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野生のハクビシンを見つけたら?危険性や見分け方・駆除方法を解説

ハクビシンは山林だけでなく住宅街や農地周辺でも見かけることのある野生動物です。

見た目は可愛らしく、おとなしい性格ですが、威嚇や攻撃をしてくることがあり、糞尿による悪臭や健康、農作物などの被害をもたらすこともあります。

この記事では、野生のハクビシンの生態や特徴、見間違いやすい動物との見分け方について詳しく解説します。

ハクビシンを見かけた際の適切な駆除方法ついても紹介するので、被害にお悩みの方はぜひ参考にしてください。

このような方におすすめ

  • 野生のハクビシンがどのような動物か知りたい方
  • 野生のハクビシンに危険性があるのか知りたい方
  • ハクビシンとアライグマ、タヌキの違いを知りたい方
  • 家や畑の近くでハクビシンを見かけた方

※1 対応地域・加盟店・現場状況により、事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます
※2 対応地域・対応する加盟店により異なります
※3 延長保証は一部エリアのみご提供、再発防止がついている場合にかぎります

野生のハクビシンを見かけたらどうする?

野生のハクビシンを見かけると、思わず近づいてしまう人もいるかもしれません。

しかし、ハクビシンは警戒心が強いので、不用意に刺激すると威嚇や攻撃を受けるおそれがあります。

また、糞尿や感染症のリスクもあるため、見かけた場所に応じて適切に対処することが大切です。

野生のハクビシンを見かけたらどうする?

・公共の道路や施設で見つけた

・集合住宅の共用部で見つけた

・自分が所有する私有地で見つけた

公共の道路や施設で見つけた

道路や公園、空き地など公共の場所でハクビシンを見つけた場合は、近づかず静かに距離を取りましょう。

刺激を与えると、威嚇や攻撃を受けることがあるうえに、不用意に触ると感染症にかかる可能性があります。

ハクビシンが道路上で動けなくなっている場合は、自治体や施設管理者へ連絡してください。

状況 主な連絡先
道路や公園、河川敷などで発見 市区町村役場(環境課・生活環境課など)
一般の公道 道路管理者(市区町村、都道府県、国土交通省など)
人や車に被害が及ぶ 警察

集合住宅の共用部で見つけた

マンションやアパートの廊下、階段、駐車場といった共用部でハクビシンを見つけた場合は、管理会社や大家へ相談します。

共用部は個人の判断だけで対応できず、専用部とは責任の所在も異なります。

繰り返し目撃されたり、糞尿や足跡などを見つけたら、すでに建物内や周辺にハクビシンが棲みついている可能性が高いです。

放置すると悪臭や健康だけでなく、住民同士のトラブルにつながることもあるため、早めの対応が重要です。

主な場所 主な連絡先
共用部 廊下・階段・エントランス・駐車場・ゴミ置き場 管理会社・大家
専有部 室内・専用庭・専用バルコニー(※管理規約による) 管理会社・大家(賃貸)

駆除業者または自治体(持ち家)

自分が所有する私有地で見つけた

庭や畑、住宅の敷地内といった私有地でハクビシンを見つけた場合は、土地や建物の所有者が対応します。

ハクビシンが住宅に棲みつくと、糞尿や悪臭、騒音、建物の破損、農作物や家庭菜園への食害が発生することがあります。

ただし、ハクビシンは鳥獣保護管理法の対象であり、無許可で捕獲や駆除を行うことは原則できません。

近づくとケガや病気のリスクもあるため、ハクビシンを見つけたら早めに駆除業者へ相談するのがおすすめです。

ハクビシンってどんな動物?

ハクビシンはネコ目ジャコウネコ科に分類される動物で、東南アジアを原産とする外来種です。

1943年に日本で始めての野生のハクビシンが静岡県で確認され、現在では北海道から本州にかけて幅広く分布しています。

都市部や住宅街でも目撃されることが増えており、屋根裏や床下など人目につきにくい場所にも棲みつきます。

冬眠をしないため一年中活動しており、体長約100cm、尾の長さは約40cmほどで、顔の中央に白い線が入っているのが大きな特徴です。

果物や野菜、小動物まで食べる雑食性で、野生のハクビシンは農作物や家庭菜園へ被害をもたらすこともあります。

ハクビシンってどんな動物?

