「家の中にコウモリが棲みついていて困っている」
「駆除したいけど、なかなか出ていかず困っている」
といった状況はありませんか?
ナフタリンを使えば早期にコウモリ駆除が期待できますが、知識なく取り扱うと、人体への健康被害を及ぼす危険性があります。
この記事では、ナフタリンの基本的な情報から、使用する際の注意点、自分でできるコウモリ対策について、詳しく解説します。
※本メディアではナフタリンの使用を推奨しているわけではありません。
また、害獣駆除専門業者を利用するメリットについて紹介していきますので、参考にしてみてください。
このような方におすすめ
- ナフタリンがコウモリ駆除に有効なのかを知りたい方
- ナフタリンの取り扱いについて知りたい方
- コウモリの駆除方法を詳しく知りたい方

コウモリが嫌がる匂いとは
コウモリの嫌がる代表的な匂いはナフタリンとハッカの2種類です。
これらの共通点は刺激的な匂いで、コウモリを追い出すことが期待できます。
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ナフタリンってどんな匂い?
ナフタリンの匂いは例えると、
無香料のリップクリームを直接嗅いだ時の匂いに似ています。
ハーブやミントのスーッとした匂いにも近いです。
防虫剤の主成分に使われていたナフタリン
ナフタリンはあまり馴染みがないかもしれませんが、衣服の防虫剤の主成分に使われていた化学物質です。
防虫剤には4種類あり、ナフタリン、ピレスロイド、パラジクロルベンゼン、ショウノウがあります。
厚生労働省から人間に対して発がん性がある可能性が発表されてからナフタリンを使用した防虫剤は生産終了しております。
過去にナフタリンを使用していた商品はピレスロイドやパラジクロルベンゼンに変更されています。
ナフタリンの粉末は購入できるようになっていますが、取り扱いに気を付ける必要があります。
| 種類 | 匂い | 原材料 | 特徴 |
| ナフタリン | 清涼感のある匂い | 化学物質 | 長期保存向き 化学成分要因の健康被害リスクあり |
| ピレスロイド | 無臭 | 化学物質 | どの衣服にも使える 人間への健康被害リスクが少ない |
| パラジクロルベンゼン | 無臭 | 化学物質 | 即効性が高い 化学成分要因の健康被害リスクあり |
| ショウノウ | 清涼感のある匂い | 天然成分 | 天然成分で健康被害が最小限 即効性が低い |
ナフタリンとハッカ油の違い
ナフタリンとハッカ油の大きな違いは原材料です。
ナフタリンは炭素と水素からなる芳香族炭化水素の一つで、石炭を熱分解した時に出る液体状の化学物質です。
ハッカ油は、ハッカソウを乾燥させて抽出した天然の植物油です。
| 種類 | 原材料 | コウモリへの効果 |
| ナフタリン | 化学成分 | 大 |
| ハッカ油 | 天然成分 | 中 |
ナフタリンの粉末を用いてコウモリを追い出す方法

コウモリを追い出すには、彼らの棲みにくい環境にして、自然に出ていくことを待つしかありません。
ここからはナフタリンの粉末を用いて追い出す手順について説明します。
※ナフタリンの粉末は刺激物のため、用法容量を守って使用してください。
ナフタリンの粉末でコウモリを追い出す手順
- コウモリがいる場所を特定する
- 感染症対策グッズの準備
- ナフタリンを設置する
1.コウモリがいる場所を特定する
まずはコウモリがいる場所を特定します。
家屋では天井裏や屋根裏、雨戸の中、屋根瓦の隙間、壁の穴の中に棲んでいる事が多いです。
一か所に集中して糞が落ちていたり、異臭がする場所は近くにコウモリが棲んでいる可能性が高いです。
| 範囲 | 想定される場所 |
| 広い場所 | 天井裏 屋根裏 |
| 狭い場所 | 雨戸の中 シャッターの隙間 屋根瓦の隙間 壁の穴の中 |
2.感染症対策グッズの準備
家に棲みついたコウモリは、病原菌や寄生虫を持っている可能性があります。
素手で触らずに必ず、ゴム手袋やマスク、汚れても良い服装を用意してから望みましょう。

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3.ナフタリンを設置する
ナフタリンの設置方法
- 粉末を袋に入れる
- 袋を設置する
- 様子を見る
1.粉末を袋に入れる

