「夜になると、天井の上をトトトッと走る音がする」
「押し入れの天袋に、黒くて細長い糞のようなものが落ちていた」
家の天井まわりで物音や異変に気づき、ネズミではないかと不安に感じている方もいるのではないでしょうか。
屋根裏や天井裏は、軒下や屋根の換気口で外とつながっているので、ネズミの侵入経路や棲みかになります。
ネズミの被害を放置すると、配線をかじられて火災が起きたり、糞尿の蓄積により建材が腐食することも。
この記事では、以下の内容について解説します。
- ネズミが屋根裏や天井裏に侵入する経路
- 屋根裏や天井裏にネズミがいる家の特徴
- 点検口からの確認方法と駆除、追い出しの具体的な方法
- 駆除したあとの処理と根本的な環境改善
被害が広がる前なら、点検口から自分でネズミを駆除することも可能です。
屋根裏や天井裏のネズミ被害でお悩みの方は、参考にしてみてください。
※1 対応地域・加盟店・現場状況により、事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます
※2 対応地域・対応する加盟店により異なります
※3 延長保証は一部エリアのみご提供、再発防止がついている場合にかぎります
このような方におすすめ
- 天井から聞こえる物音の正体を知りたい方
- ネズミがどこから屋根裏に侵入しているのか突き止めたい方
- 点検口から自分で駆除や追い出しをしたい方
- 屋根裏や天井裏に棲みつかない環境にしたい方
屋根裏や天井裏の構造

屋根裏と天井裏は、どちらも屋根と最上階の天井との間にある空間を指します。
屋根裏や天井裏の構造は以下です。
- 梁:屋根を支える太い木材
- 断熱材:外の暑さや寒さが室内に伝わるのを防ぐ
- 電気配線:照明やコンセントにつながる配線
- 換気ダクト:浴室やトイレの換気扇から出る空気を屋外へ運ぶ管
- 換気口:屋根裏の熱気や湿気を外へ逃がす開口部
換気口の内側には、虫や小動物の侵入を防ぐ金網が付いているのが一般的です。
屋根裏や天井裏は、軒下や屋根にある換気口を通じて外とつながっています。
家の中から屋根裏へ通じているのは、壁の中や押し入れの天袋、天井の点検口です。
天袋や点検口は、屋根裏の配線や断熱材を点検するための開口部として設けてある家もあります。
屋根裏や天井裏にネズミがいるかも?

ネズミにとって屋根裏や天井裏は、侵入経路であり、棲みかにもなる場所です。
1〜2匹が侵入しているだけなのか、巣を作って数が増えているのかで、自分で駆除できる範囲かどうかが変わります。
まずは足音や糞などのサインから、ネズミがどのくらいいるか状況を確認しましょう。
屋根裏や天井裏からネズミらしき足音が聞こえる

ネズミは夜行性なので、19時から翌4時頃に、屋根裏や天井裏から物音が聞こえてくる場合はネズミの可能性が高いです。
天井から聞こえるネズミによる音は主に3つです。
- トトトッと小刻みに走る音
- カリカリ、ゴリゴリと梁や配線をかじる音
- 断熱材の上を動くカサカサという音
高い場所を小刻みに素早く走り回るのは、クマネズミの足音です。
ドブネズミは床下からドタドタと重く鈍い音、ハツカネズミは押し入れや家具の裏から軽い音を立てますが、音のみで聞き分けるのは困難です。
一方で、屋根裏や天井裏からキーキー、チーチーという甲高い音や、バサバサと羽ばたくような音が聞こえるなら、ネズミではなくコウモリかもしれません。
足音がネズミより大きくて重いときは、イタチやハクビシンなど、体の大きな害獣も考えられます。
コウモリやイタチ、ハクビシンは鳥獣保護法で守られていて、許可なく捕獲や駆除ができないので、どのような害獣が棲みついているかわからない場合は、罠を仕掛ける前に専門業者へ調査を依頼してください。
ネズミの足音の種類や聞こえる時間帯は、以下の記事で詳しく解説しています。
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屋根裏や天井裏周辺から家に侵入している

屋根裏や天井裏への侵入経路は、主に2つです。
- 屋根まわりのすき間から直接侵入する
- 外壁の穴から壁の中を登り、屋根裏に出る
屋根まわりは、軒下や換気口、屋根と外壁の境目にできたすき間が侵入経路になります。
すき間は経年劣化や地震による建材のズレなどで生じます。
エアコンや給湯器の配管穴、外壁のヒビから侵入し、柱と柱の間の空洞を伝って屋根裏まで上がってくることも。
屋根裏や天井裏のネズミ被害は、登るのが得意なクマネズミが多くを占めます。
クマネズミは2cmほどのすき間があれば通り抜けられるので、被害が発生している場合はどこから侵入しているかを探してみましょう。
屋根裏や天井裏周辺に巣を作っている

