「冬はネズミを見なくなったのに、春になったらまた出てきた」
「夏は静かだったのに、秋になったら天井から音がするようになった」
季節によってネズミが出る時期が変わり、出没したり姿を見せなくなったりすることで戸惑う方も多いのではないでしょうか。
ネズミは春夏秋冬で行動が変化するため、ある時期は姿を見せず、別の時期には急に被害が増えてきたと感じることがあります。
ネズミがいなくなったと油断しているといつの間にか増殖し、被害がより深刻になっているというケースも少なくありません。
この記事では、ネズミが出やすい時期を春夏秋冬別に整理し、繁殖時期や行動の違いを分かりやすく解説します。
季節ごとの特徴を知っておくと、効果的な対策のタイミングをつかみやすくなりますので、ぜひ参考にしてください。

このような方におすすめ
- ネズミが出る時期を知りたい方
- 季節ごとのネズミの行動を理解したい方
- 春夏秋冬で被害が増える時期を知りたい方
- 効果的なネズミ駆除のタイミングを知りたい方
ネズミの活動時期

ネズミは1年を通して活動していますが、春夏秋冬で行動が変化するという特徴があります。
すでに家に棲みついている場合も、季節によって被害の感じ方が大きく変わります。
これは、気温・食料の多さ・繁殖の時期などが影響し、姿を見せない時期=いなくなったわけではないです。
春は活動と繁殖が始まる時期
春になると気温が上がり、家に棲みついているネズミの行動が一気に活発になります。
冬のあいだは暖かい場所からあまり移動しませんが、春になるとエサを探す行動が増え、移動する範囲も広がります。
郊外では屋外に穀物や昆虫などのエサが増え、屋内外の行き来が活発になり、都市部では、家の中での活動が活発になりやすいです。
繁殖が始まる時期なので、家の中にネズミがいる場合はすでに増えている可能性があります。
夏は暑さを避けて涼しい場所に移動する
夏になると高温を避けるため、家の中に棲みついているネズミは涼しい場所へ移動します。
郊外では、床下・基礎部分など温度が安定した場所に棲みつき、表に出る時間が減ります。
都市部では、配管スペース・床下・地下など外気温の影響が少ない場所でじっとしていることが多く、夏はネズミの気配が減ったと感じることが増えるでしょう。
ただし、いなくなったのではなく、暑さを避けているだけです。
秋になると再び活発になるので、夏の静けさで油断すると被害が悪化しやすいです。
秋は繁殖のピークを迎える
秋はネズミにとって最も動きやすい気温で、行動が活発になる時期です。
繁殖のピークを迎えるため、家の中でネズミが急に増え始めます。
夏のあいだは暑さで動きが鈍りますが、秋になると再び活発に活動し、エサを探す時間や移動範囲も広がります。
家の中で物音が増えたり、フンが多く見つかるなど、被害が表面化しやすいです。
秋は繁殖力がもっとも高まる季節で、気づかないうちに個体数が増えていた、ネズミ被害が増加したというケースが非常に多い時期です。
冬は寒さで活動が鈍くなり、家にとどまりやすい
冬は気温が大きく下がるため、ネズミの行動が全体的に鈍くなる季節です。
寒さが苦手なネズミは外で活動しにくく、棲みついている家屋の暖かい場所で過ごす時間が増えます。
郊外では、屋外のエサが減ることに加えて寒さの影響が大きく、家の中が最も安全で快適な環境になるため、ネズミがとどまりやすいです。
都市部でも同様に、外気温の低下により、配管スペースや天井裏など建物内部の暖かい場所にとどまる傾向が強まります。
この時期は巣の近くで動く程度で、姿を見かけないことも多いですが、いなくなったわけではなく、暖かい場所でじっとしているだけです。
グラフで見るネズミの活動時間

