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ネズミに噛まれたらどうする?感染症を防ぐための応急処置と対策方法を解説

「もしかしてネズミに噛まれたかもしれない」

「小さな傷だけど、このまま放っておいて大丈夫なんだろうか?」

突然の出来事に、強い不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

ネズミは、鼠咬症(そこうしょう)をはじめとした感染症の原因となる菌を持っていることがあり、噛まれた傷口から体内に侵入することで感染します。

軽いケガに見えても、慌てずに正しい応急処置を行うことが重要です。

そして、噛まれる原因となったネズミ被害をそのままにしないことです。

この記事では、

  • ネズミに噛まれた際に考えられる感染症
  • 噛まれた直後に行うべき応急処置
  • ネズミ被害を繰り返さないための対策

を順を追ってわかりやすく解説します。

不安な状態を放置せず、家族が安心して暮らせる環境を守るためにも、参考にしてください。

このような方におすすめ

  • ネズミに噛まれた、噛まれたかもしれない方
  • ネズミに噛まれた場合の正しい応急処置を知りたい方
  • ネズミ被害をこれ以上広げたくないと感じている方
  • 噛まれる前に、ネズミ対策を考えておきたい方

ネズミに噛まれた際に起こる感染症

ネズミに噛まれることは、健康面で大きなリスクを伴います。

ネズミの口の中や体にはさまざまな菌が常在しており、噛みつかれることで傷口から体内へ侵入するおそれがあるためです。

傷自体は小さく見えても、患部の細菌が増殖し、数日から数週間経ってから発熱や腫れ、関節の痛みなどの症状が現れることがあります。

ネズミに噛まれた場合は、どのような感染症が起こり得るのかを正しく理解し、早めに対処することが大切です。

ここでは、ネズミに噛まれた際に発症し得る感染症について解説します。

  • スピリルム型鼠咬症(そこうしょう)
  • モニリフォルミス型鼠咬症
  • アナフィラキシーショック

スピリルム型鼠咬症(そこうしょう)

