「ハタネズミってどんなネズミ?」
「畑や庭で小さなネズミを見かけたけど、普通のネズミと何が違うの?」
農耕地や河川敷、草地の多い場所で小さなネズミを見かけたことはありませんか。
ハタネズミは、本州と九州の草原や農耕地に生息する野ネズミで、地下にトンネルを掘って巣を作り生活しています。
植物食性が強く、イネ科やキク科の植物を好んで食べるため、畑や農園、庭の作物を食い荒らす害獣としての一面も持っています。
近年は生息環境の変化により個体数の減少が懸念され、一部地域では、準絶滅危惧(NT)に指定されているネズミです。
ハタネズミは鳥獣保護法の対象となる野ネズミのため、許可なく捕獲や駆除を行うことはできません。
見かけた際は、生態や特徴を正しく理解したうえで適切に対応することが重要です。
この記事では、
- ハタネズミの特徴や生態
- 家ネズミとの明確な違い
- 鳥獣保護法における扱い
- ネズミを見つけた際の正しい対応
について、解説します。
※1 対応地域・加盟店・現場状況により、お事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます
※2 対応地域・対応する加盟店により異なります
※3 延長保証は一部エリアのみご提供、再発防止がついている場合にかぎります
このような方におすすめ
- ハタネズミがどのようなネズミなのか詳しく知りたい方
- 畑や農園、庭で見かけた小さなネズミの正体を知りたい方
- 家ネズミとの違いや見分け方を知りたい方
- ネズミを見つけたときの適切な対処法を知りたい方
日本にいるネズミは野ネズミと家ネズミに分けられる
| 生息場所 | 科名 | 属名 | 種名 | 鳥獣保護法 |
| 野ネズミ | キヌゲネズミ | ハタネズミ | ハタネズミ | 対象 |
| ヤチネズミ | エゾヤチネズミ | |||
| ニイガタヤチネズミ | ||||
| カゲネズミ | ||||
| タイリクヤチネズミ属 | スミスネズミ | |||
| マスクラット | マスクラット | |||
| ネズミ | アカネズミ | アカネズミ | ||
| ヒメネズミ | ||||
| カヤネズミ | カヤネズミ | |||
| トゲネズミ | アマミトゲネズミ | |||
| 家ネズミ | ネズミ | クマネズミ | ドブネズミ | 対象外 |
| クマネズミ | ||||
| ハツカネズミ | ヨウシュハツカネズミ |
日本に生息するネズミは、大きく野ネズミと家ネズミの2つに分類されます。
ハタネズミは、キヌゲネズミ科に属する野ネズミの一種で、草原や農耕地など自然環境に生息しています。
野ネズミは鳥獣保護法の対象となるため、許可なく捕獲・駆除することは認められていません。
一方、家ネズミは人の暮らしに適応したネズミで、住宅や飲食店、倉庫などの建物内に棲みつきます。
食品の食い荒らしや電気配線の損傷、感染症の媒介など、生活に多大な被害をもたらす害獣です。
家ネズミとはドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミの3種類を指し、いずれも駆除の対象となります。
ネズミの種類によって生息環境や行動パターンは大きく異なるため、野ネズミと家ネズミの違いを正しく把握しておきましょう。
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野ネズミとは

野ネズミとは、山林や草地、農地などの自然環境に生息するネズミの総称です。
アカネズミやヒメネズミをはじめ、カヤネズミやスミスネズミ、ハタネズミなどが野ネズミに分類され、人の生活圏から離れた場所で暮らしています。
土を掘り返したり種子を運んだりすることで植生の維持に貢献するほか、猛禽類や肉食動物の餌となるなど、生態系のバランスを保つうえで欠かせない存在です。
鳥獣保護法の保護対象でもあり、許可なく捕獲・駆除することは禁止されています。
見かけた場合はむやみに触れず、種類や状況を確認したうえで適切に対応しましょう。
家ネズミとは

