コウモリの被害にお悩みの方は、「コウモリ駆除の値段はいくらかかるのだろう?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
駆除費用は作業内容や建物の状況によって大きく変動するものの、1万円~10万円程度が相場です。
本記事では、実際の対応件数データをもとに、コウモリ駆除にかかる価格の目安や場所別の費用についてわかりやすく解説します。
費用を抑えるためのポイントや補助金の有無、さらに自分で駆除する際の注意点についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
このような方におすすめ
- コウモリ駆除費用の相場を知りたい方
- 自分で駆除した場合の費用と比較したい方
- 信頼できるコウモリ駆除業者の選びたい方
コウモリ駆除をプロに依頼する際の費用相場は1万円~10万円
コウモリ駆除をプロに依頼する際の費用相場は1万円〜10万円とされています。
ただし、駆除対象が屋根裏や外壁など足場設置が必要、被害箇所が複数、糞尿被害が広範囲に見られるなどの場合は10万円以上かかることも。
大がかりな修繕が必要だと、50万円や100万円を超える事例もあるため、コウモリ被害の状況によって費用が変動することは考慮しておく必要があります。
コウモリ駆除にかかる費用は時期や状況、場所によって変動する
駆除費用は、コウモリ被害の状況や時期、場所によって大きく異なります。
都道府県別の被害件数や場所ごとの費用について、コウモリなど害獣駆除を行うBEST株式会社に寄せられた、2023年1月から2025年8月までの898件の問い合わせをもとに解説します。
都道府県別コウモリ被害件数
都道府県別にコウモリの被害件数を見ると、最も多かったのは宮城県で82件でした。
続いて愛知県、岐阜県、茨城県、栃木県が並びます。
東日本での問い合わせが多く見られるものの、兵庫県、岡山県、熊本県、大阪府でも30件以上の報告があり、被害は全国的に広がっています。
一方で、人口の多い東京都や神奈川県はそれぞれ11件、15件と全国平均の19.9件を下回る水準です。
賃貸よりも持ち家のほうがコウモリ被害に遭いやすいというデータもあるため、都心よりも戸建てが多い郊外や地方での被害が多いと考えられます。
データで見るコウモリ駆除の費用
コウモリ駆除にかかった費用を見てみると、全体の約7割が費用相場とされている1万円から10万円の範囲に収まっていることがわかります。
なかでも多いのは5~10万円で、全体の約1/4を占めています。
一方で、10万円を超える費用の割合は約20%まで達し、高額な金額が必要になることもあるため、コウモリ被害とはいえ甘くみるのは危険です。
費用金額全体の中央値は約49,500円となっています。
発見場所別コウモリ駆除の費用
コウモリ駆除にかかる費用を発見場所別でわけると、エアコン、屋根裏、天井裏の順で高額になるという結果が出ました。
エアコンでは駆除費用に968,000円がかかった事例があるほか、屋根裏被害の約1/3が10万円を超える費用を計上しています。
一方で、最も安かったのは室内で31,500円です。
エアコンの76,000円と比較すると、約45,000円程度の差があります。
エアコンや屋根裏、天井裏が高額になりやすい理由
エアコンや屋根裏、天井裏がほかの場所と比べて高額になりやすい理由として、作業難易度の高さが挙げられます。
エアコン内部のような狭い場所に入り込まれると、設備を分解して駆除を行う必要があるため手間がかかります。
屋根裏や天井裏は高所作業で安全対策が必須なうえ、被害が広がりやすく時間がかかりやすい場所です。
一方、室内や玄関は分解が必要な設備が少なくアクセスもしやすいため、工数を抑えやすく費用も比較的安くすみます。
時期ごとのコウモリ被害件数