鼠咬症スピリルムは、ネズミに噛まれた傷口から細菌が侵入することで発症する感染症で、日本国内でも感染の報告例があります。

主にドブネズミやクマネズミの口の中に菌が存在しており、噛まれることで皮膚にできた小さな傷から体内へ入り込むことがあります。

感染すると、噛まれてから1〜2週間ほど経過したあとに、発熱や悪寒、頭痛などの症状が急に現れるのが特徴です。

噛まれた部位が赤く腫れたり、潰瘍ができたりするほか、リンパ節の腫れや発疹を伴うこともあります。

抗菌薬による治療で回復が期待できますが、適切な治療を受けずに放置すると重症化し、命に関わるケースも報告されています。

モニリフォルミス型鼠咬症

モニリフォルミス型鼠咬症は、スピリルム型と比べて発疹や関節の痛みが現れやすい感染症です。

ネズミに噛まれたり引っかかれたりすることで感染する点は共通していますが、症状の出方に違いがあります。

原因となる細菌は、ハツカネズミやクマネズミ、ドブネズミなどの口やのどの中に常在しており、噛み傷を通じて体内へ侵入します。

1日〜3週間ほどの潜伏期間を経て、発熱や悪寒、頭痛、全身のだるさなどの症状が現れます。

その後、手足を中心に赤い発疹が出たり、関節炎を起こすことがあり、治療が遅れると関節の痛みが長引くおそれがあります。

スピリルム型と同様に、抗菌薬による治療で回復が期待できますが、治療が遅れると重症化し、命にかかわる可能性も否定できません。

アナフィラキシーショック

アナフィラキシーショックは、アレルゲンが体内に入ることで全身に急激なアレルギー反応が起こり、血圧低下や呼吸障害などを引き起こす重篤な状態です。

ネズミだけでなく他の齧歯類に噛まれた際も、体内に入った唾液中の成分などが原因となり、まれに発症することがあります。

過去にネズミや小動物に噛まれた経験がある場合、再び噛まれることでアレルギー反応が強くでやすいです。

症状は噛まれてから短時間で現れることが多く、かゆみや発疹、唇や舌の腫れ、咳、呼吸が苦しくなるなどの症状が急速に進行します。

アナフィラキシーショックは致死率自体は高くないとされていますが、対応が遅れると命に関わるおそれがあります。

噛まれた際の応急処置

ネズミに噛まれた場合は、噛まれた直後の対応が最も重要です。

傷が小さく見えても、傷口から細菌や病原体が侵入する可能性があり、自己判断で放置するのは避けましょう。

ここでは、ネズミに噛まれた際に行うべき基本的な応急処置について、順を追って解説します。

噛まれた際の応急処置

  1. 水で傷口を洗う
  2. 傷口を消毒する
  3. 病院で診てもらう

①水で傷口を洗う

ネズミに噛まれた場合は、すぐに流水で傷口を洗い流してください。

洗う際は水道水で問題ありませんが、石けんを使って丁寧に洗い流すようにしましょう。

噛まれた傷口だけでなく、ネズミに触れた部分もあわせて洗浄します。

傷の周囲や皮膚のしわなど、汚れが残りやすい部分も意識して洗うことがポイントです。

②傷口を消毒する

流水で洗ったあとは、傷口を清潔に保つために消毒します。

市販の消毒液や医療用エタノールなどを使い、洗浄後の傷口を消毒しましょう。

出血がある場合は、消毒後に清潔なガーゼや布で軽く押さえ、外部からの汚れが付かないよう保護します。

③病院で診てもらう

ネズミに噛まれた場合は、傷の大きさや見た目に関わらず、速やかに医療機関を受診しましょう。

軽い咬傷に見えても、時間が経ってから感染症の症状が現れることがあります。

