自宅周辺に棲みついたハクビシンを、LEDライトの光で追い出せないかと考える方もいるかもしれません。
ハクビシンは強い光や点滅する光を嫌がる習性があるため、一時的にその場から離れる可能性があります。
しかし、光に慣れると効果はなくなるため、LEDライトだけで被害を根本的に解決するのは困難です。
本記事では、ハクビシン対策におけるLEDライトの効果や使用時の注意点、棲みついているサイン、正しい追い出し方を解説します。
ハクビシン対策にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
このような方におすすめ
- ハクビシン対策にLEDライトが効くのか知りたい方
- ライトを設置するときの注意点を知りたい方
- 屋根裏や床下にハクビシンが棲みついている可能性がある方
- ハクビシンを安全かつ確実に追い出したい方

※1 対応地域・加盟店・現場状況により、事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます
※2 対応地域・対応する加盟店により異なります
※3 延長保証は一部エリアのみご提供、再発防止がついている場合にかぎります
なぜハクビシンが家に棲みつくのか

ハクビシンは山林に棲みつく野生動物ですが、近年では森林伐採や都市開発の影響で、住宅地や都市部にも生息するようになりました。
屋根裏や床下は雨風や外敵を避けやすく、ハクビシンにとって安全に休息や子育てができる場所です。
ハクビシンが家に棲みつく理由や生態、食性、法律上の扱いについて解説します。
なぜハクビシンが家に棲みつくのか
・ハクビシンが家に棲みつく理由
・ハクビシンとはどのような生き物なのか
・ハクビシンが食べるもの
・鳥獣保護管理法におけるハクビシンの扱い
ハクビシンが家に棲みつく理由
ハクビシンが家に棲みつく主な理由は、安全に休める場所と十分なエサを確保できるためです。
屋根裏や床下は雨風や外敵の影響を受けにくく、人の出入りも少ないため、休息や子育てに適しています。
また、住宅地には生ゴミや家庭菜園の作物、果樹、屋外に置かれたペットフードなど、エサとなるものが豊富にあることも、ハクビシンが棲みつくようになった大きな要因です。
ハクビシンとはどのような生き物なのか
ハクビシンは、ネコ目ジャコウネコ科に分類される中型の哺乳類です。
額から鼻にかけて伸びる白い線と長い尾が特徴で、体長は約60cm、尾の長さは約40cmあります。
国内では1940年代に初めて静岡県で野生の個体が確認され、それ以降は北海道から本州にかけて生息域を広げてきました。
夜行性で木登りを得意とし、警戒心の強い動物ですが、追い詰められると攻撃に転じることもあります。
見つけても素手で捕まえようとせず、一定の距離を取るようにしましょう。
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ハクビシンが食べるもの
ハクビシンは植物から小動物まで幅広く食べる雑食性の動物で、特に甘い果物を好みます。
ブドウや柿、桃、ミカンなどの果物をはじめ、トウモロコシなどの野菜、昆虫、カエル、鳥の卵、生ゴミ、ペットフードなども食べます。
敷地内にエサとなるものがあると、ハクビシンを引き寄せる原因になるため注意が必要です。
ゴミ箱にはふたをし、落ちた果実やペットの食べ残しを放置しないなど、エサを与えない環境作りが大切です。
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鳥獣保護管理法におけるハクビシンの扱い
ハクビシンは、鳥獣保護管理法の対象となる野生動物です。
自宅や敷地内に棲みついた場合でも、原則として自治体などの許可なく捕獲したり、殺傷したりすることはできません。
無許可で捕獲、殺傷すると、違反内容によっては1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金が科される可能性があります。
追い出す行為自体は禁止されていませんが、ハクビシンを傷つけてしまったら違反とみなされることがあるため、見つけたらプロの害獣駆除業者へ相談しましょう。
LEDライトはハクビシンに効果はあるの?

LEDライトの強い光や点滅は、ハクビシンを警戒させ、一時的に遠ざける効果が期待できます。
ただし、LEDライトの光がハクビシン対策に効果があると科学的に証明されているわけではありません。
光に慣れると再び近づく可能性があるため、忌避剤や侵入口の封鎖などと組み合わせた対策が必要です。
LEDライトはハクビシンに効果はあるの?
