「エゾヤチネズミってどんなネズミ?」
「見かけたけど駆除してもいいの?」
庭先や山林の近くで小さなネズミを見かけて、エゾヤチネズミではないかと気になっている方もいるのではないでしょうか。
エゾヤチネズミは北海道に生息する野ネズミの一種で、草原や森林、ササが生い茂る場所など、湿気の多い自然環境で暮らしています。
北海道の森林では個体数が増加すると、カラマツなどの造林木や街路樹、庭木の樹皮を食害し、林業被害の原因になることも。
対策をしたくても、エゾヤチネズミは鳥獣保護法の対象となる野ネズミであり、独断での捕獲・駆除はできません。
この記事では、
- エゾヤチネズミの生態
- 他のネズミとの違い
- 被害をもたらす家ネズミの特徴
- ネズミを見かけたときの対処方法
などを解説します。
エゾヤチネズミについて正しく理解したい方は、ぜひ参考にしてください。
※1 対応地域・加盟店・現場状況により、お事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます
※2 対応地域・対応する加盟店により異なります
※3 延長保証は一部エリアのみご提供、再発防止がついている場合にかぎります
このような方におすすめ
- エゾヤチネズミがどのようなネズミか知りたい方
- 見かけたネズミがエゾヤチネズミか気になっている方
- 野ネズミと家ネズミの違いを知りたい方
- ネズミを見かけたときの正しい対処方法を知りたい方
日本いるネズミは野ネズミと家ネズミに分けられる
| 生息場所 | 科名 | 属名 | 種名 | 鳥獣保護法 |
| 野ネズミ | ネズミ | アカネズミ | アカネズミ | 対象 |
| ヒメネズミ | ||||
| カヤネズミ | カヤネズミ | |||
| トゲネズミ | アマミトゲネズミ | |||
| キヌゲネズミ | ヤチネズミ | エゾヤチネズミ | ||
| ニイガタヤチネズミ | ||||
| カゲネズミ | ||||
| ハタネズミ | ハタネズミ | |||
| タイリクヤチネズミ属 | スミスネズミ | |||
| マスクラット | マスクラット | |||
| 家ネズミ | ネズミ | クマネズミ | ドブネズミ | 対象外 |
| クマネズミ | ||||
| ハツカネズミ | ヨウシュハツカネズミ |
日本にはさまざまな種類のネズミが生息していますが、大きく分けると野ネズミと家ネズミに分類されます。
エゾヤチネズミは、自然環境に生息する野ネズミの一種です。
野ネズミは、山林や草地などの自然環境で暮らすネズミで、アカネズミやヒメネズミ、カヤネズミ、エゾヤチネズミなどが該当します。
人の生活圏から離れた場所に生息し、鳥獣保護法の対象となっています。
家ネズミは人の生活環境に適応して暮らすネズミです。
住宅や店舗、倉庫などの建物に棲みつき、糞尿による悪臭や建物の損傷、感染症など、さまざまな被害を引き起こす害獣として扱われます。
代表的な種類はドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミで駆除対象となります。
ネズミの種類によって生態や対策方法は大きく異なるため、野ネズミと家ネズミの違いを理解しておきましょう。
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野ネズミとは

野ネズミとは、山林や草地、農地などの自然環境に生息する野生のネズミの総称です。
日本では、アカネズミやヒメネズミ、カヤネズミ、エゾヤチネズミなどが知られています。
人の生活圏から離れた場所に暮らし、木の実や種子、昆虫などを食べて自然環境の中で生きています。
木の実や種を運び、植物が広がる手助けをしたり、猛禽類や肉食動物の餌になったりするなど、生態系の維持に重要な役割を担う存在です。
住宅内に棲みつくケースは稀ですが、環境や季節によっては建物内に入り込むことがあります。
多くの野ネズミは鳥獣保護法の対象で、無許可での捕獲や駆除は禁止されています。
自宅の周辺で見かけた場合でも安易に駆除せず、まずは種類を見極めることが大切です。
家ネズミとは