ネズミに噛まれたあとは、皮膚科や内科、外科などの医療機関で診察を受け、呼吸の異常や全身症状が現れた場合は、救急外来を利用してください。

被害をもたらすネズミは主に3種類

健康や住宅に被害をもたらすネズミは住宅の中や周辺に棲みつき、健康被害を引き起こすイエネズミと呼ばれる3種類です。

それぞれ好む環境や行動パターンが異なるため、糞尿が発見される場所や、人が接触する可能性にも差が生じます。

種類ごとの特徴を把握しておくことで、被害の原因を見極めやすくなり、適切な対策や予防につなげることが可能です。

ここでは、家庭内で被害をもたらす代表的な3種類のネズミについて解説します。

被害をもたらすイエネズミ

  • クマネズミ
  • ドブネズミ
  • ハツカネズミ

クマネズミ

クマネズミは、主に都市部の住宅やビルなどで見られるイエネズミの一種です。

天井裏や壁の中といった人の目が届きにくい場所に棲みつき、日常生活の中で姿を目にすることはあまりありません。

身軽で動きが素早く、警戒心が非常に強いため、気配を察知するとすぐに隠れてしまい、発見や駆除が難しいネズミです。

特徴・見た目

体長はおよそ18〜24cmほどで、全体的に細身の体つきをしています。 

体よりも長い尾を持つのが大きな特徴で、体毛は黒色から濃い茶色、腹側はやや明るい色合いです。

臆病な性格ですが行動は俊敏で、人の気配や物音に敏感に反応します。

行動・生息環境

電線や配管を伝って高所へ移動するのが得意で、屋根裏や天井裏、壁の内部などに巣を作ります。

湿気の多い場所は好まず、床下や排水周辺よりも、建物の高い位置に棲みつきやすいです。

食性・繁殖

雑食ですが、穀類や果物などの植物性の食べ物を好む傾向があります。

繁殖力が非常に高く、生後数か月で繁殖可能となり、1年に複数回出産するとされています。

糞の特徴

糞は細長い楕円形で、長さは6〜10mm程度です。

食べたものによって色は茶色から灰色まで変化し、高所を移動する習性から、天井裏や換気口付近で見つかることが多いです。

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ドブネズミ

ドブネズミは、下水道や建物の床下など、湿気の多い環境を好んで棲みつくイエネズミです。

体が大きく力も強いため、住宅や店舗に棲みつくと、建材や配線をかじられる被害が起こりります。

特徴・見た目

体長はおよそ22〜26cmで、イエネズミの中では大型に分類され、全体的にがっしりとした体つきが特徴です。

尾は体長よりやや短く、体毛は茶褐色から灰色、腹側はやや明るい色をしています。 

食欲が旺盛で警戒心も強く、状況によっては威嚇するような行動を見せることがあります。

行動・生息環境

泳ぎや穴掘りが得意で、下水道や側溝、床下など、水気のある場所を棲みかにします。 

寒さにあまり強くないため、冬場には暖かさを求めて建物内へ侵入し、床下や倉庫、キッチン周辺などに巣を作ることがあります。 

巣は紙くずや布きれなどを集めて、比較的簡単に作られるのが特徴です。

食性・繁殖

雑食で、穀物や肉、魚、残飯など、手に入るものはほとんど食べます。

寿命は2〜3年ほどと短めですが繁殖力は非常に高く、生後約3か月で繁殖可能となり、1回に6〜9匹を年に複数回出産します。

糞の特徴

糞はこげ茶色から灰色の太めな楕円形で、長さは10〜20mmほどあります。 

他のイエネズミと比べて一回り大きく、水回りを行動範囲とするため、キッチンやトイレ、浴室付近で見つかりやすいです。

