「市販のトラップを買うか、罠を自作するか迷っている」
「ネズミ捕りの種類が多く、どれを選べばよいかわからない」
天井裏から聞こえる足音や、食品をかじられた跡を見つけ、トラップによる駆除を検討している方もいるのではないでしょうか。
ネズミ対策に使う罠には、自作できるバケツトラップや、市販の粘着シート、電気トラップなどがあります。
種類によって費用や設置場所、処理方法が異なるため、被害状況に合ったものを選ぶことが大切です。
被害が軽く、ネズミの通り道を特定できていれば、自力で駆除できるかもしれません。
この記事で解説する内容は、以下のとおりです。
- ネズミ用トラップの種類
- ネズミトラップのメリット、デメリット
- ネズミの種類に合った餌と設置場所
- 自作トラップの作り方
- トラップにかからない原因と対処法
ネズミ被害に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
このような方におすすめ
- ネズミ用トラップを探している方
- 費用を抑えてネズミの駆除をしたい方
- 罠を自作して駆除をしたい方
- ネズミ被害に困っている方
※1 対応地域・加盟店・現場状況により、事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます
※2 対応地域・対応する加盟店により異なります
※3 延長保証は一部エリアのみご提供、再発防止がついている場合にかぎります
ネズミ被害は自作のトラップで解決できる?
被害が軽い段階であれば、バケツなどの身近な材料で作った罠(トラップ)でも、ネズミの駆除は可能です。
ただし万能ではないため、効果の範囲と限界を知ったうえで取り組みましょう。
自作トラップでネズミ駆除はできる
代表的な自作トラップは、バケツを使う方法です。
水を張って駆除するタイプと、生け捕りにするタイプの2種類があります。
自作できるトラップは落とし穴式などに限られますが、自宅にあるバケツを使えば、材料費数百円で作成が可能です。
単体を仕留めるのには有効ですが、警戒心の強い個体が相手だったり、繁殖して数が増えていたりすると、自作トラップのみで駆除は難しいでしょう。
自作トラップのメリット、デメリット

自作トラップの魅力は、市販品にはない手軽さにあります。
メリット
- 材料費が数百円ほどで、繰り返し使える
- 一度に複数匹をまとめて捕獲できる
- 薬剤を使わないので、食品を扱う台所の近くにも置きやすい
一方で、弱点も押さえておきましょう。
デメリット
- 捕獲したネズミの処理を自分で行う必要がある
- かかるまで1〜2週間ほど様子を見ることが多い
- 警戒されると途端に効果が落ちる
特に捕獲後の後始末は精神的な負担が大きいので、苦手な方には本体の中で駆除が完結する電気トラップが向いています。
ネズミ用のトラップの種類

ネズミ用のトラップは、自作できるバケツ式から市販の粘着シートや電気式、屋外向けの炭酸ガス式まで種類がたくさんあります。
大きく分けると、単体で駆除できるものと、ほかのトラップとの併用が前提のものの2つです。
費用や駆除までの時間、設置に向く場所は種類ごとに違うため、特徴を比べてから選ぶようにしましょう。
単体で駆除できるトラップ
| トラップ | 費用の目安 | 駆除までの時間の目安 | 向いている場所 |
| ①水を張って駆除するバケツトラップ | 数百円 | 1〜2週間ほど様子を見る | 台所(B)、床下(C)、物置などの床(G) |
| ②生け捕りにするバケツトラップ | 数百円 | 1〜2週間ほど様子を見る | 台所(B)、床下(C)、物置などの床(G) |
| ③粘着シート | 1枚100円〜 | 1〜2週間ほど | 天井裏(A)、壁際の通り道(H) |
| ④電気トラップ | 数千円〜 | 数日〜1週間ほど | 天井裏(A)、壁際の通り道(H) |
| ⑤捕獲器 | 1,000〜3,000円ほど | 数日〜1週間ほど | 台所(B)、床下(C)、庭や建物の周り(I)、倉庫(J) |
| ⑥炭酸ガストラップ | 1万円台〜 | 設置後すぐ〜(自動で連続駆除) | 天井裏(A)、庭や建物の周り(I)、倉庫(J) |
| ⑦ギロチン式トラップ | ー | ー | ケガの危険があるため自作は避ける |
他の罠との併用が良いトラップ
| トラップ | 費用の目安 | 駆除までの時間の目安 | 向いている場所 |
| ⑧毒餌 | 数百円〜 | 数時間〜1週間ほど | 天井裏(A)、エサ場の近く(D) |
| ⑨殺鼠剤 | 数百円〜 | 数時間〜1週間ほど | 天井裏(A)、床下(C) |
| ⑩超音波 | 1,500〜3,000円 | 8時間〜(追い出し向き) | 天井裏(A)、屋内の部屋全体(E)、庭や建物の周り(I) |
| ⑪忌避剤 | 700円〜 | 数時間〜(追い出し向き) | 屋内の部屋全体(E)、侵入口(F) |
費用や効果の出方は商品や環境によって変わるので、目安として参考にしてください。
①水を張って駆除するバケツトラップ(バケツ+もみ殻+水)