家ネズミは、住宅や飲食店、倉庫などの建物に棲みつき、人の生活環境に適応して繁殖するネズミです。
住宅で問題になる主な種類はドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミの3種類で、それぞれ巣を作る場所や行動パターンが異なります。
食品の食い荒らしや電気配線の損傷、感染症の媒介など、生活面で多岐にわたる被害をもたらします。
繁殖力が非常に高く、短期間で個体数が急増しやすいため、被害に気づいたときにはすでに大規模な侵入・繁殖が進んでいることも。
家ネズミは野ネズミとは異なり、法律上も駆除が認められた動物です。
住宅内で発見した場合は放置せず、速やかに対処してください。
ハタネズミの基本情報

ハタネズミは、キヌゲネズミ科に分類される日本固有の野ネズミです。
本州・九州・佐渡島・能登島に分布し、低地から高山まで幅広い環境に適応しています。
地下生活に特化した体のつくりを持ち、農耕地や草原など開けた環境を中心に生息しています。
| 和名 | ハタネズミ |
| 学名 | Microtus montebelli |
| 分類 | キヌゲネズミ科ハタネズミ属 |
| 体長 | 9.5〜13.6cm |
| 体重 | 22〜62g |
| 分布 | 本州、九州、佐渡島、能登島 |
| レッドリスト | 都道府県により指定あり |
ハタネズミの特徴

ハタネズミは、地下トンネルでの生活に適応した体の特徴を持つ野ネズミです。
一見モグラを小さくしたような見た目ですが、耳や尾の形状にトンネル生活ならではの合理的なつくりが見られます。
以下では、見た目や性質、糞の特徴、分布や個体数について解説します。
見た目
ハタネズミは頭胴長9.5〜13.6cm、体重22〜62gの小型の野ネズミで、ずんぐりとした丸みのある体型をしています。
ジャンガリアンハムスターよりひと回り大きく、ゴールデンハムスターよりは小さいサイズ感です。
背面の毛色は黄褐色から灰黄褐色で、腹面は灰白色、耳介はトンネル内での移動の邪魔にならないように小さく、毛の中に埋まっています。
地下生活へ適応した身体で、尾も29〜50mmと体長に比べて短いです。
南部に生息する個体ほど体が大きくなる傾向があります。
性格や性質
ハタネズミは、臆病で警戒心の強い野ネズミです。
地下性が強く、地表直下に掘ったトンネル内を中心に行動します。モグラが掘ったトンネルも利用するなど、すでにある穴を活用する習性があります。
1日あたりの行動距離は平均15〜50m程度とされ、他の野ネズミと比べると比較的狭い範囲です。
糞の見た目
ハタネズミの糞は細長い粒状で、暗褐色をしています。
トンネル内や巣の周辺、地表付近にまとまって見られることが多く、植物の繊維が含まれているのが特徴です。
家ネズミの糞と混同されることがありますが、ハタネズミの糞は屋外の農地や草地周辺で発見されることがほとんどです。
畑や田んぼの畦周辺で糞を見かけた場合は、ハタネズミが生息している可能性があります。
分布・個体数
ハタネズミは、本州・九州・佐渡島・能登島にのみ生息する日本固有種です。
低地から高山のハイマツ帯まで幅広く生息し、農耕地や河川敷、牧草地などの草原的環境を特に好みます。
近年は市街化の進行による生息地の減少が著しく、環境省のレッドリストには掲載されていないものの、複数の都道府県で絶滅危惧種として指定されています。
| RDBカテゴリ | 都道府県 |
| 絶滅危惧Ⅰ類 | 大阪 |
| 絶滅危惧Ⅱ類 | 岡山 |
| 準絶滅危惧 | 神奈川、愛知、滋賀、京都、福岡、大分 |
| 情報不足 | 山梨、山口、佐賀、長崎、宮崎 |
| その他 | 東京、静岡、熊本、鹿児島 |
ハタネズミの生態