屋根裏や天井裏に侵入したネズミは、断熱材を歯でちぎり、巣材にします。
断熱材は軽くて柔らかく、保温性も高いため、ネズミが寝床を作るのに適した材料です。
次のような状態が見られたら、ネズミが屋根裏や天井裏に棲みついているサインです。
- 断熱材がめくれたり、ちぎれたりしている
- 天袋や点検口の周辺に、6〜10mmほどの細長い糞が落ちている
- 天井板に黄色や茶色のシミができている
天井のシミは雨漏りでもできますが、ネズミの尿が天井板にしみ込んでできることもあり、放置すると腐食する原因になります。
ネズミが巣を作る主な場所

屋根裏や天井裏に限らず、家の中でネズミが巣を作りやすいのは次の場所です。
- 屋根裏や天井裏、壁の中
- 床下や配管ぞい
- シンク下や洗面台下の収納の奥
- 押し入れや家具の裏
- 物置や使っていない部屋
どの場所も暗くて静かで、人がめったに手を入れないという共通点があります。
なかでも屋根裏や天井裏は、人の目が届かないうえに、巣材になる断熱材が天井板の上に敷いてあるので、ネズミが巣を作る条件がそろった場所です。
ネズミの巣の作り方や見つけ方は、以下の記事で詳しく解説しています。
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屋根裏や天井裏にネズミがいる家の特徴

ネズミが屋根裏や天井裏に棲みつくのは、暖かく身を隠せる場所を確保でき、餌も手に入るからです。
次の5つに当てはまるものがないか、屋根裏や天井裏の周辺を確認してみてください。
- 高温多湿な場所がある
- 静かで暗い環境
- 食べ物が多い
- 寒い時期も暖かい環境
- 放置されたごみやゴミ置き場が近くにある
高温多湿な場所がある
高温多湿な環境は、ネズミが棲みつく要因の一つになります。
屋根裏や天井裏は、屋根に当たった日差しの熱が伝わりやすく、夏は気温が上がりやすい場所です。
軒下や屋根にある換気口がホコリなどでふさがり、換気が悪くなると、熱だけでなく湿気もこもります。
雨漏りしている家や、冬に結露が起きる家も、断熱材が湿ったままになりやすいです。
2階の部屋が夜になっても蒸し暑い、天井に雨漏りの跡があるという家は、屋根裏や天井裏が高温多湿になっているかもしれません。
静かで暗い環境
ネズミは警戒心が強く、人の気配がなく暗い場所を好む動物です。
屋根裏や天井裏には窓がないことが多く、昼間でも暗いうえに、人が立ち入ることもめったにありません。
天井板一枚を隔てた屋根裏や天井裏で、ネズミは人に気づかれずに動き回り、巣作りや子育てができます。
点検口を何年も開けていない家では、ネズミが棲みついても、発見が遅れやすいです。
食べ物が多い
屋根裏や天井裏に棲みついたネズミは、壁の中や配管まわりのすき間などを通ってキッチンへ移動し、餌を探します。
ネズミは嗅覚が人間の約3倍鋭いので、米袋や乾麺、お菓子などがあると、ニオイをかぎつけ、袋をかじって中身を食べてしまうことも。
夜に天井から足音がして、朝になると食品の袋に穴があいているなら、屋根裏や天井裏を寝床にして食べに来ている可能性が高いです。
寒い時期も暖かい環境
ネズミは寒さに弱く、気温が下がる秋から冬にかけて、暖かい場所を探して家に侵入してきます。
屋根裏や天井裏は屋根と壁に囲まれており、冷たい風や雨が直接当たらないため、冬でも屋外ほど冷え込みません。
断熱材の中に巣を作れば、寒さをしのぎながら冬を越せます。
放置されたごみやゴミ置き場が近くにある
家の近くにゴミ置き場がある、庭先やベランダにゴミ袋を出したままにしている家には、ゴミのニオイにつられてネズミが寄ってきやすいです。
敷地に集まったネズミは、外壁の配管や雨どいを伝って登り、軒下や屋根のすき間から屋根裏や天井裏へ侵入します。
ゴミ置き場のそばの外壁に配管や雨どいが通っている家は、ネズミが屋根まで登る足場がそろっているので注意が必要です。
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本来、森林や草地で生活するネズミですが、餌や暖を求めて人間の住宅へ侵入します。 特に家ネズミは放置すると被害が深刻化していきます。 糞尿による悪臭や騒音といった不快感だけでなく、柱や配線をかじることによる資産価値の低下、病原菌や寄生虫による健康被害まで危険性は多岐にわたります。 家族の安全と住まいを守るために、具体的な被害について正しく理解しておきましょう。 ネズミの主な被害 ネズミは夜行性のため、活動が活発になる夜間に天井裏や壁、床下などから物音が聞こえるようになります。 繁殖期の春や秋は、走り回る音やかじる音が頻繁に響くようになり、不安やストレスによって睡眠の質の低下を招く恐れも。 集合住宅では音が周囲に伝わりやすく、放置すると近隣トラブルに発展する可能性もあるため、早めの対策を検討してください。 ネズミの活動が活発になると行動範囲も広がり、柱や断熱材、電気配線などをかじられる被害が発生します。 天井裏や床下に糞尿が蓄積すると、悪臭やカビの発生原因になるだけでなく、配線の損傷によって漏電や火災を引き起こすリスクも高まります。 住まいを守るためにも、目に見えない場所で起きている異変を軽視しないことが大切です。 ネズミは、人に感染する病原菌を複数保有し、命に関わる重篤な病気を引き起こす恐れがあります。 糞尿や体毛、噛み傷から直接感染するだけでなく、乾燥した排泄物が空気中に舞い、吸い込むことで発症する可能性が高いです。 姿が見えなくても排泄物が残っているだけで感染リスクは続くため、軽視するのは危険です。 特に気温が高くなる時期は食品汚染や感染症が広がりやすく、ネズミを放置すると家族全員の健康被害につながる恐れがあります。 サルモネラ菌 HEVウイルス クリプトスポリジウム原虫 レプトスピラ菌 ハンタウイルス 鼠咬症スピリルム 広東住血線虫 ネズミによる建材の損壊は、単なる家の損傷に留まりません。 壁や天井に生じた隙間は、ゴキブリやシロアリといった他の害虫を招き入れてしまい、住環境をさらに悪化させます。 ネズミに付着したイエダニやノミが人やペットに移動すると、激しい痒みや皮膚炎を引き起こすことがあり、健康面のリスクも深刻です。 深刻な感染症を媒介するものも存在し、気づかぬうちに室内全体へ健康被害が広がる恐れがあります。 イエダニ ノミ マダニ ツツガムシ こちらもCHECKネズミが家に棲みつくと発生する被害