・LEDの強い光で一時的に遠ざけられる
・LEDの光に慣れると効果が薄れる可能性がある
LEDライトの強い光で一時的に遠ざけられる
ハクビシンは夜行性のため、LEDライトが突然点灯すると周囲を警戒し、その場から離れる傾向があります。
人感センサー式のLEDライトを侵入口や通り道に向けて設置すれば、ハクビシンが近づいたときに光を当てられます。
ただし、建物や植木などで光が遮られる場所には届かないため、設置する方向や位置を調整して使用する必要があります。
また、近隣住宅の窓に強い光が入り込むと、トラブルにつながる可能性があります。
LEDライトの光に慣れると効果が薄れる可能性がある
同じ場所でLEDライトを使い続けると、ハクビシンが危険のない光だと判断し、警戒しなくなる可能性があります。
一度離れたとしても、LEDライトの届かない場所へ移動したり、消灯後に戻ったりすることも。
点灯のタイミングや光り方が変化する製品の使用も一時的には有効ですが、継続的な効果が保証されるわけではありません。
LEDライトは補助的な対策として使用するのが賢明です。
ハクビシン対策に使われるLEDライトの種類

害獣用のLEDライトは、強い光や点滅によってハクビシンを警戒させ、住宅や敷地へ近づきにくくするための機器です。
動きを検知して点灯するものや超音波を同時に発するものなど、製品によって機能が異なります。
使用する場所や目的に合った製品を選びましょう。
ハクビシン対策に使われるLEDライトの種類
・青色LEDライト
・センサー付きLEDライト
・LED・超音波一体型
・ソーラー式・乾電池式
青色LEDライト
青色LEDライトは、青く強い光を点灯、点滅させ、ハクビシンを警戒させるための機器です。
庭や玄関、建物の外壁付近など、ハクビシンが近づく場所へ継続的に光を当てたい場合に適しています。
消費電力が少なく、長時間設置しやすい製品が多いですが、近隣住宅の窓に光が入ったり運転者や歩行者の視界を遮ったりするおそれも。
周辺環境に配慮しながら使用してください。
センサー付きLEDライト
センサー付きLEDライトは、庭やベランダ、玄関、建物の外壁付近などに設置して使用します。
周囲の動きを検知したときだけ自動で点灯、点滅するため、常時点灯するLEDライトよりも消費電力を抑えたい場合に適しています。
ハクビシンが侵入口や通り道に近づいたときだけ強い光を当てるため、光に慣れにくく、消費電力も抑えることが可能です。
ただし、人や車、風で揺れる植物などにも反応することがあるため、検知範囲や角度を調整し、ハクビシンが通る場所へ向けて設置しましょう。
LED・超音波一体型
LED・超音波一体型のライトは、庭や家庭菜園、塀の周辺など、ハクビシンの侵入口や通り道を見通せる屋外の設置に適しています。
ただし、光と超音波は障害物に遮られやすいため、植木や壁を避け、ハクビシンが近づく方向へ向けて設置しましょう。
強い光や点滅に加え、人間には聞こえにくい高い周波数の音を発する機器です。
ハクビシンの視覚と聴覚を同時に刺激し、侵入口や通り道から遠ざける効果が期待できます。
ただし、超音波がイヌやネコなどのペットに影響を与えることもあるため、異変が見られた場合は使用を中止してください。
ソーラー式・乾電池式
ソーラー式と乾電池式のLEDライトは、コンセントがなく、家から離れた庭や畑の設置におすすめです。
太陽光で充電できるため、日当たりのよい屋外での長期的な使用に向いています。
一方、乾電池式は日照に左右されないため、軒下や屋根裏、床下などにも設置できます。
いずれも充電不足や電池切れによって作動しなくなるため、定期的に動作を確認しましょう。
LEDライトだけでハクビシン被害を解決するのは難しい

LEDライトはハクビシンを一時的に警戒させる可能性がありますが、光に慣れたり、照射範囲外へ移動したりするため、被害の根本的な解決は困難です。
また、強い光を近隣住宅や道路へ向けると、周囲に迷惑をかけるおそれがあります。
被害を解決するには、追い出しに加えて侵入口の封鎖や糞尿の清掃、消毒まで行いましょう。
LEDライトだけでハクビシン被害を解決するのは難しい
・ハクビシンがLEDライトの光に慣れる可能性がある
・LEDライトの照射範囲外へ移動することがある