ナフタリンの粉末を40gを不織布の袋に入れます。
ナフタリンの悪影響が気になる方や、用意する事ができない場合はショウノウの防虫剤を使用してみてください。
ショウノウの匂いもコウモリの嫌う匂いで、効果は見込めますが、天然成分のため効果は薄く、代用品とお考え下さい。
2.袋を設置する

コウモリが棲んでいる1m以内の場所に袋を設置します。
3.様子を見る

出ていくまで、継続して様子を見ます。
ナフタリンの注意点

ナフタリンは刺激の強い化学物質のため、取り扱いに気を付ける必要があります。
ナフタリンの注意点
- 刺激的な匂い
- 健康被害
- 保管場所
刺激的な匂い
ナフタリンは匂いが強く、コウモリの追い出しに有効ですが、人によって不快に感じる場合があります。
もし、健康状態に不安がある方や、小さなお子様、
犬や猫などのペットを飼っているなら、使用を避けた方が良いでしょう。
また、水生生物には非常に強い毒性を持つため、特に両生類、魚類を飼っている方は使用しないでください。
健康被害
ナフタリンを触ると、アレルギー皮膚炎を起こす恐れ、吸い込むと、呼吸器の障害を起こすなど、健康被害を及ぼす危険性があると厚生労働省より発表されています。
近年、ナフタリンの化学成分は、人間に対して発がん性がある可能性が指摘されています。
現時点で発がん性物質があると証明はされてはいないものの、人体への悪影響が懸念されるので、適切に扱う必要があります。
| 行動 | 症状 | 応急処置 |
| 手で触る | アレルギー性皮膚炎 | 多量の水と石けんで洗うこと 皮膚刺激又は発しん(疹)が生じた場合、医師の診察と手当てを受けること |
| 粉末を吸い込む | 呼吸器、気道への障害 | 気分が悪くなったらすぐに使用を中止し、医師の診察と手当を受けること |
| 眼に入る | 眼の刺激痛 | 水で数分間注意深く洗うこと 次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと その後も洗浄を続けること 眼の刺激が続く場合は医師の診察と手当てを受けること |
| 飲み込む | 有毒 血液、眼、気道の障害 |
口をすすぐこと 気分が悪いときは医師に連絡すること |
保管場所
ナフタリンは、個体から気体になる昇華性※物質で、引火性が高い物質です。
保存時は、密閉された容器に入れ、直射日光や高温多湿の場所、火気を避けて保管してください。
お子様やペットがあやまって口にしてしまわないよう、手の届かないところへ保管しましょう。
暗く密閉された戸棚での保管が望ましいです。
※昇華性とは固体から気体へ直接変わる性質を指します。
ナフタリンが用いられている忌避剤とは