コウモリは夏場に活動して冬は冬眠に入るため、被害数は6~10月に集中し、11月頃から被害数は一気に減少します。
冬眠は2月頃まで続き、活動が再開するのは暖かくなってくる3~5月頃です。
この頃から再び被害数も増加していきます。
コウモリ駆除の時期ごとの平均費用
コウモリ駆除費用も被害数と同様、夏場が多く、冬になると少なくなる傾向にあります。
活動が活発な6~10月頃はあらゆる場所を棲み処にされるので、その分費用が高くなりやすいです。
なかでも、8月が最も費用が高く、10月もそれに次ぐ金額となりました。
被害数が減少し始める10月の費用が高額になるのは、春から夏にかけて棲みついたコウモリを放置した結果、被害が拡大してしまうケースが多いためと考えられます。
被害や費用を最小限に抑えるためにも、早めの駆除が良いです。
プロが行うコウモリ駆除の作業内容
コウモリ駆除の専門業者は、コウモリの生息調査から侵入経路の特定、追い出し、経路の封鎖などさまざまな作業を行います。
実際の作業内容を紹介するので、駆除依頼をする際の参考にしてください。
コウモリ駆除の作業内容
①生息調査
②侵入経路の特定
③コウモリの追い出し
④糞尿清掃、雑菌処理
⑤侵入経路の封鎖
⑥追い出し状況の報告
コウモリ駆除は追い出しが基本
コウモリは鳥獣保護管理法によって保護されているため、捕獲や殺処分は原則禁止です。
違反すると、1年以下の懲役や100万円以下の罰金が科せられます。
そのため、駆除とはいってもコウモリの場合は追い出しにとどめ、薬剤や機器を用いて安全に屋外へ誘導し、建物内にコウモリの痕跡が残らないように努めます。
法律に則って、適切な対応を取るのも駆除業者の重要な役割です。
①生息調査
まずは、コウモリの生息場所を調査します。
屋根裏や天井裏、換気口、雨戸の戸袋などが棲みつきやす場所です。
糞尿の蓄積度合や害虫の発生状況などから、コウモリがどの程度棲みついているのかを確認します。
②侵入経路の特定
コウモリの侵入経路を特定します。
主な侵入経路は、軒下と屋根裏のつなぎ目、通気口や外壁のひび割れ、シャッターボックスのすき間、エアコンの配管周辺などです。
1〜2cm程度の狭い場所も侵入経路になるため、隅々までチェックします。
③コウモリの追い出し
棲みついている場所と侵入経路が判明したら、建物内に侵入したコウモリを外へ追い出します。
安全に追い出すために、コウモリが嫌がるハッカ系のニオイを利用した忌避剤や、コウモリの超音波を乱す超音波機器などを使用します。
屋根裏や天井裏といった広くて人が入りづらい場所や、コウモリが多く棲みついている場所は、追い出しが完了するまで1時間以上かかることもあります。
④糞尿清掃、雑菌処理
コウモリの糞尿には病原菌や寄生虫が含まれている可能性があるため、追い出し後は糞尿清掃と雑菌処理が不可欠です。
蓄積した糞をふき取り、アルコール除菌剤を使用して徹底的に殺菌を行います。
ダニやノミなどの寄生虫や害虫も除去します。
⑤侵入経路の封鎖
清掃後は、再発防止のため侵入経路を完全に封鎖します。
通気性を確保しながらコウモリの侵入を防ぐ金網やパンチングメタル、細かな隙間を埋めるシーリング材、パテなどを使用していきます。
コウモリは元の場所に帰ってくる習性があるため、1cm程度の小さな隙間も丁寧に塞ぎます。
⑥追い出し状況の報告
作業完了後は、依頼主に対して作業状況を報告します。
実施した作業、使用した材料、作業前後の写真による状況比較、今後の注意点、保証の内容と期間の説明、再発時の対応方法などをお伝えいたします。
コウモリ駆除の費用を抑える方法
コウモリ駆除を専門業者に依頼すると、一定の費用がかかります。
ここでは、なるべく費用を抑えながらコウモリ駆除を行うための方法を解説します。
①被害が拡大する前に駆除の依頼をする
コウモリが自宅に棲みついたまま放置すると、糞尿被害や騒音被害、健康被害などが発生する可能性が非常に高くなります。