・LEDライトの光が近隣住民とのトラブルにつながる可能性がある
ハクビシンがLEDライトの光に慣れる可能性がある
同じ場所でLEDライトを点灯、点滅させ続けると、ハクビシンが危険のない光だと判断し、次第に警戒心が薄くなります。
一度その場から離れても、LEDライトの届かない場所へ移動したり、光に慣れて戻ったりします。
人感センサー式や点滅パターンが変化する製品でも、継続的な効果が保証されるわけではありません。
LEDライトは一時的に警戒させるための補助的な対策として使用しましょう。
LEDライトの照射範囲外へ移動することがある
LEDライトの光は、壁や柱、家具などの障害物を越えて届きません。
そのため、ハクビシンを住宅の外へ追い出すのではなく、光の当たらない屋根裏の奥や壁の中などへ移動させるだけになる可能性があります。
侵入口や通り道を確認し、ハクビシンへ直接光が当たる位置にLEDライトを設置しましょう。
LEDライトの光が近隣住民とのトラブルにつながる可能性がある
LEDライトの強い光や点滅が近隣住宅の窓に入り込むと、睡眠を妨げ、苦情につながる可能性があります。
道路に向けて設置した場合は、まぶしさによって自動車や自転車の運転者、歩行者の視界を遮るおそれも。
侵入口や通り道など必要な範囲だけを照らし、隣家や道路へ光が漏れないように向きや照射範囲を調整してください。
ハクビシンの追い出しに有効な駆除グッズ

ハクビシンを住宅から追い出す際は、忌避剤や燻煙剤、超音波装置などが有効です。
捕獲や殺傷ではなく、ハクビシンが苦手とするニオイや煙、音で警戒させ、建物から遠ざけることを目的としています。
それぞれ適した使用場所が異なるため、被害状況に合わせて選びましょう。
ハクビシンの追い出しに有効な駆除グッズ
・忌避剤
・燻煙剤
・超音波
忌避剤
忌避剤は、ハクビシンが嫌がるニオイや刺激を利用し、建物から追い出したり、侵入口や通り道へ近づきにくくしたりするグッズです。
主にスプレー型と設置型があり、使用する場所や目的に合わせて選べます。
スプレー型は、ハクビシンの侵入口や通り道など、狙った場所へ直接吹きかけて使用します。
ハッカや木酢液、唐辛子由来の成分などを使用した製品があり、必要な場所へすぐに散布できる点が特徴です。
ただし、屋外では雨風によって成分が流れ、ニオイが弱まりやすいため、定期的に散布し直す必要があります。
設置型には、固形、顆粒、吊り下げ式などがあります。
屋根裏や床下、通気口の周辺などに置いて使用でき、スプレー型よりも効果が長く続く製品が多いのが特徴です。
効果の持続期間は製品や設置環境によって異なり、使用期限を過ぎるとニオイが弱まります。
燻煙剤
燻煙剤は、ハクビシンが嫌がる煙やニオイを空間に広げ、屋根裏や床下などから追い出すためのグッズです。
煙が広範囲に行き渡るため、奥まで手が届かず、ハクビシンの居場所を直接確認しにくい空間に適しています。
ただし、煙やニオイがなくなると効果も薄れ、再侵入されることも。
使用する際は、人やペット、機器や食品などの保護を行う必要があります。
また、市販の燻煙剤にはネズミなどを対象とした製品が多く、すべてがハクビシンに対応しているわけではありません。
購入前に対象動物と使用可能な場所を確認してください。
超音波
超音波装置は、人間には聞こえにくい高い周波数の音を発し、ハクビシンを警戒させるための機器です。
薬剤や煙を使用しないため、周囲に成分やニオイが残らない点がメリットです。
一方、超音波は壁や柱、家具などの障害物に遮られやすく、設置位置によってはハクビシンがいる場所まで届きません。
同じ音を流し続けると慣れて反応しなくなる可能性もあります。
周波数や発生間隔を自動で変更できる製品を選び、忌避剤や侵入口の封鎖と組み合わせることがおすすめです。
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ハクビシンが家に棲みついているサインとは

夜に聞こえる鳴き声や悪臭、フンや足跡などの痕跡がある場合、すでに屋根裏や住宅周辺にハクビシンが棲みついている可能性があります。
放置すると被害が拡大していくため、早めに気づくことが大切です。
ここでは、ハクビシンが家に棲みついているときの主なサインを解説します。
ハクビシンが家に棲みついているサインとは?