忌避剤とは、コウモリを追い出す、または寄り付かなくするために使われる駆除グッズです。
ナフタリンを含んだ忌避剤を使うことで、効果が見込めます。
ナフタリンが人体に悪影響を及ぼす可能性があると指摘されてから、品数は減りましたが現在でも購入が可能です。
| 商品名 | 特徴 | 使用方法 |
| モグラクリン | 固形タイプ | 固形の薬剤をコウモリの棲んでいる1m以内へ設置する |
| スーパーコウモリジェット | スプレータイプ | コウモリの棲んでいる場所へ直接噴射する |
イカリ消毒 モグラクリン 300g
モグラとコウモリに使える固形タイプの忌避剤で、取り扱いが簡単です。
屋根裏のような広い場所や狭い侵入経路にも使え、使用後は徐々に分解されるので、回収の必要がありません。
侵入経路に設置する場合、ネットやガーゼに本商品を入れてつるすと効果的です。
匂いが強く触ると手に匂いが付着するので、使用時は必ずゴム手袋とマスクを着用してください。
有効期限は約1ヶ月です。
また、姉妹品のスーパーコウモリジェットと併用する事で、効果が高まります。
イカリ消毒 スーパーコウモリジェット 420ml
スプレータイプの忌避剤で、コウモリの追い出しや侵入防止に使えます。
特に、小さな隙間にコウモリがいて、すぐ追い出したい時に効果を発揮します。
この商品にはナフタリンは使用されていませんが、同じくコウモリの嫌う匂いのハッカが主成分となっているため効果が見込めます。
先述のモグラクリンと併用して使うことにより、さらに効果が見込めます。
コウモリが出て行った後も、侵入経路に本商品を散布すれば、再度侵入されにくくなります。
ナフタリンだけじゃない?コウモリを追い出す方法
ナフタリンの注意点を聞くと、使用するのが不安になってしまうのではないでしょうか?
でも、安心してください。
コウモリはハッカ系の天然成分の匂いも苦手としており、ナフタリンと同様に効果が見込めます。
ここからはナフタリン以外でもコウモリを追い出す方法を紹介します。
コウモリを追い出す方法
- ハッカ油スプレー
- ハーブ栽培
ハッカ油
コウモリはハッカ油に含まれるメントールという成分を苦手としており、ナフタリンと同様にコウモリを追い出す効果が期待できます。
ハッカ油スプレーの作り方と使い方
用意するもの
- ハッカ油
- 無水エタノール……10ml
- 水……90ml
- スプレー容器
無水エタノールがない場合は、消毒用エタノールでも代用が可能です。
ハッカ油はポリスチレンを溶かしてしまうので、ポリエチレンもしくはポリプロピレン製か、ガラス製のものを利用してください。
作り方
- エタノール10mlを容器に入れます。
- エタノールの中にハッカ油を10適入れて割り箸などで混ぜ合わせます。
- 水90mlを加え、スプレーボトルのふたを閉めて振り、全体が混ざったら完成です。
- 使う際は、スプレーボトルをよく振って散布します。
使い方
-
- 使用する前に、マスク、ゴーグル、ゴム手袋を着用しましょう。
- 隙間や侵入経路、侵入経路をみつけます
- スプレーは、対象物に対して20㎝ほど離して散布します。
- スプレーする回数は、侵入経路が1㎝~5㎝ほどなら1〜2回、
5㎝〜10㎝の隙間には3〜5回、
10㎝以上の場合は、薬剤が流れない程度に数回スプレーしましょう。
薬剤を一点に噴射し続けると、薬剤が流れ、
対象物(壁など)にシミが付くことがあります。
薬剤が蒸発すると効き目が下がるので、3日に1度くらいを目安に、
定期的にスプレーすると効果的です。
参照
ハーブ栽培
コウモリが出入りする場所の近くや玄関先、庭などにハーブのプランターを設置し、寄せ付けなくする効果が期待できます。
この方法は、薬剤を一切使わないので、環境にやさしく、人間にも無害なところがメリットです。
また、ハーブは虫を寄せ付けない効果もあります。
これによって、餌となる虫が周辺に少なくなり、コウモリが棲みにくい環境になるので、追い出しやすくなります。
ただし、ハーブの栽培は薬剤の対策より効果は薄いので、早期に効果を発揮したい場合は、ナフタリンの成分を含んだ忌避剤を使って対策する方がよいでしょう。
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ナフタリンの成分を含まない忌避剤の紹介と使い方
ナフタリンの成分を含まない忌避剤は色々なタイプがあります。
固形、スプレータイプなど、コウモリがどこに棲んでいるかによって使い分けをしましょう。
状況や即効性と持続性を考慮したうえで併用すると効果を発揮します。
| タイプ | 即効性 | 持続性 | 効果的な場所 |
| 設置タイプ(固形) | × | 〇 | 屋根裏 部屋の中 ベランダ 庭 |
| 設置タイプ(液体) | △ | 〇 | 庭 ベランダ 雨戸の中 シャッターの隙間 |
| 設置タイプ(ジェル) | △ | 〇 | 庭 ベランダ 雨戸の中 シャッターの隙間 |
| スプレータイプ | 〇 | × | 雨戸の中 シャッターの隙間 壁の穴の中 |
| 燻煙タイプ | 〇 | × | 屋根裏 部屋の中 |
設置タイプ
設置タイプは、固形、液体、ジェルの3種類があります。
固形タイプ
基本的にどこでも設置出来て自由度が高く、吊るして使うタイプもあります。
コウモリのいる箇所の1m以内に設置し、複数置くと効果が高まります。
メリットは、取り扱いが簡単な点で、デメリットは、雨に濡れると効果が弱まることです。