ただし、早めに駆除業者へ依頼すれば、被害が広がる前に駆除できるため価格を抑えられます。
近くでコウモリを発見したら、すぐに相談するのがおすすめです。
②コウモリ駆除の豊富な実績がある業者を選ぶ
駆除の経験が豊富な業者であれば、確実かつ効率的な作業が可能で、再発率も低い傾向にあります。
何度も駆除依頼を出す必要もないため、結果的に費用の節約につながるかもしれません。
害獣お助け本舗では、コウモリをはじめとする害獣トラブルを解決するため、経験豊富な専門業者を紹介しています。
24時間365日いつでもご相談を受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。
③コウモリ駆除のための補助金は基本的には出ない
コウモリ駆除を行う際、補助金は基本的に発生しません。
国や自治体の害獣駆除による補助金は、イノシシやシカといった農作物を荒らす動物が対象です。
コウモリは農作物に直接被害を与えることがないため、補助金制度を設けている自治体はほとんどありません。
そのため、コウモリ駆除を行う際は全額自己負担となります。
④自分でコウモリ駆除をする
忌避剤や超音波装置などを活用してご自身でコウモリ駆除を行えば、専門業者に依頼するよりも費用を抑えることは可能です。
ただし、糞の清掃や侵入口の封鎖、再び寄りつかせないための環境づくりまで、自ら行う必要があります。
また、コウモリの生態を理解し、傷つけることなく追い出すことも重要です。
一朝一夕で終わる作業ではないため、長期的な目線を持って対応しなければなりません。
自分でコウモリ駆除をする際の費用と手順
コウモリ駆除を自分で行う場合、道具や作業内容によって必要な費用が異なります。
ここでは、実際にかかるおおよその費用と手順を解説します。
専門業者への依頼を検討する際の判断材料として、参考にしてください。
自分で駆除する際にかかる費用
コウモリ駆除を自力で行う場合、必要な道具や薬剤を揃える費用は16000円から数万円程度がおおよその目安です。
内訳は以下の通りです。
自分でコウモリ駆除をする際にかかる費用目安
・忌避剤:800~6000円
・感染症から身を守る道具:3000~5000円
・清掃するための道具:3000円程度
・コウモリの再来防止道具:8000~数万円程度
・リフォーム費用:被害状況による
感染症などから身を守る道具は防塵マスクや手袋などの防護服です。
コウモリの巣を清掃するための道具は、消毒薬やハンドクリーナーなど、コウモリの再来防止道具はコーキング材や金網、脚立などです。
金額だけを見ると、専門業者に依頼するよりは安くすむといえます。
ただし、棲みついているコウモリの数が多い、侵入経路が複数ある、リフォームが必要なほど被害が大きいといった場合は、ご自身で対応しても費用は高額になります。
DIYや駆除の経験があれば安くすむ可能性もありますが、作業に慣れてない方が失敗すると、駆除業者に依頼するより高額な費用を払うことになるかもしれません。
自分で駆除する際のリスク
自分でコウモリ駆除を行う場合には、以下のようなリスクが伴います。
自分で駆除する際のリスク
・追い出しの失敗リスク
・忌避剤による健康被害
・清掃時の感染リスク
・ダニ・ノミ被害
・再侵入の可能性
プロの専門業者でない限り、コウモリ駆除を自ら行う際は、失敗するリスクがあります。
被害が長期化し、何度も対応に追われたり、忌避剤を吸い込んだ子どもやペットが体調を崩す危険性もあります。
清掃時にはコウモリの糞尿に含まれる病原菌やウイルスに感染する、ダニやノミなどの寄生虫による被害が発生する恐れも。
侵入経路の封鎖が不十分だと、再びコウモリの侵入を許してしまうかもしれません。
短期的な追い出し作業だけでなく、コウモリを寄せ付けない環境づくりまで、長期的に向き合う姿勢が大切です。
そのためにも、日頃から家の状況を注意深く観察し、異変があればいち早く気づけるようにしておきましょう。