ハタネズミは、地下のトンネルを中心とした独特な生活様式を持つ野ネズミです。
草原や農耕地という環境に適応した巣の作り方や食性など、他の野ネズミとは異なる生態が見られます。
以下では、巣の場所・活動時期・食べ物などの具体的な生態について解説します。
巣を作る場所
ハタネズミは、地表から約50cmの深さに網目状のトンネルを掘り、その中に枯草を集めて巣を作ります。
草原や農耕地、河川敷など、開けた草地環境を好んで生息地するのが特徴です。
ときにはモグラが掘った穴も活用し、複雑な地下空間を形成します。
冬になるとトンネルの中に食料を貯め、雪の下に巣穴を掘ることがあります。
活動時期
ハタネズミは一年を通じて活動しますが、春から秋にかけて特に活発になります。
冬季は活動量が落ち、トンネル内で過ごす時間が増えますが、完全に冬眠はしません。
繁殖期は生息地の気候によって異なり、北方や標高の高い地域では夏を中心とした年1回、南方では春と秋の年2回です。
1回の出産で1〜9匹、通常3〜5匹の子どもを産みます。
個体数の変動が大きく、条件が揃うと短期間で大発生することがあり、農作物への被害が深刻化する原因にもなっています。
活動時間
日没後に採食や移動などの活動が活発になるハタネズミは夜行性です。
特に日没直後と夜明け前の時間帯に、最も活発に動き回ります。
外敵の少ない環境では、日中に地表へ出てくることがあり、状況に応じて行動する柔軟性があります。
食べ物
イネ科やキク科の草、根・根茎を主食とする植物食性の強い野ネズミです。
ススキやチガヤなどの草本類のほか、樹木の根や樹皮を食べることもあります。
秋になるとトンネル内に食料を貯蔵する習性があり、冬に備えて活発に採食します。
鳴き声
「チュッチュッ」といった高い声で鳴きますが、声は小さく、野外で確認できる機会はほとんどありません。
鳴き声よりも、トンネルの跡や糞、食害の痕跡から存在に気づくケースが多いです。
寿命
野生下での寿命は約1年程度と短く、小型であるがゆえに天敵に狙われやすいです。
天敵はイタチやヘビ、トビ、モズなどで、オスよりメスのほうが長生きする傾向があります。
こうした天敵の存在が、ハタネズミの個体数を自然にコントロールする役割を果たしています。
飼育下では外敵の影響を受けないため、野生下より長く生きる個体も確認されています。
参考
ハタネズミは鳥獣保護法に保護されている

ハタネズミは草地や農耕地に生息する野ネズミで、鳥獣保護法の対象となっています。
鳥獣保護法は、野生の鳥類や哺乳類を保護し、生態系のバランスを維持するための法律です。
対象となる動物を許可なく捕獲・殺傷することは禁止されています。
農耕地で農作物を食い荒らすことがあるため、害獣として認識されることもありますが、法律上は保護対象です。
見かけた際はむやみに触れず、自然のままそっと見守るようにしましょう。
違反した場合は、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性があります。
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ハタネズミは飼ってもいいの?

日本に生息するハタネズミは野生動物であるため、許可なく捕まえて飼育することは禁止されています。
警戒心が強く人に慣れにくい性質があり、観賞やふれあいを目的とした飼育には適していません。
耳介にツツガムシが寄生することがあり、リケッチア症を媒介する可能性があるため、見かけても素手で触れることは避けましょう。
ただし、同じハタネズミの仲間でも、モンゴルの乾燥草原に生息するブラントハタネズミや、ヨーロッパからアジアにかけて生息するギュンターハタネズミはペットとして流通しています。
愛らしい姿が人気ですが、日本のハタネズミとは別種です。
ネズミをペットとして飼いたい場合は、飼育用に改良された種類を選ぶようにしてください。
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ハタネズミが見れる動物園はあるの?
ハタネズミは草地や農耕地に生息する野ネズミで、自然環境で姿を確認するのは難しい種類です。
観察したい場合は、動物園などの展示施設を利用してみましょう。
国内で展示・飼育が確認されている主な施設は以下の通りです。
- 多摩動物公園
- 盛岡市動物公園ZOOMO
展示状況は時期や個体の状態によって変わることがあるため、訪問前に公式サイトで確認してください。
農耕地に被害をもたらすハタネズミ