精神被害
住宅被害
健康被害
病原菌
感染症名
主な症状
参照元
サルモネラ感染症
腹痛、下痢、発熱
JUMA-Vet
E型肝炎
発熱・倦怠感・黄疸
厚生労働省検疫所
クリプトスポリジウム症
水様下痢・腹痛・脱水
国立健康危機管理研究機構
レプトスピラ症
発熱・頭痛・筋肉痛
J-Stage
腎症候性出血熱
発熱・出血・腎障害
日本獣医学会
鼠咬症(そこうしょう)
発熱・頭痛・関節痛
東京都保健医療局
広東住血線虫症
頭痛・発熱・神経障害
国立健康危機管理研究機構
害虫発生被害
害虫名
主な症状
参照元
強いかゆみ、発疹、皮膚炎など
日本防疫殺虫剤協会
激しいかゆみ、感染症媒介の可能性
日本防疫殺虫剤協会
発熱、倦怠感、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)など
東京都保健医療局
トコジラミ強いかゆみ、睡眠障害、アレルギー反応など
東京都保健医療局
吸血による皮膚炎、発熱、発疹
山形県衛生研究所
クマネズミは都市部の住宅やビルに多く、天井裏や壁内部など人の目が届かない場所を好んで棲みつきます。 身軽で警戒心が強く、物音を察知するとすぐに隠れるため発見や駆除が難しいです。 体長はおよそ18〜24cmほどで全体的に細身の体型で、体よりも長い尾を持ちます。 体毛は黒色から濃い茶色で腹側はやや明るい色合いで、臆病な性格ながら動きは俊敏でわずかな音や振動にも敏感です。 電線や配管を伝って高所を移動するのが得意で、屋根裏や天井裏、壁の内部などに巣を作ります。 湿気の多い場所はあまり好まず、建物の高い位置に棲みつきやすいです。 雑食ですが、穀類や果物など植物性の食べ物を好みます。 繁殖力が高く生後数か月で繁殖が可能となり、1年に複数回出産するとされています。 クマネズミの巣は、断熱材や紙くず、布切れなど柔らかい素材を集めて作られることが多いです。 人の気配が少ない静かな場所を選び、屋根裏や天井裏、壁の内部などに巣を作って繁殖の場所として利用します。 参考 こちらもCHECK 「ネズミの罠を仕掛けても全然かかならい」 「天井でドタドタ音がするのに、姿が見えない」 天井裏や屋根裏からネズミの気配を感じているのに、なかなか駆除できないと悩んでいませんか。 もしかすると、そのネズ ... 続きを見る住宅に被害をもたらすイエネズミ3種類