・基本的には臆病でおとなしい性格

・危険を感じると凶暴化する

・ハクビシンのフンの特徴

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基本的には臆病でおとなしい性格

ハクビシンは臆病でおとなしい性格です。

人間と遭遇しても自ら近寄ってくることは少なく、多くは危険を感じるとすぐに逃げていきます。

身を隠せる暗くて狭い場所を好み、住宅内では屋根裏や床下、物置などを棲み処にするのが特徴です。

8〜9cmほどのすき間があれば侵入できるため、気づかないうちに住宅へ入り込んでいることもあります。

危険を感じると凶暴化する

ハクビシンはおとなしい性格ですが、追い詰められたり身の危険を感じたりすると攻撃に転じることがあります。

子育て中や繁殖期は特に警戒心が強まる傾向にあり、鋭い爪や歯を持っているため、近づくのは危険です。

野生のハクビシンを見かけても刺激を与えず、距離を保ちながら様子を見ることが大切です。

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ハクビシンのフンの特徴

ハクビシンのフンは長さ5〜10cmほどで、黒から茶色の棒状です。

同じ場所に繰り返し排泄するため糞という習性を持ち、雨どいやベランダ付近といった通り道で発見されることが多いです。

棲みつくと屋根裏や天井裏などにフンが溜まり、放置すると悪臭や床や建材の劣化にもつながります。

ハクビシンと見間違いやすい動物と見分け方

ハクビシンに似ている動物は複数存在します。

野生のハクビシンらしき動物を見かけても、ほかの生き物と見間違えることが多いです。

ここでは、見た目だけでなく、行動パターンや鳴き声などから似ている動物との見分け方を解説します。

ハクビシンと見間違いやすい動物と見分け方

・アライグマ

・タヌキ

・アナグマ

ハクビシンの特徴

まずはハクビシンの特徴を把握しておきましょう。

ハクビシンは額から鼻先にかけて白い一本線があるのが特徴で、細長い体型をしており木登りが得意です。

体長は約100cmで中型犬ほどの大きさを持ち、「キーキー」「キューキュー」といった甲高い声で鳴きます。

繁殖期以外は単独で行動することが多く、同じ場所に繰り返し排泄するためフンの習性をもちます。

屋根裏や天井裏、床下などに棲みつくと大量のフンが発見されることもあります。

ハクビシンとアライグマとの見分け方

アライグマはハクビシンと体格が近く見間違いやすい動物です。

見た目の違いは、ハクビシンは額から鼻先へ白い一本線があるのに対し、アライグマは目の周りに黒い線状の模様があります。

ハクビシンは細長くスリムな体型ですが、アライグマは手足が短く丸みのある体型です。

また、アライグマは体毛がやや硬めで灰褐色をしており、尾っぽは太くて黒い縞模様があります。

ハクビシンと同様に木登りや水泳が得意ですが気性は荒く、「クルルル」「キュッキュッ」と短く小刻みに鳴くのも特徴です。

ハクビシンは北海道、山口県、九州・沖縄地方の計10道県を除く37都府県で確認されており、特に宮城県や福島県、中部地方、四国地方に多く分布しています。

アライグマは秋田県、高知県、沖縄県を除く44都道府県で確認されています。

どちらも全国的に分布しているものの、本州で見かけたらハクビシン、九州地方で見かけたらアライグマの可能性が高いといえるでしょう。

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ハクビシンとタヌキとの見分け方

タヌキはハクビシンに比べて一回り小さく、丸々とした体型をしています。

また、タヌキは灰色の顔に目の周りだけ黒い模様があり、体毛は柔らかく四肢は黒いです。

高所は苦手で住宅のなかでは主に床下に棲みつき、「クーン」「キューン」といった犬のような鳴き声を発します。

単独行動するハクビシンとは異なり、3~5頭のグループで行動するのもタヌキの特徴です。

生息域は沖縄県を除き全国的に分布しているものの、北海道や東北の山岳地帯では個体数が少なく、見つかるのは稀とされています。