家ネズミは、住宅や飲食店などの建物に棲みつき、人の生活圏で繁殖するネズミです。
住宅でのネズミ被害の多くは、ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミの3種類で、天井裏や壁の内部、床下などに巣を作り、建物内を動き回って活動します。
食品を食べ荒らしたり、電気配線をかじるなど、住宅に被害をもたらす厄介な害獣です。
これらの家ネズミは野ネズミとは異なり、法律上で駆除が認められています。
自治体への申請などは不要なため、発見した時点で速やかに対策を行うことが可能です。
エゾヤチネズミの特徴や生態
エゾヤチネズミは、北海道の森林や草地などに生息する野ネズミの一種です。
ここからは、エゾヤチネズミの見た目の特徴や生態について解説します。
エゾヤチネズミの基本情報

エゾヤチネズミは北海道に分布する野ネズミの一種で、キヌゲネズミ科ヤチネズミ属に分類されます。
体長は約10〜13cm、体重は約20〜50gほどで、野ネズミの中ではややしっかりとした体格で、ジャンガリアンハムスターよりやや大きく、ゴールデンハムスターよりは小さい程度の大きさです。
絶滅危惧種には指定されておらず、個体数は比較的安定しています。
| 和名 | エゾヤチネズミ |
| 学名 | Myodes rufocanus bedfordiae
(別名:Craseomys rufocanus bedfordiae) |
| 分類 | キヌゲネズミ科ヤチネズミ属 |
| 体長 | 約10〜13cm |
| 体重 | 約20〜50g |
| 分布 | 北海道 |
| レッドリスト | なし |
エゾヤチネズミの特徴

エゾヤチネズミは地面を中心に活動するネズミで、落ち葉の下や土の中にトンネルを作りながら生活しています。
主に林床で行動し、ササや草が密生した場所を移動しながら餌を探すのが特徴です。
見た目
エゾヤチネズミは全体的に丸みのある体つきをしており、体色は褐色で、背中はやや濃く、腹側は淡い色をしています。
尾は胴体の半分ほどと短く、地面を中心に移動するのに適した体型です。
ずんぐりとした体格で、野ネズミの中ではややしっかりとした印象があります。
性格や性質
エゾヤチネズミは非常に警戒心が強く、外敵の気配を感じるとすぐにトンネルや草むらへ身を隠します。
一定の範囲内にトンネルを張り巡らせて単独で生活しますが、環境の変化によっては行動範囲を変え、餌の状況などに合わせて柔軟に動きます。
糞の見た目
エゾヤチネズミの糞は、約7mm前後の米粒状で、他の野ネズミと似た形状をしています。
主に冬季の森林被害地で見られ、カラマツやトドマツなどの樹木の根元付近に、食害された樹皮や削りカスとともに散乱しています。
分布・個体数
エゾヤチネズミは北海道にのみ分布する野ネズミで、本州以南では見られません。
個体数は比較的安定していますが、環境条件によっては周期的に大発生することがあり、林業被害が問題視されています。
エゾヤチネズミの生態

エゾヤチネズミは、北海道の自然環境に適応しながら生活する野ネズミなので、寒い時期でも乗り越えられるよう適応しています。
ここからは、巣の作り方や活動時期、食性などの生態について解説します。
巣を作る場所
エゾヤチネズミは落ち葉や腐葉土の下に潜り込み、地中にトンネルを掘って巣を作ります。
トンネルは深さ5cmほどの比較的浅い位置に作られ、内部には植物の繊維や枯れ草などを運び込んで巣として利用します。
採取した種子などを巣の中に貯め込む貯食行動も、よく見られる習性です。
活動時期
エゾヤチネズミは一年を通して活動し、冬眠は行いません。
特に冬季は雪の下で活動を続け、外敵から身を守りながら餌を確保します。
繁殖期は春と秋の年2回で、妊娠期間は約19〜20日です。
一度に1〜8匹の子どもを産むなど繁殖力が高く、個体数は環境によって大きく変動します。
活動時間
エゾヤチネズミは夜行性で、日没後から明け方にかけて活発に行動します。
ただし季節によって活動時間が変化し、冬季は日中にも活動が見られ、昼行性に近い行動をとることがあります。
積雪期は雪の下で活動するため、時間帯に関係なく餌を探すことが多いです。
食べ物
エゾヤチネズミは主に植物質の餌を中心にし、ササや草本植物、種子、樹皮などを食べる動物です。
季節によって食べるものが変化し、冬の食料不足に備え、採取した食料を地中に貯めます。
鳴き声
エゾヤチネズミは「チーチー」といった高い音で鳴くとされますが、野外でその鳴き声を確認できる機会は少ないです。
寿命
野生のエゾヤチネズミの寿命は1年で、長くとも2年程度です。
繁殖力は高いものの、生まれた個体の約半数は1か月以内に死亡し、3か月後には約70%が減少するなど、生存率は低いです。
エゾヤチネズミは鳥獣保護法に保護されている