また、見た目が食べ物に見える商品もあるので、保管する際は、小さなお子様やペットが誤飲しないように管理してください。
液体タイプ
室内の使用には向いておらず、屋外専用がほとんどです。
小さな隙間や建物の周りにまくことで、コウモリの嫌いな匂いを充満させ、寄り付きにくくします。
また、布などに液体をしみこませて吊るす事で、固形タイプと同じように使うことも可能です。
メリットは固形よりも匂いが充満しやすい点と応用をきかせた使い方ができることで、
デメリットは、持続期間が短く、雨水にさらされると効果が薄まってしまう点です。
ジェルタイプ
基本的に液体タイプと同じ使い方をします。
液体だと流れて落ちてしまう箇所にジェルタイプがよく使用されます。
コウモリ専用のジェルは販売されていませんが、コウモリの嫌がる成分が含まれていれば問題ありません。
基本的に液体タイプと同じメリットとデメリットがありますが、最大のデメリットは、ジェルがコウモリに絡まって死んでしまう可能性があることです。
コウモリが死んでしまった場合、鳥獣保護法に違反してしまうため、注意が必要です。

エビオス ハト飛来防止用忌避剤 ハートジェル カートリッジタイプ 285g
SHIMADA コウモリ寄せつけない 忌避剤
固形タイプの忌避剤で、コウモリがいる場所や侵入経路の近くに置くだけなので、
取り扱いが簡単です。
主成分はハッカを使用しており、人体にも安心です。
有効範囲は本体1個につき約6~8畳、狭い隙間にも不織布入りの忌避剤を本体から取り出して使用する事ができます。
有効期限は開封後、約2か月効果が持続します。
スプレータイプ
スプレータイプは、シャッターの隙間や雨戸の中などの
比較的狭い隙間にコウモリが棲み着いているときに効果を発揮します。
即効性があることがメリットで、コウモリがいる場所が特定できている場合は非常に有効です。
特性上、他のタイプに比べると持続性が弱いことがデメリットです。
グッバイ コウモリ Hyper Jet (ハイパージェット) 420mL
強力な噴射力でコウモリを追い出します。
ノズルが付属しているので、遠くまで薬剤を噴射する事も出来ます。
また、ハッカ成分を使用しているので、コウモリを寄り付かせない効果も見込めます。
効果持続時間は約3~6時間です。
燻煙剤タイプ
燻煙剤タイプはコウモリが嫌う匂いが含まれた煙りを、広範囲に発生させます。
広い屋根裏や天井裏に置くことで、コウモリの嫌いな匂いを充満させ、追い出すことができます。
煙が外に出ていく事をうまく利用して、外から侵入経路を見つけ出すことができるので、
コウモリ駆除によく使われます。
コウモリ専用の燻煙剤は発売されていませんが、成分にナフタリンやハッカの成分が含まれていれば使うことができます。
スプレータイプと同じく、即効性があることがメリットで、持続性が弱い事がデメリットです。
使用時は空気の流れによって周辺まで漏れ出してくるため、生活エリアから近い場合は注意してください。
また、小さいお子さんがいたり、ペットを飼っている場合は使用方法をよく読み、適切な対策が必要です。
ネズミのみはり番 ネズミ一発退場 殺鼠剤ゼロ くん煙タイプ 10g
この商品はハッカ油を主成分としており、駆除剤ではないのでコウモリを殺傷してしまう心配がありません。
使用方法も水を入れて設置するだけととても簡単です。
約8畳が有効範囲となっています。

ネズミのみはり番 ネズミ一発退場 殺鼠剤ゼロ くん煙タイプ 10g
追い出したあとの再来防止も重要!
追い出したらコウモリ駆除は完了ではなく、侵入経路を塞いで再来防止をする事が何よりも重要です。
追い出した後、建物の小さな隙間をふさいで侵入されないようにし、
家の周りに忌避剤を引き続き設置して、コウモリの棲み着きにくい環境にしましょう。
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鳥獣保護管理法におけるコウモリの扱い

コウモリは哺乳類に分類され、鳥獣保護法の適用対象です。
日本国内に生息する多くの種が絶滅危惧種に指定されており、無許可で捕獲したり殺傷する行為は法律で禁じられています。
アブラコウモリ(イエコウモリ)が家屋に棲みつくケースが多く一般的には害獣扱いされていますが、どのような目的でも、捕獲する場合は環境省や自治体の許可が必要になります。
家に入ってきたときは、自分で追い出すか、不安な方はプロに依頼するのが良いです。
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コウモリを見つけたときのNG行為