一方、ハクビシンは平地から山地まで幅広く生息しているため、山間部で見かけたらハクビシンの可能性が考えられます。

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ハクビシンとアナグマとの見分け方

アナグマは全長50~70cmほどで丸々とした体型をしています。

手足が太くて短く、尾っぽも短いため、スリムなハクビシンに比べるとその体型は対照的です。

見た目は全体的に白から灰色っぽい一方、目の周囲には縦に伸びる黒い縦模様があります。

その名の通り穴掘りが得意で日中は自身で掘った巣穴で休み、夜に活動する夜行性の動物です。

ハクビシンとは異なり木登りは苦手なため基本的に地上での生活を好み、「グァーグァー」「クククク」と低く太い声で鳴きます。

アナグマは北海道と沖縄県を除く全国に分布し、特に近畿地方や九州地方、首都圏周辺で生息域の拡大が確認されています。

近畿地方や首都圏はハクビシンも生息していますが、九州地方で見かけたらアナグマの可能性が高いでしょう。

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ハクビシンかをフンで見分けることはできる?

ハクビシンのフンは長さ5〜10cmほどの細長い棒状で、黒色から茶色をしており、同じ場所に繰り返し排泄するため糞の習性があります。

しかし、アライグマやアナグマのフンも棒状で見た目が似ています。

タヌキのフンは2~3cm程度の楕円形ですが、同じ場所に繰り返し排泄するため5cmほどのかたまりになり、ハクビシンのフンと同じような形になります。

色も似ているため、フンだけで種類を特定するのは非常に困難です。

ネコやイタチなどほかの動物のフンである可能性もあるので、見た目や鳴き声なども合わせて確認しましょう。

ハクビシンが家屋や農地に侵入する理由

ハクビシンは本来、森林や山間部を生息地とする動物ですが、近年は住宅街や農地で目撃される機会が増えています。

家屋や農地には身を隠しやすい場所や豊富なエサがあり、野生のハクビシンが暮らすには最適な環境です。

糞尿による悪臭や住宅の劣化、農作物への被害などにつながるため、侵入する理由を理解しておきましょう。

ハクビシンが住宅や農地に侵入する理由

・生息域の自然環境が減少している

・天敵から身を守るため

・過ごしやすくエサが豊富にあるため

生息域の自然環境が減少している

森林伐採や都市開発によって、野生のハクビシンが本来暮らしていた自然環境は年々減少しています。

その結果、身を隠す場所やエサを確保しにくくなり、人の生活圏や住宅街へ移動する個体が増加しました。

自然環境の変化や外来種の流入も、生息エリアが変化してきた要因です。

関東地方や近畿地方といった都市部であっても、人里に降りてきて被害をもたらすことがあります。

天敵から身を守るため

ハクビシンは警戒心が強いため、安全に身を隠せる場所を好む動物です。

自然界では木の洞や岩陰を利用して身を隠す一方、住宅の屋根裏や天井裏、床下も天敵に見つかりにくい格好の隠れ家です。

人の出入りが少ない場所で棲みつくと、気付かないうちに繁殖しているかもしれません。

過ごしやすくエサが豊富にあるため

住宅の屋根裏や床下は一年を通して温度変化が少なく、天候の影響も受けにくいため、休息や子育てに適した環境です。

周囲には生ゴミやペットフードのほか、農地には野菜や果物など豊富なエサがあります。

自然界よりも効率よく食料を確保できることから、一度棲みつくと定着し、繰り返し被害が発生する原因となっています。

ハクビシンが家に棲みついているサインとは

夜に聞こえる鳴き声や悪臭、フンや足跡などの痕跡がある場合、すでに屋根裏や住宅周辺にハクビシンが棲みついている可能性があります。

放置すると被害が拡大していくため、早めに気づくことが大切です。

ここでは、ハクビシンが家に棲みついているときの主なサインを解説します。

ハクビシンが家に棲みついているサインとは?

