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コウモリに殺虫剤は効く?追い出しに効果があるグッズや再来防止対応も解説!

コウモリ被害に遭った際、「殺虫剤で追い出せないか」と考える方も多いでしょう。

殺虫剤は虫に対して効果を発揮するため、コウモリに使っても根本的な解決にはなりません。

また、コウモリは鳥獣保護管理法で守られているため、殺傷につながる行為は禁止されています。

本記事では、殺虫剤の有効性やコウモリを安全に追い払うための方法やグッズ、再来防止策を解説します。

安全にコウモリ対策を行うためにも、正しい対処法を身につけましょう。

このような方におすすめ

  • 殺虫剤がコウモリに効くのか知りたい方
  • 安全にコウモリを追い払う方法を探している方
  • コウモリを見かけたが、どのように対処するべきか迷っている方
  • コウモリが再び入ってこないようにする侵入防止策を知りたい方

コウモリ駆除に殺虫剤は効果ない?

コウモリに対して「殺虫剤を使えば追い払えるのでは?」と考える方もいるかもしれません。

しかし、ほとんど効果を発揮しないうえに、逆に危険を招く可能性があります。

ここでは、殺虫剤が効かない理由や使用によるリスクなどを解説します。

殺虫剤は虫を対象としているためコウモリには効かない

市販の殺虫剤の多くは、ハエやゴキブリなどの虫を対象に作られており、哺乳類であるコウモリにはほとんど効果がありません。

殺虫剤にはピレスロイドという成分が入っていますが、コウモリにはほとんど影響を与えられないのです。

殺虫剤では追い出すことも駆除することもできず、根本的な解決にはつながらないといえます。

コウモリに殺虫剤を使用するのは危険

殺虫剤をコウモリに直接吹きかけると、パニックを起こしてあちこちを飛び回る可能性があります。

室内であれば家具や壁にぶつかりながら暴れて壊れるリスクや、屋外であっても排気口やシャッターといった設備が傷ついてしまうことも考えられます。

また、コウモリは病原菌を持っていることがあるため、近づくこと自体が危険な行為です。

殺虫剤の使用で人やペットに影響を及ぼすことも

殺虫剤を噴射すると、薬剤成分を人やペットが吸い込んでしまう危険性があります。

密閉された空間は成分が残りやすいため、気分が悪くなる、喉が痛む、アレルギー症状が出るなどの健康被害につながりかねません。

また、ペットは床付近の匂いに敏感なため影響を受けやすく、急な体調不良になることも考えられます。

コウモリの殺傷は違法とされている

コウモリは法律上、むやみに傷つけることは禁止されています。

殺虫剤を噴射することで法律違反となる可能性があるため、合法的な対処方法を理解しておきましょう。

コウモリは鳥獣保護管理法で守られている

日本に生息するコウモリは、鳥獣保護管理法によって保護されているため、許可のない捕獲や殺処分は禁止されています。

違反した場合には、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性があるため注意が必要です。

コウモリに殺虫剤は効果はないとされていますが、直接吹きかけることで暴れまわり、結果的に身体を傷つけてしまうことにもなりかねません。

違法行為にあたる可能性も考えられるため、法律に基づいて正しい手順で追い出すか、プロの駆除業者へ相談するのが確実です。

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合法的にできるのは追い出しのみ

一般的にコウモリに対して合法的にできる対応は、追い出しのみです。

叩いたり捕まえたりする行為も、法律に抵触する可能性があるため避けましょう。

追い出す際は、忌避剤や超音波装置などで、コウモリが自ら離れていく状況を作ります。

また、追い出した後にすき間や通気口を塞ぎ、再侵入を防止することも重要です。

家に棲みつくのはアブラコウモリ

日本の住宅に棲みつき、被害を発生させるのはアブラコウモリ(別名イエコウモリ)です。

体長は4〜6cmほどと小型で、屋根裏や外壁のひび割れ、換気口など1〜2cmの隙間から侵入します。

