畑のトウモロコシからハクビシン被害は、防獣ネットや電気柵などで侵入を防ぐ方法があります。
ハクビシンによる被害が発生した場合、捕獲するには自治体の許可が必要です。
許可がなくても追い出しはできるので、忌避剤や侵入防止策を講じて被害を防ぎましょう。
この記事では、ハクビシンがトウモロコシ畑に侵入する理由や、自分でできる対策、捕獲に関する注意点を解説します。
すでに被害に遭って困っている方や、ハクビシンらしき姿を見かけた方やトウモロコシに食べられた形跡を見つけた方はぜひ参考にしてください。
このような方におすすめ
- トウモロコシをハクビシンに食べられて困っている方
- 畑への侵入を防ぐ方法や、追い出すための対策を知りたい方
- ハクビシンを自分で捕獲できるのか知りたい方
- ハクビシン被害の適切な対処法を知りたい方

※1 対応地域・加盟店・現場状況により、事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます
※2 対応地域・対応する加盟店により異なります
※3 延長保証は一部エリアのみご提供、再発防止がついている場合にかぎります
ハクビシンってどんな動物?

ハクビシンは、ネコ目ジャコウネコ科に分類される動物です。
猫と同様ネコ目に属しますが、ネコ科ではありません。
額から鼻先にかけて伸びる白い線が特徴で、全長約100㎝、尾は約40㎝ほどです。
雑食性で、果物やトウモロコシをはじめとする野菜などの農作物のほか、小動物や昆虫、ペットフードなども食べます。
畑の農作物を食べるだけでなく、近年は住宅地で見かけることも多くなり、屋根裏や床下、物置などに棲みつき、糞尿による被害を引き起こすことも。
対策を講じるためにも、まずはハクビシンの性格や習性、フンの特徴を把握しておくことが重要です。
ハクビシンってどんな動物?
・基本的には臆病でおとなしい性格
・危険を感じると凶暴化する
・ハクビシンのフンの特徴
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基本的には臆病でおとなしい性格
ハクビシンは基本的に臆病でおとなしく、人との接触を避ける傾向があります。
夜行性のため、日中は山林や洞窟、岩陰など人目のつきにくい場所で休み、夜になるとエサを探して活動します。
トウモロコシ畑など、食料がある田畑を夜間に荒らし、翌日に被害を発見するケースが多いです。
危険を感じると凶暴化する
臆病なハクビシンですが、危険を感じると、攻撃的になることがあります。
トウモロコシ畑でハクビシンを見かけても、不用意に刺激を与えるのは危険です。
遭遇した場合は焦らずに適度な距離をとりましょう。
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ハクビシンのフンの特徴
トウモロコシ畑などの田畑ではさまざまなフンが落ちていることはありますが、
ハクビシンは長さ5~10cmほどの棒状のフンを残します。
フンだけで見分けるのは難しいですが、同じ場所に繰り返し排泄するため糞という習性があるので、繰り返しフンを見かける場合はハクビシンもしくはほかの害獣が周辺に棲みついている可能性が高いです。
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自分で捕獲していいの?畑に出没するハクビシンの対策方法3選

トウモロコシ畑にハクビシンが出没し、被害が発生している場合は対策が必要です。
具体的な対策方法について3つ紹介していきます。
なお、ハクビシンは鳥獣保護管理法の対象となっており、許可なく捕獲したり、殺傷するのはNGです。
それぞれの方法を理解し、適切な対策を検討してください。
自分で捕獲していいの?畑に出没するハクビシンの対策方法3選
・自治体から許可をもらい自分で捕獲する
・捕獲せずに畑から追い出す
・専門業者に依頼する
自治体から許可をもらい自分で捕獲する
トウモロコシ畑のハクビシン対策で有効な方法の一つが捕獲です。
自治体に申請し、許可を受けたうえで、罠を設置し捕獲を試みます。
ハクビシンを捕まえることができたら、人里離れた環境でハクビシンを放すのが基本です。
自治体ごとに罠の貸出や狩猟免許の要否、捕獲後の対応方法が異なるので、自ら捕獲を検討している方は一度問い合わせてみましょう。
捕獲せずに畑から追い出す
トウモロコシ畑のハクビシン対策には、忌避剤などを使って畑から追い出す方法もあります。
畑の外周やハクビシンの通り道に忌避剤を設置し、トウモロコシに近づきにくい環境を作ります。
捕獲に必要な手続きや捕獲後の対応が不要なため、自分で取り組みやすい対策方法です。
ただし、一度追い出しても、ハクビシンが再びトウモロコシを食べに来る可能性があります。
防獣ネットなどによる侵入防止策も組み合わせ、食べ残された実の片づけや周辺の草刈りを続けることが必要です。
専門業者に依頼する
トウモロコシ畑の被害が続き、自分での対策が難しい場合は、専門業者へ依頼する方法がおすすめです。
畑の被害状況やハクビシンの侵入経路を調査しつつ、適切な追い出し方法や侵入防止策を講じられます。
専門業者に依頼することで、ケガや感染症のリスクを減らすことも可能です。
対応範囲は異なるため、依頼前にトウモロコシ畑の対策が可能か、再侵入防止策まで対応できるか、作業内容や費用なども確認しておきましょう。
自分で対策する場合の注意点

