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ネズミの糞の特徴は?被害や見逃せないラットサインと対策を解説

床やキッチン周辺に、黒い米粒のようなものを見かけて「これってネズミの糞?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。

ネズミの糞はゴミや種と見分けがつきにくいうえ、種類によって大きさや形、現れる場所が異なります。

ただし、ネズミが棲みついているなら、放置は禁物です。

糞がある場所は、すでに餌場や通り道になっており、放置すると、騒音や悪臭、家財の損傷にまで発展しかねません。

被害を最小限に食い止めるには、その正体と対応方法を理解することが大切です。

この記事では、ネズミの糞の特徴や種類ごとの違い、糞尿以外でネズミが棲みついているか確認する方法について解説します。

ネズミ被害を早めに防ぐためにも、まずはネズミの糞の特徴を確認しておきましょう。

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※2 対応地域・対応する加盟店により異なります
※3 延長保証は一部エリアのみご提供、再発防止がついている場合にかぎります

このような方におすすめ

  • ネズミの糞の正しい掃除や消毒方法を知りたい方
  • ネズミの糞によるニオイや消臭対策を知りたい方
  • 糞による被害を防ぎたいと考えている方
  • ネズミの糞から広がる感染症や病気が心配な方
  • ネズミが棲みついている可能性があり、被害を防ぎたい方

