アブラコウモリ(学名:Pipistrellus abramus)はコウモリの中でも、都市部に多く生息しています。
日本に生息するコウモリで唯一、家屋に棲みつくコウモリです。
その習性から、別名をイエコウモリと呼ばれており、
自宅がコウモリの巣になってしまう被害も少なくありません。
ここでは、人々の生活に影響を及ぼすアブラコウモリの
特徴、生体、巣の見分け方と駆除方法についてご紹介します。
このような方におすすめ
- アブラコウモリの特徴、生態を知りたい方
- 自宅にコウモリが棲みいて困っている方
- 安全にコウモリを駆除したい方

家屋に棲みつくのは主にアブラコウモリ

アブラコウモリは、家のわずかな隙間にもぐりこみ、巣や子育ての場所として利用する、日本人にとって馴染みのあるコウモリといえます。
都市部が主な生息地となっており、夕方の空を飛び回っている姿を見たことがある方も多いのではないでしょうか。
そのほとんどがアブラコウモリの可能性が高いです。
別名イエコウモリと呼ばれる
アブラコウモリは都市部の建物に棲みつくことからイエコウモリとも言われます。
屋根裏や壁の隙間、換気口などを巣にして、人の生活圏内で見られることが多いため、この別名がつきました。
日本各地に分布し、北海道~沖縄まで広く生息しています。
アブラコウモリが家屋に棲みつく理由
近年、森林破壊や雑木林の減少により、アブラコウモリは本来の生息地を失いつつあります。
その結果、彼らは新たな拠点を求めて人間の生活圏へと移動し、家屋の屋根裏や軒下などに棲みつくようになりました。
環境の変化がアブラコウモリの行動範囲に影響を与え、人間の住居への侵入を招いているのです。
参考
アブラコウモリは飼ってもいい?
アブラコウモリをペットとして飼うことはできません。
日本では野生のコウモリを捕まえて飼育することが法律で禁止されており、許可なしに飼うと罰則を受ける可能性があります。
またアブラコウモリは野生動物であり、人に慣れにくく、飼育環境に適応するのが難しいため、ペット向きではありません。
もしコウモリを飼いたい場合は、ペットとして飼育が認められているエジプシャンルーセットオオコウモリやデマレルーセットオオコウモリといった種類を選ぶ必要があります。

アブラコウモリの基本情報
| 和名 | アブラコウモリ |
| 分類 | コウモリ亜目ヒナコウモリ科 |
| 学名 | Pipistrellus abramus |
| 体長 | 約4~6cm |
| 体重 | 約5~10g |
アブラコウモリの生息域
アブラコウモリは、シベリア東部からベトナムにかけてのアジア大陸、
台湾および日本に生息しています。
日本国内では、北海道道央部以北を除くほとんど全国に分布しています。
ただし、伊豆諸島や南西諸島などには生息が確認されていない島もあります。

アブラコウモリの生態
アブラコウモリは、日本の様々な環境に適応しながら生息する小型のコウモリです。
ここではアブラコウモリの詳しい生態について、見ていきましょう。

活動時期
日本では、11月頃から暖かい場所に複数匹で集まり、冬眠に入ります。
3月中旬~下旬に冬眠が終わり、活動を開始します。
ただし、冬眠期間中でも比較的暖かい日は飛び回ることもあり、都市部では冬眠をしないアブラコウモリも確認されています。
春から秋の活動が最も活発です。
活動時間
昼間は巣で休み、日没近くから夜間に飛び回る夜行性で、活動は日没後2時間が最も活発になります。
春~夏にかけては日の出前にも捕食を行いますが、秋になると日没後のみ活動します。
食べ物
蚊、ユスリカ、ヨコバイなどの小型昆虫類を主食とし、ウンカ、甲虫、ゴキブリなども捕食します。
光に集まる習性のある昆虫類は日没後に活動するため、アブラコウモリは日没後に活動する夜行性です。
鳴き声
アブラコウモリの鳴き声は普段人間には聞こえません。
まれに、威嚇した時に上げる「キィキィ」「チチチチ」と甲高い鳴き声が人間の耳に届くことにあります。
アブラコウモリの特徴
見た目の特徴

アブラコウモリの体毛は灰色やオリーブ色をしており、短くて柔らかい毛質が特徴です。
6月~7月頃にメスだけのコロニーを作り、出産と育児をする習性があります。
生後間もない赤ちゃんコウモリは1g程度、黒っぽい見た目をしており、生体は小さな体、つぶらな瞳のネズミのような顔つきです。
糞の見た目と特徴