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ハツカネズミ

ハツカネズミは、都市部だけでなく郊外の住宅にも棲みつくイエネズミです。

体は小さいものの繁殖スピードが非常に速く、食べ物を汚染したり、病原体を運ぶおそれがあります。

特徴・見た目

体長はおよそ6〜10cmと小型で、灰褐色の体毛を持ち、耳や目が大きいのが特徴です。

クマネズミやドブネズミと比べて一回り小柄で、わずかなすき間からでも侵入できます。 

動きが素早いため、住宅内では発見しにくいネズミです。

行動・生息環境

本来は草地や畑、雑木林などに生息していますが、寒い季節になると暖かさを求めて建物内へ侵入することがあります。

1cm程度の小さなすき間から入り込み、床下や押し入れ、壁の中など、人目につきにくい場所に巣を作ります。 

狭く暗い空間を好むため、棲みついていても気づきにくいです。

食性・繁殖

雑食で、穀物や野菜、残飯など幅広い食べ物を口にします。

繁殖力が非常に高く、生後約1か月で繁殖可能となり、1回に5〜6匹を年に数回出産し、寿命は1〜1.5年ほどと、ほかのイエネズミと比べると短めです。 

糞の特徴

糞は4〜7mmほどの細長い形で、茶色く米粒のように両端が尖っています。 

物置や倉庫、押し入れの隅などで見つかりやすく、広い範囲に点々と散らばって発見されることが多いです。

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他にもあるネズミの健康被害

住宅に棲みついたネズミは、日常生活の中でさまざまな被害を引き起こします。

糞尿や体毛を介した感染症のリスクに加え、夜間の物音によるストレス、寄生虫による皮膚トラブルなどの健康被害も無視できない深刻な問題です。

以下では、ネズミが棲みつくことで起こりやすい、健康被害について解説します。

  • 感染症
  • 騒音によるストレス
  • 糞尿の悪臭
  • 食料を食べられる
  • 火事の原因
  • ダニやノミの発生

 感染症

ネズミは、糞尿や体の表面、かじった食品などを介して、さまざまな病原体を保有しているおそれがあります。 

腹痛や下痢といった比較的軽い症状から、発熱や関節痛、臓器障害などに発展することもあり、注意が必要です。

すでに家の中に棲みついている場合、気づかないうちに健康被害が発生している可能性があります。

病原菌 感染症名 主な症状 参照元

サルモネラ菌
サルモネラ感染症 腹痛、下痢、発熱 JUMA-Vet

HEVウイルス
E型肝炎 発熱・倦怠感・黄疸 厚生労働省検疫所

クリプトスポリジウム原虫
クリプトスポリジウム症 水様下痢・腹痛・脱水 国立健康危機管理研究機構

レプトスピラ菌
レプトスピラ症 発熱・頭痛・筋肉痛 J-Stage

ハンタウイルス
腎症候性出血熱 発熱・出血・腎障害 日本獣医学会

鼠咬症スピリルム
鼠咬症(そこうしょう) 発熱・頭痛・関節痛 東京都保健医療局

鼠咬症(モニリフォルミス)
鼠咬症(そこうしょう) 発熱・頭痛・関節痛 MSDマニュアル

広東住血線虫
広東住血線虫症 頭痛・発熱・神経障害 国立健康危機管理研究機構


ペスト菌

ペスト リンパ節腫脹・発熱・頭痛・倦怠感 国立健康危機管理研究機構


大腸菌

大腸菌感染症など 腹痛・下痢・発熱・血便 MSDマニュアル


リステリア菌

リステリア症 発熱・頭痛・髄膜炎・流産 厚生労働省


野兎病菌(フランシセラ)