・鳴き声がする

・家のまわりに足跡がある

・フンが落ちていてニオイがする

・足音など物音がする

鳴き声がする

夜に屋根裏や床下などから「キィキィ」「キューキュー」といった鳴き声が聞こえたら、ハクビシンが棲みついている可能性があります。

繁殖期や縄張り争いの時期は鳴き声が大きくなるため、うるさいと感じる人も多くなるでしょう。

「キューキュー」「クルルル」という高く細い鳴き声が聞こえたら繁殖まで進んでいるかもしれません。

家のまわりに足跡がある

家の周囲に足跡がある場合は、ハクビシンが棲みついている有力なサインです。

ハクビシンの足跡は肉球と指が離れており、大きさは前も後ろも4~5cm程度です。

庭、畑などに足跡が残されていたら、自宅周辺にハクビシンが潜んでいる可能性が高いといえます。

フンが落ちていてニオイがする

屋根裏や玄関、庭などにフンが落ちていたり、室内で獣臭やアンモニア臭がする場合は、ハクビシンが棲みついている可能性が高いです。

ハクビシンは同じ場所にフンをするため糞という習性があり、天井裏や屋根裏にフンや尿が溜まると強烈なアンモニア臭を発します。

ニオイが強烈だと、換気や消臭では消えないこともあります。

足音など物音がする

夜に屋根裏や床下から足音や物音が聞こえたら、ハクビシンが棲みついて動き回っている可能性があります。

ハクビシンの体重は3~4kgほどあるため、ネズミなどの小動物に比べると物音が大きいです。

音が聞こえる場所が日によって異なる場合は家の中で移動している可能性があり、その分被害範囲も広がっていると考えられます。

ハクビシンが家に棲みつくと発生する被害

ハクビシンが棲みつくと、悪臭や騒音、健康などさまざまな被害が発生します。

放置すると住宅の劣化につながり、被害の進行とともに修繕費が高額になるため、早めの対策が重要です。

ここでは、ハクビシンが家に棲みついた場合に発生する主な被害について解説します。

ハクビシンが家に棲みつくと発生する被害

・悪臭

・騒音

・病原菌

・住宅劣化

悪臭

ハクビシンは同じ場所にフンをするため糞という習性があり、糞尿が溜まることでニオイが強くなります。

時間が経つとニオイは天井や壁を通して室内まで広がることも。

糞尿が断熱材や木材に染み込むとニオイは簡単には取れず、清掃やリフォームが必要になり、高額な修繕費が発生するかもしれません。

騒音

ハクビシンは夜行性の動物のため、夜になると活発に動き始めます。

夜に屋根裏や床下、ベランダなどを走る足音や物を引っかく音、鳴き声などが原因で睡眠を妨げられてしまうかもしれません。

複数が棲みついている場合は物音がさらに大きくなり、慢性的な睡眠不足やストレスの原因となります。

病原菌

ハクビシンの体や糞尿には、ノミやダニ、病原菌が付着しています。

サルモネラ菌やレプトスピラ症などの感染症の原因になるケースもあり、小さな子どもや高齢者がいる家庭ではとくに注意が必要です。

感染症名 主な病状 潜伏期間 致死率
サルモネラ菌 腹痛、下痢、発熱、嘔吐など 5~72時間 0.1~0.2%
レプトスピラ症 発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、消化器症状、皮疹、黄疸、肝不全、腎不全など 5~14日 5~20%
疥癬 強いかゆみ、赤い発疹 1~2か月 ほぼ0%
狂犬病 発熱、錯乱、嘔吐、恐水症など 1~2か月 ほぼ100%
SARS 発熱、悪寒、筋肉痛、肺炎など 2~10日 約10%
重症熱性血小板減少症候群(SFTS) 発熱、消化器症状、腹痛、筋肉痛、神経症状、リンパ節腫脹、出血症状 6日~14日 10~30%
カンピロバクター 腹痛、嘔吐、下痢、血便、発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛など 2~5日 ほぼ0%
エルシニア感染症 発熱、腹痛、下痢、関節炎 1日~14日 ほぼ0%