アブラコウモリの糞は、5~10mmほどの大きさで、細長く、黒っぽい色をしています。
先述のように、アブラコウモリのエサは主に昆虫のため、糞には昆虫しか含まれていません。
家屋に棲みつく他の動物としては、ネズミやイタチが挙げられますが、雑食のため糞には植物や人間の食べ物が含まれていることがほとんどです。
もし、昆虫の足や羽が多く含まれている糞を発見した場合は、アブラコウモリの可能性が高いです。
また、アブラコウモリの糞には人に感染すると重度の健康被害をもたらす病原菌が多く含まれています。
カビなどが生えている場合もあるため、素手では触らず、手袋とマスクを着用した上で処理をするようにしましょう。
アブラコウモリが好む環境

アブラコウモリは、都市部から森林まで幅広い環境に適応するコウモリです。
市街地では公園や駅周辺の高架下や繁華街のビルの隙間、農村部では納屋や倉庫、古い神社や寺院の屋根裏など、人の出入りが少なく静かな場所を好みます。
温暖な気候を好み、冬季でも比較的活動を続けることがあります。
蚊などのエサとなる小型昆虫が豊富な場所を選び、公園や河川敷、街灯の周辺で飛翔しながら捕食するのが特徴です。
参考
アブラコウモリの巣ってどんな見た目?

アブラコウモリの巣は、非常に目立たないことが多いです。
実際は「巣」と呼べるようなものではなく、コウモリが集まって寝るために使う場所を指します。
足で体を支え、頭を下にしてぶら下がる習性があるため、天井や軒下などのぶら下がれる構造がある場所に巣を作りやすいです。
特に、屋根裏や軒下は外敵から身を守りながら休息できるため理想的な環境と言えます。

コウモリは2種類に分けられる

コウモリの種類は約1000種類と言われていますが、特徴や大きさによって、大きくは2種類に分けられます。
世界の2割を占めるのがオオコウモリ(フルーツコウモリ)、8割を占めるのがココウモリです。
ここでは、それぞれの特徴をご紹介していきます。
オオコウモリ(フルーツコウモリ)
オオコウモリは世界に生息するコウモリの約2割を占め、果実や花粉を食することから通称フルーツコウモリとも呼ばれます。
その名の通り大型で、翼を広げると1m以上になるような種も存在し、視力が良いため障害物やエサが認識できます。
主にアメリカを除く熱帯や亜熱帯に生息しており、日本には「オガサワラコウモリ」「クビワオオコウモリ」という種のみが生息しています。
ココウモリ
ココウモリは世界に生息するコウモリの8割を占め、主に昆虫を捕食します。
農作物を荒らす原因となる害虫を食べることから益獣として扱われることも多いです。
体長は種類によって異なるものの、最大でも10cm程度になり、アブラコウモリはココウモリの1種です。
オオコウモリとは異なり、基本的には視覚ではなく超音波を利用してエサや障害物の場所を認識しています。
ココウモリは全世界に分布し、日本に生息する34種類のコウモリのうち32種がこのココウモリに分類されます。
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鳥獣保護管理法におけるコウモリの扱い
コウモリは、鳥獣保護法の適用対象となっています。
多くの種が日本国内で絶滅危惧種に指定されており、無許可で捕獲したり殺傷する行為は法律で厳しく禁じられています。
しかし、アブラコウモリが家屋に棲みつくケースが多く、糞尿や騒音などの被害がしばしば報告されています。
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コウモリを見つけたときのNG行為5選
自宅や敷地内でアブラコウモリを見つけた際には驚いてしまうかもしれませんが、適切な対応をしないと危険を伴うことがあります。
ここではアブラコウモリを見つけた際にやってはいけない5つの行為をご紹介します。
NG行為5選
- 素手で触る
- 天井裏などを覗き込む
- むやみに捕まえたり駆除しようとする
- 道具で追い出す
- 放置して対策しない
1.素手で触る
アブラコウモリを見つけても、素手では触らないようにしましょう。
哺乳類であるコウモリは、人獣共通の感染症を引き起こすウイルスを保有している可能性があるために注意の必要な動物です。
コウモリが触れたものを間接的に触った場合も感染症を引き起こしてしまう可能性がありますので十分に注意しましょう。
2.天井裏などを覗き込む
天井裏や狭い空間に潜んでいるコウモリに近づくと、驚かせてしまったり、糞尿による健康被害を受ける可能性があります。
感染症やアレルギー発症の可能性もあるため、安易に覗き込まないようにしましょう。
3.むやみに捕まえたり駆除しようとする
鳥獣保護管理法の対象であるアブラコウモリは、無許可での捕獲・殺傷は法律で禁止されています。
アブラコウモリを捕獲する場合は、市役所など自治体からの捕獲許可を取得しなくてはなりません。
4.道具で追い出す
捕獲・殺傷を含む、アブラコウモリを傷つける行為も鳥獣保護法により禁止されています。
そのため、ほうきや洗濯用の吊り竿などの硬い道具を使って追い出そうとすると、アブラコウモリを傷つけてしまう可能性があり、鳥獣保護法違反になってしまうため注意が必要です。
5.放置して対策しない
「そのうちいなくなるだろう」と放置してはいけません。
アブラコウモリは繁殖力が強く、放っておくと数が増え、糞害や悪臭が深刻化します。
また、集団で棲みつく習性があるため、放置するとコロニーを形成する可能性もあります。
特に春から秋にかけて活動が活発になるため、早めに侵入経路を特定し、適切な方法で対策を行いましょう。
個人での対策が難しい場合は、早めに専門の業者に依頼するのが安心です。
侵入経路が見つけられない場合や、大量に発生している場合は、自力で対処しようとせずに専門家に相談することをおすすめします。