ネズミは夜行性の動物で、1日の中でも特に動きが活発になる時間帯があります。
家に棲みついている場合もこのサイクルで動くため、どの時間に物音が聞こえやすいのかを知っておくと、被害の把握や対策に役立ちます。
ネズミは夜行性で、夕方〜夜間に最も活発になる
ネズミが最も活発になるのは、夕方から夜にかけての時間帯です。
- 日没後1時間が最初の活動ピーク
- 夜明け前1時間が2回目のピーク
- 夕方18時前後から天井裏や壁の中で物音が聞こえやすい
暗い時間帯のほうが外敵に見つかりにくく、家の中でもエサを探しやすいため、活動が夜間に集中します。
夜になると天井裏や壁の中でガサガサとした音が増えるのは、ネズミの動きが活発になっているからこそです。
昼間にネズミが出るのは危険サイン
ネズミは本来夜行性で、日中は巣の中で休むため、昼間に姿を見せるのは異常サインです。
原因の一つは餌不足です。
夜の活動だけでは十分な食べ物が確保できず、日中まで探索範囲を広げている可能性があります。
家の中で個体数が増え、食料の競合が起きているケースもよく見られます。
繁殖によって巣が手狭になったり、巣の安全性が低下したりすると、昼間でも別の場所へ移動せざるを得ないことがあります。
いずれの場合も、家の中で棲みつきが進んでいるサインであり、放置すると繁殖や被害が一気に拡大する恐れがあります。
日中にネズミを見かけたら、早めの対策が必要です。

イエネズミの3種類は冬眠しない

日本の住宅に棲みつくネズミは、3種類です。
- ドブネズミ
- クマネズミ
- ハツカネズミ
まとめてイエネズミと呼ばれ、いずれも害獣として駆除対象となっています。
イエネズミの大きな特徴は、冬眠しないという点です。
屋外で生活する野生動物とは異なり、住宅内や建物内部に棲みつくことで、年間を通して活動します。
家の中には食べ物・水・暖かさがそろっているため、寒い冬でも活動を止める必要がないのです。
冬に姿を見かけなくなったとしても、棲みつかれていることに変わりはなく、活動が目立たなくなっているだけというケースがほとんどです。
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クマネズミ

クマネズミは、都市部の住宅やビルなどに多く見られる代表的なイエネズミです。
天井裏や壁の内部といった人目につきにくい高所に棲みつくことが多く、警戒心と運動能力の高さから、発見や駆除が難しい種類として知られています。
特徴・見た目
体長は約18〜24cmほどで、全体的に細身の体型をしています。
体よりも長い尾を持つ点が大きな特徴です。
体毛は黒色〜濃い茶色が多く、腹側はやや白っぽい色合いをしています。
行動・生息環境
クマネズミは非常に高い運動能力を持ち、電線や配管、パイプなどを伝って高所を自在に移動します。
天井裏や屋根裏、壁の内部など、乾燥した高い場所に棲みつく傾向が強く、気づかれないまま繁殖が進むことも少なくありません。
湿気を嫌う性質があり、床下や排水まわりよりも、建物内部の上部空間を好む点が特徴です。
食性・繁殖
雑食性ですが、穀物や果物などの植物性の食べ物を好む傾向があります。
繁殖力は非常に高く、生後およそ3か月で繁殖可能になります。
1回の出産で5〜6匹を産み、年に複数回繁殖するため、短期間で数が増えやすいネズミです。
糞の特徴
クマネズミの糞は細長い楕円形で、長さは約6〜10mmほどです。
色は茶色や灰色で、食べた物によって多少変化します。
高所を移動する習性があるため、天井裏や梁の上、換気扇まわりなどで見つかることが多いです。
年間の行動表

クマネズミは一年を通して活動しますが、秋から冬にかけて繁殖が進みやすいです。
春から夏にかけては行動範囲を広げながら繁殖が進み、秋には増えた個体が天井裏や壁内部といった高所で定着しやすくなります。
冬は屋外での行動が減る一方、建物内部の高い場所を拠点に活動を続けるため、被害が長期化しやすいです。
24時間の活動グラフ

クマネズミは夜行性で、夕方から夜間にかけて活動が集中します。
夜になると天井裏や梁、壁内部を上下左右に広く移動するため、夜間に建物全体で大きめの物音が発生しやすいのが特徴です。
特に日没後と夜明け前は移動量が増え、音が目立つことがあります。
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ドブネズミ