住宅劣化

ハクビシンが棲みつくと、住宅の劣化にもつながります。

糞尿による湿気で木材や断熱材が傷み、シミができたり天井が腐って落ちたりすることもあります。

配線や断熱材をかじられることで、漏電や断熱性能の低下につながるほか、被害が進行すると建物の資産価値が下がる可能性があります。

ハクビシンを追い出すための正しい方法

ハクビシンを追い出すには、正しい手順で対応する必要があります。

帰巣本能が強い動物なので、一度追い出しても侵入口を塞がなければ根本的な解決にはなりません。

健康被害やケガのリスクもあるため、自分で対応する場合は十分に注意してください。

ハクビシンを追い出すための正しい方法

①棲みついている場所の特定

②駆除道具を用意する

③服装を整える

④罠を設置する

⑤忌避剤を使用する

⑥清掃・消毒をする

⑦侵入経路を塞ぐ

⑧寄り付かない環境を作る

自分で駆除する場合は細心の注意を

ハクビシンはノミやダニ、病原菌を持っている可能性があり、フンや体毛に触れるのは危険です。

追いつめられると威嚇したり嚙みついたりすることもあるので、ケガを負うことも。

また、ハクビシンは鳥獣保護管理法で保護されているため、許可なく捕獲や殺傷を行うことは禁じられており、違反すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金が課せられます。

屋根裏や床下での作業は転落や配線破損などのリスクや、ネズミやゴキブリ、ムカデ、シロアリなどの害獣害虫が潜んでいる可能性も考えられます。

自分で駆除を行う場合はさまざまな危険があることを認識し、少しでも不安な場合は無理をせずプロに相談するのが安心です。

参考

環境省「狩猟制度の概要

①棲みついている場所の特定

まずは、ハクビシンが棲みついている場所や侵入経路を特定します。

ハクビシンは屋根裏や床下に潜んでいることが多いため、点検口から様子を確認しましょう。

フンが溜まっていたり断熱材が荒らされている場合、すでに棲みついている可能性があります。

また、ハクビシンは3~4cm程度のすき間があれば侵入できるため、通気口や外壁のすき間などが侵入経路になっているかもしれません。

②駆除道具を用意する

棲みついている場所や侵入経路の確認後は、追い出し作業や清掃、侵入防止に必要な道具を準備します。

ハクビシンの体や糞尿には病原菌や寄生虫が付着している可能性があるため、作業の際はゴム手袋や防塵マスク、ゴーグルなどを着用して作業してください。

追い出しには忌避剤や燻煙剤、清掃には消毒液や雑巾、侵入防止には金網や防獣ネット、コーキング材などを使用します。

道具 商品 用途 重要度
ゴム手袋 糞尿の直接接触を防ぐ
ゴーグル 粉じんや異物が目に入るのを防ぐ
防塵マスク 病原菌や悪臭の吸入を防ぐ
作業着 フンや害虫から身を守る
スプレー型忌避剤
スプレーを噴射してイタチを追い出す
置き型忌避剤 設置することでイタチを忌避させる
燻煙剤 煙とニオイによってイタチを追い出す
消毒薬 糞尿で汚染した箇所を殺菌・消毒する
雑巾 消毒液を含ませ、汚れや菌を拭き除く
ハンディクリーナー フンやホコリを吸引、除去する
金網 イタチの侵入経路を物理的に防ぐ
パンチングメタル 通気性を保ちつつ、侵入を阻止する
コーキング材 建物の隙間を密閉する
コーキングガン コーキング材によって隙間を封じる
防獣ネット
ナイロン製のネットで侵入を防ぐ
防獣パテ 排気口やすき間を埋めて再侵入を防ぐ
ヘッドライト 暗所を明るく照らし、安全な作業環境を確保する