バケツに水を張り、水面が隠れるまでもみ殻を浮かべて使う自作の罠(トラップ)です。
もみ殻をエサと勘違いしたネズミが飛び込み、水から上がれずに溺死する仕組みとなっています。
水はバケツの半分ほどを目安に入れ、床から板で橋をかけて誘導してください。
メリット、デメリット
水を張って駆除するバケツトラップのメリットは以下の通りです。
メリット
- 一度に複数匹をまとめて捕獲できる
- 水ともみ殻を交換すれば繰り返し使える
- 電源が不要で、置いておくだけで駆除できる
一方で、水を使う仕組みならではの手間も無視できません。
デメリット
- 死骸の引き上げと水の後始末が必要になる
- 浅いバケツだと、ジャンプ力のあるネズミに跳び出されるおそれがある
- もみ殻と水は1〜3日おきの交換が必要
②生け捕りにするバケツトラップ(バケツ+ペットボトル+油)

バケツの口に横向きに渡したペットボトルにエサを塗り、食べようと乗ってきたネズミごと回転させて中へ落とす罠(トラップ)です。
底に油を入れておけば足が滑り、落ちたネズミは逃げ出せません。
自作のほか、回転ローラー式の既製品を取り付ける方法もあります。
メリット、デメリット
生け捕りにするバケツトラップは、駆除に抵抗がある方でも使いやすいのがメリットです。
メリット
- ネズミを駆除せず、生け捕りにできる
- ペットボトルや油など身近な材料で作れる
- 仕掛けが単純で作成しやすい
一方で、捕まえたあとのことも考えておきましょう。
デメリット
- 捕獲したあと、逃がすか駆除するかの対応が必要
- 浅いバケツだと這い上がられることがある
- 底に入れた油の後始末に手間がかかる
2種類のバケツトラップの設置方法などは、以下の記事で解説しています。
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③粘着シートを使う

シート表面の強力な粘着剤で、通りかかったネズミを捕らえる定番の罠(トラップ)です。
見開きのブック型が主流で、ネズミの種類や設置場所に合わせて使えるスリムタイプや耐水タイプなどもあります。
1枚のみの設置ではなく、通り道に沿って複数枚を連続で敷くと捕獲できる確率が上がります。
ネズミの足裏に水気や油分が付いていると粘着性が下がるため、新聞紙を下に敷いておくのがおすすめです。
メリット、デメリット
粘着シートの良さは、手軽さと価格です。
メリット
- 安価に始められる
- 通り道に敷くだけで設置できる
- 捕れた場所から移動ルートを把握できる
一方で、以下のような弱点もあります。
デメリット
- ホコリや水気が付くと粘着力が落ちる
- 捕らえたネズミが見える状態になり、処分の心理的負担が大きい
- 粘着面にエサを置くと粘着力が落ち、逆効果になる
粘着シートの選び方やおすすめの商品は、以下の記事で紹介しています。
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④電気トラップを使う

トンネル型の箱に入ったネズミを、高電圧の電気ショックで駆除する装置です。
エサでおびき寄せ、内部の金属プレートを踏むと通電する仕組みで、駆除の有無はランプの点灯や点滅で確認できます。
本体を傾ければ死骸に触れずに捨てられるので、後処理の負担を減らしたい方におすすめです。
メリット、デメリット
電気トラップは、駆除したあとの処分がしやすいのがメリットです。
メリット
- 死骸に触れずに処分できる
- 本体の中で駆除が完結する
- 血が出ないため、床掃除の手間がかからない
一方で、値段や使う場所には注意してください。
デメリット
- 本体が1台数千円からと費用が高め
- 一度に1匹しか駆除できず、複数匹には時間がかかる
- 屋内専用のモデルが多く、水気のある場所では使えない
電気トラップのおすすめの商品や設置方法は、以下の記事をご覧ください。
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⑤捕獲器を使う

金網やプラスチックのカゴにエサを仕掛け、入ったネズミを生きたまま捕まえる罠(トラップ)です。
好物のピーナッツや穀物を設置し、誘い込みます。
捕獲したネズミの処理と、再利用前の洗浄や消毒が必要です。
メリット、デメリット
捕獲器のメリットは、丈夫で場所を選ばずに使えるところです。
メリット
- 金網製は丈夫なので、壊れにくい
- 体の大きなドブネズミにも対応できる
- 屋外や倉庫など広い場所でも使える
一方で、手間がかかることも多いです。
デメリット
- 捕獲したネズミの処理を自分で行う
- ネズミが警戒して、捕獲まで数日かかる
- 再利用の前に洗浄と消毒が必要
⑥炭酸ガスを使う

ガスボンベの圧力で、穴に入ったネズミを瞬時に駆除する罠(トラップ)です。
駆除後は仕掛けが自動で元に戻るので、手を加えなくても連続で作動します。
電源が不要なため、庭や倉庫の周りなど屋外にも設置が可能です。
メリット、デメリット
炭酸ガストラップは、一度設置すれば自動で駆除し続けてくれるのがメリットです。
メリット
- 連続で作動し、複数匹の駆除に対応できる
- 電源のない場所にも置ける
- 洗って繰り返し使える
一方で、ネックになるのは費用と安全面です。
デメリット
- 本体が1万円台〜と高額
- ガスボンベの補充費用がかかる
- 指などを挟むなどの危険がある
⑦ギロチンを使う