住宅に被害をもたらすイエネズミとは

住宅に侵入して被害をもたらすネズミは、主に以下の3種類です。

被害をもたらすイエネズミ

  • クマネズミ
  • ドブネズミ
  • ハツカネズミ

住宅や建物に棲みつくネズミで、総称してイエネズミと呼ばれます。

これらのネズミが棲みつくと糞や尿による被害が発生し、強いニオイや衛生面の問題につながります。

ネズミの糞には病原菌が含まれていることがあり、掃除や消毒をせずに放置すると感染症や病気などの健康被害に及ぶことも。

問題を解決するためには、ネズミの糞の特徴や種類を把握し、適切な掃除や消毒、消臭などの対策を行いましょう。

ここでは、住宅に被害をもたらすイエネズミ3種類の特徴について解説します。

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クマネズミ

クマネズミは都市部の住宅やビルに多く、天井裏や壁の内部など人の目が届きにくい場所を好んで棲みつきます。

身軽で警戒心が非常に強く、物音を察知するとすぐに隠れるため、発見や駆除が難しいです。

住宅に棲みつくと天井裏や家具の上などに糞が落ちることがあり、糞害によるニオイや衛生面の問題につながりやすいです。

特徴・見た目

体長はおよそ18〜24cmで、全体的に細身の体型をしており、体よりも長い尾を持ちます。

体毛は黒色から濃い茶色で、腹側はやや明るい色合いです。

臆病な性格ですが動きは俊敏で、わずかな音や振動にも敏感に反応します。

行動・生息環境

電線や配管を伝って高所を移動するのが得意で、屋根裏や天井裏、壁の内部など建物の上部に巣を作ります。

高い場所に糞が落ちている場合、クマネズミが棲みついている可能性があります。

湿気の多い場所はあまり好まず、床下や排水周辺よりも高い位置に棲みつきやすいネズミです。

食性・繁殖

雑食ですが、穀類や果物など植物性の食べ物を好む傾向があります。

繁殖力が高く、生後数か月で繁殖が可能になり、1年に複数回出産するとされています。

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ドブネズミ

ドブネズミは下水道や床下など、水気の多い場所を好んで棲みつくイエネズミです。

住宅に侵入すると水回り周辺で活動することが多く、キッチンやお風呂場、排水などに糞が落ちていれば、ドブネズミが棲みついている可能性が高いです。

糞が放置されるとニオイが発生し、床下や排水周辺など湿気の多い場所では糞や尿が分解され、強烈なニオイが家中に充満することもあります。

特徴・見た目

体長はおよそ22〜26cmとイエネズミの中でも大型で、がっしりとした体格をしています。

尾は体長よりやや短く、体毛は茶褐色から灰色で、腹側は比較的明るい色合いです。

食欲が旺盛で警戒心も強く、状況によっては威嚇するような行動を取ることもあります。

行動・生息環境

泳ぎや穴掘りを得意とし、下水道や側溝、床下など水気のある場所を棲みかにします。

1階の床下やキッチン、排水付近など低い場所で糞を発見した場合、ドブネズミが棲みつき、活動している可能性が高いです。

寒さにはあまり強くないため、冬場は暖かさを求めて建物内に侵入し、紙くずや布きれを集めた巣を作ります。

食性・繁殖

雑食で、穀物や肉、魚、残飯など幅広い食べ物を口にします。

寿命は2〜3年ほどですが繁殖力は高く、生後約3か月で繁殖が可能となり、1回に6〜9匹を年に複数回出産します。

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ハツカネズミ

ハツカネズミは都市部だけでなく郊外の住宅にも棲みつくイエネズミです。