③服装を整える

ハクビシンのフンや尿には、病原菌やノミやダニなどの害虫が潜んでいることがあります。

屋根裏や床下で作業を行う際は、肌の露出を避け、防護具を着用して作業しましょう。

粉じんやホコリを吸い込んだり、糞尿に直接触れたりしないようにマスクの着用も必須です。

山本光学 保護ゴーグル YG-5090HFN

屋根裏や床下は、乾燥したフンやホコリが粉じんになって空気中に舞いやすく、目から細菌や異物が入る危険があります。

顔に密着するタイプの保護ゴーグルを使用してください。

興研 防じんマスク 7121R-03型 RL3タイプ

乾燥したフンやホコリを吸い込むと、感染症やアレルギー症状、呼吸器への悪影響が出る可能性があります。

防じんマスクを着用することで、粉じんや悪臭の吸い込みを防げます。

すき間からの侵入を防ぐためにも、鼻と口を覆うタイプのマスクを選びましょう。

不織布つなぎ服 防塵タイプ

作業時は長袖長ズボンのつなぎ服など、肌が露出しない服装を着用すると、ハクビシンのフンやノミ、ダニが服に付着するのを防げます。

衛生面を考えると、使用後に廃棄できる使い捨てタイプの不織布つなぎ服が安心です。

④罠を設置する

ハクビシンを捕獲する罠の設置も有効です。

ただし、ハクビシンは鳥獣保護管理法で保護されている動物のため、許可なく捕獲することは禁止されています。

罠を設置する場合は、事前に自治体の許可を取得する必要があり、捕獲後の対応も自分で行わなければなりません。

購入もしくは自治体から借りる

ハクビシンの捕獲には箱わなと呼ばれる罠を使用します。

市販の箱わなを購入することもできますが、1台当たり数千円から1万円程度かかることもあります。

罠の貸し出しを行っている自治体もあるため、まずはお住まいの市町村に相談してみることもおすすめです。

貸し出しには申請手続きや使用期間の制限があることが多いため、事前に条件や注意事項を確認しましょう。

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捕獲方法

罠は、足跡やフンが見つかった場所や、床下の換気口、外壁のすき間といった侵入口付近など、ハクビシンの通り道になっている場所に設置します。

エサはバナナや果物、甘い菓子類を使用し、設置後は長時間放置しないように1日1回以上は確認しましょう。

捕獲後は、山林や河川敷など人里離れた場所に逃がしてください。

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⑤忌避剤を使用する

ハクビシンを捕獲せずに追い出したい場合は、忌避剤の使用がおすすめです。

ハクビシンが嫌がる強烈な強いニオイや刺激を与えることで、近づきにくくする効果があります。

天然成分を使用しているため、子どもやお年寄りがいる家庭でも安心です。

犬・猫・獣いやがるスプレー

スプレータイプの忌避剤は、通気口や外壁のすき間、配管周辺などの侵入経路に噴射します。

ハクビシンが嫌がるニオイを放って近づきにくくし、数日から1週間ほど継続して使用すると効果を発揮します。

バルサン ワンタッチ煙タイプ

屋根裏や床下など広い範囲にハクビシンが棲みついている場合は、煙タイプの忌避剤が効果的です。

煙とニオイが空間全体に広がることで、追い出し効果が期待できます。

水や火を使わず、蓋をこするだけで煙を発生させられるため、手間もかかりません。

⑥清掃・消毒をする

ハクビシンを追い出した後は、清掃と消毒を行います。

糞尿を放置すると悪臭が残るだけでなく、ノミやダニ、病原菌が発生する原因になります。

糞尿が断熱材や木材に染み込むと住宅の劣化につながるため、早めに対応しましょう。

消毒用エタノール IPA スプレー式

糞尿が付着している場所は、消毒用エタノールなどを使用して殺菌を行います。

乾燥したフンをそのまま掃除すると粉じんが舞う可能性があるため、先に消毒液で湿らせてから拭き取るようにしましょう。

掃除に使用した雑巾や手袋は密閉して処分し、作業後は手洗いとうがいを徹底してください。

⑦侵入経路を塞ぐ

ハクビシンは帰巣本能があり、一度棲みついた場所に戻ろうとする習性があるため、侵入経路は確実に塞ぐ必要があります。

外壁のひび割れ、通気口、配管まわりなど侵入口になりうる場所を金網やパンチングメタル、防獣パテなどで封鎖してください。

金網