①侵入経路、棲みついている場所の確認
自分でコウモリ駆除を行う際は、コウモリの侵入経路を確認します。
家に棲みつくことが多いアブラコウモリは、1cmほどのすき間があれば侵入可能なので、糞や羽音を手掛かりに、軒下や排気口、シャッターボックス、エアコン周辺などをくまなくチェックしてください。
屋根裏や床下は点検口から内部を確認する必要がありますが、断熱材や配線が複雑に配置されていたり、不安定な足場も多いため、危険を伴う場所です。
屋根裏や床下に棲みついている場合は、専門業者に依頼するのがおすすめです。
②コウモリを追い出す
コウモリの侵入経路、棲みついている場所を確認したら、忌避剤スプレーを使って追い出します。
忌避剤スプレーはコウモリが嫌うハッカ成分が含まれており、特に雨戸・換気口・戸袋など侵入経路から棲みついてる場所まで、さまざまな場所の追い出しに有効です。
殺傷せずにコウモリの追い出しが期待できます。
誤って家の中にコウモリが逃げ込まないよう、スプレーの噴射方向や風向きに注意しながら使用してください。
③コウモリの糞尿や巣を清掃、消毒する
コウモリの糞尿には病原菌やアレルギー物質が含まれているため、追い出し後は徹底した清掃と消毒が必要です。
マスクや手袋、作業着を着用し、消毒液を含ませた雑巾で糞尿をふき取りましょう。
空気中に舞い上がる粉じんを吸い込まないよう注意し、清掃後は必ず手洗いやうがいを行います。
使用した道具は処分してください。
④侵入経路を封鎖する
コウモリは帰巣本能が強く、一度追い出しても元の場所に戻ろうとするため、再侵入を防ぐために侵入経路を封鎖します。
外壁のひび割れはシーリング材やパテで埋め、通気口などの空気の通り道は金網やパンチングメタルを設置して通気性を保ちながら侵入を防ぎます。
閉じ込めてしまう恐れがあるため、コウモリが完全にいなくなってから封鎖しましょう。
⑤コウモリが嫌がる環境を作る
侵入経路の封鎖が完了したら、コウモリが嫌がる環境作りを行います。
強い光や高周波音を嫌うコウモリ対策として、人感センサー付きのLEDライトや超音波発生装置、固形型忌避剤を設置するなどの方法があります。
固形型忌避剤は設置することでコウモリが嫌うニオイを発し、近寄らない環境を維持するアイテムで、効果は約2か月間続きます。
スプレータイプのような即効性ではなく持続する忌避剤を使用したいときに向いています。
また、コウモリが嫌うニオイを放つハーブを栽培することも有効です。
ただし、ハーブは繁殖力が強く管理が困難になりやすいため、鉢植えでの栽培が適切です。
⑥定期的なチェック
コウモリが再び侵入してこないか定期的にチェックを行いましょう。
時間が経つと新たに隙間ができることがあり、再び侵入される可能性があります。
侵入された場所を中心に定期的に観察し、周辺に糞がないか、羽音やコウモリが飛んでいないか確認してください。
コウモリを放置すると受ける被害
コウモリを放置すると、糞尿による悪臭や健康被害、害虫被害など、さまざまな二次被害が発生するようになります。
最初は少数でも、時間の経過とともにコウモリが増えていくため、安心して暮らすためにも、早めの対処を心がけましょう。
コウモリを放置すると受ける被害
・コロニーを形成し、子、孫と棲みつかれる
・糞尿による悪臭に苦しめられる
・感染症やアレルギーなどの健康被害を引き起こす
・羽音などの騒音に悩まされる
・害虫の発生に悩まされる
コロニーを形成し、子、孫と棲みつかれる
コウモリを放置すると、屋根裏や排気口などでコロニーを形成します。
最初は数匹でも、繁殖期を迎えるとどんどんと数が増加し、その分被害も拡大していきます。
コウモリの数が増えるほど、糞尿や騒音被害も大きくなり、高額な駆除費用が必要となるでしょう。
糞尿による悪臭に苦しめられる
コウモリの糞尿は強いアンモニア臭を放ち、時間が経つほど悪臭が家中に広がります。