ハタネズミは、農耕地や草原に生息する野ネズミで、畑や庭、水田の畦、果樹園などで作物に被害をもたらすことがあります。
イネ科やキク科を中心とする草本類のほか、イネ・サツマイモ・ニンジンなどの根菜類、果樹の根や樹皮も食害の対象です。
条件が揃うと短期間で大発生し、農業・林業に深刻な被害をもたらすことがある農害獣でもあります。
以下では、ハタネズミによる被害の事例を紹介します。
関西・中国地方の造林地で大規模被害が発生した事例
1963年秋から山口・島根県境一帯でハタネズミが大発生し、アカマツ・ヒノキ・スギなどの造林木に深刻な被害が及びました。
被害面積は山口・島根両県合わせて約7,200haに上ったと推定されており、林業に従事する人々にとって大きな打撃となりました。
雪解け後に造林地の被害が発覚した事例
兵庫県坂ノ谷国有林などでは、冬の積雪下でハタネズミが造林木の樹皮を食い荒らし続け、翌春の融雪期になってはじめて被害の全容が判明しました。
1〜5年生のスギ・ヒノキ・カラマツが広範囲にわたって樹皮をなくし、白木の棒を立てたような状態になっていたケースも報告されています。
収穫前の作物や保存蔵が食い荒らされた事例
有機農法で季節野菜を栽培する千葉県の農家では、収穫前の地中のサツマイモや保存蔵内の作物がハタネズミに食い荒らされる被害が数年にわたって続きました。
罠を仕掛けたところハタネズミが捕獲され、ワラや落ち葉を分解する際に発生する熱を利用する踏み込み温床が繁殖場所として利用されていたようです。
一度定着すると周辺からの流入も増え、捕獲だけでは追いつかなくなることがあります。
参考
ハタネズミを見つけた時の対処法

ハタネズミは農作物を食い荒らす農害獣としての一面を持ちながらも、鳥獣保護法の対象となる野ネズミです。
被害に困っている場合でも、正しい方法で対応することが重要です。
ここでは、ハタネズミによる被害への適切な対処方法について解説します。
むやみに触れたり捕まえたりしない
ハタネズミは鳥獣保護法の対象となる野生動物のため、許可なく捕獲することは禁止されています。
病原菌を保有している可能性もあるため、見かけた際は距離を保ち、刺激しないようにすることが大切です。
被害がある場合は専門業者や自治体に相談する
農地や畑で被害が発生している場合は、自己判断で対処せず、専門業者や自治体へ相談するのが安心です。
地域によっては防除対策が行われていることがあり、適切な対応方法を案内してもらえます。
被害を拡大させないためにも、早めに相談しましょう。
農作物への被害を防ぐ環境づくりを行う
ハタネズミはイネ科やキク科の植物を好んで食べるほか、畑や庭の地中にあるサツマイモやニンジンなどの根菜類も食害の対象となります。
被害を防ぐためには、収穫後の作物は残さず速やかに片付け、落果も定期的に回収することが重要です。
保存蔵内の作物は整理して管理し、ハタネズミが侵入しにくい状態を保ちましょう。
倉庫や資材置き場に物が雑然と積まれた状態は、ハタネズミの隠れ場所や繁殖場所になりやすいため、整理整頓を心がけることで棲みつきを防ぐことが可能です。
侵入や被害を防ぐ対策を行う
ハタネズミは草が茂る場所や落ち葉が多い環境を好むため、畑の周辺や境界部分は定期的に草刈りを行い、隠れ場所を減らすことが有効です。
ハタネズミは地中30cm程度までのトンネルを掘って移動するため、踏み込み温床や栽培エリアの周囲に50cm程度の金網や電気柵を垂直に埋め込むことで、侵入を防ぐ効果が期待できます。
日頃から環境を整えておくことが、被害の予防につながります。