エゾヤチネズミは北海道に生息する野生動物であり、鳥獣保護法の対象となっています。
鳥獣保護法は、野生の鳥類や哺乳類を保護し、生態系のバランスを維持することを目的とした法律です。
対象となる動物は、原則として許可なく捕獲や殺傷を行うことが禁止されています。
エゾヤチネズミも例外ではなく、無許可で捕まえたり傷つけたりすると法律違反となる可能性があります。
違反した場合は、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科されることがあります。
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エゾヤチネズミは飼ってもいいの?

エゾヤチネズミは野生動物のため、許可なく捕獲して飼育することは禁止されています。
警戒心が強く人に慣れにくいため、飼育には向いていない動物です。
エキノコックスやハンタウイルスなどの感染症を媒介する可能性があるため、安易に触れたり飼育したりするのは避けましょう。
ペットとして飼育したいときは、ハツカネズミなど、飼育用として流通している種類を選んでください。
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エゾヤチネズミが見れる動物園はあるの?
北海道内では、札幌市円山動物園でエゾヤチネズミが展示されていますが、残念ながら本州、四国、九州の動物園では見られません。
展示の有無は時期や施設の状況によって異なるため、訪れる前に公式サイトで確認しておきましょう。
参考

植林地に被害をもたらすエゾヤチネズミ

エゾヤチネズミは北海道の森林や農地において、樹木や作物に被害をもたらす野ネズミです。
冬季には、カラマツやトドマツなどの造林木の樹皮や根を食害し、若木を枯らす原因となることがあり、林業に従事する人にとって厄介な存在です。
以下では、エゾヤチネズミによる被害の事例を紹介します。
大発生により造林地が壊滅的被害を受けた事例
北海道では、エゾヤチネズミが大発生した年に、造林地の広範囲で樹木が食害され、壊滅的な被害が発生した事例が報告されています。
ササの一斉開花後に個体数が急増し、カラマツの造林地で被害率が30%に達したケースや、場所によっては70%近くの樹木が被害を受けたようです。
参考
雪解け後に広範囲の被害が発覚した事例
エゾヤチネズミによる被害は、冬の間に雪の下で進行するため、発見が遅れる傾向があります。
北海道の植林地で春の雪解け後に調査を行ったところ、若木の根元や地際の樹皮が広範囲にわたる食害の事例が確認されています。
カラマツやトドマツでは幹の周囲を一周するようにかじられ、枯死に至るケースも見られます。
参考
エゾヤチネズミを見つけた時の対処法