・鳴き声がする
・家のまわりに足跡がある
・フンが落ちていてニオイがする
・足音など物音がする
鳴き声がする
夜に屋根裏や床下などから「キィキィ」「キューキュー」といった鳴き声が聞こえたら、ハクビシンが棲みついている可能性があります。
繁殖期や縄張り争いの時期は鳴き声が大きくなるため、うるさいと感じる人も多くなるでしょう。
「キューキュー」「クルルル」という高く細い鳴き声が聞こえたら繁殖まで進んでいるかもしれません。
家のまわりに足跡がある
家の周囲に足跡がある場合は、ハクビシンが棲みついている有力なサインです。
ハクビシンの足跡は肉球と指が離れており、大きさは前も後ろも4~5cm程度です。
庭、畑などに足跡が残されていたら、自宅周辺にハクビシンが潜んでいる可能性が高いといえます。
フンが落ちていてニオイがする
屋根裏や玄関、庭などにフンが落ちていたり、室内で獣臭やアンモニア臭がする場合は、ハクビシンが棲みついている可能性が高いです。
ハクビシンは同じ場所にフンをするため糞という習性があり、天井裏や屋根裏にフンや尿が溜まると強烈なアンモニア臭を発します。
ニオイが強烈だと、換気や消臭では消えないこともあります。
足音など物音がする
夜に屋根裏や床下から足音や物音が聞こえたら、ハクビシンが棲みついて動き回っている可能性があります。
ハクビシンの体重は3~4kgほどあるため、ネズミなどの小動物に比べると物音が大きいです。
音が聞こえる場所が日によって異なる場合は家の中で移動している可能性があり、その分被害範囲も広がっていると考えられます。
ハクビシンが家に棲みつくと発生する被害

ハクビシンが棲みつくと、悪臭や騒音、健康などさまざまな被害が発生します。
放置すると住宅の劣化につながり、被害の進行とともに修繕費が高額になるため、早めの対策が重要です。
ここでは、ハクビシンが家に棲みついた場合に発生する主な被害について解説します。
ハクビシンが家に棲みつくと発生する被害
・悪臭
・騒音
・病原菌
・住宅劣化
悪臭
ハクビシンは同じ場所にフンをするため糞という習性があり、糞尿が溜まることでニオイが強くなります。
時間が経つとニオイは天井や壁を通して室内まで広がることも。
糞尿が断熱材や木材に染み込むとニオイは簡単には取れず、清掃やリフォームが必要になり、高額な修繕費が発生するかもしれません。
騒音
ハクビシンは夜行性の動物のため、夜になると活発に動き始めます。
夜に屋根裏や床下、ベランダなどを走る足音や物を引っかく音、鳴き声などが原因で睡眠を妨げられてしまうかもしれません。
複数が棲みついている場合は物音がさらに大きくなり、慢性的な睡眠不足やストレスの原因となります。
病原菌
ハクビシンの体や糞尿には、ノミやダニ、病原菌が付着しています。
サルモネラ菌やレプトスピラ症などの感染症の原因になるケースもあり、小さな子どもや高齢者がいる家庭ではとくに注意が必要です。
| 感染症名 | 主な病状 | 潜伏期間 | 致死量 |
| サルモネラ菌 | 腹痛、下痢、発熱、嘔吐など | 5~72時間 | 0.1~0.2% |
| レプトスピラ症 | 発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、消化器症状、皮疹、黄疸、肝不全、腎不全など | 5~14日 | 5~20% |
| 疥癬 | 強いかゆみ、赤い発疹 | 1~2か月 | ほぼ0% |
| 狂犬病 | 発熱、錯乱、嘔吐、恐水症など | 1~2か月 | ほぼ100% |
| SARS | 発熱、悪寒、筋肉痛、肺炎など | 2~10日 | 約10% |
| 重症熱性血小板減少症候群(SFTS) | 発熱、消化器症状、腹痛、筋肉痛、神経症状、リンパ節腫脹、出血症状 | 6日~14日 | 10~30% |