被害をもたらす家ネズミは3種類

ハタネズミによる農耕地への被害を紹介しましたが、住宅や建物の中でネズミによる被害が発生している場合は、家ネズミの可能性が高いです。
ハタネズミは屋外の草地や農耕地に生息する野ネズミで、建物内に棲みつくことはほとんどありません。
室内でネズミの気配を感じたり、食品が食い荒らされている場合は、家ネズミを疑いましょう。
代表的な家ネズミは以下の3種類です。
被害をもたらす家ネズミ
- クマネズミ
- ドブネズミ
- ハツカネズミ
クマネズミは都市部の住宅やビルに多く、天井裏や壁内部など人の目が届かない場所を好んで棲みつきます。 身軽で警戒心が強く、物音を察知するとすぐに隠れるため発見や駆除が難しいです。 体長はおよそ18〜24cmほどで全体的に細身の体型で、体よりも長い尾を持ちます。 体毛は黒色から濃い茶色で腹側はやや明るい色合いで、臆病な性格ながら動きは俊敏でわずかな音や振動にも敏感です。 電線や配管を伝って高所を移動するのが得意で、屋根裏や天井裏、壁の内部などに巣を作ります。 湿気の多い場所はあまり好まず、建物の高い位置に棲みつきやすいです。 雑食ですが、穀類や果物など植物性の食べ物を好みます。 繁殖力が高く生後数か月で繁殖が可能となり、1年に複数回出産するとされています。 クマネズミの巣は、断熱材や紙くず、布切れなど柔らかい素材を集めて作られることが多いです。 人の気配が少ない静かな場所を選び、屋根裏や天井裏、壁の内部などに巣を作って繁殖の場所として利用します。 参考 こちらもCHECKクマネズミ

特徴・見た目
行動・生息環境
食性・繁殖
巣を作る場所
ドブネズミ

ドブネズミは下水道や床下など湿気の多い場所を好んで棲みつく家ネズミです。
体が大きく力が強いため、住宅や店舗に侵入すると、建材や配線をかじる被害を起こします。
特徴・見た目
体長はおよそ22〜26cmと家ネズミの中でも大型でがっしりとした体格をしています。
尾は体長よりやや短く体毛は茶褐色から灰色で腹側は比較的明るい色合いです。
食欲が旺盛で警戒心も強く、威嚇するような行動を取ることがあります。
行動・生息環境
泳ぎや穴掘りを得意とし、下水道や側溝、床下など水気のある場所を中心に行動します。
地面付近を移動することが多く、排水周辺や建物の基礎部分など低い場所に現れやすいです。
寒さに弱いため、冬場になると暖かさを求めて建物内に侵入し、床下や倉庫、キッチン周辺などで活動します。
食性・繁殖
雑食性で穀物や肉、魚、残飯など手に入るものは幅広く食べます。
寿命は2〜3年ほどと短めですが繁殖力は高く、生後約3か月で1回に6〜9匹を年に複数回出産します。
巣を作る場所
ドブネズミは土を掘って巣穴を作る習性があり、建物の床下や倉庫の隅、基礎の周辺などに好んで拠点を作ります。
巣の内部には、周囲から集めた紙くずや布、枯れ草などを敷き詰め、繁殖のための寝床を整えます。
下水道や側溝、コンクリートのわずかな隙間を巧みに利用して、巣穴を広げていくことも多いです。
参考
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ハツカネズミ