エゾヤチネズミは鳥獣保護法の対象となる野ネズミのため、ドブネズミやクマネズミのように捕獲・駆除することはできません。
見つけた場合は無理に捕まえたりせず、正しい方法で対応することが重要です。
ここでは、エゾヤチネズミを見かけた際の適切な対処方法について解説します。
むやみに触れたり捕まえたりしない
エゾヤチネズミは鳥獣保護法の対象となる野生動物のため、許可なく捕獲することは禁止されています。
エキノコックスやハンタウイルスなどの感染症を媒介する可能性もあるため、素手で触れたり近づきすぎたりするのは避けましょう。
見かけた際は距離を保ち、刺激しないようにすることが大切です。
被害がある場合は専門業者や自治体に相談する
農地や植林地で被害が発生している場合は、自己判断で対処せず、専門業者や自治体へ相談するのが安心です。
地域によっては防除対策が行われていることもあり、適切な対応方法を案内してもらえます。
被害を拡大させないためにも、早めに相談しましょう。
樹木を守るための対策を行う
エゾヤチネズミは樹皮や根をかじるため、樹木に大きなダメージを与えてしまいます。
特に若木は樹皮が柔らかく被害を受けやすく、枯死につながることがあり、エゾヤチネズミによる樹木の被害は問題視されています。
こうした被害を防ぐためには、防護ネットや樹幹ガードを設置し、幹の根元を覆って直接かじられないようにする対策が有効です。
あわせて、樹木の根元周辺を整理し、エゾヤチネズミが近づきにくい環境を整えましょう。
侵入や被害を防ぐ環境づくりを行う
エゾヤチネズミはササや落ち葉が多い場所を好むため、住宅周辺では草刈りや落ち葉の除去を行い、隠れ場所を減らすことが有効です。
建物周辺に餌となるものを放置しないことで、近づきにくい環境を作りましょう。
日頃から環境を整えておくことで、被害の予防につながります。
家屋に被害をもたらすネズミは3種類

エゾヤチネズミは野ネズミに分類されるため、住宅周辺で見かけても鳥獣保護法の対象となり、駆除することはできません。
実際に住宅へ棲みつき、被害をもたらすのは保護対象外の家ネズミになります。
代表的な家ネズミは、クマネズミ・ドブネズミ・ハツカネズミの3種類です。
これらのネズミは衛生面や建物への被害が大きいため、状況に応じて適切な対策や駆除を行う必要があります。
ここからは、それぞれの特徴について解説します。
被害をもたらす家ネズミ
- クマネズミ
- ドブネズミ
- ハツカネズミ
クマネズミは都市部の住宅やビルに多く、天井裏や壁内部など人の目が届かない場所を好んで棲みつきます。 身軽で警戒心が強く、物音を察知するとすぐに隠れるため発見や駆除が難しいです。 体長はおよそ18〜24cmほどで全体的に細身の体型で、体よりも長い尾を持ちます。 体毛は黒色から濃い茶色で腹側はやや明るい色合いで、臆病な性格ながら動きは俊敏でわずかな音や振動にも敏感です。 電線や配管を伝って高所を移動するのが得意で、屋根裏や天井裏、壁の内部などに巣を作ります。 湿気の多い場所はあまり好まず、建物の高い位置に棲みつきやすいです。 雑食ですが、穀類や果物など植物性の食べ物を好みます。 繁殖力が高く生後数か月で繁殖が可能となり、1年に複数回出産するとされています。 クマネズミの巣は、断熱材や紙くず、布切れなど柔らかい素材を集めて作られることが多いです。 人の気配が少ない静かな場所を選び、屋根裏や天井裏、壁の内部などに巣を作って繁殖の場所として利用します。 参考 こちらもCHECKクマネズミ

特徴・見た目
行動・生息環境
食性・繁殖
巣を作る場所
ドブネズミ

ドブネズミは下水道や床下など湿気の多い場所を好んで棲みつく家ネズミです。
体が大きく力が強いため、住宅や店舗に侵入すると、建材や配線をかじる被害を起こします。
特徴・見た目
体長はおよそ22〜26cmと家ネズミの中でも大型でがっしりとした体格をしています。
尾は体長よりやや短く体毛は茶褐色から灰色で腹側は比較的明るい色合いです。
食欲が旺盛で警戒心も強く、威嚇するような行動を取ることがあります。
行動・生息環境
泳ぎや穴掘りを得意とし、下水道や側溝、床下など水気のある場所を中心に行動します。
地面付近を移動することが多く、排水周辺や建物の基礎部分など低い場所に現れやすいです。
寒さに弱いため、冬場になると暖かさを求めて建物内に侵入し、床下や倉庫、キッチン周辺などで活動します。
食性・繁殖
雑食性で穀物や肉、魚、残飯など手に入るものは幅広く食べます。
寿命は2〜3年ほどと短めですが繁殖力は高く、生後約3か月で1回に6〜9匹を年に複数回出産します。
巣を作る場所
ドブネズミは土を掘って巣穴を作る習性があり、建物の床下や倉庫の隅、基礎の周辺などに好んで拠点を作ります。
巣の内部には、周囲から集めた紙くずや布、枯れ草などを敷き詰め、繁殖のための寝床を整えます。
下水道や側溝、コンクリートのわずかな隙間を巧みに利用して、巣穴を広げていくことも多いです。
参考
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ハツカネズミ