野兎病(トゥラレミア) 高熱・倦怠感・リンパ節腫脹 国立健康危機管理研究機構

ネズミが保有する病原菌の種類や感染経路については、以下の記事で解説しているので、確認してみてください。

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騒音によるストレス

ネズミは夜行性のため、棲みつくと天井裏や壁の中、キッチン周辺などから物音が聞こえるようになります。 

走り回る足音や、配線・木材をかじる音が断続的に続き、精神的なストレスを感じやすいです。

就寝中に音が気になると、眠りが浅くなったり、夜中に目が覚めたりする原因になり、睡眠の質の低下につながります。

集合住宅では音が上下階や隣室に伝わり、思わぬトラブルのきっかけになることもあります。

糞尿の悪臭

ネズミの糞尿による悪臭は、生活環境に大きな影響を与える被害のひとつです。

ネズミの尿にはアンモニア成分が含まれており、刺激の強いニオイを放つうえ、空間に広がりやすく換気だけでは解消しにくいです。

天井裏や壁の中、床下などに糞尿が蓄積すると、建材や断熱材にニオイが染み込み、表面的な清掃では取り除けなくなります。

糞尿の悪臭を放置すると除去が難しくなるだけでなく、住宅の快適性や資産価値の低下につながるおそれがあります。

食料を食べられる

ネズミは鋭い歯を持ち、紙袋やビニール袋、薄いプラスチック容器をかじって中の食料を食べてしまいます。

 一見すると問題なさそうに見える食品でも、体毛や糞尿、病原菌が付着している可能性があり、安全面から処分が必要になることも少なくありません。 

食料の廃棄が増えることで家計への負担が大きくなるだけでなく、健康リスクも高まるため、無視できない被害です。

火事の原因

ネズミは電気コードや配線をかじる習性があり、火災の原因になるだけでなく、電気設備トラブルの原因の一つとしても挙げられます。

被覆が破れた配線に電気が流れると、ショートやスパークが発生し、周囲のホコリや断熱材に引火するおそれがあるからです。

特に天井裏や壁の中など目に見えない場所で被害が進行すると、異常に気づきにくく、発見が遅れることも。

火災は建物や家財の損失だけでなく、命に関わる重大な事故につながるため、ネズミ被害は軽視できない問題です。

ダニやノミの発生

ネズミの体には、ダニやノミなどの寄生虫が付着していることがあります。 

寄生虫は、ネズミの移動に伴って住宅内へ持ち込まれ、人を刺したり吸血したりすることで、かゆみや湿疹などの皮膚トラブルを引き起こします。 

寄生虫の種類によっては感染症を媒介することもあり、健康被害のリスクはネズミそのものにとどまりません。

害虫名 主な症状 参照元

イエダニ
強いかゆみ、発疹、皮膚炎など 日本防疫殺虫剤協会

ノミ
激しいかゆみ、感染症媒介の可能性 日本防疫殺虫剤協会

マダニ
発熱、倦怠感、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)など 東京都保健医療局

トコジラミ
強いかゆみ、睡眠障害、アレルギー反応など 東京都保健医療局

ツツガムシ
吸血による皮膚炎、発熱、発疹 山形県衛生研究所

ネズミに付着するダニやノミによる症状の特徴や具体的な対処法については、以下の記事で詳しく解説しています。

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ネズミ被害が発生しやすい場所

ネズミはどこにでも棲みつくわけではなく、エサが確保しやすく、身を隠せる環境を選んで棲みつきます。

以下では、ネズミ被害が起こりやすい場所について解説するので、ご自宅の環境と照らし合わせながら確認してみてください。

ネズミ被害が発生しやすい場所の特徴

  • 高温多湿な場所
  • 静かで暗い場所
  • 食べ物が多い場所
  • 寒い時期も暖かい場所
  • 放置されたごみやゴミ置き場が近くにある場所

 高温多湿な場所

ネズミは寒さや乾燥を避ける傾向があり、湿気がたまりやすく、温度変化の少ない場所を好みます。

床下や天井裏、収納スペースの奥などは空気がこもりやすく人目にも付きにくいため、ネズミが棲みつく環境になりやすいです。

このような場所ではネズミの存在に気づきにくく、知らないうちに数が増えてしまうこともあります。

静かで暗い場所

ネズミは警戒心が強く、人の気配や生活音が少ない静かな場所を好みます。

天井裏や壁の中、使っていない部屋の隅などは暗く落ち着いた環境になりやすく、ネズミが棲みつきやすい場所です。