ドブネズミは、都市部の下水道や建物の床下など、湿気の多い環境に棲みつくイエネズミです。
体が大きく行動範囲も広く、住宅や店舗で被害が拡大しやすい種類として知られています。
特徴・見た目
体長は約22〜26cmと、イエネズミの中でも大型で、ずんぐりとした体型が特徴です。
尾は体に対して短く、耳も小さめで、体毛は茶褐色〜灰色、腹側はやや白っぽい色をしています。
警戒心が強く、状況によっては人やペットに威嚇行動を見せることもあります。
行動・生息環境
ドブネズミは、泳ぎや穴掘りが得意で、下水道・床下・側溝など湿気の多い場所を好みます。
寒さにはあまり強くないため、冬場は暖かさを求めて建物内に棲みつき、床下や倉庫、キッチン周辺など、人目につきにくい低い場所に巣を作る傾向があります。
食性・繁殖
雑食性で、穀物・肉・魚・残飯など、手に入るものを幅広く食べます。
繁殖力も高く、生後約3か月で成熟し、1回の出産で6〜9匹を年に複数回出産するとされています。
寿命はおよそ2〜3年です。
糞の特徴
糞は太く丸みのある楕円形で、長さは10〜20mmほどあります。
色はこげ茶色〜灰色で、他のイエネズミと比べてサイズが大きい点が特徴です。
排水管や側溝などの侵入経路が多く、キッチン・トイレ・浴室など水回りで見つかることがあります。
年間の行動表

ドブネズミは一年を通して活動しますが、水辺や低い場所を中心に行動しやすいです。
春から夏にかけては屋外での活動と繁殖が進み、秋になると増えた個体が床下や地面に近い場所で棲みつきます。
冬は寒さの影響で屋外での活動が減り、床下や基礎まわりなど、地面に近い屋内で活動を続けることが多いです。
24時間の活動グラフ

ドブネズミは主に夕方から夜間、地面に近い場所を中心に活動します。
夜になると床下や排水まわりを移動しながらエサを探し、足音や擦れるような音が比較的はっきり聞こえることがあります。
高所へ移動することは少なく、音が下の階から聞こえる場合はドブネズミの可能性があります。
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ハツカネズミ
ハツカネズミは、都市部や郊外の住宅に棲みつくイエネズミの一種で、繁殖力が非常に高く、短期間で数が増えやすいのが特徴です。
見た目は小さくかわいらしく感じることもありますが、食品被害や感染症リスクを伴う害獣であり、注意が必要です。
特徴・見た目
体長は約6〜10cmほどと小型で、灰褐色の体毛を持ちます。
耳や目が大きく、クマネズミやドブネズミより一回り小柄です。
体が小さく、わずかなすき間からでも棲みつきやすく、動きも俊敏なことから発見されにくい種類でもあります。
行動・生息環境
屋外では草地や畑、雑木林などに生息しますが、寒さを避けるため秋から冬にかけて建物内に棲みつきやすくなります。
1cm程度のすき間があれば移動でき、床下・押入れ・壁の中・厨房のシャッター下など、人目につきにくい場所に棲みつく傾向があります。
狭い空間を好む性質があり、気づかないうちに数が増えやすい点も特徴です。
食性・繁殖
雑食性で、穀物や野菜、残飯など幅広い食べ物を口にします。
繁殖力が非常に強く、生後約1か月で成熟し、1回に5〜6匹を年に数回出産するとされています。
寿命は約1〜1.5年と、他のイエネズミよりやや短めです。
糞の特徴
ハツカネズミの糞は4〜7mmほどで、米粒に似た細長い形をしています。
両端が尖り、茶色っぽい色をしており、散らばった状態で見つかりやすいのが特徴です。
物置や倉庫、押入れの隅などで発見されることもあります。
年間の行動表

ハツカネズミは一年を通して活動しますが、繁殖と定着のサイクルが短いのが特徴です。
春から夏にかけては繁殖が進み、個体数が徐々に増えていきます。
秋には増えた個体が人目につきにくい場所を中心に定着しやすくなり、被害が表面化することも。
冬は寒さの影響で行動範囲がさらに狭まり、床下や収納の奥など限られた範囲で生活を続けます。
24時間の活動グラフ

ハツカネズミは夜行性で、夕方から夜間にかけて活動します。
ただし行動範囲は比較的狭く、巣の近くを中心に短距離で動くのが特徴です。
夜間でも大きく移動することは少なく、床下や壁の低い位置で軽い物音が断続的に聞こえることが多くなります。
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ネズミの被害