体が小さく、わずかなすき間から侵入し、住宅内の押し入れや家具のすき間などに棲みつきます。

小型のネズミですが繁殖スピードが非常に早く、個体数が増えると糞害が深刻になります。

特徴・見た目

体長はおよそ6〜10cmと小型で、灰褐色の体毛を持ち、耳や目が比較的大きいのが特徴です。

クマネズミやドブネズミより一回り小さく、わずかなすき間から侵入します。

動きが素早く警戒心もあるため、住宅内に棲みついていても存在に気づきにくいネズミです。

行動・生息環境

本来は草地や畑、雑木林などに生息していますが、寒い時期になると暖かさを求めて1cm程度の小さなすき間から建物内へ侵入します。

押し入れや家具の裏、壁の内部など狭く暗い空間に巣を作ることが多く、周辺に小さな糞が見つかれば、ハツカネズミが棲みついている可能性があります。

食性・繁殖

雑食で、穀物や野菜、残飯など幅広い食べ物を口にします。

寿命は1〜1.5年ほどと短いものの繁殖力は非常に高く、生後約1か月で繁殖が可能になり、1回に5〜6匹を年に数回出産します。

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イエネズミの糞の特徴

ネズミが棲みついている場合、住宅内で糞が見つかることがあります。

ネズミの糞は種類によって大きさや形に違いがあるため、特徴を確認することでどのイエネズミが棲みついているのか判断する手がかりになります。

クマネズミの糞は細長く両端が尖っている

クマネズミの糞は、両端がやや尖った細長い楕円形で、大きさは6〜10mmほど、色は黒や茶色の見た目をしています。

クマネズミは、屋根裏や天井裏といった高い場所を好んで移動するため、家具や棚の上などで糞が見つかりやすいです。

食性については、穀物や果物、ナッツといった植物性の食べ物を好むため、糞の中に繊維質が含まれている傾向があります。

糞のニオイは比較的弱いものの、屋根裏などに独特の臭気が漂います。

高い場所に細長い糞が落ちている場合、クマネズミが棲みついているかもしれません。

ドブネズミの糞は太くて丸みがある

ドブネズミの糞は、太く丸みのある楕円形で、大きさは10〜20mmほど、他のネズミの糞よりも一回り大きいです。

肉や魚、生ゴミなど動物性の食べ物も好む雑食のため、糞や巣の周辺から強いニオイが発生し、水回りで異臭が発生します。

糞の色はこげ茶色から灰色で、床や水回りの周辺に落ちていることが多いです。

キッチンの床や排水口の近くで大きめの糞を見つけた場合は、ドブネズミの侵入を疑いましょう。

ハツカネズミの糞は米粒のように小さい

ハツカネズミの糞は、家屋に棲みつくネズミの中でも最小サイズで大きさは6mmほど、茶色く米粒のような形をしています。

体が小さいため、押し入れの奥や家具の隙間など、狭い場所の周辺で見つかりやすいです。

ハツカネズミは穀物や種子などを中心に食べるため、乾いた質感で、ニオイは強くありません。

小さな糞がまとまって落ちているときは、ハツカネズミが潜んでいるかもしれません。

糞尿以外にネズミが棲んでいるか確認する方法

ネズミが住宅に棲みつくと、糞以外にもさまざまな痕跡が残ります。

例えば、天井裏から聞こえる鳴き声や足音、床や壁に残る足跡、かじられた跡などもネズミが活動しているサインです。

これらの痕跡はラットサインと呼ばれ、ネズミが棲みついているかの判断材料になります。

以下では、糞尿以外のラットサインについて解説します。

ラットサインとして確認するポイント

  • 鳴き声が聞こえるか
  • 足音がするか
  • 足跡が残っていないか
  • かじられた跡がないか
  • ネズミが棲みつきやすい場所か
  • ラットサインが見つかりやすい場所か