昆虫類を主食とし、糞尿には虫の残骸が混ざり、強いアンモニア臭を放ちます。

また、アブラコウモリは帰巣本能が強く、一度追い出しても侵入経路を塞がなければ再び戻ってくる可能性が高いです。

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コウモリ駆除に有効な忌避剤とは

コウモリ対策には、殺虫剤ではなく忌避剤を使うのがおすすめです。

忌避剤には、コウモリを殺傷するのではなく、嫌がるニオイを放つことで追い出しや寄せつけなくする効果があります。

コウモリはハッカやミントといったスースーとした清涼感のあるニオイに敏感であり、忌避剤はその習性を利用して作られています。

市販されている忌避剤はネットやホームセンターで手軽に購入でき、即効性があるためコウモリ対策を行う際の有効な手段とされています。

ここでは、代表的な3種類の忌避剤を紹介していきます。

コウモリ駆除に有効な忌避剤とは

・スプレー型

・固形型

・ジェル型

スプレー型忌避剤

スプレー型の忌避剤は即効性が高く、コウモリをその場から追い出したいときに最適です。

屋根裏や換気口といったコウモリが棲みついている場所に直接噴霧することで、追い出し効果が期待できます。

付属のノズルは最大約6m先まで届くため、シャッターの隙間やレールの奥など狭い場所にも噴射でき、離れた位置から安全に使用できる点もメリットです。

ただし効果は一時的であるため、ほかの忌避剤と併用して使用する必要があります。

固形型忌避剤

固形型の忌避剤は、設置するだけで持続的に効果を発揮するタイプです。

通気口やベランダ、屋根裏など、コウモリが通り道として利用しやすい場所に置くことで、苦手なニオイを発して近づきにくくします。

スプレーと比べて揮発成分が広がりやすいため、こまめに噴霧する手間がかからないのが特徴です。

ただし即効性は低く、すでに棲みついているコウモリを追い出すには不向きなので、スプレーで追い出した後の再侵入防止対策として設置するのがおすすめです。

ジェル型忌避剤

ジェル型の忌避剤は、狭い隙間や侵入経路に直接塗布できるのが特徴です。

ベランダの手すりや外壁の継ぎ目など、スプレーや固形型では対策しにくい場所でも、ピンポイントで使用できます。

塗布した部分にはニオイが残るため、コウモリの再来防止も期待できます。

ただし、ホコリや汚れが付着しやすく、時間とともに効果が弱まるため、定期的な清掃と再塗布が必要です。

忌避剤が有効なケース

コウモリ忌避剤は種類によって効果を発揮しやすい場面が異なります。

どのような用途で使用するかを整理したうえで使う忌避剤のタイプを選ぶようにしましょう。

棲みついてはいないが、ベランダなどに寄ってくる

コウモリが棲みついておらず、ベランダやエアコンの室外機周辺などに寄ってくる程度であれば、固形型やジェル型の忌避剤が有効です。

コウモリが嫌がるニオイを利用して、寄せつきにくい環境を作れます。

外壁や通気口などに隙間がある場合は、防獣パテやパンチングメタルで塞ぎ、ジェル型や固形型の忌避剤を併用するとより効果的です。

棲みついているため追い出しをしたい

屋根裏や換気口などにすでにコウモリが棲みついている場合は、スプレー型の忌避剤を使用して追い出す必要があります。

追い出した後は、侵入経路や棲みついていた場所を確認し、コウモリが完全にいなくなったかどうかをチェックしてください。

ただし、実際にコウモリと対峙する可能性があり、感染症やアレルギーにかかることも考えられます。

棲みついているコウモリの対応は、プロの駆除業者に依頼するのがおすすめです。

追い出した後、再侵入させない環境づくりをしたい

コウモリの再侵入を防ぐには、効果が持続しやすい固形型やジェル型の使用が有効です。

侵入経路となっていた隙間を防獣パテや金網で塞ぎ、防獣ネットや超音波装置を併用するとより効果が高まります。

定期的な忌避剤の交換のほか、糞尿の清掃や消毒もこまめに行うことが、再発防止には効果的です。

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殺虫剤はコウモリに寄生しているノミやダニに有効