罠にかかったネズミへ、上からカンナの刃を落として駆除する自作の装置です。
現状、既製品は通販でも手に入らず、用意するなら刃の固定から調整まで自分で行うしかありません。
製作中や設置後に人がケガをするおそれがあり、死骸の後始末も大変なことから、他の罠(トラップ)を使用するのが賢明です。
メリット、デメリット
ギロチン式トラップのメリットは、あえて挙げるなら費用面だけです。
メリット
- 身近な材料で安く作れる
一方で、デメリットもかなり多いアイテムです。
デメリット
- 刃物でケガをする危険が常に伴う
- お子さんやペットのいる家庭では特に危険
- 駆除したあとの死骸の処理に心理的な負担がかかる
リスクが利点を上回るので、ここまで紹介したほかの罠(トラップ)を選びましょう。
⑧毒餌を使う(併用推奨)

好物に殺鼠剤を混ぜて食べさせ、ネズミを駆除する罠(トラップ)です。
薬剤をそのまま置くより警戒されにくく、食いつきも良くなります。
作り方は、1cm角ほどに刻んだエサと砕いた殺鼠剤をトレイの上で混ぜるだけです。
素手で触ると人のニオイが移るため、作業のときはゴム手袋を着けてください。
警戒して食いつかない個体も出るため、粘着シートなど捕獲系の罠(トラップ)と併用するのがおすすめです。
メリット、デメリット
毒餌のメリットは以下の通りです。
メリット
- 安価で、複数の場所にまとめて仕掛けられる
- 天井裏や床下など、手の届かない場所のネズミも駆除できる
- 仕掛けたら、食べるのを待つだけで済む
一方で、次のようなデメリットもあります。
デメリット
- 食いつかないと駆除ができない
- 生ものを使うと傷みやすく、1〜2日で交換が必要
- 子どもやペットが誤って食べる危険がある
毒餌の作り方やイエネズミの好物は、以下の記事で詳しく解説しています。
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⑨殺鼠剤を使う(併用推奨)

殺鼠剤(毒餌)は、毒の成分を食べさせてネズミを駆除する薬剤です。
毒餌が好物に混ぜて作る罠なのに対し、市販品をそのまま仕掛けます。
効き方は、数日かけて作用する蓄積毒タイプと、数時間で効く急性毒タイプの2種類です。
置き方にも、天井裏へ放り込む投げ込みタイプと、据え置きのトレイタイプがあります。
駆除したあとに忌避剤で再来を防ぐなど、組み合わせて使うと効果的です。
メリット、デメリット
殺鼠剤(毒餌)の強みは、数そのものを減らせるところです。
メリット
- 食いつけば、複数匹が棲みついていてもまとめて駆除できる
- 数百円から購入でき、手軽に始められる
- トレイタイプなら薬剤に触れずに設置、処分できる
一方で、駆除したあとの処理が問題になります。
デメリット
- 見えない場所で息絶えると、死骸の回収が難しい
- 急性毒は、仲間が死ぬと他の個体に警戒されやすい
殺鼠剤のタイプ別の使い方や死骸の処理は、以下の記事にまとめています。
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⑩超音波を使う(併用推奨)

ネズミの嫌がる超音波を流し、家から追い出すための機器です。
市販品には超音波のほかに、電磁波を発するタイプもあります。
ただし駆除する力はなく、音の不快感で追い出すアイテムのため、根本的な解決にはなりません。
粘着シートや殺鼠剤(毒餌)などの駆除グッズ、環境改善とセットで使用してください。
メリット、デメリット
超音波トラップのメリットは以下の通りです。
メリット
- 死骸の処理が要らない
- 電源を入れるだけで、準備も後片づけも簡単
- 薬剤を使わないので、キッチンや食品庫でも使いやすい
一方で、効き目には限界があります。
デメリット
- 同じ音を流し続けると、3〜4日で慣れる個体がいる
- 音が壁を通り抜けず、隣の部屋や壁の中には届かない
- 効果の裏付けがない粗悪品も出回っている
超音波トラップの選び方や設置のコツは、以下の記事を参考にしてください。
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⑪忌避剤を使う(併用推奨)

ネズミの嫌うニオイや刺激成分で追い出し、寄せつけないためのグッズです。
スプレー、くん煙、設置型の3タイプがあり、即効性や持続期間に違いがあります。
駆除はしないため、追い出しても数は減らず、根本的な解決にはなりません。
忌避剤を利用する際は、追い出したあとに侵入経路を塞ぎ、駆除グッズと組み合わせてみてください。
メリット、デメリット
忌避剤は、被害の状況に合わせて使い分けられるのがメリットです。
メリット
- スプレーは気配に気づいたとき、すぐに使える
- くん煙タイプは天井裏や壁の中をまとめて対策できる
- 設置型は置くだけで再来予防できる
一方で、忌避剤だけでは解決しきれない問題も多いです。
デメリット
- 駆除はできず、ネズミの数は減らせない
- ニオイが薄れると効果が落ち、かけ直しや交換が必要
- すでに繁殖している家では、被害を抑えるのは難しい
忌避剤の種類ごとの使い方は、以下の記事をご確認ください。
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クマネズミは都市部の住宅やビルに多く、天井裏や壁内部など人の目が届かない場所を好んで棲みつきます。 身軽で警戒心が強く、物音を察知するとすぐに隠れるため発見や駆除が難しいです。 体長はおよそ18〜24cmほどで全体的に細身の体型で、体よりも長い尾を持ちます。 体毛は黒色から濃い茶色で腹側はやや明るい色合いで、臆病な性格ながら動きは俊敏でわずかな音や振動にも敏感です。 電線や配管を伝って高所を移動するのが得意で、屋根裏や天井裏、壁の内部などに巣を作ります。 湿気の多い場所はあまり好まず、建物の高い位置に棲みつきやすいです。 雑食ですが、穀類や果物など植物性の食べ物を好みます。 繁殖力が高く生後数か月で繁殖が可能となり、1年に複数回出産するとされています。 クマネズミの巣は、断熱材や紙くず、布切れなど柔らかい素材を集めて作られることが多いです。 人の気配が少ない静かな場所を選び、屋根裏や天井裏、壁の内部などに巣を作って繁殖の場所として利用します。 参考 こちらもCHECK 「ネズミの罠を仕掛けても全然かかならい」 「天井でドタドタ音がするのに、姿が見えない」 天井裏や屋根裏からネズミの気配を感じているのに、なかなか駆除できないと悩んでいませんか。 もしかすると、そのネズ ... 続きを見る住宅に被害をもたらすイエネズミ3種類