ネズミの鳴き声

ネズミの鳴き声は「キーキー」「ピーピー」といった高い音で、夜間に聞こえることが多く、種類によって聞こえる場所や音の特徴が異なります。

クマネズミ

警戒心が強く、縄張り争いや警戒時に「キーキー」「キィキィ」といった鋭い声を出します。

天井裏などの高い場所で活動するため、上方から鳴き声が聞こえます。

ドブネズミ

ドブネズミは体が大きく気性も荒いため、威嚇や争いの際に「ギャッ」「ギャッギャッ」といった比較的低く強い鳴き声を出します。

床下など低い場所で活動するため、下から鳴き声が聞こえることが多いです。

ハツカネズミ

ハツカネズミは体が小さいため、「ピーピー」「チューチュー」といった細く高い鳴き声です。

体が小さいため、比較的高く細い音になる傾向があります。

ネズミの足音

夜間に「カサカサ」「トトトッ」といった音が聞こえることがあるネズミですが、足音が聞こえる場所や音の特徴は種類によって異なります。

クマネズミ

天井裏など高い場所を素早く移動するため、上から小刻みな足音が聞こえます。

ドブネズミ

体が大きいため、床下など低い場所で重く鈍い足音が聞こえます。

ハツカネズミ

体が小さいため、ほこりの上を動くような軽い足音になることがあります。

ネズミの足跡

ネズミの足は、前足が4本指、後足が5本指で、手のひらのような形をしています。

ほこりや粉の上を歩くと足跡が残ることがあり、歩行時に尾が地面に触れている場合は中央に細い線状の尾跡が見られることがあります。

足跡の大きさは種類によって異なり、以下の特徴があります。

クマネズミ

足跡は約1cm前後で、指がやや開いた扇状の形。

天井裏や梁の上など、高い場所で見つかることが多いです。

ドブネズミ

足跡は約1.5〜2cmと大きく、指が太く比較的並行に並んだ跡になります。

床下やキッチン周辺など低い位置で確認されることが多いです。

ハツカネズミ

足跡は1cm以下と小さく、非常に小さな指先が点のように残ります。

家具のすき間や押し入れなど狭い場所で見つかることがあります。

ネズミの噛み跡

ネズミの糞が落ちている周辺で、噛み跡が見つかることがあります。

ネズミは一生歯が伸び続け、あらゆるものをかじる習性があるためです。

平行に並んだ細かい歯形や、角が削られたようなギザギザの跡があれば、ネズミにかじられていると考えて良いでしょう。

特に電気コードのかじり跡は、漏電や火災を招く恐れがあり危険です。

食品への被害は感染症のリスクを高めるほか、ネズミ被害が継続すると住宅全体の衛生面の低下、建材の劣化など、経済的な損失をまねくこととなります。

クマネズミ

木材や配線などをかじることが多く、細く鋭い歯形が平行に残ります。

屋根裏などの高い場所で活動するため、梁や柱、天井付近の木材、電気配線などで噛み跡が発見される傾向にあります。

ドブネズミ

顎の力が強く、木材やプラスチック、配管まわりなどに深く削れた噛み跡が残ります。

床下や排水管の近くなど低い場所で活動するため、水回りの設備や食品の袋などで噛み跡が見つかります。

ハツカネズミ

段ボールや紙袋、食品の袋などに細かい噛み跡が残ります。

押し入れや家具の隙間、食品の保管場所など狭い場所で活動するため、収納の奥や棚の周辺で見つかります。

ただし、噛み跡だけでネズミの種類を特定するのは難しく、糞や足跡、見つかった場所など複数のラットサインを総合的に確認してみてください。

ネズミが棲みつきやすい場所

ネズミは種類によって行動や生息環境が異なるため、棲みつきやすい場所も変わります。

イエネズミは、以下のような場所を通り道や棲みかにします。

クマネズミ

高い場所を移動するのが得意なため、住宅上部に棲みつきやすいです。

  • 天井裏
  • 屋根裏
  • 梁の上
  • 壁の中
  • 2階の収納や天井付近

ドブネズミ

水回りを好むため、住宅の低い場所や湿気のある場所に棲みつきやすいです。

  • キッチン
  • 流し台の下
  • 排水管まわり
  • 床下
  • ゴミ置き場周辺

ハツカネズミ

体が小さく狭い場所にも入り込めるため、家具のすき間や収納スペースに棲みつきやすいです。

  • 押し入れ
  • 物置
  • 家具のすき間
  • 食品棚の奥
  • 段ボールや収納ケースの中

ネズミはエサや水が近い場所を好み、人の出入りが少ない空間に棲みつきます。

断熱材が荒らされている、紙くずや布きれが集められている、同じ場所に糞がまとまって落ちていれば、ネズミが棲みついているサインです。

ラットサインが見つかりやすい場所

ネズミが棲みついていると、糞や足跡、噛み跡といったラットサインが残ります。

クマネズミ、ドブネズミ、ハツカネズミは行動や生息環境が異なるため、ラットサインが見つかりやすい場所も変わります。

ネズミの種類ごとの特徴を把握しておきましょう。

クマネズミ

木材や電気配線などをかじることが多く、比較的高い場所に細長い糞や鋭い歯形が平行に残るラットサインが見つかりやすいです。

  • 天井裏
  • 梁の上
  • 壁際の高い位置
  • 棚の上
  • 屋根裏

ドブネズミ

体が大きく力が強いため、水回りの木材などに深いかじり跡が残り、太く丸みのある糞が見つかることが多いです。

  • キッチン周辺
  • 流し台の下
  • 床下
  • 排水管まわり
  • 壁際

ハツカネズミ

狭いすき間などで、米粒ほどの小さな糞や細かいかじり跡が見つかることがあります。

  • 押し入れ
  • 食品棚の奥
  • 家具の隙間
  • 物置
  • 段ボール周辺

ネズミの種類によって、適切な対策や駆除方法が異なります。

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ネズミが棲んでいる状態を放置するとどうなる?