知識なく対応してしまうと、鳥獣保護法に違反してしまったり、コウモリの持つ病原菌から感染症にかかってしまう可能性があります。
コウモリを見つけたとき、以下の注意点があります。
NG行為
- 素手で触る
- 天井裏などをのぞき込む
- 捕まえる
- 道具で追い出す
- 殺虫剤や殺鼠剤を使用する
素手で触る
野生のコウモリにはたくさんの病原菌が付着しており、素手で触ると感染症を引き起こす可能性があります。
特にヒストプラズマ症やSARASなどを発症すると、熱や咳、倦怠感といった症状が出ます。
免疫の低い人は重症化する危険性もあるため、素手で触ることは絶対にNGです。
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天井裏などをのぞき込む
天井裏や雨戸の中など、狭い場所をのぞき込んだりしてコウモリを驚かせてしまうと、
攻撃を受けたり、糞尿に含まれた病原菌によって、健康被害を受ける可能性があります。
感染症やアレルギー反応を起こす場合もあるので、安易にのぞき込むことはやめておきましょう。
捕まえる
コウモリは鳥獣保護法によって保護されているので、無許可で捕まえる事ができません。
違反した場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰金を科されるので、絶対に捕まえないでください。
道具で追い出す
洗濯用の物干し竿やほうきのような硬い道具で追い出そうとすると、コウモリを傷つけてしまう可能性があります。
傷つけてしまうと、処罰の対象となります。
殺虫剤や殺鼠剤を使用する
殺虫剤や殺鼠剤はコウモリにとって有害で、場合によってはコウモリを殺傷してしまう可能性があります。
また、不適切な使用をすると、他の生物への悪影響や環境汚染も懸念されます。
適切な知識を身につけ、正しい道具を用いるようにしましょう。

コウモリが棲みつきやすい環境

コウモリが棲み着きやすい場所は、安心して暮らせる条件がそろっている場所です。
具体的には以下の場所があります。
コウモリが棲みつきやすい環境
- 雨風がしのげる暖かい場所
- 暗い狭くて場所
- 池や川が近くにある
- 街頭や自動販売機が近くにある
雨風がしのげる暖かい場所
雨風がしのげる暖かい場所はコウモリにとって棲みやすい環境の1つです。
軒下の隙間やエアコンの室外機の裏などは棲みやすい環境の条件を満たしやすく、外敵にも見つかりにくいため、
安全に暮らせる条件がそろっています。
暗い狭くて場所
コウモリは夜行性で、日中は暗くて静かな場所で休憩するために暗い場所に棲み着きます。
また、体が小さいので、広い空間より安心感がある狭い場所を好みます。
池や川が近くにある
池や川には餌となるコバエや蚊、蛾が発生しやすく、コウモリは好んで棲み着きます。
また、生ごみを家の外に放置すると虫が寄ってくるので、放置せず、すぐ処分してください。
街頭や自動販売機が近くにある
夜間の街頭と自動販売機の光に虫がよく集まり、コウモリにとっては絶好の餌場になります。
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コウモリによる被害
コウモリによる被害は大きく分けて、健康面や建物への影響、心理的な負担などがあります。
未然に防ぐために、コウモリによってどのような被害を受けるのか理解しておきましょう。
コウモリによる被害
- 悪臭
- 建物
- 騒音
- 病原菌
悪臭
コウモリの糞尿は、アンモニア臭をを放ち、人によってはドブのような臭いと表現するほど不快な臭いです。
常に不快な臭いを感じていると快適な生活はできませんし、臭いがもとで体調を崩すことも考えられます。
悪臭を感じた場合は、すぐにコウモリ対策を行いましょう。
建物
糞尿によって汚れや腐食が発生する事で、建物が損傷してしまう可能性があります。
たとえば、天井裏で糞尿を長い間放置してしまったことにより、腐食が進み、リフォームに高額な費用がかかってしまう可能性もあります。
騒音
鳴き声や、羽ばたいた音によって、生活環境に影響を及ぼしたり、その音が近隣住民にまで影響を及ぼしてしまうかもしれません。
コウモリは夜行性なので、騒音問題に発展しやすいです。
病原菌
コウモリはたくさんの病原体を持っているので、かまれたり、糞尿を触ってしまうと、感染症にかかってしまう可能性があります。
免疫が低い場合は重症化したり、最悪の場合、命にかかわってしまうこともあります。
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自宅でできるコウモリ対策