クマネズミ

特徴・見た目
行動・生息環境
食性・繁殖
巣を作る場所
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ドブネズミ

ドブネズミは下水道や床下など湿気の多い場所を好んで棲みつく家ネズミです。
体が大きく力が強いため、住宅や店舗に侵入すると、建材や配線をかじる被害を起こします。
特徴・見た目
体長はおよそ22〜26cmと家ネズミの中でも大型でがっしりとした体格をしています。
尾は体長よりやや短く体毛は茶褐色から灰色で腹側は比較的明るい色合いです。
食欲が旺盛で警戒心も強く、威嚇するような行動を取ることがあります。
行動・生息環境
泳ぎや穴掘りを得意とし、下水道や側溝、床下など水気のある場所を中心に行動します。
地面付近を移動することが多く、排水周辺や建物の基礎部分など低い場所に現れやすいです。
寒さに弱いため、冬場になると暖かさを求めて建物内に侵入し、床下や倉庫、キッチン周辺などで活動します。
食性・繁殖
雑食性で穀物や肉、魚、残飯など手に入るものは幅広く食べます。
寿命は2〜3年ほどと短めですが繁殖力は高く、生後約3か月で1回に6〜9匹を年に複数回出産します。
巣を作る場所
ドブネズミは土を掘って巣穴を作る習性があり、建物の床下や倉庫の隅、基礎の周辺などに好んで拠点を作ります。
巣の内部には、周囲から集めた紙くずや布、枯れ草などを敷き詰め、繁殖のための寝床を整えます。
下水道や側溝、コンクリートのわずかな隙間を巧みに利用して、巣穴を広げていくことも多いです。
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ハツカネズミ

ハツカネズミは都市部だけでなく郊外の住宅にも棲みつく家ネズミです。
体は小さいですが、繁殖スピードが早いため食品汚染や感染症には注意が必要です。
特徴・見た目
体長はおよそ6〜10cmと小型で灰褐色の体毛を持ち、耳や目が大きいです。
クマネズミやドブネズミより一回り小さくわずかなすき間から侵入でき、動きが素早く警戒心もあるため、住宅内に棲みついていても気づきにくいネズミです。
行動・生息環境
本来は草地や畑、雑木林などに生息していますが、寒い時期になると暖かさを求めて1cm程度の小さなすき間から建物内へ侵入します。
体が小さいため、家具のすき間や壁の内部など狭い場所にも入り込みやすく、人目につきにくい場所で活動することが多いです。
食性・繁殖
雑食性で穀物や野菜、残飯など幅広い食べ物を口にします。
寿命は1〜1.5年ほどと短いものの繁殖力は非常に高く、生後約1か月で繁殖が可能となり1回に5〜6匹を年に数回出産します。
巣を作る場所
ハツカネズミは体が小さいため、家具のすき間や収納の奥、壁の内部などわずかな空間にも巣を作ることがあります。
紙くずや布、断熱材など身近にある柔らかい素材を集め、狭い空間の中に球状の巣を作るのが特徴です。
段ボール箱の中や物が多く置かれた場所など、人の目が届きにくい環境を利用して巣を作ることがあります。
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イエネズミは駆除してOK
家に棲みつくクマネズミ、ドブネズミ、ハツカネズミの3種は、鳥獣保護法の対象外です。
許可を取らずに自分で駆除しても、法律上の問題はありません。
詳しい法律の内容は、以下の記事で解説しています。
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自分で駆除するときに気をつけたいのが、健康面と後始末です。 ネズミは複数の病原菌を持ち、糞尿や死骸を誤って扱うと感染することがあります。 次の2点を、作業前に押さえておきましょう。 ネズミは、さまざまな病原体を持ち、糞尿や体の表面、かじった食品などを介して、人に感染します。 症状は、腹痛や下痢のような軽いものから、発熱、関節痛、臓器の障害までさまざまです。 すでに家に棲みついていると、気づかないうちに健康を損ねていることも。 感染を防ぐには、使い捨て手袋と防塵マスクを着用し、糞尿や死骸に素手で触れないことが基本です。 乾燥した糞は、消毒液を含ませたペーパータオルで拭き取りましょう。 終わったら、手をよく洗い、消毒してください。 ネズミが持つ病原体の種類や感染経路は、以下の記事で詳しく解説しています。 こちらもCHECK 「ネズミが原因で感染症にかかることはあるの?」 「ネズミを駆除したいけど、病気や症状が出るのか不安…」 ネズミの感染症や健康への影響が気になっている方も多いのではないでしょうか。 ネズミは、ウイルスや ... 続きを見るネズミ駆除を自分でする場合の注意点
感染症対策
病原菌
感染症名
主な症状
参照元