いったん安全な場所と認識されると、気づかないうちに長く棲みつかれてしまうこともあります。

食べ物が多い場所

ネズミは嗅覚が発達しており、わずかな食べ物のニオイでもエサのある場所を見つけ出します。

キッチンや食品の保管場所、ペットフードを置いているスペースなどは、エサを確保しやすいため、被害が起こりやすいです。

食べ残しやゴミをそのままにしておくと、ネズミを引き寄せる原因になります。

寒い時期も暖かい場所

気温が下がる季節になると、ネズミは寒さを避けて、暖かさのある場所を求めて建物内へ侵入してきます。

エアコンや給湯器の周辺、冷蔵庫の下、床下や天井裏などは、冬でも温度が保たれやすく、ネズミが棲みつく環境になりやすいです。

放置されたごみやゴミ置き場が近くにある場所

建物の周辺にゴミ置き場や放置されたゴミがあると、ネズミにとってエサを確保しやすい環境になります。

生ゴミが多い場所はネズミが集まりやすく、そこを足がかりにして、近隣の住宅や建物内へ侵入してくることも。

ネズミ対策を考える際は、室内だけでなく、外壁や周囲の環境にも目を向けてみてください。

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ネズミに棲みつかれやすい家の特徴

住宅の造りや周囲の環境によっては、知らないうちにネズミが棲みつきやすい条件がそろっていることがあります。

ネズミはエサを確保しやすく、外敵から身を守れる場所を選んで生活するため、必ずしも不衛生な家だけで被害が起こるわけではありません。

以下では、ネズミに棲みつかれやすい家の特徴を解説します。

ネズミに棲みつかれやすい家の特徴

  • 築年数30年以上
  • 和室が多い
  • 隙間がある
  • 食べ物が放置されている
  • 整理整頓されていない
  • ゴミ捨て場が近くにある

築年数30年以上

築年数が30年以上の住宅は、長年の使用によって外壁や基礎、配管まわりなどに小さなすき間が生じやすくなります。

ネズミは数センチのすき間から侵入できるため、わずかな劣化箇所が侵入経路になることがあります。

和室が多い

和室には畳や木材など、ネズミがかじりやすい素材が多く使われています。

壁と柱の境目にある長押(なげし)周辺は外から確認しにくく、ネズミの侵入経路や室内を移動する通り道として使われやすい場所です。

物置として使われている和室や使用頻度の低い部屋は、巣づくりや繁殖場所として選ばれることもあります。

すき間がある

換気口や配管の貫通部、エアコンの配管穴などにできたすき間は、ネズミの侵入経路になりやすいです。

近年の住宅では結露や湿気対策のため、外壁内部に空気の通り道を設ける構造が採用され、水切り部分などに意図的な空間が作られていることがあります。

つまり、築年数が浅い建物であっても、構造上ネズミが侵入しやすい条件がそろっていることもあるのです。

食べ物が放置されている

キッチンやリビングに食べ物を出したままにしていると、ネズミが集まりやすいです。

ペットフードの置きっぱなしやゴミの管理が不十分な状態も、エサがある場所として認識されやすく、棲みつかれる原因になります。

整理整頓されていない

物が多く片付いていない環境は、人の視線も届きにくく、ネズミが隠れやすい場所です。

段ボールや新聞紙、家具などが重なっていると、巣材として使われたり、移動するための通り道として利用されることがあります。

ゴミ捨て場が近くにある

住宅の周辺にゴミ捨て場があると、エサを求めてネズミが集まりやすくなります。

周囲にネズミが棲みついている環境では、建物のわずかなすき間から屋内へ侵入される可能性も高まりやすいです。

放置された空き家が近くにある

周辺に管理されていない空き家があると、人の出入りが少なく外敵の心配もないため、ネズミが巣づくりや繁殖を行いやすくなります。

繁殖によって数が増えると近くの住宅へ移動し、建物のすき間から屋内に侵入し棲みつくことがあるのです。

飲食店や果樹園、畑などが近くにある

飲食店や果樹園、畑が近くにある場所は、ネズミにとってエサを確保しやすい環境になります。

食べ残しや生ゴミ、果実などが豊富にあることでネズミが集まりやすくなり、その影響が周辺の住宅にも及び、被害が発生しやすくなるのです。

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ラットサインを見つけよう

ネズミに噛まれる被害を防ぐためには、早い段階でネズミの存在に気づき、被害がどの程度進行しているか把握することが重要です。