ネズミは一年を通して活動しますが、繁殖や屋内への棲みつきが進む時期には、被害が一気に表面化しやすくなります。
天敵がいないと判断した環境では安心して棲みつき、行動範囲を広げてしまうため、被害は短期間で拡大しやすいです。
一度棲みつかれると、糞尿によるニオイや騒音、配線や柱をかじられるなど、生活や住宅にさまざまな影響が出ることも。
ネズミによる主な被害は、次のようなものがあります。
ネズミの主な被害
- 精神被害
- 住宅被害
- 健康被害
- 害虫発生被害
被害の内容を把握し、早めに対策することが重要です。
精神被害
ネズミは夜行性のため、活発になる時間帯や時期には、天井裏や壁の中、床下などで物音が発生しやすくなります。
繁殖が進む春や秋は行動量が増え、カサカサと走り回る音や、木材・配線をかじる音が頻繁に聞こえるように。
次第に不安感やストレスが蓄積し、睡眠の質の低下につながります。
集合住宅では音が周囲に伝わりやすく、季節によっては近隣トラブルにつながる場合があります。
住宅被害
春や秋など活動が活発になる季節は、行動範囲が広がり、柱や断熱材、電気配線などをかじる被害が目立つようになります。
天井裏や床下に糞尿が蓄積してニオイやカビが発生するだけでなく、被害が長期間続くと配線トラブルや漏電、最悪の場合は火災につながります。
健康被害
ネズミは人に感染する病原菌を複数保有しており、命に関わる重篤な病気を引き起こすおそれがあります。
糞尿や体毛、咬傷を介して病原体が広がるほか、乾燥した糞尿や体毛が空気中に舞い、吸い込むことで病気を発症してしまうことがあります。
| 病原菌 | 感染症名 | 主な症状 | 参照元 |
サルモネラ菌 |
サルモネラ感染症 | 腹痛、下痢、発熱 | JUMA-Vet |
![]() HEVウイルス |
E型肝炎 | 発熱・倦怠感・黄疸 | 厚生労働省検疫所 |
![]() クリプトスポリジウム原虫 |
クリプトスポリジウム症 | 水様下痢・腹痛・脱水 | 国立健康危機管理研究機構 |
![]() レプトスピラ菌 |
レプトスピラ症 | 発熱・頭痛・筋肉痛 | J-Stage |
![]() ハンタウイルス |
腎症候性出血熱 | 発熱・出血・腎障害 | 日本獣医学会 |
![]() 鼠咬症スピリルム |
鼠咬症(そこうしょう) | 発熱・頭痛・関節痛 | 東京都保健医療局 |
![]() 広東住血線虫 |
広東住血線虫症 | 頭痛・発熱・神経障害 | 国立健康危機管理研究機構 |
害虫発生被害
ネズミが断熱材や配線をかじることで、壁や天井裏にすき間が生じ、ゴキブリやハエ、シロアリなどの害虫が侵入・発生しやすい環境になります。
加えて注意したいのが、ダニやノミなどの寄生虫の存在です。
ネズミの体に付着していることがあり、人やペットに移って、かゆみや皮膚炎などの健康被害を引き起こすおそれがあります。
寄生虫の中には感染症を媒介することもあるため、気づかないうちに室内全体へ広がり、健康への影響につながるケースも少なくありません。
| 害虫名 | 主な症状 | 参照元 |
![]() イエダニ |
強いかゆみ、発疹、皮膚炎など | 日本防疫殺虫剤協会 |
![]() ノミ |
激しいかゆみ、感染症媒介の可能性 | 日本防疫殺虫剤協会 |
![]() マダニ |
発熱、倦怠感、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)など | 東京都保健医療局 |
![]() トコジラミ |
強いかゆみ、睡眠障害、アレルギー反応など | 東京都保健医療局 |
![]() ツツガムシ |
吸血による皮膚炎、発熱、発疹 | 山形県衛生研究所 |
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ネズミ駆除に最適な時期