サルモネラ感染症
腹痛、下痢、発熱
JUMA-Vet

E型肝炎
発熱・倦怠感・黄疸
厚生労働省検疫所

クリプトスポリジウム症
水様下痢・腹痛・脱水
国立健康危機管理研究機構

レプトスピラ症
発熱・頭痛・筋肉痛
J-Stage

腎症候性出血熱
発熱・出血・腎障害
日本獣医学会

鼠咬症(そこうしょう)
発熱・頭痛・関節痛
東京都保健医療局

鼠咬症(そこうしょう)
発熱・頭痛・関節痛
MSDマニュアル

広東住血線虫症
頭痛・発熱・神経障害
国立健康危機管理研究機構

ペスト
リンパ節腫脹・発熱・頭痛・倦怠感
国立健康危機管理研究機構

大腸菌感染症など
腹痛・下痢・発熱・血便
MSDマニュアル

リステリア症
発熱・頭痛・髄膜炎・流産
厚生労働省

野兎病(トゥラレミア)
高熱・倦怠感・リンパ節腫脹
国立健康危機管理研究機構
ネズミの感染症とは?種類・症状・感染経路をわかりやすく解説
ネズミの処理
ネズミは、捕まえて終わりではありません。
粘着シートや捕獲器にかかったネズミは生きたままのことが多く、処分の前に駆除する必要があります。
捕獲後の駆除方法は以下の通りです。
粘着シート
シートごと二つ折りにして新聞紙で包み、口をしばった二重のゴミ袋に入れて、自治体のルールに従って捨てます。
生きたまま捕獲している場合は、トングでシートを掴み、バケツなどの水に沈めて溺死させてから処分してください。
カゴ式の捕獲器
ネズミが生きたまま捕まるので、容器ごとバケツなどの水に沈めます。
駆除後はトングなどで死骸を掴み、新聞紙で包んでからゴミ袋に密閉しましょう。
辛い作業なので、抵抗があれば専門業者に任せるのも手です。
どちらの方法でも、放置は危険です。
死骸に付いていたダニやノミなどの寄生虫が、新しい宿主を求めて人やペットに移り、かゆみや皮膚炎を引き起こします。
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ネズミの種類ごとの食べ物とトラップの設置方法
イエネズミは種類ごとに好物も行動場所も違うため、同じ罠(トラップ)でも仕掛け方によって効果が変わります。
棲みついている種類を見極めて、それぞれに合った形で設置しましょう。
クマネズミが好きな食べ物とトラップの設置方法
クマネズミは運動能力が高く、天井裏や壁際など高い場所を中心に行動するネズミです。
警戒心が強くて学習能力も高いため、罠(トラップ)だと見破られない工夫が重要になります。
お米やトウモロコシなどの穀類、植物の種子を入れる
好物は米やトウモロコシなどの穀類と植物の種子で、果物や油の多い食品、昆虫も食べます。
毒餌に混ぜるなら、生米やヒマワリの種のような腐りにくい乾物が扱いやすいです。
クマネズミにオススメのトラップと設置場所

トラップは、警戒されにくい蓄積毒タイプの毒餌と、粘着シートのまとめ敷きが有効です。
即効性のある急性毒は、仲間が死ぬとエサごと警戒されるため向いていません。
仕掛ける場所は、天井裏や梁の上、壁際など、ラットサイン周辺の高い所がねらい目です。
すぐにかからなくても場所を変えず、1〜2週間は同じ位置で様子を見てください。
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ドブネズミは体が大きく、キッチンや排水口まわりなど、低くて湿った場所を好むネズミです。
警戒心はあまり強くないので、罠(トラップ)にかかりやすい傾向があります。
肉や魚などのたんぱく質を入れる
好物は肉や魚、油の多い食品といった動物性のエサです。
食いつきが悪いときは、魚肉ソーセージや煮干しなど、ニオイの強い食材に替えてください。
生ものは傷みやすいため、1〜2日を目安に交換しましょう。
ドブネズミにオススメのトラップと設置場所

トラップは、即効性のある急性毒タイプの毒餌や、体の大きさに対応できる金網のカゴ式捕獲器が向いています。
粘着シートを使うなら、力ずくで逃げられないよう、耐水タイプを複数枚敷いてください。
設置場所は、キッチンの床やシンク下、排水口まわり、床下など、水回りの低い位置が基本です。
床下に入るときは、長靴とゴム手袋を着けて、レプトスピラ菌などの感染を防ぎましょう。
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ハツカネズミが好きな食べ物とトラップの設置方法
ハツカネズミはイエネズミの中で最も小さく、押し入れや家具のすき間など、狭い場所に棲みつくネズミです。
学習能力は高くないので、サイズに合う罠(トラップ)を選べば捕まえやすくなります。
穀物や種子、野菜・果物などを入れる
好物は穀物や種子を中心に、芋類や野菜、果物まで食べる雑食です。
1日の摂取量は4〜5gほどと少ないため、エサは少量で足ります。
毒餌にするときは、口に入りやすいよう0.5〜1cmほどの大きさにそろえてください。
ハツカネズミにオススメのトラップと設置場所