今まで解説した糞や足跡、鳴き声などのラットサインがあれば、すでにネズミが棲みついている可能性があります。

ネズミは冬眠せず一年を通して活動するため、棲みついていると、被害は徐々に拡大していきます。

最初は糞や物音だけでも、放置することで生活環境や住宅そのものに影響が及ぶことも。

一度棲みつかれると、糞尿によるニオイや騒音、配線や柱の損傷などが発生し、健康面への影響や害虫の発生につながることがあります。

主な被害は以下のとおりです。

ネズミの主な被害

  • 精神被害
  • 住宅被害
  • 健康被害
  • 害虫発生被害

精神被害

ネズミは夜行性のため、夜に天井裏や壁の中、床下などから物音が聞こえることがあります。

繁殖期にあたる春や秋は行動量が増え、走り回る音や木材をかじる音が続くと、不安やストレス、睡眠の質の低下につながるおそれがあります。

集合住宅では近隣とのトラブルに発展することがあるため、早めの対策が求められます。

住宅被害

春や秋など活動が活発になる時期は行動範囲が広がり、柱や断熱材、電気配線などがかじられる被害が発生します。

天井裏や床下に糞尿が蓄積すると、強いニオイやカビが発生するほか、配線の損傷によるトラブルや漏電を招き、火災の原因になることも。

健康被害

ネズミは人に感染する病原体を保有しているため、状況によっては健康被害を引き起こします。

糞尿や体毛、咬傷によって病原体が広がっていき、家族全員の健康をそこなう恐れがあります。

病原菌 感染症名 主な症状 参照元

サルモネラ菌

サルモネラ感染症 腹痛、下痢、発熱 JUMA-Vet

HEVウイルス
E型肝炎 発熱・倦怠感・黄疸 厚生労働省検疫所

クリプトスポリジウム原虫
クリプトスポリジウム症 水様下痢・腹痛・脱水 国立健康危機管理研究機構

レプトスピラ菌
レプトスピラ症 発熱・頭痛・筋肉痛 J-Stage

ハンタウイルス
腎症候性出血熱 発熱・出血・腎障害 日本獣医学会

鼠咬症スピリルム
鼠咬症(そこうしょう) 発熱・頭痛・関節痛 東京都保健医療局

広東住血線虫
広東住血線虫症 頭痛・発熱・神経障害 国立健康危機管理研究機構

気温が上がると食品汚染や感染症が広がりやすくなるため、特に夏場は注意が必要です。

害虫発生被害

ネズミが建材をかじることで壁や天井裏にすき間が生じ、ゴキブリやハエ、シロアリなどの害虫が発生することもあります。

ダニやノミといった寄生虫はネズミの体に付着したまま人やペットに移り、かゆみや皮膚炎などの健康被害を引き起こします。

中には感染症を媒介する寄生虫もいるため、害虫発生による被害も注意する必要があります。

害虫名 主な症状 参照元

イエダニ
強いかゆみ、発疹、皮膚炎など 日本防疫殺虫剤協会

ノミ
激しいかゆみ、感染症媒介の可能性 日本防疫殺虫剤協会

マダニ
発熱、倦怠感、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)など 東京都保健医療局

トコジラミ
強いかゆみ、睡眠障害、アレルギー反応など 東京都保健医療局

ツツガムシ
吸血による皮膚炎、発熱、発疹 山形県衛生研究所

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気づいたらネズミが大量発生する可能性も

家に棲みつくネズミを放置すると、被害が拡大する理由のひとつが繁殖力の高さです。

ネズミは非常に短いサイクルで繁殖を繰り返し、出産後すぐに次の繁殖に入ることがあります。

ネズミの種類 繁殖までにかかる期間 妊娠から出産にかかる期間
クマネズミ 生後3か月 3週間
ドブネズミ 生後3か月 3週間
ハツカネズミ 生後1か月 2週間

1匹のメスを見逃しただけでも、数か月後には個体数が大きく増えている可能性があります。

屋内は外敵が少なく、温度やエサが安定した環境のため、生存率が高く、繁殖で数が増える傾向があります。

ラットサインを確認した段階で早めに対処しましょう。

一回の出産数や妊娠可能回数

一度の出産で産まれる子どもの数は平均5〜9匹前後とされ、クマネズミとドブネズミは年に5〜6回、ハツカネズミは10〜12回ほど出産できるといわれています。

出産を終えた直後から再び妊娠できるため、個体数の増加スピードは想像以上に早く、自然に減ることはありません。

この高い繁殖能力こそが、ネズミ被害が拡大する大きな要因です。

クマネズミを一年間放置すると何匹に増える?

グラフは、クマネズミの繁殖を1年間放置した際の個体数の推移を示しています。

初期状態をつがい1組(2匹)とし、繁殖サイクルや成長スピードをもとにシミュレーションした結果です。

計算式

2匹 × 6匹(1回の出産数)× 世代ごとの繁殖拡大 ≒ 約2,100匹

最初の3か月は目立った増加は見られませんが、繁殖が始まると個体数は急激に増えていきます。

半年後には約50匹、9か月後には392匹、12か月後には2,102匹に達する結果となりました。

放置する期間が長くなるほど繁殖のタイミングが重なり、個体数は指数関数的に増加していきます。

クマネズミの寿命は1〜2年ほどとされていますが、繁殖サイクルが早いため、1年以内に数千匹規模へと膨れ上がる可能性があります。

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ドブネズミを一年間放置すると何匹に増える?

ドブネズミを1年間放置した場合の個体数の推移を、クマネズミと同様の条件でシミュレーションした結果です。

計算式

2匹 × 7匹(1回の出産数)× 世代ごとの繁殖拡大 ≒ 約2,800匹

繁殖が始まるまでの最初の3か月間は大きな変化は見られませんが、成長した個体が次々と繁殖に加わることで、6か月目には56匹、9か月目には469匹、12か月後には2,788匹に達する結果となりました。

