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ハクビシンに蚊取り線香は効くの?効果や注意点、正しい追い出し方法を解説!

ハクビシン対策として、蚊取り線香の煙が効くと聞いたことがある方もいるでしょう。

しかし、蚊取り線香の成分は主に蚊などの昆虫に作用するため、哺乳類のハクビシンへの効果はほとんど期待できません。

煙やニオイに驚いて一時的に離れる可能性はありますが、再び戻ってくるおそれがあるほか、火災を招く危険もあります。

本記事では、蚊取り線香が効かない理由や有効な対策グッズ、正しい追い出し方法を解説します。

ハクビシン被害にお悩みの方は、ぜひご覧ください。

このような方におすすめ

  • ハクビシンに蚊取り線香が効くか知りたい方
  • 屋根裏や床下にハクビシンが棲みついて困っている方
  • ハクビシンが嫌がるものについて知りたい方
  • ハクビシンを安全に追い出す方法を知りたい方

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なぜハクビシンが家に棲みつくのか

元々、ハクビシンの生息地は山林でしたが、森林伐採や都市開発により、近年では住宅地や都市部にも見られるようになりました。

住宅付近は雨風をしのぎやすく外敵も少ないほか、エサの確保もしやすいため、ハクビシンにとって快適な環境です。

ハクビシンが家に棲みつく理由をはじめ、生態や食性、法律上の扱いについて解説します。

なぜハクビシンが家に棲みつくのか

・ハクビシンが家に棲みつく理由

・ハクビシンとはどのような生き物なのか

・ハクビシンが食べるもの

・鳥獣保護管理法におけるハクビシンの扱い

ハクビシンが家に棲みつく理由

ハクビシンが住宅に棲みつく主な理由は、安全に休める場所とエサが確保できるためです。

屋根裏や床下は雨風の影響を受けにくく、人の出入りも少ないため、休息や子育てをする場所として最適です。

住宅地には生ゴミや家庭菜園の作物、ペットフードなど、ハクビシンのエサとなるものが豊富にあります。

また、森林伐採によって、本来の生息地である山間部にエサが減少していることもハクビシンが住宅付近に棲みつく大きな理由です。

ハクビシンとはどのような生き物なのか

ハクビシンは、ネコ目ジャコウネコ科に分類される中型の哺乳類です。

国内では1940年代に静岡県で野生個体が確認され、現在では北海道から本州にかけて生息域を広げています。

体長は約60cm、尾は約40cmあり、鼻から額にかけて伸びる白い線が特徴です。

夜行性で木登りが得意なため、塀や電線の上を移動することもあります。

基本的には人を避ける動物ですが、追い詰めたり不用意に触れたりすると、噛みつく、引っかくなどの行動をとることも。

住宅内や敷地内で見つけても、素手で触ったり、むやみに近づいたりしないでください。

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ハクビシンが食べるもの

ハクビシンは、植物から小動物まで幅広く食べる雑食性の動物で、特に甘い果物を好み、ブドウや柿、桃、ミカンなどが好物です。

野菜やトウモロコシ、昆虫、カエル、小鳥なども食べるほか、人の生活圏では生ゴミやペットフードもエサにします。

ハクビシンを引き寄せる原因になるため、ゴミ箱にはふたをし、周囲を清潔に保つなど、エサを与えない環境づくりを心がけましょう。

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鳥獣保護管理法におけるハクビシンの扱い

ハクビシンは、鳥獣保護管理法の対象となる野生動物です。

自宅の屋根裏や敷地内に棲みついていても、捕獲する場合は自治体の許可が必要です。

違反内容によっては、1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金が科せられます。

また、ハクビシンを追い払うことは禁止されていませんが、傷つけることは違反とみなされるため注意が必要です。

蚊取り線香はハクビシンに効果はあるの?

蚊取り線香は、ハクビシンを駆除したり追い出したりする効果はありません。

蚊取り線香は蚊を対象に作られた製品であり、ハクビシンのような哺乳類への効果はないです。

煙やニオイを警戒して一時的に逃げる可能性はあるものの、有効な対策にはならないでしょう。

蚊取り線香はハクビシンに効果はあるの?