警戒心はあまり強くないため、即効性のある急性毒タイプの毒餌が使いやすいです。
罠を仕掛けるなら、幅の細いスリムタイプの粘着シートや、すき間に収まる小型の踏み台式捕獲器が向いています。
設置場所は、押し入れの隅や家具と壁のすき間、物置、食品棚の奥など、狭くて暗い所を選びましょう。
複数の場所を移動しながら食べる習性があるので、トラップはトレイごと数か所に分けて置くと効果的です。
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ネズミトラップの作り方と設置方法
ネズミの通り道や習性に合わない場所へトラップを置いても、うまく捕獲できません。
ここでは、7種類のトラップについて、作り方と効果的な設置方法を解説します。
人のニオイが付くと警戒して避けるので、ネズミトラップを設置する際は、ゴム手袋を着けての作業を推奨しています。
①水を張って駆除するバケツトラップ(バケツ+もみ殻+水)

水を使ったバケツトラップには、以下の材料が必要です。
- 不透明のポリバケツ
- 長めの板
- ガムテープ
- ゴム手袋
- もみ殻
バケツの半分を目安に、深さ15cmほどまで水を入れ、水面が見えなくなるまでもみ殻を浮かべます。
続いて、幅5cmほどの板を床からバケツの縁へ橋のようにかけ、ラットサインのある壁際に設置しましょう。
屋外には不向きで、床下やキッチンなど室内に有効な罠(トラップ)です。
設置場所は、糞や足跡が残る通り道、侵入経路の周辺、食品をかじられた餌場のまわりを選びましょう。
水面が高すぎるとネズミの前足が縁に届き、よじ登って逃げる可能性があるので、入れすぎには注意してください。
②生け捕りにするバケツトラップ(バケツ+ペットボトル+油)

生け捕りタイプは、穴をあけたペットボトルをバケツの口へ横向きに吊るし、回転するように取り付ける仕掛けです。
材料として、以下の9つを用意します。
- 不透明のポリバケツ
- 空の500mlペットボトル
- ビニール紐
- 穴あけ用のキリ
- 長めの板
- ガムテープ
- ゴム手袋
- マヨネーズなどのエサ
- サラダ油
ペットボトルの表面にはエサを塗り、バケツの底にはネズミが足を滑らせるようにサラダ油を入れてください。
設置場所は、床下やキッチンといった糞や黒いこすり跡のある壁際がおすすめです。
水を張って駆除するバケツトラップと同様に屋内での使用が向いています。
バケツトラップは以下の記事で詳細をご確認いただけます。
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③粘着シート

粘着シートの設置に必要なものは、以下の通りです。
- 粘着シート(最低5枚)
- 下に敷く新聞紙
敷く前に、ネズミの種類と通り道が把握できると適切な設置ができます。
粘着シートは、室内に有効な罠(トラップ)です。
屋外では、ホコリや雨水によって粘着力が落ちるため、向いていません。
設置場所は、天井裏の点検口付近やキッチンの壁際、押し入れの隅など、フンや足跡といったラットサインが見られる箇所が効果的です。
シンク下など水気のある場所に設置する場合は、耐水タイプを選びましょう。
粘着シートは、新聞紙の上に2〜3列ですき間なく並べると、ネズミが捕獲しやすくなります。
警戒心の強いクマネズミや、体が大きく力の強いドブネズミを捕獲する場合は、10枚前後で広く覆いましょう。
置いたあとは位置を変えず、そのまま1〜2週間ほど様子を見てください。
粘着シートの詳しい情報は、以下の記事で解説しています。
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④電気トラップ

電気トラップを使うときに用意するものは、以下の3つです。
- 電気トラップ本体
- ピーナッツバターなどのエサ
- 単1形や単2形の乾電池
電気トラップの本体は、捕獲したいネズミの種類に対応したものを選びましょう。
屋内用が多く、屋外には不向きな製品が多いです。
設置場所は、足音が聞こえる天井裏や、キッチンなどで、壁と平行になるように置いてください。
コンセントが届きにくい場所には、乾電池式が便利です。
ネズミが警戒して中へ入らない場合は、最初の2日ほど電源を入れず、エサだけを置いて慣れさせる方法もあります。
設置後はこまめに確認し、エサも定期的に交換しましょう。
電気トラップについては、以下の記事で解説しています。
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⑤捕獲器

捕獲器で用意するものは、以下の3つです。
- カゴ式の捕獲器
- エサ
- ゴム手袋
カゴの奥にエサを置き、入口の扉を開けた状態でセットします。
捕獲器はサビにくく、強度も高いため、室内、屋外のどちらにも設置できる罠(トラップ)です。
設置場所は、水回りやラットサインのある壁際、倉庫や庭がおすすめです。
エサは、クマネズミには穀類、ドブネズミには肉や魚が適しています。
捕獲したまま放置するとネズミが衰弱して死んでしまうため、定期的に確認しましょう。
⑥炭酸ガス