クマネズミ

特徴・見た目
行動・生息環境
食性・繁殖
巣を作る場所
クマネズミに罠は効かない?特徴と被害、自分でできる対策を徹底解説
ドブネズミ

ドブネズミは下水道や床下など湿気の多い場所を好んで棲みつく家ネズミです。
体が大きく力が強いため、住宅や店舗に侵入すると、建材や配線をかじる被害を起こします。
特徴・見た目
体長はおよそ22〜26cmと家ネズミの中でも大型でがっしりとした体格をしています。
尾は体長よりやや短く体毛は茶褐色から灰色で腹側は比較的明るい色合いです。
食欲が旺盛で警戒心も強く、威嚇するような行動を取ることがあります。
行動・生息環境
泳ぎや穴掘りを得意とし、下水道や側溝、床下など水気のある場所を中心に行動します。
地面付近を移動することが多く、排水周辺や建物の基礎部分など低い場所に現れやすいです。
寒さに弱いため、冬場になると暖かさを求めて建物内に侵入し、床下や倉庫、キッチン周辺などで活動します。
食性・繁殖
雑食性で穀物や肉、魚、残飯など手に入るものは幅広く食べます。
寿命は2〜3年ほどと短めですが繁殖力は高く、生後約3か月で1回に6〜9匹を年に複数回出産します。
巣を作る場所
ドブネズミは土を掘って巣穴を作る習性があり、建物の床下や倉庫の隅、基礎の周辺などに好んで拠点を作ります。
巣の内部には、周囲から集めた紙くずや布、枯れ草などを敷き詰め、繁殖のための寝床を整えます。
下水道や側溝、コンクリートのわずかな隙間を巧みに利用して、巣穴を広げていくことも多いです。
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ハツカネズミ

ハツカネズミは都市部だけでなく郊外の住宅にも棲みつく家ネズミです。
体は小さいですが、繁殖スピードが早いため食品汚染や感染症には注意が必要です。
特徴・見た目
体長はおよそ6〜10cmと小型で灰褐色の体毛を持ち、耳や目が大きいです。
クマネズミやドブネズミより一回り小さくわずかなすき間から侵入でき、動きが素早く警戒心もあるため、住宅内に棲みついていても気づきにくいネズミです。
行動・生息環境
本来は草地や畑、雑木林などに生息していますが、寒い時期になると暖かさを求めて1cm程度の小さなすき間から建物内へ侵入します。
体が小さいため、家具のすき間や壁の内部など狭い場所にも入り込みやすく、人目につきにくい場所で活動することが多いです。
食性・繁殖
雑食性で穀物や野菜、残飯など幅広い食べ物を口にします。
寿命は1〜1.5年ほどと短いものの繁殖力は非常に高く、生後約1か月で繁殖が可能となり1回に5〜6匹を年に数回出産します。
巣を作る場所
ハツカネズミは体が小さいため、家具のすき間や収納の奥、壁の内部などわずかな空間にも巣を作ることがあります。
紙くずや布、断熱材など身近にある柔らかい素材を集め、狭い空間の中に球状の巣を作るのが特徴です。
段ボール箱の中や物が多く置かれた場所など、人の目が届きにくい環境を利用して巣を作ることがあります。
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屋根裏や天井裏に棲みつきやすいのは主にクマネズミ
屋根裏や天井裏に棲みつきやすいのは、主にクマネズミです。
クマネズミは登るのが得意で、高くて狭い場所を好むため、屋根裏や天井裏に侵入して棲みつきます。
一方、ドブネズミは床下や水まわりなどの低い場所を好み、垂直に登るのが苦手なため、屋根裏や天井裏には棲みつくことは稀です。
ハツカネズミは、押し入れや家具の裏など、低い位置にある狭い場所を好みます。
屋根裏や天井裏のネズミの侵入経路を特定する

屋根裏や天井裏のネズミを駆除する前に、どこから侵入しているかを探しておきましょう。
侵入経路を塞がないまま駆除しても、別のネズミがやってくるからです。
屋根裏や天井裏で侵入経路になるのは、次のような場所になります。
- 屋根と外壁の境目のすき間
- 軒下の換気口
- エアコンの配管や電線を家の中へ通している外壁の穴
まずは家のまわりを歩き、すき間や金網の破れがないかを確かめてください。
黒いこすれ跡や糞などのラットサインがあれば、周辺から侵入している可能性が高いです。
ただし、2m以上の高所作業は控えてください。
はしごに登って調べるのは危険なので、地上から見える範囲にとどめましょう。
点検口から屋根裏や天井裏の中を確認する

屋外の侵入経路とあわせて、点検口から屋根裏や天井裏の中にネズミの痕跡がないかを確認しましょう。
点検口を開ければ、屋根裏や天井裏に入らなくても、中の様子を確かめられます。
点検口がない家は新しく設置する必要があります。
DIYの経験がない方は、専門業者に依頼するのが賢明です。
点検口がある位置
点検口は、主に押し入れの天袋の天井板や、クローゼット、廊下の天井に設置されています。
築年数が古い家では、天袋の天井板が点検口を兼ねていることがあり、板を下から押し上げるだけで開きます。
点検口から確認できること
点検口を開けたら、懐中電灯で中を照らし、次のような痕跡がないか確かめましょう。
- 梁や断熱材の上に落ちた糞
- 梁や柱に付いた黒いこすれ跡
- ちぎられた断熱材や紙くずの塊
- めくれたり、へこんだりしている断熱材
屋根裏や天井裏は天井板を踏み抜いて落ちる危険があるので、点検口から見える範囲で確認してください。
屋根裏や天井裏のネズミの駆除方法
駆除は、罠(トラップ)や薬剤で、棲みついたネズミの数そのものを減らす方法です。
屋根裏や天井裏で使うときは、点検口から手が届く範囲に設置しましょう。
ネズミは人のニオイが付いた罠を警戒して避けるので、ゴム手袋をつけて作業してください。
捕獲器と殺鼠剤