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アブラコウモリが棲みつきやすい環境
アブラコウモリは狭い場所を好むため、洞窟などではなく、家屋の屋根裏や壁の隙間など、人間の家の中を巣にすることが多いです。
雨風をしのぐことができ、暖かさが保たれていることも棲みつきやすい環境の特徴と言えます。
1cm~1.5cm ほどの隙間があれば出入りすることができ、屋根裏、戸袋(雨戸が入っている場所)、換気口、換気ダクトの中、物置に棲みつきます。
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アブラコウモリの4つの被害
アブラコウモリが棲みつくと具体的にはどんな被害があるのでしょうか。
4つの被害
- 糞尿が引き起こす悪臭
- 羽音や鳴き声による騒音
- 病原菌やダニ・ノミによる健康被害
- 屋根や壁の劣化
1.糞尿が引き起こす悪臭
アブラコウモリは同じ場所に糞尿をする習性があるため、巣に大量の糞尿が蓄積されることで強烈な悪臭の原因になります。
特に高温多湿の環境では糞尿が発酵しやすく、アンモニア臭が充満しやすいです。
この臭いは建材にも染み込み、時間が経つと簡単には取り除けなくなるため、天井板にシミが現れるなどの被害も発生します。
糞尿の悪臭は他の害虫を引き寄せ、二次的な被害を招く恐れもあります。
2.羽音や鳴き声による騒音
アブラコウモリは夜行性で、夕方から夜間にかけて活発に飛び回る ため、屋根裏や換気口などに棲みつくと羽音や鳴き声による騒音被害が発生します。
複数の個体が生息している場合、コミュニケーションのための高周波音や飛び立つ際の羽ばたき音が響き、不眠やストレスの原因になります。
また、巣作りや移動時に天井裏を引っ掻くような音がすることもあります。
3.病原菌やダニ・ノミによる健康被害
アブラコウモリに接触したり、糞に触れると健康被害を引き起こす恐れがあります。
アブラコウモリの糞には感染を引き起こす病原体が多く含まれており、「エボラ出血熱」「SARSウイルス」「狂犬病ウイルス」「ニパウイルス」などを媒介していた事例があり大変危険です。
コウモリは哺乳類であるため、人獣共通の感染症を引き起こすウイルスを保有していることを認識しておきましょう。
また、ダニやノミなどの寄生虫を持っている可能性も高く、人間に寄生すると体に強いかゆみが生じます。
寄生虫の死骸や糞を吸い込み、アレルギー症状が出る場合もあります。
参考
4.屋根や壁の劣化
アブラコウモリが棲みついた場所では、糞尿によって建材が腐食し、家の寿命を縮める可能性があります。
木材や断熱材は湿気を吸収しやすく、長期間放置すると劣化が進行していきます。
またコウモリの侵入経路は、壁や屋根の隙間を広げ、雨漏りや害虫侵入の原因になることもあります。
建物のダメージを防ぐためには、早めにアブラコウモリの侵入を防ぐ対策をとることが大切です。