炭酸ガストラップで用意するものは、以下の2つです。
- 炭酸ガストラップ本体
- 専用のガスボンベ
室内と屋外のどちらにも向いており、壁さえあればどこにでも置けます。
設置場所は、天井裏や床下、倉庫内の壁際、屋外なら建物の外壁沿いや庭の倉庫周りです。
本体にガスボンベを取り付けたら、ラットサイン付近の壁沿いへ設置してください。
電源が不要なため、コンセントのない場所でも使用できます。
駆除後は死骸を回収し、本体の汚れを落としてから再設置してください。
⑦ギロチン

ギロチン式トラップは、吊るしたカンナの刃などをネズミの上へ落として駆除する仕掛けです。
主に以下の材料を使用します。
- カンナの刃
- 木材
- 紐
木材を組み合わせて台座と2本の支柱を作ります。
次に、支柱の間を刃がまっすぐ落下するように調整し、紐を結んだ刃を上部から吊るしてください。
ただし、ネズミ専用のトラップとして作動させる具体的な仕掛けは、別で用意する必要があります。
設置する場合は、糞やこすり跡が残る壁際の通り道のうち、お子さんやペットが近づけない天井裏や床下を選んでください。
屋外では他の動物を傷つけるおそれがあるため、室内のみで使用しましょう。
ただし、安全性や後処理を考えると、ギロチン式トラップの自作および使用はおすすめできません。
罠の併用が有効な方法

罠(トラップ)は必ずしも1つだけで使うものではなく、組み合わせしだいでネズミの駆除や追い出しの効果を高められます。
それぞれの罠(トラップ)には長所と短所があるため、相乗効果が期待できる組み合わせを4つ紹介します。
どの組み合わせもイエネズミ3種類への効果が期待できますが、特に駆除効果が期待できるネズミの種類や具体的な設置方法についても解説しているので、参考にしてください。
粘着シート+毒餌

毒餌で駆除しつつ、粘着シートで捕獲する組み合わせで、クマネズミやハツカネズミに効果的です。
殺鼠剤は、警戒心の強いクマネズミには蓄積毒タイプ、ハツカネズミは蓄積毒、急性毒タイプどちらを選んでも効果が見込めます。
殺鼠剤にお米などの穀物を混ぜ、クマネズミは、天井裏や冷蔵庫の上、ハツカネズミは押し入れの隅や家具のすき間への設置がおすすめです。
毒餌のまわりへ粘着シートを2〜3列ずつ敷き詰めていきましょう。
毒餌だけだと食いつかず、粘着シートだけでは捕獲できない可能性があります。
両者を組み合わせることで、毒餌と粘着シートの駆除効果を強力にし、短所を補填することができます。
超音波+粘着シート、電気トラップ

超音波でネズミを追い出し、逃げた先の罠(トラップ)で捕らえて駆除する方法で、高い場所に棲みつくクマネズミに効果的です。
天井裏の点検口、屋外へ通じる侵入経路や換気口の手前に粘着シートや乾電池式の電気トラップを仕掛けます。
準備ができたら、超音波機器を天井裏の点検口付近、ネズミの通り道を見渡せる中央付近の安定した板や梁の上に置きましょう。
荷物や断熱材から離し、スピーカー部分を空間が開けた方向へ向けて電源を入れてください。
超音波は追い出しや忌避に有効ですが、粘着シートや電気トラップと組み合わせることで駆除にも活用することができます。
それぞれを単独で使うよりも罠(トラップ)の位置が指定でき、短期間で捕獲や駆除できる確率があがります。
粘着シート+忌避剤

忌避剤でネズミを追い出し、粘着シートで捕獲する組み合わせです。
天井裏などの高所に棲みつくクマネズミや、押し入れや家具など狭い場所に入りこむハツカネズミに適しています。
棲みついている場所が特定できない場合も忌避剤が届く範囲なら有効です。
クマネズミなら天井裏の壁際や点検口付近、ハツカネズミなら押し入れの隅や家具のすき間などに粘着シートを敷きましょう。
その後、室内を密閉し、くん煙タイプの忌避剤を焚いてください。
煙を嫌って動き出したネズミが粘着シートにかかり、それ以外は家の外へ逃げていきます。
成功したら、侵入経路に設置型の忌避剤を置いて、再発を防ぎましょう。
超音波との組み合わせに近いですが、燻煙剤は空間全体に効果が発揮されるので、目視では気づけなかった範囲にも忌避の期待ができます。
この組み合わせは費用を抑えながら駆除効果を高めたい方におすすめです。
殺鼠剤+忌避剤

殺鼠剤で棲みついているネズミを駆除し、残った個体を忌避剤で遠ざける方法です。
床下や水回りを活動場所とするドブネズミの駆除に適しています。
ドブネズミは警戒心があまり強くないため、一度食べただけで駆除できる急性毒タイプの殺鼠剤が向いています。
まずは、トレイタイプの殺鼠剤をキッチンの床やシンク下に、手の届かない床下には投げ込みタイプを仕掛けましょう。
毒餌を食べた形跡が確認できたら、くん煙タイプの忌避剤を使用し、残ったネズミを家の外へ追い出します。
毒餌を食べて死んだ個体の回収が必要ですが、水回りや低地を好むドブネズミには粘着シートよりもおすすめの組み合わせです。
ネズミがトラップにかからないときの原因と対処法