エアコンや通気口に棲みつかれると、室内にまでニオイが入り込み、日常生活に支障をきたすことも。
放置すると柱や壁にニオイが染みつき、クリーニングでは取れなくなるかもしれません。
大規模な修繕や張り替えが必要になることもあるのです。
感染症やアレルギーなどの健康被害を引き起こす
コウモリの糞には、ヒストプラズマ菌やサルモネラ菌、レプトスピラ菌などの病原菌が含まれていることがあります。
空気中に舞った乾燥した糞を吸い込むことで感染症やアレルギーを発症する恐れも。
発熱・咳・倦怠感・呼吸困難・下痢といった症状が見られたら、それはコウモリが元凶かもしれません。
重症化しやすい乳幼児や高齢者、免疫力の低い方が家族にいる場合は特に注意しましょう。
羽音などの騒音に悩まされる
夜行性のコウモリは、夜になると「キーキー」という鳴き声や「バサバサ」という羽音を立てて活動します。
屋根裏や軒下に棲みつかれると、その音が反響して室内に響き、睡眠の妨げになることもあります。
放置により数が増えると騒音も増幅し、精神的なストレスの原因にもなりかねません。
害虫の発生に悩まされる
コウモリの棲みついた場所は糞尿が溜まり、湿気や汚れで建材が腐食していきます。
劣化した場所にシロアリやゴキブリなどの害虫が発生し、被害が家全体に広がる恐れも。
シロアリが発生すると、駆除だけでなく大規模な修繕が必要になり、多額の修復費用がかかってしまいます。
専門業者によるコウモリ駆除のメリット 6選
コウモリ駆除は数匹程度の被害であれば自分で対応する方が費用を抑えられる可能性が高いですが、数十匹棲みついていたり、長期にわたって被害が進行している場合は専門業者に依頼するのがおすすめです。
感染症やケガのリスクを避けられるうえ、時間と労力、精神的な負荷をかけずに解決してくれる点もメリットといえます。
専門業者によるコウモリ駆除のメリット6選
・感染症やケガの回避につながる
・適切な駆除対応が期待できる
・消毒、清掃を隅々まで対応する
・再来防止対策も行う
・時間や労力がかからない
・コウモリの生態を理解したリフォームができる
感染症やケガの回避につながる
コウモリの糞尿にはヒストプラズマ菌やサルモネラ菌など、感染症が含まれていることがあります。
屋根裏などの高所作業は転落の危険があり、床下は害虫やネズミがいる可能性もあるため、病気やケガの観点から専門業者に依頼するのがおすすめです。
専門業者は防護服やマスクを着用して、衛生面と安全面の両方に配慮した作業を行います。
安全第一で確実に作業を進めてもらえるため、安心して任せられるでしょう。
適切な駆除対応が期待できる
専門業者は法律を遵守しつつ、コウモリの生態を踏まえたうえで追い出し作業をします。
これまでの知識や経験をもとに、依頼者に最適な駆除対応を行っています。
プロでなければ見落としてしまうような痕跡を発見したり、侵入経路を特定してくれたりする点も、専門業者に依頼する大きなメリットです。
消毒、清掃を隅々まで対応する
駆除のあとに残る糞尿処理も専門業者が行います。
コウモリが棲みついていた場所には害虫やネズミなどが発生している可能性もあり、消毒や清掃は衛生面の観点から欠かせない作業です。
コウモリの糞尿は空気中に舞いやすく、エアロダストとして感染症やアレルギーの原因にもなります。専門業者に任せれば、個人では対応しきれない屋根裏や壁の奥など隅々まで消毒、除菌が可能です。
再来防止対策も行う
コウモリには帰巣本能があるため、一度追い出しても同じ場所に戻ってくる可能性が高いです。
実際にご自身でコウモリを追い出しした方で何度もコウモリ被害にあう事例はあとをたちません。
専門業者はコウモリの習性を踏まえて、侵入経路の封鎖や忌避剤の設置など、再来防止に向けた対策を行います。
「コウモリが戻ってくるかもしれない」という不安が解消されるのは、ご自身にとってもご家族にとってもメリットです。