コウモリに寄生しているノミやダニを駆除する際は、殺虫剤が有効です。

ダニやノミといった害虫を放置すると、人やペットへの健康被害につながる恐れがあります。

コウモリを忌避剤で追い出した後は、清掃・消毒とあわせて以下の殺虫剤で害虫対策を行うようにしましょう。

殺虫剤はコウモリに寄生しているノミやダニに有効

・バルサン ワンプッシュ 霧タイプ くん煙剤

・バルサン ラクラク 水ではじめる

・ダニアース

バルサンワンプッシュ霧タイプ

バルサンワンプッシュ霧タイプは、火災警報器に反応しにくい霧タイプのくん煙剤で、マンションやアパートでも使いやすいのが特徴です。

ボタンを押すだけで薬剤が噴射され、部屋の隅々まで霧が行き渡ります。

撹乱効果や、動きを止める即効性、高い致死性を兼ね備えており、ダニやノミなどの害虫を駆除する際に効果的です。

短時間で処理が完了し、使用後は換気を行うことで成分はほとんど残りません。

水ではじめるラクラクバルサン

水ではじめるラクラクバルサンは、水を入れるだけで使用できるくん煙剤で、蒸気タイプのため部屋に汚れがつきにくいのがメリットです。

ダニやノミ、トコジラミといった害虫に効果があり、屋根裏や空き部屋などに設置して使用してください。

使用時は煙がかからないように、家具や衣類はビニールシートでカバーしておきましょう。

ダニアーススプレー ハーブの香り

ダニアーススプレー ハーブの香りは、ダニやノミを手軽に駆除できるスプレータイプの殺虫剤です。

駆除効果に加え、約1ヵ月間ダニの増殖を抑える予防効果も期待できるため、換気口周辺やシャッターの隙間といった狭い場所の害虫対策に適しています。

燻煙タイプも併用するとより効果的です。

また、速乾性でベタつきにくく、肌刺激テストも行っているため肌トラブルが起きにくい殺虫剤です。

ハーブのやさしいニオイのため、刺激臭が苦手な方にも安心でしょう。

殺虫剤や忌避剤以外に必要な事前準備

コウモリ対策を行う際、忌避剤や殺虫剤を使うだけでは十分とはいえません。

効果的に対処するために、事前準備や正しい追い出し方法、その後の対応もあわせて行う必要があります。

殺虫剤や忌避剤以外に必要な事前準備

①棲みついている場所の確認

②侵入経路の確認

③駆除グッズの準備

①棲みついている場所の確認

コウモリがどこに棲みついているのかを確認することで、効率的な追い出しや清掃、再来の防止ができます。

糞尿が落ちている場所の周辺を重点的にチェックし、棲みつきやすい箇所にコウモリがいるか確認してみてください。

コウモリが棲みつきやすい場所

・軒下

・換気口

・ベランダ

・雨戸の戸袋

・エアコン周辺

・シャッターボックス

黒っぽい汚れが付着している、糞が散らばっている、羽音や鳴き声が聞こえる、ツーンとしたニオイがするなどがコウモリが棲みついているサインです。

コウモリはわずか1cm程度の隙間からも侵入するため、見落としがないよう隅々まで確認してみてください。

屋根裏・床下に棲みついていたらプロに任せるのがおすすめ

屋根裏や床下での作業は、舞い上がった糞を吸い込んでしまうリスクや高所から落下する恐れがあります。

配線や木材が入り組んでおり、複雑な構造をしているので素人が立ち入って、作業をするのは大変危険です。

また、点検口がない場合は新たに設置する必要があります。

ケガや基材の損傷につながるため、プロのコウモリ駆除業者への依頼をおすすめします。

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②侵入経路の確認

棲みついている場所を確認したら、次は侵入経路を探します。

例えば屋根裏に棲みついている場合は軒下や通気口、外壁のひび割れ、軒下とのつなぎ目など、1cm以上のすき間がないか確認してみてください。

棲みついている場所により侵入経路は異なりますが、エアコンの室外機やドレンホース、換気口、雨戸やシャッターの隙間などもよくある侵入経路です。糞や尿跡、体毛、黒ずみなどの痕跡が残っていれば、侵入口になっているサインかもしれません。