罠(トラップ)にかからない原因は、大きく4つあります。
人のニオイ、古くなったエサ、通り道から外れた設置場所、ネズミの強い警戒心です。
どれに当てはまるかを確かめながら、順に見直していきましょう。
素手で触って人のニオイがついている
ネズミは嗅覚が人間の約3倍鋭く、1,200種類以上の嗅覚受容体があるといわれています。
わずかな人のニオイでも、罠(トラップ)を危険な物と判断して近寄りません。
一度素手で触った罠(トラップ)は、水洗いするか、風通しの良い場所に1日ほど置いてください。
再び設置する際は、ニオイが付着しないようにゴム手袋をつけましょう。
拭き掃除や消毒までするとネズミが異変を察して警戒するため、設置場所はあえてそのままにしておいてください。
エサの鮮度、トラップの効果が落ちている
エサを罠(トラップ)の中に置いたまま放置すると、鮮度が落ちてニオイが薄れ、食いつきが悪くなります。
傷んだエサは、ハエやダニ、ゴキブリといった害虫を呼び寄せる原因となり、二次被害も招きかねません。
エサの交換は2日〜3日が目安です。
粘着シートもホコリが付着したり、水気を吸うと粘着力が落ちるので、約1ヶ月で新品へ取り替える必要があります。
エサや罠(トラップ)の管理を徹底するだけでも、駆除できる確率は高まります。
設置場所がネズミの通り道から外れている
ネズミは同じ通り道を移動する習性があり、そこから少し離れた場所ではなかなか捕獲できません。
部屋の中央は避けて壁沿いを歩くので、目立つところへ置いた罠(トラップ)は素通りしてしまいます。
対処法として、糞や黒いこすり跡、尿シミといったラットサインを探しましょう。
特にこすり跡のある壁面は、ネズミの体の皮脂が擦れて付着したものなので、設置場所に向いています。
クマネズミなら壁の上部や配管まわり、ドブネズミなら水回り周辺の床に近い場所、ハツカネズミなら押し入れの縁や家具のすき間などで発見されることが多いです。
ラットサインが見つかったら、ゴム手袋をつけて、壁ぎわに沿わせて罠(トラップ)を置き直してください。
警戒心が強く慣れるまで時間がかかる
どの罠(トラップ)も、仕掛けたその日にかかるとは限りません。
ネズミは警戒心が強く、学習能力の高いクマネズミは1〜2週間かかることもあります。
踏めば捕獲できる粘着シートや、急性毒タイプの殺鼠剤でも、ネズミが警戒を解いて近づくまでは効果を発揮できず、どの方法でも時間が必要です。
その間も繁殖は止まらず、対処が遅れるほど根絶は難しくなり、エサや粘着シートの取り替えが続けば、かかる費用も増えていきます。
すでに複数匹のネズミが棲みつき被害が広がっている、短時間で駆除したい、ネズミ由来の感染症が不安な方は、専門業者への相談がおすすめです。
徹底した現地調査でネズミの種類と通り道を見極め、最適な方法で駆除するので、自力で対策するよりも、スムーズな駆除ができます。

駆除、追い出しだけでなく根本的な環境改善が必要

罠(トラップ)でネズミの駆除や追い出しに成功しても、環境を改善しないかぎり再び被害は発生します。
ネズミが棲みつく要因として、住まいの環境が関わっているからです。
罠(トラップ)の設置と併せて、ネズミが棲みつきにくい環境にしていきましょう。
根本的な環境改善のポイント
- 食べ物がない環境
- 清潔で整理整頓された環境
食べ物がない環境
ネズミは嗅覚が鋭く、床に落ちた食べかすやわずかな生ゴミもかぎつけて寄ってきます。
キッチンの汚れはこまめに拭き取り、食材を出しっぱなしにしないよう心がけてください。
食品を密閉容器に移して保管すると、ニオイが漏れず狙われにくくなります。
ペットフードや仏壇のお供え物も片づけておきましょう。
清潔で整理整頓された環境
段ボールや紙袋、布類はネズミの巣材になるため、不要なものは処分しましょう。
物置や床下、天井裏や庭も整理すると、隠れ場所そのものを減らせます。
人があまり立ち入らない場所はネズミの棲みかになるので、定期的な掃除が効果的です。
罠(トラップ)で駆除できないときは、無理をせずプロに相談しよう

罠(トラップ)はさまざまな方法があるものの、仕掛ければ必ず捕まえられるとは限りません。
警戒心の強いネズミはなかなか近づいてこず、天井裏や壁の中が棲みかだと、仕掛けること自体が難しいです。
エサや設置場所の見直し、環境改善まで手を尽くしても、うまく駆除できないことも多いです。
次のような状況が続くのであれば、無理をせず専門業者に相談してください。
- 罠(トラップ)を設置して2週間以上経っても1匹もかからない
- ネズミを捕獲できたのに物音や気配が消えない
- 糞尿やかじり跡の被害が家のあちこちで見つかる
- 設置場所や罠(トラップ)の種類を変えても、駆除できない
害獣お助け本舗は、現地調査と見積もりが無料です。
ネズミの駆除から侵入経路の封鎖、再発防止まで一括で任せられるので、自分で対策を続けるより早く確実に解決できます。
被害が広がる前に、まずはお気軽にご相談ください。
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※1 対応地域・加盟店・現場状況により、事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます
※2 対応地域・対応する加盟店により異なります
※3 延長保証は一部エリアのみご提供、再発防止がついている場合にかぎります