時間や労力がかからない
ご自身で駆除を行う場合、調査から清掃、再発防止まで多くの工程が必要になり、時間も体力も消耗します。
作業の不備によって被害が再発すれば、結果的に費用がかさむことも。
専門業者に依頼すれば、調査から施工、アフターケアまでを短期間で完結できます。
コウモリの生態を理解したリフォーム対応ができる
駆除後の清掃や消毒、再発防止対策に加えて、リフォームに対応してくれる専門業者も存在します。
コウモリ被害が進み、糞尿による腐食や湿気によって建材が傷むと、自宅の大規模な修繕が必要になることがあります。
リフォーム対応を行っている専門業者であれば、駆除から修繕まで一貫して依頼が可能です。
別の業者を探す手間がかからず、コウモリの生態を熟知したうえで修繕するため、再発への不安も払拭できます。
専門業者も完璧な対応は難しい
専門業者に依頼すれば的確な駆除が期待できますが、100%完璧な対応ができるわけではありません。
コウモリは1cm程度の小さな隙間からでも侵入できるため、どれだけ注意深く対策をしてもどこかから入り込まれることもあります。
さらに、帰巣本能を持つため一度追い出しても再び戻ってくることが多く、定期的な点検やメンテナンスが必要です。
プロでも難しい相手であるため、ご自身で駆除を行う場合は相応の知識と覚悟が求められます。
信頼できるコウモリ駆除業者を選ぶポイント
コウモリ駆除を確実に行うためには、信頼できる専門業者選びが大切です。
料金の安さだけで判断すると、後から追加費用が発生したり、対応が不十分だったりすることがあるため、見積もり内容や対応の早さ、実績、保証制度なども確認しましょう。
見積もりや現地調査が無料
コウモリ駆除を依頼する際は、見積もりや現地調査を無料で行ってくれる専門業者を選びましょう。
優良な専門業者であれば、現地を確認したうえで具体的な見積もりを無料で提示してくれます。
金額だけでなく、費用の内訳や追加料金の有無がしっかりと記載されているかも重要です。
口頭の説明だけですませず、書面で見積もりを確認することで、後々のトラブルを防ぎやすくなります。
スピーディーな対応が可能
コウモリ被害を放置すると、建物や健康への影響が大きくなるため、問い合わせから現地調査、駆除作業までスピーディーに対応してくれる専門業者を選ぶことが大切です。
問い合わせの返信が早く、日程調整や見積もり対応がスムーズな業者であれば、コウモリ被害に柔軟に対応してもらえます。
問い合わせ後の対応が迅速かどうかも、コウモリ駆除業者を選ぶうえで重要なポイントです。
対応実績が豊富
コウモリ駆除の経験が豊富な専門業者は、被害の程度や建物の構造に合わせた最適な対応が可能です。
公式サイトなどで、これまでの対応件数やお住まいのエリアが対応可能地域に含まれているかどうかもチェックしておきましょう。
実績が豊富であれば、再発防止策や自宅でできる対処法などさまざまなアドバイスもしてくれます。
再発時の保証付
コウモリは帰巣本能が強く、再度被害が発生することがあるため、再発時の保証やアフターフォローが充実している専門業者を選ぶことをおすすめします。
保証がなければ、再発時に新たに費用を支払う必要があります。
契約前にアフターフォローの有無や期間、対象となる条件を確認しておきましょう。
選んではいけないコウモリ駆除業者の特徴5選
信頼できるコウモリ駆除業者を選ばなければ、高額な料金を支払うことになったり対策が不十分で何度もコウモリ被害に悩まされたりする可能性があります。
依頼時に注意すべきポイントを紹介するので、業者選びの参考にしてください。
選んではいけない専門業者の特徴5選
・高額な料金を請求をされる
・作業前の説明がない
・駆除内容が不透明
・根本的な対策がされていない
・契約内容と作業実態に相違がある
高額な料金を請求をされる
見積もり時は安価に見せておきながら、作業後に追加費用を請求してくる場合があります。