捕獲器は、金網やプラスチックのカゴに餌を仕掛け、入ったネズミを生きたまま捕まえる罠(トラップ)です。
殺鼠剤(毒餌)は毒の成分を食べさせて駆除する薬剤で、点検口から手が届かない奥にいるネズミにも効果が期待できます。
捕獲器を警戒して入らないネズミも、餌を探して動き回るうちに殺鼠剤を食べることがあるので、2つを並行して仕掛けると駆除できる確率が上がるでしょう。
捕獲器を置くのは点検口のすぐ横の梁の上や、こすれ跡のそばです。
殺鼠剤は、手が届く範囲にはトレイタイプを置き、届かない奥には投げ込みタイプを点検口から投げ入れましょう。
屋根裏や天井裏に棲みつくのは主にクマネズミで、警戒心が強く学習能力も高いので、数日かけて効く蓄積型を選んでください。
メリット・デメリット
捕獲器と殺鼠剤(毒餌)を組み合わせるメリットは、以下の通りです。
メリット
- 捕獲器は、かかったネズミを確認できる
- 殺鼠剤は、屋根裏や天井裏に入らずに点検口から仕掛けられる
- 殺鼠剤は数百円で、複数匹をまとめて駆除できる
一方で、駆除したあとの負担も知っておきましょう。
デメリット
- 捕獲したネズミの処理を自分で行う
- 殺鼠剤を食べたネズミが屋根裏の奥で息絶えると、死骸を回収しにくい
- 回収できない死骸から、ニオイや虫が発生することがある
屋根裏や天井裏はお子さんやペットの手が届かないので、家の中の床に置くより誤食の心配が少ないですが、天袋の天井板や点検口のふたは閉めておきましょう。
捕獲器と殺鼠剤の使い方

用意するものは、以下の通りです。
- カゴ式の捕獲器
- トレイタイプと投げ込みタイプの殺鼠剤
- 穀物系の餌
- ゴム手袋
- 懐中電灯
- 脚立
まずは脚立に上がって点検口を開け、懐中電灯で糞やこすれ跡の位置を確かめます。
捕獲器の奥に餌を置き、入口の扉を開けた状態で、点検口のすぐ横の梁の上に、壁ぎわに沿わせてセットしてください。
殺鼠剤は、トレイタイプを点検口から手が届く範囲の梁の上に数か所置き、投げ込みタイプを奥に向かって投げ入れましょう。
捕獲器にかかったネズミは放置すると衰弱死してしまうので、毎日点検口を開けて確かめてください。
餌は古くなるとニオイが薄れるので、2〜3日を目安に取り替えましょう。
粘着シート

粘着シートは、ネズミの通り道に敷いておき、上を通ったネズミを強力な粘着剤でくっつけて捕らえる罠(トラップ)です。
屋根裏や天井裏では、点検口のまわりの梁や天井板の上に、壁ぎわに沿って並べます。
警戒心の強いクマネズミは避けて通ることがあるので、複数枚をすき間なく敷きましょう。
屋根裏はホコリが多く、粘着力が落ちやすいため、敷く前に点検口のまわりを拭いておいてください。
メリット・デメリット
粘着シートの良さは、手軽さと価格です。
メリット
- 1枚100円ほどで買える
- 点検口のまわりに敷くだけで設置できる
- 捕れた場所から、ネズミの通り道の見当がつきやすい
一方で、屋根裏や天井裏で使うときの弱点もあります。
デメリット
- ホコリが付くと粘着力が落ちる
- 警戒心の強いクマネズミは避けて通ることがある
- 捕らえたネズミを点検口から回収する手間がかかる
下に新聞紙を敷いておけば、ホコリやネズミの足裏の汚れが付きにくく、粘着力を保ったまま捕獲を狙えます。
粘着シートの使い方

用意するものは、以下の通りです。
- 粘着シート(10枚以上)
- 新聞紙
- ぞうきん
- ゴム手袋
- 懐中電灯
- 脚立
脚立に上がって点検口を開け、まわりのホコリをぞうきんで拭き取ります。
先に新聞紙を敷いておくと、ネズミの足裏の水気や油分が取れて、粘着剤が効きやすくなります。
点検口から手が届く範囲で、糞やこすれ跡があった壁ぎわに沿って2〜3列すき間なく粘着シートを並べてください。
敷いたあとは位置を変えずに、1〜2週間そのまま様子を見ましょう。
粘着シートについての詳細は以下の記事を参考にしてみてください。
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溺れさせて駆除するバケツトラップ