ハツカネズミは都市部だけでなく郊外の住宅にも棲みつく家ネズミです。
体は小さいですが、繁殖スピードが早いため食品汚染や感染症には注意が必要です。
特徴・見た目
体長はおよそ6〜10cmと小型で灰褐色の体毛を持ち、耳や目が大きいです。
クマネズミやドブネズミより一回り小さくわずかなすき間から侵入でき、動きが素早く警戒心もあるため、住宅内に棲みついていても気づきにくいネズミです。
行動・生息環境
本来は草地や畑、雑木林などに生息していますが、寒い時期になると暖かさを求めて1cm程度の小さなすき間から建物内へ侵入します。
体が小さいため、家具のすき間や壁の内部など狭い場所にも入り込みやすく、人目につきにくい場所で活動することが多いです。
食性・繁殖
雑食性で穀物や野菜、残飯など幅広い食べ物を口にします。
寿命は1〜1.5年ほどと短いものの繁殖力は非常に高く、生後約1か月で繁殖が可能となり1回に5〜6匹を年に数回出産します。
巣を作る場所
ハツカネズミは体が小さいため、家具のすき間や収納の奥、壁の内部などわずかな空間にも巣を作ることがあります。
紙くずや布、断熱材など身近にある柔らかい素材を集め、狭い空間の中に球状の巣を作るのが特徴です。
段ボール箱の中や物が多く置かれた場所など、人の目が届きにくい環境を利用して巣を作ることがあります。
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本来、森林や草地で生活するネズミですが、餌や暖を求めて人間の住宅へ侵入します。 特に家ネズミは放置すると被害が深刻化していきます。 糞尿による悪臭や騒音といった不快感だけでなく、柱や配線をかじることによる資産価値の低下、病原菌や寄生虫による健康被害まで危険性は多岐にわたります。 家族の安全と住まいを守るために、具体的な被害について正しく理解しておきましょう。 ネズミの主な被害 ネズミは夜行性のため、活動が活発になる夜間に天井裏や壁、床下などから物音が聞こえるようになります。 繁殖期の春や秋は、走り回る音やかじる音が頻繁に響くようになり、不安やストレスによって睡眠の質の低下を招く恐れも。 集合住宅では音が周囲に伝わりやすく、放置すると近隣トラブルに発展する可能性もあるため、早めの対策を検討してください。 ネズミの活動が活発になると行動範囲も広がり、柱や断熱材、電気配線などをかじられる被害が発生します。 天井裏や床下に糞尿が蓄積すると、悪臭やカビの発生原因になるだけでなく、配線の損傷によって漏電や火災を引き起こすリスクも高まります。 住まいを守るためにも、目に見えない場所で起きている異変を軽視しないことが大切です。 ネズミは、人に感染する病原菌を複数保有し、命に関わる重篤な病気を引き起こす恐れがあります。 糞尿や体毛、噛み傷から直接感染するだけでなく、乾燥した排泄物が空気中に舞い、吸い込むことで発症する可能性が高いです。 姿が見えなくても排泄物が残っているだけで感染リスクは続くため、軽視するのは危険です。 特に気温が高くなる時期は食品汚染や感染症が広がりやすく、ネズミを放置すると家族全員の健康被害につながる恐れがあります。 サルモネラ菌 ネズミによる建材の損壊は、単なる家の損傷に留まりません。 壁や天井に生じた隙間は、ゴキブリやシロアリといった他の害虫を招き入れてしまい、住環境をさらに悪化させます。 ネズミに付着したイエダニやノミが人やペットに移動すると、激しい痒みや皮膚炎を引き起こすことがあり、健康面のリスクも深刻です。 深刻な感染症を媒介するものも存在し、気づかぬうちに室内全体へ健康被害が広がる恐れがあります。 こちらもCHECKネズミの被害