優良なコウモリ駆除業者であれば、見積もりの段階で作業内容や費用の内訳を丁寧に説明してくれます。
「今すぐやらないと危険」「今日中に契約すれば割引」などと、不安をあおって契約を急がせるような勧誘にも要注意です。
見積もりを確認し、必要な駆除作業かを見極めてから契約しましょう。
作業前の説明がない
作業内容や使用する薬剤、所要時間などについて駆除作業前に説明がない専門業者も避けたほうが良いです。
説明が不十分なまま駆除作業が始まると、入ってほしくない場所に立ち入られたり、作業時間が想像以上にかかることもあります。
トラブルを防ぐためにも、必ず作業内容について確認し、不明点があれば事前に質問しておきましょう。
駆除内容が不透明
駆除内容の報告がない、または不足している駆除業者にも注意が必要です。
優良業者は、作業前後の写真や報告書を提示し、駆除・清掃・封鎖の工程を説明してくれます。
一方で、悪質な専門業者は作業内容の報告がなかったり、口頭ですませたりすることも。
どこをどのように施工したのかがわからないままだと、再発時の原因究明が難しくなるほか、依頼者側の不安もぬぐえません。
あらかじめ、作業後の報告方法を確認しておくと安心です。
根本的な対策がされていない
一時的に追い出しただけで、作業を終了させる業者も存在します。
コウモリは帰巣本能が強く、糞尿を清掃したあとにも、棲みつきづらい環境を作ったり侵入経路を封鎖したりと、根本的な対策をしなければ再び戻ってくる可能性が高い生き物です。
依頼時には、駆除だけでなく、封鎖や再発防止までを一貫して行っているかどうかを確認しましょう。
契約内容と作業実態に相違がある
契約時の説明と実際の作業内容、請求金額が異なるケースもあります。
契約前に見積書や契約書を確認し、不明点は必ず質問しておきましょう。
作業後に追加費用を求められた場合は、詳細を業者の方に確認してください。
ただし、調査の時点では発見できなかった侵入経路や被害が発見されることもあるので、状況に応じて柔軟に対応する必要があります。
万が一、不当な請求と判断される状況であれば、消費者センターに相談することも視野に入れておきましょう。
害獣お助け本舗に依頼するメリット
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ここでは、害獣お助け本舗が多くの人に選ばれている理由を5つ紹介します。
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深夜のトラブルや急な被害にも対応できるよう、ご相談は24時間365日いつでも受け付けています。
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ご相談時に作業内容や所要時間を明確に提示しているため、安心して作業をお任せいただけます。
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これまでの実績を活かし、コウモリの習性を踏まえた再来防止のアドバイスも可能です。
最長5年のアフターフォロー
駆除作業が終わったあとも、最長5年間にわたるアフターフォローを提供しています。
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コウモリ被害は再発リスクが高く、一度駆除しただけでは安心できません。
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費用を抑えるために、ご自身で駆除を試みる方法がありますが、専門知識がないと確実な駆除は難しく、感染症やアレルギー、ダニ、ノミによる被害リスクも伴います。
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