バケツに水を張り、落ちたネズミを溺死させる自作の罠(トラップ)です。
水面をもみ殻で覆い隠して、餌場に見せかけます。
水がこぼれると天井板を傷めるので、屋根裏や天井裏には仕掛けず、屋外の外壁沿いか、点検口付近の床に置きましょう。
屋外に設置する場合は軒下など雨が当たらない場所を選んでください。
メリット・デメリット
水を張るバケツトラップのメリットは、以下の通りです。
メリット
- 家にあるもので作れて、材料費は数百円
- 一度に複数匹を駆除できる
- 薬剤を使わないので、誤食の心配がない
一方で、水を使う仕組みならではの手間もかかります。
デメリット
- 死骸と水の後始末がいる
- もみ殻と水は1〜3日おきに交換する
- 屋根裏や天井裏には設置できない
バケツトラップは、外から侵入してくるネズミや、屋根裏や天井裏から室内へ移動してきたネズミも駆除できます。
溺れさせて駆除するバケツトラップの使い方

用意するものは、以下の6つです。
- 深さ25〜30cmほどの不透明のポリバケツ
- 長めの板(幅5cm、長さ60cm前後)
- ガムテープ
- もみ殻
- ビニールシート
- ゴム手袋
バケツに深さ約15cmの水を入れ、ネズミの前足が届かないように、水面から縁まで10cm以上あけてください。
水が見えているとネズミが用心して近づかないので、水面が完全に隠れるまでもみ殻を浮かべます。
置く場所は、屋外なら雨が当たらない場所、屋内なら点検口付近の壁沿いです。
屋内に置くときは、水がこぼれても床が濡れないよう、下にビニールシートを敷いておきましょう。
床や地面からバケツの縁へ板を渡して傾き30度ほどの坂にし、ガムテープで固定してください。
板の下端は外壁や壁にぴったり付け、壁沿いを通るネズミが坂を登れる向きにします。
もみ殻と水は1〜3日おきに交換し、場所を変えずに1〜2週間様子を見ましょう。
屋根裏や天井裏のネズミの追い出し方法
追い出しは、ネズミを駆除せずに屋根裏や天井裏から外へ出す方法で、死骸を扱いたくない方に向いています。
ただし、追い出しでは数が減らないため、根本的な解決にはなりません。
環境改善や、駆除方法とセットで行いましょう。
忌避剤

忌避剤は、ネズミが嫌うニオイや煙、刺激成分で追い払い、寄せつけないためのグッズです。
屋根裏や天井裏では、点検口から手を伸ばしてくん煙タイプを中に置いて焚き、煙を行き渡らせて追い出します。
追い出したあとは、点検口のまわりに設置型を置き、ネズミが再び棲みつかれないようにしましょう。
メリット・デメリット
忌避剤のメリットは、以下の通りです。
メリット
- 死骸の処理がいらない
- くん煙タイプは、点検口から手が届かない奥や断熱材の中にいるネズミもいぶり出せる
- 設置型は、置くだけで数週間から2か月ほど効果が続く
一方で、忌避剤だけでは解決しない問題もあります。
デメリット
- 駆除はできず、ネズミの数は減らせない
- ニオイが薄れると効果が落ち、焚き直しや交換が必要
- くん煙中は、点検口のある部屋を使えない
罠(トラップ)で駆除しきれなかったネズミも、くん煙タイプなら屋根裏や天井裏から追い出せます。
忌避剤の使い方

用意するものは、以下の通りです。
- くん煙タイプの忌避剤
- 設置型の忌避剤
- 火災報知器や電子機器、食品を覆うビニール袋
- 脚立
点検口のすき間から煙が部屋にもれることがあるので、まずは窓を閉め、火災報知器や電子機器、食品をビニール袋で覆います。
くん煙タイプに水を入れて煙が出はじめたら、点検口から手を伸ばして中に置き、すぐにふたを閉めてください。
煙が出ている間は人もペットも部屋に入らないようにし、終わったら窓を開けて換気しましょう。
追い出したあとは、設置型の忌避剤を点検口のまわりに置き、効果が切れる前に新しいものと交換します。
忌避剤のタイプごとの選び方は、以下の記事で解説しています。
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超音波

超音波は、人には聞こえない20kHz以上の高い音でネズミを不快にさせ、追い出すための機器です。
音は壁を通り抜けないので、本体は点検口から手が届く範囲に置き、スピーカーを屋根裏や天井裏の奥へ向けて流します。
3〜4日で音に慣れるネズミもいるため、粘着シートや捕獲器と組み合わせてください。
メリット・デメリット
超音波のメリットは、以下の通りです。
メリット
- 死骸の処理がいらない
- 電源を入れるだけで、準備が簡単
- 薬剤を使わないので、屋根裏や天井裏に置いたままにできる
一方で、音ならではの弱点もあります。
デメリット
- 駆除はできず、ネズミの数は減らせない
- 同じ音を流し続けると慣れるネズミがいる
- 断熱材に音が吸収され、届かない場所ができる
点検口のまわりに粘着シートや捕獲器を仕掛けておけば、音を嫌って動き出したネズミを捕らえられます。
超音波の使い方