ハツカネズミは都市部だけでなく郊外の住宅にも棲みつく家ネズミです。
体は小さいですが、繁殖スピードが早いため食品汚染や感染症には注意が必要です。
特徴・見た目
体長はおよそ6〜10cmと小型で灰褐色の体毛を持ち、耳や目が大きいです。
クマネズミやドブネズミより一回り小さくわずかなすき間から侵入でき、動きが素早く警戒心もあるため、住宅内に棲みついていても気づきにくいネズミです。
行動・生息環境
本来は草地や畑、雑木林などに生息していますが、寒い時期になると暖かさを求めて1cm程度の小さなすき間から建物内へ侵入します。
体が小さいため、家具のすき間や壁の内部など狭い場所にも入り込みやすく、人目につきにくい場所で活動することが多いです。
食性・繁殖
雑食性で穀物や野菜、残飯など幅広い食べ物を口にします。
寿命は1〜1.5年ほどと短いものの繁殖力は非常に高く、生後約1か月で繁殖が可能となり1回に5〜6匹を年に数回出産します。
巣を作る場所
ハツカネズミは体が小さいため、家具のすき間や収納の奥、壁の内部などわずかな空間にも巣を作ることがあります。
紙くずや布、断熱材など身近にある柔らかい素材を集め、狭い空間の中に球状の巣を作るのが特徴です。
段ボール箱の中や物が多く置かれた場所など、人の目が届きにくい環境を利用して巣を作ることがあります。
参考
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本来、森林や草地で生活するネズミですが、餌や暖を求めて人間の住宅へ侵入します。 特に家ネズミは放置すると被害が深刻化していきます。 糞尿による悪臭や騒音といった不快感だけでなく、柱や配線をかじることによる資産価値の低下、病原菌や寄生虫による健康被害まで危険性は多岐にわたります。 家族の安全と住まいを守るために、具体的な被害について正しく理解しておきましょう。 ネズミの主な被害 ネズミは夜行性のため、活動が活発になる夜間に天井裏や壁、床下などから物音が聞こえるようになります。 繁殖期の春や秋は、走り回る音やかじる音が頻繁に響くようになり、不安やストレスによって睡眠の質の低下を招く恐れも。 集合住宅では音が周囲に伝わりやすく、放置すると近隣トラブルに発展する可能性もあるため、早めの対策を検討してください。 ネズミの活動が活発になると行動範囲も広がり、柱や断熱材、電気配線などをかじられる被害が発生します。 天井裏や床下に糞尿が蓄積すると、悪臭やカビの発生原因になるだけでなく、配線の損傷によって漏電や火災を引き起こすリスクも高まります。 住まいを守るためにも、目に見えない場所で起きている異変を軽視しないことが大切です。 ネズミは、人に感染する病原菌を複数保有し、命に関わる重篤な病気を引き起こす恐れがあります。 糞尿や体毛、噛み傷から直接感染するだけでなく、乾燥した排泄物が空気中に舞い、吸い込むことで発症する可能性が高いです。 姿が見えなくても排泄物が残っているだけで感染リスクは続くため、軽視するのは危険です。 特に気温が高くなる時期は食品汚染や感染症が広がりやすく、ネズミを放置すると家族全員の健康被害につながる恐れがあります。 サルモネラ菌 ネズミによる建材の損壊は、単なる家の損傷に留まりません。 壁や天井に生じた隙間は、ゴキブリやシロアリといった他の害虫を招き入れてしまい、住環境をさらに悪化させます。 ネズミに付着したイエダニやノミが人やペットに移動すると、激しい痒みや皮膚炎を引き起こすことがあり、健康面のリスクも深刻です。 深刻な感染症を媒介するものも存在し、気づかぬうちに室内全体へ健康被害が広がる恐れがあります。 こちらもCHECKネズミの被害