ネズミは一年を通して活動する害獣で、基本的にはどの季節でも駆除は可能です。
ただし、行動量や繁殖状況などは季節によって変わるため、対策の効果が出やすい時期と、工夫が必要な時期があるのも事実です。
以下では、ネズミ駆除の効率が高まりやすい冬がオススメされる理由と、春や秋に注意したいポイントについて解説します。
ネズミ駆除に冬がオススメな理由
ネズミは冬眠しないため、冬でも建物内で活動を続けます。
一方で、冬は寒さの影響で屋外での行動が減り、ネズミはエサと暖かさを確保できる限られた場所を拠点に生活するようになります。
つまり、巣の位置や移動ルートが把握しやすく、追い出しや侵入経路対策を行いやすいタイミングといえるのです。
春や秋と比べて繁殖の勢いが落ち着く時期でもあり、個体数が増えにくい状態で対策を進められる点も冬のメリットです。
冬は物音が減ることで、様子見をしたり、いなくなったと思って放置しやすいですが、春に入ると一気に繁殖が進む可能性が高いです。
被害が表面化しにくい冬こそ、状況を整理し、根本的な対策を進めやすい時期です。
冬以外の季節はネズミ駆除が可能?
春や秋は、ネズミの行動や繁殖が活発になる時期です。
エサ探しや移動が増え、物音やフンなどの被害が目立ち始めることもあります。
この時期はすでに個体数が増え、行動範囲が広がるため、駆除自体は可能でも、時間や手間がかかりやすい時期です。
特に秋は繁殖のピークと重なり、気づかないうちに棲みつきが進行していることも。
夏は暑さを避けて床下や配管まわりなどの涼しい場所に移動するため、状況によっては駆除を進めやすい時期でもあります。
春から秋にネズミを見かけた場合は、様子見をせず、早めに状況を把握して対策を講じましょう。
自宅でできるネズミ駆除

ネズミ駆除に向いている時期について理解できたところで、どのような対策をすればいいのかと悩む方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、ネズミ駆除は害獣駆除業者に任せるのがもっとも確実です。
すでに家へ棲みついている、被害が広がっている場合は、自力での対応だけでは限界があるからです。
被害が軽い初期段階であれば、自宅で取り組める対策から始められることもあります。
こうした対策はあくまで補助的なものであり、侵入経路を封鎖し、周辺環境を改善しなければ、ネズミは何度でも侵入してきてしまいます。
無理に自力で対処し続けるのではなく、状況に応じて専門業者へ相談してみてください。
忌避剤
忌避剤は、ネズミが嫌うニオイや刺激成分を利用し、棲みつきを防ぐことを目的としたネズミ対策グッズです。
不快感のある刺激をネズミに与えることで、特定の場所への接近を避けさせる効果が期待できます。
即効性があり、ネズミの存在に気づいた段階や、被害が軽度な初期対策として取り入れやすいです。
スプレータイプ・燻煙タイプ・固形タイプなど種類があるため、設置場所や被害状況に合わせて使い分けるとよいでしょう。
忌避剤の主な効果
- ネズミが嫌うニオイで近づきにくくする
- 棲みついているネズミを追い出す
- 侵入経路まわりの予防対策として使える
忌避剤の使い方

忌避剤は、糞や足跡、かじり跡などのラットサインが確認できる場所や、ネズミが棲みついていると考えられる箇所に設置、または噴霧します。
天井裏・床下・通気口付近などの暗所はネズミが移動しやすいため、重点的に対策すると効果を感じやすいです。
スプレータイプは、侵入経路や通り道に定期的に使用し、ニオイを維持するようにしましょう。
固形タイプは時間の経過とともにニオイが弱まるため、数週間を目安に交換しながら継続的に使用してください。
殺鼠剤
殺鼠剤は、ネズミが摂取することで体内に成分が作用し、内出血などを引き起こして駆除する薬剤です。
小袋タイプやトレータイプなど形状があり、設置場所や被害状況に合わせて選ぶことができます。
駆除後は死骸の回収や周囲の清掃が必要になるため、使用前に流れや注意点を把握しておきましょう。
殺鼠剤の主な効果
- ネズミを直接駆除できる
- 複数箇所に棲みついている場合にも対応しやすい
- 設置後、一定期間効果が持続する
殺鼠剤の使い方