コウモリの活動が活発になる夕方から夜間にかけて確認するのがおすすめです。

③駆除グッズの準備

コウモリが棲みついている場所、侵入経路が確認できたら必要な駆除グッズを用意します。

糞尿には病原菌が含まれている可能性があるため、ゴム手袋や作業着、防塵マスク、ゴーグルを着用しましょう。

清掃や消毒に使う消毒薬や雑巾、ハンディクリーナーも病原菌やアレルギーに感染しないために必要です。

また、追い出し、清掃だけでなく、害虫が発生していたら殺虫剤、すき間を埋めるための防獣パテやパンチングメタルも同時に購入しておくと、スムーズな作業ができるのでおすすめです。

道具 商品 用途 重要度
忌避剤 コウモリを退避・近づかせないようにする
ゴム手袋 糞尿の直接接触を防ぐ
ゴーグル 粉じんや異物が目に入るのを防ぐ
防塵マスク 病原菌や悪臭の吸入を防ぐ
作業着 フンや害虫の付着を防ぎ、身体を保護する
消毒薬 糞尿で汚染した箇所を殺菌・消毒する
殺虫剤 コウモリに寄生しているノミやダニを駆除する
雑巾 消毒液を含ませ、汚れや菌を拭き除く
ハンディクリーナー フンやホコリを効率的に吸引して除去する
金網 コウモリの侵入経路を塞ぎ、物理的に侵入を防ぐ
パンチングメタル 通気性を保ちつつ、コウモリの侵入を阻止する
コーキング材 建物の隙間を密閉し、侵入経路を塞ぐ
コーキングガン コーキング材を均等に押し出し、隙間を確実に封じる
防獣パテ
排気口や壁のすき間を埋めて再侵入を防ぐ
ヘッドライト 暗所を明るく照らし、安全な作業環境を確保する

