤は、コウモリが嫌うにおいや成分で寄せ付けないための対策グッズで、

100円均一ショップでも、防虫スプレーやハッカ系の香りがするアイテム、

蚊取り線香のような煙タイプの商品が手に入ります。

ただし、あくまでコウモリ専用ではなく、応急的な対策として使用してください。

使用中は防塵マスクや手袋を着用し、

短時間で安全に作業を終えるようにしましょう。

イカリ消毒 スーパーコウモリジェット

100均アイテムでは十分な効果を感じにくい場合は、

専用品を取り入れてみてください。

ハッカの香りでコウモリに強い不快感を与え、

その場から離れさせるスプレータイプの忌避剤で、

手が届きにくい場所にも噴射しやすい設計です。

扱いやすさと実用性のバランスに優れ、

自宅で使える市販品としても高く評価されています。

⑥清掃・消毒をする

コウモリを追い出したあとは、糞や尿などの汚れを放置せず、清掃と消毒を行ってください。

乾燥した糞は空気中に舞いやすく、アレルギーや感染症を発症する要因になります。

スプレーを直接かけると粉じんが舞うおそれがあるため、

消毒液はペーパーや布に染み込ませてから拭き取るのが安全です。

使用後のペーパーや雑巾はビニール袋に入れて密閉・廃棄し、

使用した道具も忘れずに消毒しましょう。

消毒用エタノール

消毒液は100円均一ショップでも入手できますが、

濃度や除菌力を考慮すると、専用品を準備しておくほうが安心です。

消毒用エタノールは、除菌効果が期待でき、拭き取り作業にも適しています。

コウモリは追い出したら終わりではない

コウモリは一度追い出しても、帰巣本能により何度も戻ってきやすいです。

100均グッズによる対策で一時的にいなくなっても、

侵入経路を塞がなかったり、予防を怠ったりすれば、再び被害が出る可能性も。

被害が長引いている場合や、追い出しても戻ってくる場合は、

専門業者に相談することを検討してください。

早めに対応することで、被害の拡大や再侵入を防ぎやすくなります。

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コウモリを追い出した後にやるべき再侵入防止対策

再び侵入されないようにするには、侵入口の封鎖や、

嫌がる環境づくり、予防用の忌避剤の活用など、継続的な対策が必要になります。

コウモリを追い出した後にやるべき再侵入防止対策

  1. 侵入経路を塞ぐ
  2. コウモリの嫌う環境を作る
  3. 予防タイプの忌避剤を使用する

①侵入経路を塞ぐ

100円均一ショップでも網やテープなどの簡易的な資材は手に入りますが、

確実に対処したい場合は、金網やシーリング剤を使って遮断しましょう。

通気性を保ちつつもコウモリの出入りを防ぐには、目が細かく加工しやすい金網が効果的です。

Chosenal ステンレス金網  

加工しやすい柔軟性があり、

換気口や屋根裏など凹凸の多い場所にもフィットしやすいのが特徴。

湿気や雨にも強く、屋外の使用にも適しています。

金網の主な効果

  • コウモリの侵入口を物理的に遮断できる
  • 通気性を保ちながら内部への侵入を防げる
  • 狭い隙間や通気口にも柔軟に対応可能
  • 錆びにくく目立ちにくいデザイン