トウモロコシ畑でハクビシン対策を行う場合は、自治体の支援内容や侵入防止設備の適切な使い方を確認しておく必要があります。
捕獲許可や罠の貸し出しを受けても、罠の設置や日々の見回りなどは、基本的に自分で行う必要があります。
また、ハクビシン対策に有効な電気柵は、危険も伴うため、取扱いに注意して設置してください。
自分で対策する場合の注意点
・自治体が対応するのは、罠の貸し出しのみ
・電気柵は設置する高さと雑草による漏電に注意する
自治体が対応するのは、罠の貸し出しのみ
ハクビシンの被害を自治体に相談しても、捕獲や追い出しといった対応を実行してくれるわけではなく、貸し出すのみです。
罠の設置やエサの補充、毎日の見回りなども自らが対応しなければなりません。
ハクビシンを捕獲しても、森林や河川に放つ必要もあります。
自治体から罠を借りる場合は、使い方や注意事項をあらかじめ確認しておきましょう。
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電気柵は設置する高さと雑草による漏電に注意する
トウモロコシをハクビシンから守るには、農林水産省が推奨する電気柵を使うのも一つの方法です。
柵線に触れた動物に電気ショックを与え、侵入を防ぎます。
埼玉県茶業研究所が開発した「白落くん」は、ネットと電線を組み合わせた電気柵で、ハクビシンがネットに登り、支柱と柵線に同時に触れると電気が流れる仕組みです。
ただし、電気柵はハクビシンの大きさに合わせて地面近くに張る必要がありますが、地面に凹凸があると電線の下にすき間ができ、ハクビシンにくぐられて浸入されてしまいます。
また、雑草が電気柵に触れることで漏電し、効果が低下することもあります。
参考
農林水産省「野生鳥獣被害防止 マニュアル」

ハクビシンがトウモロコシ畑に侵入する理由

トウモロコシ畑は、ハクビシンのエサとなるトウモロコシを得られるだけでなく、身を隠せる場所でもあります。
食べ物と隠れ場所の2つの面から、ハクビシンが侵入する理由を解説します。
ハクビシンがトウモロコシ畑に侵入する理由
・好物のトウモロコシを食べるため
・茂った茎や葉に身を隠せるため
好物のトウモロコシを食べるため
ハクビシンは野菜や果物、昆虫、小動物などを食べる雑食性で、トウモロコシは好物の一つです。
トウモロコシの茎を斜めに倒して実を食べることが多いため、茎が斜めに傾き、実に食べ跡があればハクビシンの被害に遭っているサインかもしれません。
一度トウモロコシ畑でエサがあることを覚えると、再び食べに来て、被害は拡大していきます。
茂った茎や葉に身を隠せるため
背が高く、茎や葉が密集するトウモロコシ畑は、周囲から姿を見られにくく、身を隠して移動しながら、実を食べられる環境です。
さらに、畑周辺の雑草や茂み、積み重ねられた資材なども隠れ場所になります。
近くの倉庫や資材置き場などをねぐらにし、背の高い茎や葉で身を隠しながら、夜間にトウモロコシ畑を訪れることもあります。
ハクビシンを見つけたときのNG行為