| カンピロバクター | 腹痛、嘔吐、下痢、血便、発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛など | 2~5日 | ほぼ0% |
| エルシニア感染症 | 発熱、腹痛、下痢、関節炎 | 1日~14日 | ほぼ0% |
住宅劣化
ハクビシンが棲みつくと、住宅の劣化にもつながります。
糞尿による湿気で木材や断熱材が傷み、シミができたり天井が腐って落ちたりすることもあります。
配線や断熱材をかじられることで、漏電や断熱性能の低下につながるほか、被害が進行すると建物の資産価値が下がる可能性があります。
ハクビシンを追い出すための正しい方法

ハクビシンを追い出すには、正しい手順で対応する必要があります。
帰巣本能が強い動物なので、一度追い出しても侵入口を塞がなければ根本的な解決にはなりません。
健康被害やケガのリスクもあるため、自分で対応する場合は十分に注意してください。
ハクビシンを追い出すための正しい方法
①棲みついている場所の特定
②駆除道具を用意する
③服装を整える
④罠を設置する
⑤忌避剤を使用する
⑥清掃・消毒をする
⑦侵入経路を塞ぐ
⑧寄り付かない環境を作る
自分で駆除する場合は細心の注意を
ハクビシンはノミやダニ、病原菌を持っている可能性があり、フンや体毛に触れるのは危険です。
追いつめられると威嚇したり嚙みついたりすることもあるので、ケガを負うことも。
また、ハクビシンは鳥獣保護管理法で保護されているため、許可なく捕獲や殺傷を行うことは禁じられており、違反すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金が課せられます。
屋根裏や床下での作業は転落や配線破損などのリスクや、ネズミやゴキブリ、ムカデ、シロアリなどの害獣害虫が潜んでいる可能性も考えられます。
自分で駆除を行う場合はさまざまな危険があることを認識し、少しでも不安な場合は無理をせずプロに相談するのが安心です。
参考
環境省「狩猟制度の概要」
①棲みついている場所の特定
まずは、ハクビシンが棲みついている場所や侵入経路を特定します。
ハクビシンは屋根裏や床下に潜んでいることが多いため、点検口から様子を確認しましょう。
フンが溜まっていたり断熱材が荒らされている場合、すでに棲みついている可能性があります。
また、ハクビシンは3~4cm程度のすき間があれば侵入できるため、通気口や外壁のすき間などが侵入経路になっているかもしれません。
②駆除道具を用意する
棲みついている場所や侵入経路の確認後は、追い出し作業や清掃、侵入防止に必要な道具を準備します。
ハクビシンの体や糞尿には病原菌や寄生虫が付着している可能性があるため、作業の際はゴム手袋や防塵マスク、ゴーグルなどを着用して作業してください。
追い出しには忌避剤や燻煙剤、清掃には消毒液や雑巾、侵入防止には金網や防獣ネット、コーキング材などを使用します。
③服装を整える
ハクビシンのフンや尿には、病原菌やノミやダニなどの害虫が潜んでいることがあります。
屋根裏や床下で作業を行う際は、肌の露出を避け、防護具を着用して作業しましょう。
粉じんやホコリを吸い込んだり、糞尿に直接触れたりしないようにマスクの着用も必須です。
山本光学 保護ゴーグル YG-5090HFN
屋根裏や床下は、乾燥したフンやホコリが粉じんになって空気中に舞いやすく、目から細菌や異物が入る危険があります。
顔に密着するタイプの保護ゴーグルを使用してください。
興研 防じんマスク 7121R-03型 RL3タイプ
乾燥したフンやホコリを吸い込むと、感染症やアレルギー症状、呼吸器への悪影響が出る可能性があります。
防じんマスクを着用することで、粉じんや悪臭の吸い込みを防げます。
すき間からの侵入を防ぐためにも、鼻と口を覆うタイプのマスクを選びましょう。
不織布つなぎ服 防塵タイプ