金網は通気性と強度を兼ね備えており、通気口や床下換気口など空気の通り道を塞ぐ際に適しています。

ペンチや金切りばさみで切ってサイズを調整すれば、さまざまな場所に使用可能です。

網目が粗いと通り抜けられる可能性があるため、網目の細かいタイプがおすすめです。

パンチングメタル

パンチングメタルは金属板に穴を開けた資材で、見た目がすっきりしており耐久性も高いのが特徴です。

通気性を確保しながら侵入を防げるため、通気口や換気口などに使用されます。

丈夫で長期間使用可能ですが、設置には専用の工具が必要です。

防獣ネット

防獣ネットはナイロンやポリエチレン製で、軽量で柔軟性がある資材です。

ベランダや軒下、庭など広い範囲を囲いたい際に向いています。

金属製に比べると耐久性が低いため、嚙み切られていないか定期的に確認する必要があります。

防獣パテ

配管まわりや外壁のひび割れなど、小さな隙間を塞ぐ際には防獣パテが有効です。

すき間を埋めるだけでなく、害獣が嫌がる成分が含まれている製品もあり、侵入防止と忌避の両方の効果が期待できます。

コーキング材

数センチ程度のすき間やひび割れにはコーキング材を使用します。

防水性のあるタイプなら、雨水の侵入防止も可能です。

コーキングガンを使用することで均一に隙間を埋められるため、確実な侵入経路の封鎖につながります。

⑧寄り付かない環境を作る

再びハクビシンが来ないようにするためには、住宅周辺の環境を見直すことが重要です。

エサ場や水、隠れる場所があると戻ってくる可能性があるため、住宅周辺を清潔に保ち、寄りつきにくい環境を作りましょう。

ゴミ置き場の対策

生ゴミは蓋付きの容器に入れて密閉し、ゴミ置き場はネットをかけるなどして荒らされないようにしましょう。

屋外に生ゴミを放置すると、ニオイにつられてハクビシンが近づく原因になります。

エサ場をなくす

庭や敷地内にペットフードや食べ残しを放置すると、ハクビシンが食べに現れます。

ハクビシンの捕食対象である小動物や害虫が集まるきっかけにもなるため、結果的にエサ場を提供することになってしまいます。

不要な段ボールや木材、伸びた雑草などは隠れ場所になるため、定期的に整理整頓や清掃を行いましょう。

水飲み場をなくす

ハクビシンは水辺を好むため、水がたまる場所をなくすことも重要です

庭のバケツや容器、雨水がたまる場所がないか定期的に確認してください。

池や水槽がある場合は、防獣ネットを設置するのも効果的です。

唐辛子やニンニクを配置する

ハクビシンは刺激の強いニオイを嫌うため、唐辛子やニンニクなどを侵入口付近や通り道に置く方法も有効です。

唐辛子に含まれているカプサイシンとニンニクに含まれているアリシンは、いずれもハクビシンが嫌う成分です。

ただし、自然由来の成分で時間の経過とともに効果は薄れていくため、市販の忌避剤と併用して使用してください。

周辺住民への配慮が必要

ハクビシン対策は、強いニオイを発する忌避剤や煙を噴射する薬剤などを使用するため、周辺住民への配慮が欠かせません。

罠の使用や侵入経路の封鎖作業によって、危険や不安を感じさせることもあります。

作業を行う前には、近隣住民へ一言伝えておくとトラブルを防止できます。

野生のハクビシンを見つけたらプロに相談を

野生のハクビシンは基本的に臆病な動物ですが、攻撃的になることがあるため、むやみに近づくのは危険です。

公共の場所で見つけた場合は、市区町村役場や道路管理者などへ相談しましょう。

自宅や敷地内で繰り返し目撃する場合は、すでに棲みついている可能性があります。

放置すると糞尿による悪臭や住宅の劣化、感染症などの被害をもたらすため、早めに駆除業者へ相談することをおすすめします。

害獣お助け本舗では、駆除から侵入経路の封鎖、再発防止まで一貫して対応しています。

ハクビシン被害でお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。

こちらもCHECK

※1 対応地域・加盟店・現場状況により、事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます
※2 対応地域・対応する加盟店により異なります
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害獣お助け本舗編集部

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