トウモロコシ畑やその周辺でハクビシンを見つけても、不用意に近づくことや無理に追い払う行為は危険です。
刺激を与えると、噛まれたり引っかかれたりするおそれがあります。
ハクビシンを見つけたときに避けるべき行為を解説します。
ハクビシンを見つけたときのNG行為
・素手で触る
・畑でハクビシンに近づく
・道具で追い払う
素手で触る
ハクビシンを見つけても、素手で触ったり、つかまえようとしたりしてはいけません。
基本的には臆病な動物ですが、身の危険を感じると、攻撃に転じることがあります。
ケガを負うだけでなく、さまざまな病原体を媒介するハクビシンの身体に触れることで、感染症につながることも。
誤って触れてしまった場合は、石鹸やハンドソープで洗浄し、必要に応じて医療機関へ受診をしてください。
畑でハクビシンに近づく
トウモロコシ畑でハクビシンを見つけた際、追い払おうとして近づくのは避けましょう。
ハクビシンは基本的に臆病な動物ですが、人が近づくことで攻撃に転じることがあります。
また、茎や葉が茂ったトウモロコシ畑では、ハクビシンが移動すると姿を見失うことも考えられます。
急に遭遇することもあるので、畑の中を追い回す行動は避け、一定の距離を保つことが重要です。
道具で追い払う
トウモロコシを食べるハクビシンを見つけても、棒やほうきなどでつついたり、たたいたりして追い払ってはいけません。
刺激を与えると攻撃を受ける危険性があるほか、ハクビシンを傷つけてしまう可能性があります。
ハクビシンは鳥獣保護管理法の対象であり、許可なく捕獲、殺傷することは原則禁止です。
違反内容によっては、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が課せられることもあります。
ハクビシンが棲みつきやすい環境

ハクビシンは、エサを確保しやすく、安心して身を隠せる場所に棲みつきます。
トウモロコシ畑やその周辺に休息場所があると、近くに棲みつき、畑へエサを食べに来ることも。
ハクビシンが棲みつきやすい環境を6つに分けて解説します。
ハクビシンが棲みつきやすい環境
・水路や側溝が近くにある環境
・人通りが少なく静かな環境
・エサが豊富にある環境
・暖かく雨風をしのげる環境
・狭くて暗く、身を隠せる環境
・果樹園や畑が周辺にある環境
水路や側溝が近くにある環境
ハクビシンは、水路や側溝などの水辺を通り道として利用することがあります。
トウモロコシ畑の近くに水路や側溝がある場合は、周辺を移動しながらエサや身を隠せる場所を探しているかもしれません。
人通りが少なく静かな環境
ハクビシンは、人目につきにくい静かな環境を好みます。
人の出入りが少ない物置や廃屋、静かな神社仏閣などは、身を隠して過ごす場所として最適です。
トウモロコシ畑の周辺に普段は立ち入らない倉庫などがあれば、そこに潜んでいる可能性もあります。
エサが豊富にある環境
収穫されずに残った農作物や地面に落ちた果実、畑の周辺に放置された生ゴミもハクビシンを引き寄せる原因になります。
トウモロコシ畑に収穫せずに残した実があると危険です。
一度追い出しても、エサを得られる場所だと覚えて再び食べに来る可能性もあります。
暖かく雨風をしのげる環境
トウモロコシ畑周辺の倉庫や物置、農具小屋など、寒さや雨風をしのげる場所は棲みつく環境として最適です。
人目につきにくく、落ち着いて過ごせる場所であれば、子育ての場として利用されることも。
狭くて暗く、身を隠せる環境
臆病な性格のハクビシンは、人やほかの動物から身を隠せる、狭くて暗い環境を好みます。
トウモロコシ畑付近の空き家や、人が立ち入る機会の少ない倉庫などは、落ち着いて身を隠しやすい場所です。
畑の周辺にある樹洞や茂み、積み重ねられた木材、トウモロコシの茎や葉が密集した場所などでも、姿を隠しながら棲みついていることもあります。
果樹園や畑が周辺にある環境
ハクビシンは雑食性で、トウモロコシのほかに、ブドウやイチゴ、ミカンなどの甘い果物も好みます。
果樹園や畑はエサ場になりやすく、周辺の住宅や倉庫などがねぐらになる可能性も高いです。
周辺にほかの畑や果樹園もあれば、十分な食べ物を得られる環境です。
大きな農地に限らず、家庭菜園もエサ場となる可能性があります。