精神被害
住宅被害
健康被害
病原菌
感染症名
主な症状
参照元
サルモネラ感染症
腹痛、下痢、発熱
JUMA-Vet

HEVウイルスE型肝炎
発熱・倦怠感・黄疸
厚生労働省検疫所

クリプトスポリジウム原虫クリプトスポリジウム症
水様下痢・腹痛・脱水
国立健康危機管理研究機構

レプトスピラ菌レプトスピラ症
発熱・頭痛・筋肉痛
J-Stage

ハンタウイルス腎症候性出血熱
発熱・出血・腎障害
日本獣医学会

鼠咬症スピリルム鼠咬症(そこうしょう)
発熱・頭痛・関節痛
東京都保健医療局

広東住血線虫広東住血線虫症
頭痛・発熱・神経障害
国立健康危機管理研究機構
害虫発生被害
害虫名
主な症状
参照元

イエダニ強いかゆみ、発疹、皮膚炎など
日本防疫殺虫剤協会

ノミ激しいかゆみ、感染症媒介の可能性
日本防疫殺虫剤協会

マダニ発熱、倦怠感、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)など
東京都保健医療局

トコジラミ強いかゆみ、睡眠障害、アレルギー反応など
東京都保健医療局

ツツガムシ吸血による皮膚炎、発熱、発疹
山形県衛生研究所
ネズミ駆除はプロに頼むべき?
市販の忌避剤や捕獲器を使えば、ある程度は自分で対策することも可能です。
ただし、ネズミを完全に駆除するのは難しく、一時的に数を減らせても再発してしまうことが多いです。
自力での対策では限界があるため、被害が拡大する前に、専門業者への相談を検討してみましょう。
駆除業者の選び方

業者を選ぶ際は、料金の安さだけで判断せず、以下のポイントを確認することが重要です。
徹底した現地調査
ネズミ駆除では、個体の駆除だけでなく侵入経路の特定と封鎖が重要です。
屋根裏や床下まで丁寧に調査し、被害状況を正確に把握してくれる業者を選ぶと安心です。
アフターケアの充実
再侵入を防ぐための封鎖作業に加え、糞尿で汚染された箇所の清掃・消毒、施工後の保証制度など、アフターケアの内容も確認しておきましょう。
見積もりの透明性
使用する薬剤や作業内容、追加料金の有無が明確に記載されているかをチェックすることが大切です。
事前に丁寧な説明がある業者であれば、施工後のトラブルも防ぎやすくなります。
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エゾヤチネズミの特徴を理解して正しく対応しよう

エゾヤチネズミは野ネズミのため、住宅に侵入して棲みつくことは稀ですが、環境によっては家の近くに現れることがあります。
見かけた場合は、以下のような対処をしてください。
- むやみに触れず距離を保つ
- 専門業者や自治体に相談する
- 樹木の根元を保護して被害の拡大を防ぐ
- 周辺環境を整えて近づきにくくする
もし家の中で被害が出ていれば、繁殖力の高い家ネズミの可能性が高いです。
家ネズミは食品を食べ荒らすだけでなく、電気配線をかじる、糞尿による悪臭や衛生被害を引き起こすなど、放置すると被害が拡大していく害獣です。
根本的に解決するには、単なる駆除だけでなく、以下の作業を一貫して行う必要があります。
- 侵入経路の特定・封鎖
- 駆除・追い出し・巣の除去
- 清掃・消毒・再発防止対策
害獣お助け本舗では、ご相談や無料見積もりを受け付けています。
厄介な家ネズミにも、被害状況に応じた最適なプランで対応可能です。
手遅れになる前に、ネズミの気配を感じたらぜひ一度ご相談ください。
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※1 対応地域・加盟店・現場状況により、お事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます
※2 対応地域・対応する加盟店により異なります
※3 延長保証は一部エリアのみご提供、再発防止がついている場合にかぎります