ネズミは警戒心が強く、人前に姿を現すことはほとんどありませんが、住宅内に棲みついている場合は、ラットサイン(ネズミの痕跡)を残します。

ラットサインを早めに確認することで、噛まれる危険性や健康被害を未然に防ぐことにつながります。

ラットサイン

  • ネズミの糞
  • 柱や壁の黒ずみ
  • 噛み跡

ネズミの糞

ネズミの糞は黒っぽく細長い形をしており、大きさは米粒ほどです。

キッチンや食品棚の周辺、壁際、天井裏の点検口付近などで見つかりやすく、数が多いほどネズミが棲みついている可能性が高まります。

新しい糞は湿って柔らかく、時間が経つと乾燥して崩れやすくなるため、糞の状態から被害の進行度を判断する目安にもなります。

柱や壁の黒ずみ

ネズミは同じ通り道を何度も移動するため、体毛についた皮脂や汚れが柱や壁に付着し、黒ずみとして残ります。

壁の角や配線まわり、床と壁の境目などに現れやすく、こすれたような汚れが見られる場合は、ネズミの通り道になっている可能性があります。

掃除をしても同じ場所に黒ずみが繰り返し現れる場合は、ネズミがすでに棲みついているかもしれません。

噛み跡

ネズミは伸び続ける前歯を削るため、柱や家具、電気配線などをかじる習性があります。

木材の角が不自然に削れていたり、コードに歯形のような跡が見られたりする場合は、ネズミがすでに棲みついて悪さをしている可能性が高いです。

噛み跡を放置すると、配線トラブルや漏電を引き起こし、火災につながるおそれもあるため、早めの対策が重要になります。

自宅でできるネズミ駆除

ラットサインが見つかった場合でも、被害が軽い段階であれば、自宅でできる対策から始めることが可能です。

市販の忌避剤や駆除グッズを使えば、追い出しや侵入予防につなげられます。

一方、天井裏や床下で物音が続く、糞や噛み跡が複数箇所で確認できる場合は、すでに複数匹が棲みつき、繁殖している可能性があります。

被害が広がっている状況では自力での対処が難しいため、早めに専門業者への相談を検討しましょう。

忌避剤

忌避剤は、ネズミが嫌がるニオイや刺激成分を利用し、近づかせない・追い出すことを目的とした対策グッズです。

ネズミにとって不快な環境をつくることで、棲みついている場所を避けるようになります。

即効性のあるタイプと、成分が徐々に広がる遅効性タイプがあり、どちらも被害が軽いうちの対策として使いやすいのが特徴です。

スプレー・燻煙・固形など種類が多いため、設置場所や使用環境に合わせて選びましょう。

忌避剤の主な効果

  • ネズミが嫌がるニオイで近づきにくくする
  • すでに棲みついているネズミを遠ざける
  • 侵入が心配な場所の予防対策として使える

 忌避剤の使い方

糞や足跡、かじり跡などのラットサインが確認できる場所や、侵入経路と考えられる箇所に設置・噴霧します。

天井裏や床下、通気口周辺などの暗く狭い空間は移動経路になりやすいため、重点的に使用すると効果を感じやすいです。

スプレータイプは通り道や侵入口に定期的に使用し、ニオイが弱まらないよう維持しましょう。

固形タイプは効果が徐々に薄れるため、数週間を目安に交換しながら継続してください。

殺鼠剤

殺鼠剤は、ネズミが摂取することで内出血などを引き起こし、駆除するタイプの薬剤です。

小袋タイプやトレータイプなどがあり、設置場所や被害状況に応じて選べます。

確実な駆除効果が期待できる一方、使用後は死骸の回収や清掃が必要になるため、事前に流れを把握したうえで使用しましょう。

殺鼠剤の主な効果

  • ネズミを直接駆除できる
  • 複数箇所に棲みついている状況でも対応しやすい
  • 一度設置すると、しばらく効果が持続しやすい

殺鼠剤の使い方

侵入経路や移動ルートになりやすい壁際、部屋の隅などに設置します。

穀物やナッツ類と一緒に置くと食べられやすく、食べた形跡があれば状況を確認しながら補充しましょう。

駆除後は必ず手袋を着用し、死骸を速やかに回収したうえで、周囲を丁寧に清掃・消毒してください。

捕獲シート

捕獲シートは、強力な粘着面でネズミの動きを止め、そのまま捕えるタイプの駆除アイテムです。

薬剤を使わずに設置できるため、手軽に始めやすい対策といえます。

粘着力が非常に強いため、設置時や処理の際は、手や衣類に付着しないよう十分注意が必要です。

捕獲シートの主な効果

  • 通り道に設置して直接捕獲できる
  • 薬剤を使わずに対策できる
  • 侵入経路や移動ルートを把握する手がかりになる