ドブネズミは1回の出産数が多く、クマネズミよりも繁殖ペースがやや速い傾向があります。

イエネズミの中では比較的寿命が長いため、生存期間中に複数回の出産を繰り返します。

下水道や床下など湿気の多い場所は外敵が少なく、繁殖環境が整いやすいため、短期間で個体数が増え、見かけた時点で複数の巣が形成されていることがあります。

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計算式

2匹 × 5.5匹(1回の出産数)× 世代ごとの繁殖拡大 ≒ 約19,700匹

ハツカネズミは生後約1か月で繁殖可能になる短いサイクルを持つため、3か月目あたりから増加スピードが急激に高まります。

6か月目には162匹、9か月目には約1,767匹、12か月後には19,714匹に達する結果となりました。

体は小さいものの、繁殖までの期間が短く、年間の出産回数も多く、倉庫や住宅のすき間など人目につきにくい場所に棲みつくと、数か月で個体数が大きく増えるおそれがあります。

体が小さいから大丈夫と油断せず、早めの対策を心がけてください。

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ネズミは放置しておくと増え続ける

ネズミは種類によって寿命は1〜3年と比較的短いものの、繁殖力が非常に高く、個体数が自然に減ることはほとんどありません。

次々に新しい個体が生まれ、数が維持され続け、その増え方はねずみ算と呼ばれるほどで、短期間のうちに倍々に増えていく様子を表しています。

問題とされるのは、ネズミそのものによる被害だけではありません。

個体が増え続けることで、巣の中で死んだネズミの死骸が放置され、悪臭やダニ・ハエなどの害虫発生源になることも。

自然にいなくなるどころか、放置するほどネズミ被害は深刻化するため、ネズミ駆除はスピードとの戦いともいえます。

ねずみ算とは

ネズミの繁殖力をたとえた言葉で、親が産んだ子が成長して再び子を産み、その連鎖によって数が倍々に増えていく現象を指します。

ねずみ算式に増えるという表現は、物事が急激に増加する様子を示す際にも使われます。

駆除だけでなく根本的な環境改善が必要

ネズミの糞や足跡、噛み跡といったラットサインが確認できても、駆除や追い出しだけで安心するのは危険です。

ネズミが棲みついた背景には、エサや隠れ場所など生活環境の問題があることが多く、環境が変わらなければ再び侵入される可能性があります。

一時的にネズミを駆除しても、エサや棲みつきやすい環境が残っていれば再発につながることも。

被害を繰り返さないためには、駆除とあわせて住環境そのものを見直すことが大切です。

根本的な環境改善のポイント

  • 食べ物がない環境
  • 清潔で整理整頓された環境

食べ物がない環境

ネズミは嗅覚が鋭く、わずかな食品のニオイにも反応します。

食品は密閉容器で保管し、ペットフードや生ゴミを放置しないことが基本で、床に落ちた食べかすやキッチン周辺の汚れをこまめに掃除しましょう。

エサとなるものを減らすことで、ネズミが棲みつき続ける理由を取り除くことにつながります。

清潔で整理整頓された環境

ネズミは暗く人目につきにくい場所を好み、段ボールや紙袋、布類などを巣材として利用します。

不要な物はため込まず、隠れ場所になりやすい空間を減らし、ネズミの糞を見つけた場合は掃除や消毒を行い、衛生状態を保ちましょう。

室内だけでなく、物置や床下、天井裏周辺も含めて整理しておくと再侵入防止につながります。

ネズミの糞を見つけたら専門業者に相談しよう

ネズミの糞は住宅内でネズミが活動している可能性を示す重要なサインです。

一見すると少量の糞でも、天井裏や床下など人目につきにくい場所に巣が作られ、対策が遅れると被害が広がっていきます。

ネズミの糞はニオイや衛生面の問題だけでなく、感染症や病気のリスクにつながることもあるため、早めの対策が必須です。

市販の忌避剤や捕獲グッズで対応できることもありますが、糞が複数の場所で見つかり、物音が続く状況では、すでに複数のネズミが棲みついている可能性が高いです。

ネズミ問題を根本から解決するためには、

  • 侵入経路の特定
  • 巣の除去
  • 糞の清掃や消毒
  • 再発防止の対策

といった対処を一貫して行う必要があります。

害獣お助け本舗では、相談・見積もり無料で住宅の状況や被害の程度に応じた最適な駆除プランを提案しています。

ネズミの糞を見つけた際は、被害が広がる前に早めに相談してみてください。

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害獣お助け本舗編集部

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