作業時は長袖長ズボンのつなぎ服など、肌が露出しない服装を着用すると、ハクビシンのフンやノミ、ダニが服に付着するのを防げます。
衛生面を考えると、使用後に廃棄できる使い捨てタイプの不織布つなぎ服が安心です。
④罠を設置する
ハクビシンを捕獲する罠の設置も有効です。
ただし、ハクビシンは鳥獣保護管理法で保護されている動物のため、許可なく捕獲することは禁止されています。
罠を設置する場合は、事前に自治体の許可を取得する必要があり、捕獲後の対応も自分で行わなければなりません。
購入もしくは自治体から借りる
ハクビシンの捕獲には箱わなと呼ばれる罠を使用します。
市販の箱わなを購入することもできますが、1台当たり数千円から1万円程度かかることもあります。
罠の貸し出しを行っている自治体もあるため、まずはお住まいの市町村に相談してみることもおすすめです。
貸し出しには申請手続きや使用期間の制限があることが多いため、事前に条件や注意事項を確認しましょう。
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捕獲方法
罠は、足跡やフンが見つかった場所や、床下の換気口、外壁のすき間といった侵入口付近など、ハクビシンの通り道になっている場所に設置します。
エサはバナナや果物、甘い菓子類を使用し、設置後は長時間放置しないように1日1回以上は確認しましょう。
捕獲後は、山林や河川敷など人里離れた場所に逃がしてください。
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⑤忌避剤を使用する
ハクビシンを捕獲せずに追い出したい場合は、忌避剤の使用がおすすめです。
ハクビシンが嫌がる強烈な強いニオイや刺激を与えることで、近づきにくくする効果があります。
天然成分を使用しているため、子どもやお年寄りがいる家庭でも安心です。
犬・猫・獣いやがるスプレー
スプレータイプの忌避剤は、通気口や外壁のすき間、配管周辺などの侵入経路に噴射します。
ハクビシンが嫌がるニオイを放って近づきにくくし、数日から1週間ほど継続して使用すると効果を発揮します。
バルサン ワンタッチ煙タイプ
屋根裏や床下など広い範囲にハクビシンが棲みついている場合は、煙タイプの忌避剤が効果的です。
煙とニオイが空間全体に広がることで、追い出し効果が期待できます。
水や火を使わず、蓋をこするだけで煙を発生させられるため、手間もかかりません。
⑥清掃・消毒をする
ハクビシンを追い出した後は、清掃と消毒を行います。
糞尿を放置すると悪臭が残るだけでなく、ノミやダニ、病原菌が発生する原因になります。
糞尿が断熱材や木材に染み込むと住宅の劣化につながるため、早めに対応しましょう。
消毒用エタノール IPA スプレー式
糞尿が付着している場所は、消毒用エタノールなどを使用して殺菌を行います。
乾燥したフンをそのまま掃除すると粉じんが舞う可能性があるため、先に消毒液で湿らせてから拭き取るようにしましょう。
掃除に使用した雑巾や手袋は密閉して処分し、作業後は手洗いとうがいを徹底してください。
⑦侵入経路を塞ぐ
ハクビシンは帰巣本能があり、一度棲みついた場所に戻ろうとする習性があるため、侵入経路は確実に塞ぐ必要があります。
外壁のひび割れ、通気口、配管まわりなど侵入口になりうる場所を金網やパンチングメタル、防獣パテなどで封鎖してください。
金網
金網は通気性と強度を兼ね備えており、通気口や床下換気口など空気の通り道を塞ぐ際に適しています。
ペンチや金切りばさみで切ってサイズを調整すれば、さまざまな場所に使用可能です。
網目が粗いと通り抜けられる可能性があるため、網目の細かいタイプがおすすめです。
パンチングメタル
パンチングメタルは金属板に穴を開けた資材で、見た目がすっきりしており耐久性も高いのが特徴です。