捕獲シートの使い方

糞や足跡などのラットサインが見られる場所に、壁沿いに設置します。

部屋の隅やネズミの通り道などでは、複数枚を並べて逃げ道をふさぐように配置すると効果的です。

捕獲後は放置せず、速やかに処理と清掃を行い、新しいシートと交換しましょう。

​​捕獲器

捕獲器は、ネズミを傷つけずに捕まえる非殺傷タイプのトラップです。

内部に入ると扉が閉まる仕組みで、室内向けの小型タイプから、屋外や倉庫向けの大型タイプまであります。

薬剤を使用しないため、ニオイや成分が気になる場所でも使いやすく、安全性を重視したい場合に向いています。

捕獲器の主な効果

  • ネズミを生け捕りにできる
  • 薬剤を使わずに対策できる

捕獲器の使い方

ネズミの通り道やエサを探しに来やすい場所に設置し、内部にピーナッツや穀物類を入れて誘導します。

捕獲後は放置せず、できるだけ早く処理するか、対応が難しい場合は専門業者に相談しましょう。

再利用する際は、十分に洗浄・消毒し、ニオイが残らないようにしてください。

超音波

超音波式のネズミ対策機は、人にはほとんど聞こえない高周波音を発し、ネズミに不快感を与えて近づきにくくする装置です。

コンセントに差し込むだけで使える製品が多く、薬剤を使わずに対策できます。

ただし、音に慣れると効果が弱まることがあり、長期的な駆除や再侵入防止には不向きなアイテムです。

超音波の主な効果

  • 音の刺激によってネズミを寄せつけにくくする
  • 設置環境によっては比較的広い範囲をカバーできる
  • 薬剤を使わず、安全面に配慮して使える

超音波の使い方

天井裏や床下、キッチン周辺など、ネズミの気配がある方向に向けて設置します。

超音波は壁や家具に遮られやすいため、障害物の少ない場所を選びましょう。

同じ場所で使い続けると慣れてくることがあるため、定期的に設置場所を変えるのも有効です。

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駆除・追い出しだけでなく根本的な環境改善が必要

ネズミに噛まれた際の対処や、忌避剤などによる対策を行ったとしても、棲みつく原因が残っていれば、再び侵入されるおそれがあります。

再侵入を許すと、感染症をはじめとした健康被害が再度起きる可能性があるため、その場しのぎの対応で終わらせず、ネズミを寄せつけない環境づくりまで行うことが重要です。

根本的な環境改善のポイント

  • 食べ物が置かれていない環境
  • 清潔で整理整頓された環境

食べ物がない環境

ネズミは嗅覚が非常に鋭く、わずかな食べ物のニオイにも引き寄せられます。

食品は必ずフタ付きの容器に入れ、ペットフードや生ゴミを出しっぱなしにしないようにしましょう。

エサになるものを減らすことで、ネズミが寄りつきにくい環境をつくれます。

清潔で整理整頓された環境

ネズミは暗く人目につきにくい場所を好み、段ボールや紙袋、布類を巣材として利用します。

物が積み重なったままの収納スペースや、使っていない段ボールが置かれた部屋は、ネズミの隠れ場所や棲みかになりやすいです。

不要な物はため込まず、巣材になりそうな物を減らすことで、ネズミが棲みつきにくい環境を作りましょう。

ネズミに噛まれる前にプロに駆除依頼しよう

ネズミは、噛まれることで発症する感染症だけでなく、糞尿や体毛、寄生虫を通じて、知らないうちに健康被害を広げるおそれがあります。

鼠咬症やアナフィラキシーショックなど、ネズミが関与した健康被害は現在でも報告されており、ネズミを放置すること自体に大きな健康リスクが潜んでいます。

市販の忌避剤などで一時的に姿が見えなくなっても、天井裏や壁の中に棲みついた状態では、一般の方がネズミを完全に駆除するのは困難です。

ネズミ被害を根本から解決するには、

  • 棲みついているネズミの駆除
  • 糞尿や汚染箇所の清掃・消毒
  • 侵入経路の特定と封鎖

といった専門的な対応が欠かせません。

害獣お助け本舗では、相談・見積もり無料で、被害状況や住宅環境に合わせた最適な駆除・再発防止プランを提案しています。

ネズミの被害にお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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害獣お助け本舗編集部

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