精神被害
住宅被害
健康被害
病原菌
感染症名
主な症状
参照元
サルモネラ感染症
腹痛、下痢、発熱
JUMA-Vet

HEVウイルスE型肝炎
発熱・倦怠感・黄疸
厚生労働省検疫所

クリプトスポリジウム原虫クリプトスポリジウム症
水様下痢・腹痛・脱水
国立健康危機管理研究機構

レプトスピラ菌レプトスピラ症
発熱・頭痛・筋肉痛
J-Stage

ハンタウイルス腎症候性出血熱
発熱・出血・腎障害
日本獣医学会

鼠咬症スピリルム鼠咬症(そこうしょう)
発熱・頭痛・関節痛
東京都保健医療局

広東住血線虫広東住血線虫症
頭痛・発熱・神経障害
国立健康危機管理研究機構
害虫発生被害
害虫名
主な症状
参照元

イエダニ強いかゆみ、発疹、皮膚炎など
日本防疫殺虫剤協会

ノミ激しいかゆみ、感染症媒介の可能性
日本防疫殺虫剤協会

マダニ発熱、倦怠感、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)など
東京都保健医療局

トコジラミ強いかゆみ、睡眠障害、アレルギー反応など
東京都保健医療局

ツツガムシ吸血による皮膚炎、発熱、発疹
山形県衛生研究所
ネズミ駆除はプロに頼むべき?
クマネズミやドブネズミなどの家ネズミは、一度住宅に侵入するとさまざまな被害を引き起こすため、早期の対処が重要です。
市販の忌避剤や捕獲器でも一時的に個体数を減らすことは可能ですが、侵入経路を塞がなければ再び発生することが多く、根本的な解決にはなりません。
天井裏や壁の内部、床下など目に見えない場所に巣を作っている場合は、自力での対処が難しいです。
被害が長期間続いている場合や、発生源が特定できない場合は、専門業者への依頼を検討しましょう。
駆除業者の選び方

業者を選ぶ際は、料金の安さだけで判断せず、以下のポイントを確認してください。
徹底した現地調査
ネズミ駆除では、駆除するだけでなく侵入経路の特定と封鎖が重要です。
屋根裏や床下まで丁寧に確認し、被害の全体像を把握してくれる業者を選びましょう。
アフターケアの充実
再侵入を防ぐ封鎖作業に加え、糞尿で汚れた箇所の清掃や消毒、施工後の保証内容なども重要です。
アフターケア対応の業者か事前に確認しておきましょう。
見積もりの明確さ
使用する薬剤や作業内容、追加費用の有無が分かりやすく提示されているかを確認しましょう。
事前説明が丁寧な業者ほど、施工後のトラブルも起こりにくいです。
料金だけで判断するのではなく、対応の丁寧さや実績も含めて総合的に判断することが、被害を根本から解決するためのポイントです。
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ハタネズミの生態と被害を理解し、適切に対応しよう

ハタネズミは、草原や農耕地に生息する日本固有の野ネズミで、鳥獣保護法の対象となる保護すべき存在です。
イネ科やキク科の植物をはじめ、サツマイモやニンジンなどの根菜類、果樹の根や樹皮を食害する農害獣としての一面も持っており、条件が揃うと大発生して農業・林業に深刻な被害をもたらすことがあります。
万が一見かけても、むやみに近づいたり触れたりせず、自然のまま見守るようにしましょう。
農地や畑、庭で被害が発生している場合は、自己判断で対処せず、専門業者や自治体へ早めに相談することが大切です。
一方で、住宅内でネズミによる被害が発生している場合は、クマネズミやドブネズミなどの家ネズミが原因であることがほとんどです。
家ネズミは糞尿による悪臭や衛生被害を引き起こすだけでなく、建物の損傷や感染症リスクにもつながり、放置すると被害が拡大します。
被害を根本から解決するためには、以下の対策を一貫して行うことが重要です。
- 侵入経路の特定と封鎖
- 駆除・追い出し・巣の除去
- 清掃・消毒・再発防止対策
これらを個人で行うのは難しく、被害が続く場合や原因が特定できない場合は、専門業者への依頼も検討しましょう。
害獣お助け本舗では、現地調査から見積もりまで無料で対応しており、状況に応じた最適な対策を提案しています。
ネズミ被害が広がる前に、少しでも異変を感じたら早めにご相談ください。
こちらもCHECK
※1 対応地域・加盟店・現場状況により、お事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます
※2 対応地域・対応する加盟店により異なります
※3 延長保証は一部エリアのみご提供、再発防止がついている場合にかぎります