ステンレス金網の使い方

隙間の大きさや形状に合わせて、柔軟に加工できるステンレス金網を選びましょう。

ハサミでカットし、手で曲げながら隙間にフィットさせて押し込んでいきます。

仕上げにコーキング剤で周囲を固定すれば、密閉性と耐久性がアップします。

セメダイン JIS シリコーンシーラント 

屋根裏や軒下、換気口まわりなど、複雑な形状の隙間を埋めるのに最適なシーリング剤です。

防水性と柔軟性に優れており、金網と併用することでより効果的に侵入口を塞げます。

シーリングの主な効果

  • 小さな隙間をしっかり密閉できる
  • 凹凸のある部分にもなじみやすい
  • 屋外でも使用可能な耐久性
  • 金網と併用することで固定力が向上

近与(KONYO) KHT コーキングガン

コーキングガンがあれば、シーリング剤をムラなく塗れて密閉力が高まり、

狭い場所や天井まわりでも力を入れすぎずに塗布できるため、きれいな仕上がりになります。

コーキングガンの主な効果

  • 均一に塗れて密閉性がアップ
  • 凹凸のある部分でも扱いやすい
  • 金網と併用することで安定感と強度が増す

シーリングの使い方

作業前に、隙間周辺のホコリや汚れをきれいに拭き取った後に、

シーリング剤をコーキングガンにセットし、隙間に沿って丁寧に塗布します。

塗り終わったあとは指やヘラでなじませて表面を整え、

金網の端もシーリングして固定するのがポイントです。

乾燥時間を守って硬化させれば、高い密閉力を保ったまま長期間の対策が可能になります。

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②コウモリの嫌う環境を作る

コウモリは強い香りや刺激を嫌うため、

植物や香りのアイテムを取り入れて、近づきにくい環境を整えるのも有効です。

100円均一ショップでも、ハーブ苗やアロマオイル、芳香剤などのグッズが手に入ります。

香りで空間を満たすことで、コウモリが居心地の悪さを感じ、

寄りつきにくくなる効果が期待できます。

ハーブ苗

香りの強いハーブはコウモリが嫌がる植物で、

園芸コーナーがある100円均一ショップであれば、ハーブ系の種が売られています。

ナチュラルに空間に馴染むため、

ガーデニングやベランダのインテリアとしても取り入れやすいのが魅力です。

ハーブ苗の主な効果

  • 強い香りでコウモリの接近を防ぐ
  • 自然素材で安全に使える
  • 見た目を損なわず対策できる

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③予防タイプの忌避剤を使用する

コウモリの再侵入を防ぐには、

香りや刺激で近づきにくい環境を保つ予防タイプの忌避剤が効果的です。

100円均一ショップでも、防虫用の芳香剤や置き型のにおいグッズなどで代用できますが、

コウモリ専用に作られた忌避剤のほうが、より高い効果を実感しやすくなります。

SHIMADA コウモリ寄せつけない! 忌避剤

コウモリが嫌う香り成分を活用した、設置型の専用忌避剤で、

屋根裏やベランダなど手の届きにくい場所にも対応しやすいです。

香りが長持ちするため、再侵入を防ぐ予防用としても扱いやすく、

他の対策と併用することで効果が高まります。

忌避剤の主な効果

  • 嫌がる香りでコウモリを遠ざける
  • 設置型で手軽に使える
  • 長期間使用でき、交換頻度が少ない

100均グッズだけでコウモリ対策は厳しい

100円均一ショップのアイテムを使ったコウモリ対策は、

費用を抑えながら始められるというメリットがあります。

ただし、専用品に比べて効果が限定的で、

コウモリの追い出しには不向きなケースも多く見られます。

コウモリが何度も出入りしている場所や、

屋根裏などの複雑な構造には、100均グッズだけでは対応しきれないことがほとんどです。

被害が繰り返されている場合には、

市販の専用品や専門業者による対処も視野に入れる必要があります。

本格的なコウモリ対策なら、プロの力を借りよう

100均グッズや自力での対策だけでは、どうしても限界があります。

一時的に効果が出たように見えても、コウモリを確実に追い出し、

侵入経路を封鎖しなければ、被害が再発する可能性は高いです。

コウモリの被害を根本的に解決したい場合、専門業者への相談がもっとも確実です。

侵入経路の特定や封鎖、フンの清掃・消毒、再発防止まで一括して対応できるため、

自力では難しい対策も安全かつ効率的に行えます。

再発の不安をなくし、長期的に安心できる環境を整えたい方は、

被害が広がる前に相談しておくことをおすすめします。

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  • この記事を書いた人

害獣お助け本舗編集部④

害獣お助け本舗編集部は、
生活を脅かす害獣の情報を発信する専門チームです。

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