通気性を確保しながら侵入を防げるため、通気口や換気口などに使用されます。
丈夫で長期間使用可能ですが、設置には専用の工具が必要です。
防獣ネット
防獣ネットはナイロンやポリエチレン製で、軽量で柔軟性がある資材です。
ベランダや軒下、庭など広い範囲を囲いたい際に向いています。
金属製に比べると耐久性が低いため、嚙み切られていないか定期的に確認する必要があります。
防獣パテ
配管まわりや外壁のひび割れなど、小さな隙間を塞ぐ際には防獣パテが有効です。
すき間を埋めるだけでなく、害獣が嫌がる成分が含まれている製品もあり、侵入防止と忌避の両方の効果が期待できます。
コーキング材
数センチ程度のすき間やひび割れにはコーキング材を使用します。
防水性のあるタイプなら、雨水の侵入防止も可能です。
コーキングガンを使用することで均一に隙間を埋められるため、確実な侵入経路の封鎖につながります。
⑧寄り付かない環境を作る
再びハクビシンが来ないようにするためには、住宅周辺の環境を見直すことが重要です。
エサ場や水、隠れる場所があると戻ってくる可能性があるため、住宅周辺を清潔に保ち、寄りつきにくい環境を作りましょう。
ゴミ置き場の対策
生ゴミは蓋付きの容器に入れて密閉し、ゴミ置き場はネットをかけるなどして荒らされないようにしましょう。
屋外に生ゴミを放置すると、ニオイにつられてハクビシンが近づく原因になります。
エサ場をなくす
庭や敷地内にペットフードや食べ残しを放置すると、ハクビシンが食べに現れます。
ハクビシンの捕食対象である小動物や害虫が集まるきっかけにもなるため、結果的にエサ場を提供することになってしまいます。
不要な段ボールや木材、伸びた雑草などは隠れ場所になるため、定期的に整理整頓や清掃を行いましょう。
水飲み場をなくす
ハクビシンは水辺を好むため、水がたまる場所をなくすことも重要です
庭のバケツや容器、雨水がたまる場所がないか定期的に確認してください。
池や水槽がある場合は、防獣ネットを設置するのも効果的です。
唐辛子やニンニクを配置する
ハクビシンは刺激の強いニオイを嫌うため、唐辛子やニンニクなどを侵入口付近や通り道に置く方法も有効です。
唐辛子に含まれているカプサイシンとニンニクに含まれているアリシンは、いずれもハクビシンが嫌う成分です。
ただし、自然由来の成分で時間の経過とともに効果は薄れていくため、市販の忌避剤と併用して使用してください。
周辺住民への配慮が必要
ハクビシン対策は、強いニオイを発する忌避剤や煙を噴射する薬剤などを使用するため、周辺住民への配慮が欠かせません。
罠の使用や侵入経路の封鎖作業によって、危険や不安を感じさせることもあります。
作業を行う前には、近隣住民へ一言伝えておくとトラブルを防止できます。
ハクビシン対策はLEDライトよりもプロに相談を
LEDライトの強い光や点滅は、ハクビシンを一時的に警戒させ遠ざける可能性があります。
しかし、光に慣れたり、照射範囲外へ移動したりするため、LEDライトだけで被害を解決するのは困難です。
ハクビシン被害を根本的に解決するには、追い出しに加えて、侵入口の特定や封鎖、糞尿の清掃、消毒、再侵入を防ぐ対策まで行う必要があります。
高所や狭い屋根裏での作業には、転落やケガ、感染症などのリスクがあるため、無理に自分で対処せず、専門の駆除業者へ相談しましょう。
害獣お助け本舗では、ハクビシンをはじめとするさまざまな害獣駆除を承っています。
ハクビシン被害にお困りの際は、お気軽にお問い合わせください。
こちらもCHECK

※1 対応地域・加盟店・現場状況により、事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます
※2 対応地域・対応する加盟店により異なります
※3 延長保証は一部エリアのみご提供、再発防止がついている場合にかぎります