用意するものは、以下の通りです。
- 乾電池式の超音波の機器
- 粘着シートか捕獲器
- 脚立
まずは脚立に上がって点検口を開け、手が届く範囲の梁の上に本体を置きます。
断熱材から離れた梁の上を選び、スピーカーを屋根裏や天井裏の奥へ向けてください。
3〜4日で慣れるネズミもいるため、粘着シートや捕獲器を同時に点検口のまわりへ仕掛けましょう。
電源を入れてから効果が出るまで8時間以上かかるので、1〜2週間は流したままにします。
生け捕りにするバケツトラップ

バケツの口に横向きに渡したペットボトルに餌を塗り、食べようと乗ってきたネズミごと回転させて中へ落とす罠(トラップ)です。
底に油を入れておけば足が滑り、落ちたネズミは逃げ出せません。
置く場所は溺れさせて駆除するバケツトラップと同じで、屋外の外壁沿いか、点検口付近の壁沿いの床です。
屋外では、雨どいや配管の根元のそばで、軒下など雨が当たらない場所を選びましょう。
メリット・デメリット
生け捕りにするバケツトラップは、駆除に抵抗がある方でも使いやすいのがメリットです。
メリット
- 駆除せず、生け捕りにできる
- ペットボトルや油など身近な材料で作れる
- 仕掛けが単純で作りやすい
一方で、捕まえたあとのことも考えておきましょう。
デメリット
- 捕まえたあと、放すか駆除するかを決める必要がある
- 浅いバケツだと這い上がられることがある
- 底の油の後始末に手間がかかる
死骸を扱わずに済むので、水を張るタイプより気持ちの負担は軽くなります。
生け捕りにするバケツトラップの使い方

用意するものは、以下の通りです。
- 深さ25〜30cmほどの不透明のポリバケツ
- 空の500mlペットボトル
- ビニール紐
- 穴あけ用のキリ
- 長めの板(幅5cm、長さ60cm前後)
- ガムテープ
- マヨネーズなどの餌
- サラダ油
- ビニールシート
- ゴム手袋
キリでペットボトルの底の中心に、直径5mm〜1cmの穴をあけます。
穴と飲み口にビニール紐を通し、バケツの持ち手の付け根に結んで、上をまたぐ形で横向きに固定してください。
高さはバケツの縁と同じにし、軽く押してスムーズに回るか確かめましょう。
ペットボトルの表面には、マヨネーズなどの餌を中央に幅2〜3cmの帯になるように一周塗ります。
底にサラダ油を深さ3〜5cmを目安に入れ、屋外の外壁沿いか、点検口付近の壁沿いの床に置いてください。
床や地面からバケツの縁へ板を渡し、傾き30度ほどの坂になるようガムテープで固定しましょう。
板の下端は外壁や壁にぴったり付け、屋内では油がこぼれても床が汚れないよう、下にビニールシートを敷いておきます。
捕まえたネズミは弱ってしまうので、毎日確認してください。
バケツトラップの作り方は、以下の記事で詳しく解説しています。
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駆除・追い出し後に必要なこと
罠(トラップ)や忌避剤でネズミがいなくなっても、屋根裏や天井裏には死骸や糞尿、巣が残ったままです。
作業は点検口から手が届く範囲にとどめ、屋根裏や天井裏の中には入らないようにしましょう。
作業するときの感染症対策
ネズミの死骸や糞尿には、サルモネラ菌やレプトスピラ菌などの病原菌が含まれています。
点検口をのぞき込んで作業すると、乾いて粉になった糞が顔のそばで舞い上がりやすいです。
素手で触ったり吸い込んだりすると感染するおそれがあるので、作業前に次のアイテムをそろえましょう。
| 商品名 | 画像 | 役割 |
| 使い捨てのゴム手袋 | ![]() |
死骸や糞尿に直接触れないようにする |
| 防塵マスク | ![]() |
乾いた糞の粉を吸い込まないようにする |
| 懐中電灯 | ![]() |
点検口から屋根裏や天井裏を照らす |
| トング | ![]() |
死骸をつかんで袋に入れる |
| ビニールテープ | ![]() |
乾いた糞を舞い上げずに貼り取る |
| 消毒液 | ![]() |
作業した場所と手を消毒する |
| ペーパータオル | ![]() |
消毒液を含ませて糞尿を拭き取る |
| ゴミ袋 | 使った道具と死骸をまとめて捨てる |
ネズミの死骸の処理