自宅にコウモリが棲み着いてしまったとき、正しい手順を踏めば自分で対応することもできます。
自宅でできるコウモリ対策
- 棲み着いている箇所の特定
- 忌避剤の選定
- 糞尿掃除
- 消毒
- 再来防止処置
1.棲み着いている場所の特定
まずは棲み着いている場所を特定してください。
住宅でコウモリが棲み着くのは
- 屋根裏や天井裏
- 雨戸の隙間や戸袋の中
- 壁の穴や隙間
- 屋根瓦の隙間
などがあげられます。
近くに糞などが落ちていたり、異臭がしないかも確認してみると良いです。
2.忌避剤の選定
棲み着いている場所がわかったら、
その場所に効果がある忌避剤を選びましょう。
一度、設置したら終わりではなく、コウモリを追い出せるまで継続する事が重要です。
ナフタリンの成分が含まれた忌避剤を使う方が効き目が期待できる一方で、
人体への悪影響が気になる方や、小さなお子様やペットがいるご家庭では、天然成分の忌避剤の使用をおすすめします。
場所ごとに最適な忌避剤のタイプをまとめましたので参考にしてみてください。
| 被害箇所 | 有効タイプ |
| 屋根裏や天井裏 | 燻煙タイプ 固形タイプ |
| 雨戸の隙間や戸袋の中 | スプレータイプ ジェルタイプ 液体タイプ 固形タイプ |
| 壁の穴や隙間 | スプレータイプ ジェルタイプ 固形タイプ |
| 屋根瓦の隙間 | スプレータイプ ジェルタイプ 固形タイプ |
3.糞尿掃除
コウモリを追い出せたら、糞尿の掃除をすぐに行ってください。
糞尿にはヒストプラズマ菌などの病原菌を含んでおり、感染症にかかる危険性があります。
糞尿は乾燥している事が多く、微風で粒子が舞います。
作業を開始するときは、マスクとゴム手袋を忘れず着用しましょう。
感染症を懸念される方はプロに頼むのも1つの手です。
4.消毒
コウモリが棲み着いていた場所や糞が散らばっていた周辺は、寄生虫や病原菌が付着している可能性があるため、必ず消毒をします。
マスクやゴム手袋を着用し、消毒液を含んだ布を用意し、ふき取ってください。
5.再来防止処置
対策で一番重要なのはコウモリが戻ってきても家の中に入れないように、侵入経路を塞ぐことです。
コウモリは、羽をのぞくとハムスターくらいのサイズしかなく、1㎝の隙間があれば侵入できます。
屋根と壁の間に隙間が空いている場合はコーキング剤で封鎖したり、
通気口などは人差し指が入らないほど網目の細かい網をはって塞ぎましょう。
また、素材はコウモリに食い破られないものを使うことがポイントです。
布やガムテープなどは耐久性が低く、すぐ突破されてしまうので、金網やパンチメタルを使用するとよいでしょう。
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プロに頼む方が安心

ここまで、コウモリは嗅覚が非常に敏感で、ナフタリンの強い臭いを嫌うこと、コウモリを一時的に追い払う効果があることを説明してきました。
しかし、ナフタリンだけでコウモリを完全に追い出すことは難しいと言えます。
コウモリは臭いに慣れてしまう可能性もあり、ナフタリンの臭いが消えてしまうと
再び戻ってきてしまうからです。
さらに、ナフタリンを大量に使用する場合は、人体への影響も考慮しなければなりません。
自力ですべての侵入経路を特定し封鎖するのは知識がないと難しく、再発してしまったという声は少なくありません。
無理してすべてを自分で対応せずとも、専門業者に依頼するのも手です。
プロは豊富な経験と知識があるので、確実かつ安全に、コウモリの追い出し、再来防止処置を行ってくれます。
害獣お助け本舗は、コウモリ駆除を専門でおこなっています。
相談や現地調査も無料なので、気になる方はお気軽にご相談ください。
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