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自分で追い出す際のNG行為

コウモリ対策の準備ができたら、作業に取り掛かる前に知っておきたい避けるべき行為があります。

二次被害を引き起こす可能性があるため、急いで追い出そうとはせず、以下のNG行為に注意しながら慎重に行動してください。

自分で追い出す際のNG行為

・素手で触る

・天井裏などをのぞき込む

・捕まえる

・道具で追い出す

素手で触る

コウモリの身体や糞尿には、ヒストプラズマ症やレプトスピラ症、狂犬病ウイルスなどの病原体が含まれている可能性があります。

弱っているように見えたり、動かなくなっていたとしても、素手で触るのは非常に危険です。

万が一触れてしまった場合は、すぐに石鹸で手を洗い消毒を行いましょう。

体調が優れなかったら、必要に応じて医療機関への受診を検討してください。

天井裏などをのぞき込む

天井裏や換気口を不用意にのぞき込むと、乾燥して舞い上がった糞を吸い込んでしまう危険があります。

驚いたコウモリが突然飛び出し、顔や目に接触するリスクもあるため、危険な行為です。

確認が必要な際は防塵マスクやゴーグルなどを着用し、自らの身を守るようにしましょう。

捕まえる

コウモリの捕獲は、鳥獣保護管理法により禁止されている行為です。

許可なく捕獲・殺傷したら、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性があります。

捕まえようとする際に、噛まれたり引っかかれたりすることも。

前述の通り殺虫剤で弱らせる行為も違法にあたる可能性があるため、正しい方法で追い出すか、専門業者に依頼しましょう。

道具で追い出す

棒やほうき、スリッパなどの道具を使って無理に追い出す行為もNGです。

コウモリを傷つけてしまうだけでなく、興奮したコウモリが室内を飛び回り、家具や家電を破損させる恐れがあります。

殺虫剤を噴射しながら追い回すと、パニック状態になったコウモリが奥まった場所に逃げ込んでしまうかもしれません。

駆除がさらに困難になることも考えられるため、専用の忌避剤を使って追い出し作業を行ってください。

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コウモリを追い出した後に必要な対応

コウモリを忌避剤などで追い出しただけでは、完全に解決したとはいえません。

棲みついていた場所に残っている糞尿は、感染症やアレルギーなどの病原菌が発生している可能性があり、きれいに清掃、消毒をする必要があります。

さらに、コウモリは強い帰巣本能を持っているため、再侵入を防ぐための侵入経路の封鎖も欠かせません。

コウモリを追い出した後に必要な対応

糞尿掃除・消毒

侵入経路の封鎖

コウモリが嫌う環境を作る

糞尿掃除・消毒

コウモリを追い出した後は、棲みついていた場所の糞尿を速やかに清掃、消毒しましょう。

糞には感染症やアレルギーの原因となる菌が含まれている可能性があるため、ゴム手袋やマスク、ゴーグル、防護服を着用してください。

清掃時は乾燥した糞が舞い上がらないように、消毒液で湿らせてから雑巾で拭き取ります。

その後、アルコールや消毒スプレーで床や壁を殺菌し、使用した雑巾や手袋は廃棄しましょう。

作業後は手洗いうがいをしておくと安心です。

侵入経路の封鎖

清掃が完了したら、コウモリの侵入経路を封鎖します。

外壁のひび割れには防獣パテを使用し、小さなすき間にはコーキング、通気口には金網やパンチングメタルを取り付けると効果的です。

ただし、内部にコウモリが残っていないことを確認してから作業を行ってください。

コウモリは帰巣本能が非常に強いため、作業が遅れると再侵入される可能性が高まります。

追い出しが完了したら、できるだけ早く封鎖を行うことが再発防止のために重要です。

コウモリが嫌う環境を作る

侵入経路を封鎖した後にコウモリが苦手とする状況をつくることで、寄せつけにくい環境を作ることも大切です。

コウモリが苦手とするニオイを使った忌避剤のほかに、超音波や光などを活用した以下のような方法があります。

コウモリが嫌う環境を作る方法

・超音波グッズを設置する

・LEDライトを設置する

・ハーブを使う

超音波グッズを設置する

コウモリは飛行や餌探しの際に超音波を利用するため、超音波装置を設置して行動を妨害する方法が有効です。

市販の超音波グッズやスマートフォンの超音波アプリを、ベランダや軒下、ガレージ、倉庫など暗く静かな場所に設置すると、一定の忌避効果が期待できます。

ただし、効果には個体差があるため、ほかの対策と併用して使用しましょう。

LEDライトを設置する

コウモリは暗く静かな環境を好むため、LEDライトで明るい空間を作るのも有効です。

ベランダや軒下、車庫、倉庫などの暗所に設置することで効果を発揮します。

LEDは白熱灯や蛍光灯と比べて虫を引き寄せつけにくく、コウモリのエサとなる昆虫が発生しにくいのももメリットです。

ただし、強い光が周囲に影響を及ぼすこともあるため、使用時は近隣住民への配慮を忘れないようにしましょう。

ハーブを使う

ハッカやミントといったハーブは、忌避剤と同様にコウモリが苦手とするスースーとしたニオイを発します。

ベランダや通気口付近に置くことで、一定の忌避効果を期待できます。

ただし、ハーブは繁殖力が強いため、地植えではなく鉢植えで育てるのがおすすめです。

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コウモリ駆除は正しい手順で行い、必要に応じてプロに相談を

コウモリに直接殺虫剤を使っても効果はほとんどなく、かえって被害を広げたり、法律違反を犯したりする恐れがあります。

殺虫剤はコウモリを追い出したあとの害虫駆除として使用しましょう。

個人でコウモリ対策をする際は、忌避剤を使った追い出しや侵入経路の封鎖などが必要です。

しかし、手間がかかり確実性に欠けるうえに、糞尿による感染症や高所作業でのケガといったリスクも考慮しなければなりません。

安全かつ確実に対処するためには、プロの駆除業者に依頼するのも手です。

放置すると被害はどんどんと広がる可能性があるため、コウモリを見つけたら早めに相談してください。

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害獣お助け本舗編集部④

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