罠(トラップ)にかかったネズミや、点検口から見える場所で死んでいるネズミは、その日のうちに処理します。
放置すると、体に付いていたイエダニやノミが人やペットに移り、腐敗が進めばハエも発生するからです。
トングで死骸をつかんでビニール袋に入れ、口を固く結んでもう1枚の袋で二重にしてください。
可燃ゴミとして出せる自治体が多いものの、分別のルールは地域で違うため、事前に確認が必要です。
殺鼠剤を使った場合、手の届かない奥で息絶えていることがあるので、無理に探さず専門業者に回収を依頼しましょう。
巣や侵入経路などの清掃

死骸を片づけたら、点検口から手が届く範囲の糞尿を掃除します。
乾いた糞は粉になって舞い上がるため、掃除機や掃き掃除は避けてください。
ビニールテープや粘着テープで糞を貼り取り、消毒液を含ませたペーパータオルで梁や天井板の上を拭き取ります。
梁や柱に付いた黒いこすれ跡もネズミの通り道だった跡なので、同じように消毒液で拭いておきましょう。
ちぎられた断熱材や集められた巣材は、ゴミ袋に入れて捨てます。
天井のシミは屋根裏からは見えにくいので、下の部屋から天井板を見上げて、シミが広がっていないか確かめてください。
シミが広がっていたり、天井板がたわんでいたりするときは、張り替えが必要なことがあります。
駆除・追い出しだけでなく根本的な環境改善が必要
罠(トラップ)や忌避剤でネズミがいなくなっても、屋根裏や天井裏が同じ状態のままなら、別のネズミがまた侵入してくるおそれがあります。
駆除や追い出しとあわせて、次の5つを見直しましょう。
根本的な環境改善のポイント
- 屋根裏や天井裏の掃除
- 屋根や外壁の穴、すき間の修繕
- 防鼠用の金網などの設置
- 食べ物がない環境
- 清潔で整理整頓された環境
屋根裏や天井裏の掃除

点検口のまわりにたまったホコリや、断熱材のくずは取り除いておきましょう。
ホコリのない状態にしておけば、新しい糞やこすれ跡が目立ち、ネズミが戻ってきたときに気づきやすくなります。
数か月に1度は点検口を開けて、懐中電灯で糞やこすれ跡がないか確かめてください。
屋根や外壁の穴、すき間の修繕

クマネズミは2cm、ハツカネズミは1cmほどのすき間があれば通り抜けられるので、小さな穴やヒビも塞いでおきましょう。
先に屋外側を塞ぐと、屋根裏に残ったネズミが外へ出られず部屋の中に出てくることがあるので、屋内側から作業してください。
屋内側で塞ぐのは、押し入れの天袋のすき間、壁と天井の境目、エアコンの配管穴のまわりです。
屋外側は、屋根と外壁のすき間、雨戸をしまう戸袋、基礎のヒビ、配管やケーブルの引き込み口を見て回りましょう。
細いすき間は防鼠パテで埋め、指が入るほど広いところは、ステンレス金網を丸めて詰めてからパテで固めます。
防鼠用の金網などの設置

軒下や屋根の換気口は、屋根裏の熱気や湿気を逃がす空気の通り道です。
上から金網やパンチングメタルをかぶせて、空気の流れを残したままネズミの侵入を防ぎましょう。
金網は、ハツカネズミも通れない1cm以下の目の細かいものを選んでください。
軒下や屋根は高い場所で、脚立から落ちる危険があるので、2階の高さの作業は業者に頼みましょう。
食べ物がない環境

追い出したあとも、キッチンに食べ物を出したままにしていると、ニオイにつられたネズミが再び侵入してくるおそれがあります。
食品は密閉容器に入れて保管し、テーブルや調理台に出したままにしないでください。
生ゴミは蓋つきの容器に入れ、ニオイがもれないようにしましょう。
清潔で整理整頓された環境

屋根裏に荷物を置いている家は、物の陰がネズミの隠れ場所になるので、使わない物を減らしておきましょう。
段ボールや古新聞はネズミがちぎって巣材に使うので、点検口の近くや押し入れにため込まないでください。
高所作業になるためプロに頼むのが良い

屋根裏や天井裏のネズミ対策は、市販の罠(トラップ)や忌避剤、防鼠パテで自分でも進められます。
ただし、屋根裏や天井裏は点検口から手が届く範囲しか作業できず、奥にいるネズミや巣までは対処できません。
屋根や軒下のすき間を塞ぐ作業も高所作業になり、脚立やはしごから落ちるととても危険です。
クマネズミは繁殖が早く、1年放置すると約2,100匹まで増えることもあるので、自分で駆除しても追いつかないおそれがあります。
軽い被害に見えても、かじられた配線から火災が起きたり、糞尿で天井板が腐食したりする場合もあるので、早めの対策が大切です。
次のような状況なら、無理をせず専門業者に相談してください。
- 罠(トラップ)を仕掛けても、天井から足音が続いている
- 点検口から手が届かない奥まで、糞や巣材が散らばっている
- 2階の軒下や屋根など、はしごが必要な高い場所にすき間がある
- 天井のシミがだんだん広がってきている
- 死骸や糞尿の処理を自分でするのが難しい
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