自分で駆除をするなら捕獲ではなく畑からハクビシンを追い出す

ハクビシンを捕獲するには、自治体の許可や罠の管理、捕獲後の処理など煩雑な対応が必要になるため、自分で対策する場合は、畑からの追い出しがおすすめです。
ただし、一度追い出しても、トウモロコシを食べるために再び畑を訪れる可能性があるため、防獣ネットや電気柵などで畑への侵入を防ぐ対策も必要です。
自分で駆除をするなら捕獲ではなく畑からハクビシンを追い出す
①追い出し道具を用意する
②服装を整える
③忌避剤や対策グッズで寄り付かない環境を作る
④寄り付かない環境を作る
①追い出し道具を用意する
まずは、追い出しや侵入防止に使う道具を準備します。
忌避剤は、ハクビシンを対象とした屋外や畑で使用できる製品を選び、再侵入を防ぐためには、防獣ネットなどの使用が最適です。
ハクビシンの体や糞尿には、病原菌や寄生虫が付着している可能性があるため、長袖長ズボンの作業着も用意しておきましょう。
| 道具 | 商品 | 用途 | 重要度 |
| ゴム手袋 | ![]() |
糞尿の直接接触を防ぐ | 〇 |
| 長靴 | ![]() |
泥やぬかるみから足を守る | 〇 |
| 作業着 | ![]() |
フンや害虫から身を守る | 〇 |
| 置き型忌避剤 | 設置することで忌避させる | 〇 | |
| 防獣ネット | ![]() |
ナイロン製のネットで侵入を防ぐ | 〇 |
②服装を整える
作業時は、長袖長ズボンの作業着や手袋、長靴を着用し、肌の露出を避けます。
糞尿で汚れる可能性があるため、衛生面の観点から使い捨ての不織布つなぎ服がおすすめです。
防護具を着用していても、ハクビシンに直接触れたり、つかまえようとしたりする行為はケガを負う恐れがあるため避けましょう。
③忌避剤や対策グッズを使用する
ハクビシンを遠ざけるには、通り道や畑への侵入を遮るように忌避剤を使用します。
トウモロコシから20〜30cmほど外側に支柱を立て、風で飛ばされないように固定しながら、忌避剤を取り付けます。
浸入校を確認しながら、場合によっては設置数も増やしてください。
ただし、一度追い出しただけでは、再び戻ってくる可能性があるため、防獣ネットを使用して侵入対策も行います。
防獣ネットは、畑を囲って農作物への接近を防ぐための資材です。
設置時は吊り具やロープ、パッカーなどで支柱に固定します。
設置後も、風によるめくれや地面とのすき間、破損がないか定期的に確認してください。
④寄り付かない環境を作る
ハクビシンの再来を防ぐには、寄り付きにくい環境作りが重要です。
トウモロコシの食べ残された実や畑に落ちている実は片付け、周辺に放置された生ゴミは、ふた付きの容器に入れて管理しましょう。
また、伸びた雑草や積まれた木材、不要な資材がある場合は、草刈りや整理整頓を行い、ハクビシンが身を隠せる場所を極力減らすことも重要です。
一度の片づけで終わらせず、畑の周辺を継続して管理することで、寄り付きにくい環境を整えます。
トウモロコシ畑にハクビシンが出没したら、プロに依頼を
トウモロコシ畑にハクビシンが出没すると、収穫前の実を食べられたり、畑が荒らされる被害が発生します。
自分で対策する場合、ケガや健康被害のリスクがあるほか、ハクビシンを傷つけずに対策するなど鳥獣保護管理法への理解が必要です。
また、一度追い出しても再び食べに来る可能性があるため、畑への侵入を防ぐことも欠かせません。
害獣お助け本舗では、ハクビシンの調査から駆除、再発防止対策まで一貫して対応しています。
被害の拡大を防ぎ、大切に育てたトウモロコシを守るためにも、早めに相談してください。
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※1 対応地域・加盟店・現場状況により、事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます
※2 対応地域・対応する加盟店により異なります
※3 延長保証は一部エリアのみご提供、再発防止がついている場合にかぎります