殺鼠剤は、侵入経路や通り道になりやすい壁際、部屋の隅などに設置します。
穀物やナッツ類など、ネズミが好むエサと一緒に置くと食いつきがよくなります。
食べた跡が確認できた場合は補充し、一定期間様子を見ながら使用しましょう。
駆除後は必ず手袋を着用し、死骸を速やかに回収したうえで、周囲の消毒と清掃を行ってください。
捕獲シート
捕獲シートは、強力な粘着面でネズミを絡め取る駆除アイテムで、薬剤を使わずに設置できるため、比較的扱いやすい対策です。
ネズミの通り道に設置すると効果が出やすく、ペットや子どもがいる家庭でも取り入れやすいです。
一方で、粘着剤は手や衣類に付着しやすいため、設置や処理の際は注意が必要です。
捕獲シートの主な効果
- 通り道に設置して直接捕獲できる
- 薬剤を使わずに対策できる
- 侵入経路の特定に役立つ
捕獲シートの使い方

糞や足跡などのラットサインが見られる壁際に沿って設置します。
部屋の隅や狭い通路では複数枚を並べ、逃げ道をふさぐように配置すると効果的です。
捕獲後は放置せず、速やかに処理と清掃を行い、新しいシートに交換してください。
捕獲器
捕獲器は、ネズミを傷つけずに捕まえる非殺傷タイプのトラップです。
内部に入ると扉が閉まる構造になっており、室内向けの小型タイプから、屋外や倉庫で使える大型タイプまで種類があります。
薬剤を使用しないため、環境や安全面に配慮しながら対策したい場合におすすめです。
ただし、生け捕りにしたあとの対応が必要なので、使用前に処理方法まで考えておきましょう。
捕獲器の主な効果
- ネズミを生け捕りにできる
- 薬剤を使わずに対策できる
捕獲器の使い方

捕獲器は、ネズミの通り道やエサ場の近くに設置します。
内部にはピーナッツや穀物類など、ネズミが好むエサを入れて誘導しましょう。
捕獲後は放置せず、速やかに処理するか、対応が難しい場合は専門業者へ引き渡してください。
再利用する際は、洗浄と消毒を行い、ニオイを残さないようにしましょう。
超音波
超音波式のネズミ対策は、人には聞こえない高周波音を発し、ネズミに不快感を与えることで近づきにくくする対策グッズです。
コンセントに差すだけで使用できるものが多く、薬剤を使わない点が特徴です。
ただし、超音波は環境の影響を受けやすく、ネズミが音に慣れてしまうと効果が弱まることがあります。
長期的な駆除や再侵入防止を目的とした対策には向きにくい点を理解しておく必要があります。
超音波の主な効果
- 音の刺激でネズミを寄せつけにくくする
- 設置環境によって広い範囲に対応できる
- 薬剤を使わず安全に使用できる
超音波の使い方

天井裏や床下、キッチン周辺など、ネズミの気配がある方向に向けて設置します。
超音波は壁や家具などの障害物に遮られやすいため、家具の裏や密閉された場所は避け、できるだけ開けた位置に設置することがポイントです。
同じ場所に設置し続けると慣れが生じるため、定期的に設置位置を変え、音の届く範囲を調整することで効果を発揮しやすくなります。
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プロに頼む方が安心

ネズミは一年を通して活動する害獣ですが、季節によって行動量や被害が大きく変わります。
冬は寒さの影響で屋外での行動が減り、ネズミはエサと暖かさを確保できる限られた場所を拠点に生活するようになります。
棲みつく場所や移動ルートが偏りやすく、追い出しや侵入経路対策を進めやすい時期といえるでしょう。
一方、春や秋は繁殖や移動が活発になり、行動範囲が一気に広がります。
この時期にネズミを見かけた場合、すでに被害が拡大し始めているケースも少なくありません。
駆除は冬が取り組みやすいとされていますが、被害が確認できている場合には、時期を待つのではなく早めに業者に相談してみてください。
ネズミ被害を根本から解決するには、追い出しだけでなく、プロによる巣の確認や侵入経路の封鎖、再発防止対策が欠かせないからです。
害獣お助け本舗では、ネズミが出る時期や被害状況を踏まえ、住宅ごとに適した駆除方法をご提案しています。
被害を長引かせないためにも、まずはお気軽にご相談ください。
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