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自宅でできるアブラコウモリ対策
アブラコウモリは屋根裏や換気口の隙間に棲みつき、糞尿による悪臭や害虫の発生を招くことがあります。
ここでは、自宅で実践できる効果的な対策をご紹介します。
アブラコウモリ対策
- 侵入経路を見つける
- 忌避剤を使って追い出す
- 糞尿掃除
- 消毒
- 再侵入を防ぐバリアを作る
- 寄り付かない環境を整える
1.侵入経路を見つける
アブラコウモリは小さな隙間を通って屋根裏や軒下に棲みつきます。
侵入経路を特定するには、夕方から夜にかけてアブラコウモリが出入りする場所を観察するのが効果的です。
換気口、屋根瓦の隙間、エアコンの配管周りなど、わずかな開口部でも侵入してしまうため、注意深く確認しましょう。
2.忌避剤を使って追い出す
鳥獣保護法に則り、道具を使って追い出すとアブラコウモリを傷つけてしまう可能性があるため、忌避剤を使用しましょう。
コウモリ用の忌避スプレーは主成分がハッカ油のものが多く、人体には害が少なくて安全ですが、コウモリの苦手な匂いであるため追い払うことができます。
忌避剤には様々な形状タイプがあり、使用場所や目的に応じて選ぶことが大切です。
屋根裏などの広い空間には、煙ですみずみまで行き渡る燻煙タイプが効果的です。
雨戸や換気口などの狭い隙間には、スプレータイプを吹きかけることで直接的な効果が期待できます。
コウモリを追い出した後の再侵入を防ぐためには、ジェルや固形タイプの忌避剤を設置すると持続的な効果が得られます。
これらの忌避剤を適切に使い分けながら、定期的に処理を行うことで、アブラコウモリを追い出すことができます。
3.糞尿掃除
アブラコウモリを追い出した後は、悪臭による健康被害や感染症、再来を防止するため、糞尿の掃除が必要です。
感染症やアレルギー発症の危険性があるため、必ずマスクと手袋を着用して作業しましょう。
必要に応じてゴーグルも着用すると良いです。
ほうきと塵取りを使い、糞を丁寧に集めます。
糞が乾燥している場合は空気中に舞い上がる恐れもあるため、水で湿らせた布やペーパータオルなどでふき取るのも効果的です。
また、集めた糞は悪臭・舞い上がりを防止するため密閉できる袋に入れて廃棄しましょう。
4.消毒
糞尿の掃除後は、市販のアルコールスプレーや消毒液で糞尿が付着していた箇所を消毒しましょう。
消毒作業が終わった後は、ご自身に付いた汚れを落とすため、手洗いやシャワーを徹底してください。
5.侵入経路を塞ぐ
アブラコウモリの再侵入を防ぐためには、物理的な侵入対策と忌避対策の両方をとることが重要です。
コウモリが出入りする経路を特定し、換気口や屋根の隙間(約1.5cm以上の開口部)を金網や防獣パテなどで封鎖します。
完全に塞ぐ前に、内部にコウモリが残っていないかも慎重に確認しましょう。
6.寄り付かない環境を整える
物理的な侵入経路の封鎖ができたら、忌避スプレーの散布や固形忌避剤の設置を行うことでコウモリが寄り付かない環境を作ります。
ただし、これらの対策は時間とともに効果が薄れるため、定期的に再処理をしなければなりません。
超音波発生装置を用いる方法もありますが、コウモリは音に適応するため、長期的な効果は限定的とされています。
周波数を変えられるタイプ を使用し、他の忌避対策と併用することでより高い効果が期待できます。
また、ハーブの栽培もコウモリ対策に有効です。ローズマリーやラベンダー、ミントなどのハーブには、コウモリが嫌う香り成分が含まれており、自然な忌避効果が期待できます。
庭先やベランダに植えることで、侵入を防ぐ環境づくりに役立ちます。
最も確実な対策は、物理的に侵入経路を遮断することです。
加えて忌避対策を定期的に行い、コウモリの生態に合わせた防除を継続することが、長期的な再来防止につながります。

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アブラコウモリの駆除はプロに頼む方が安心
ここまでアブラコウモリの特徴や被害、自分でもできる対策をご紹介しました。
自分で対策することも可能ですが、アブラコウモリの駆除は、自力で行おうとすると思わぬ被害を招きかねません。
素手で触ると感染症の危険があり、無理に追い出すと屋内を飛び回ってパニックになることもあります。
また、巣の場所を特定しても、適切な方法で処理しなければ再び戻ってくる可能性もあるのです。
法律によって無許可での捕獲や駆除が制限されているため、自己判断で対処するのは避けた方がよいでしょう。
専門の駆除業者ですると、コウモリの生態を理解したうえで駆除をし、再来対策もバッチリ行ってくれます。
アブラコウモリの被害に悩んでいる方は、早めにプロに相談するのがおすすめです。
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