・蚊取り線香の成分

・ハクビシンへの影響はほとんどない

・煙に驚いて逃げる可能性はある

蚊取り線香の成分

蚊取り線香には、ピレスロイドという殺虫成分が使用されています。

ピレスロイドは、除虫菊に含まれる成分で、蚊やハエといった昆虫や両生類、爬虫類に対して効果的です。

煙に驚くことはありますが、蚊取り線香の成分に効き目はありません。

ハクビシンへの影響はほとんどない

蚊取り線香を屋根裏や床下で使用しても、ハクビシンを追い出す効果は期待できません。

また、火が消えるまで見張り続けるのも困難なほか、効果を高めようと複数設置すると火災の危険が高まります。

費用対効果が低く、火災のリスクもあるため、ハクビシン対策としての使用は避けたほうが無難です。

煙に驚いて逃げる可能性はある

蚊取り線香の煙や普段とは異なるニオイを警戒し、ハクビシンが一時的にその場所から離れる可能性はあります。

ただし、あくまでも煙に驚いて逃げたにすぎず、蚊取り線香の成分が効いたわけではありません。

煙がなくなれば再び戻ってきて、棲みつくこともあります。

ハクビシンの追い出しに有効な駆除グッズ

ハクビシンを住宅から追い出す際は、忌避剤や燻煙剤、超音波装置などが有効です。

捕獲や殺傷を目的としたグッズではないものの、ニオイや煙、音によってハクビシンを遠ざける効果があります。

適した使用場所は異なるため、被害状況に合わせて選びましょう。

ハクビシンの追い出しに有効な駆除グッズ

・忌避剤

・燻煙剤

・超音波

ハクビシンに有効な忌避剤

ハクビシンが嫌がるニオイや刺激を利用して、建物から追い出したり、近づきにくくしたりするのが忌避剤です。

主にスプレー型と設置型があり、使用場所や目的に合わせて選べます。

スプレー型は、ハクビシンの侵入口や通り道など、狙った場所に直接吹きかけられます。

ハッカや木酢液、唐辛子由来の成分などを使用した製品があり、即効性があるのが特徴です。

一方で、屋外では雨や風によって成分が流れやすく、効果は長続きしないため、定期的に散布し直す必要があります。

 設置型には、固形や顆粒などのタイプがあり、屋根裏や床下付近といった広範囲の場所の対策に長けています。

スプレー型に比べると持続期間が長く、数カ月から1年程度効果が続く製品もあります。

ただし、交換時期を過ぎると効果がなくなるため、使用方法に応じて取り換えをする必要があります。

ハクビシンに有効な燻煙剤

 燻煙剤は、煙やニオイを空間全体に広げ、棲みついたハクビシンを追い出します。

煙が届きやすいため、屋根裏や床下など、ハクビシンの居場所を直接確認しにくい場所の対策に適しています。

ただし、効果は持続しにくく、煙が消えれば再侵入される可能性も。

使用時には、人やペットを室外へ移動させ、食品や精密機器などの保護を行う必要があります。

すべての燻煙剤がハクビシンに対応しているわけではなく、ネズミなどの小型害獣のみを対象とした製品もあるため、購入前に確認しておきましょう。

ハクビシンに有効な超音波

超音波装置は、人には聞こえにくい高周波数の音を発生させ、ハクビシンが近づきにくい環境を作ります。

薬剤や煙を使用せず、ニオイが残らない点がメリットです。

しかし、壁や柱、家具などの障害物によって遮られ、設置する位置によっては、ハクビシンのいる場所まで届きません。

同じ音を出し続けると、ハクビシンが慣れてしまう可能性もあるため、周波数を自動で切り替えられる製品を選び、忌避剤などと併用しましょう。

ハクビシンが嫌がるニオイ

ハクビシンは嗅覚が優れており、木酢液やハッカ、唐辛子など、刺激やクセの強いニオイを嫌う傾向があります。

苦手なニオイを用いることで、ハクビシンを一時的に遠ざけることも可能です。

ただし、時間がたつとニオイに慣れたり、雨風によって薄れたりするため、効果は長く続きません。

使用する際は製品の注意事項を守り、人やペットへの影響にも配慮しましょう。

ハクビシンが嫌がるニオイ

・木酢液の香り

・ハッカやミントなど清涼感の強い香り

・唐辛子やワサビなど刺激の強い香り

・ナフタリンなどの化学香料の香り

・天敵のニオイ

木酢液の香り

 木酢液は木炭を作る際に発生する液体で、酢酸やフェノール類などを含み、燻製のような独特の強いニオイがあります。

侵入口や通り道の周辺に散布することで、ハクビシンを一時的に遠ざける効果が期待できます。

ただし、人にとっても刺激の強いニオイとなるため、室内で使用する場合は十分に換気を行いましょう。

ハッカやミントなど清涼感の強い香り

 ハッカやミントには、清涼感のあるニオイを生じさせるメントールが含まれています。

鼻を刺激するようなスーッとする強いニオイによって、ハクビシンを遠ざけるのに有効です。

ただし、ニオイは時間の経過や雨風によって薄れるため、定期的な散布を行わなければ継続的な効果は見込めません。

唐辛子やワサビなど刺激の強い香り

 唐辛子に含まれるカプサイシンや、ワサビに含まれるアリルイソチオシアネートは、強い刺激を与える成分です。

侵入口や通り道に設置すると、ハクビシンを遠ざける効果が期待できます。

ただし、目や皮膚に付着すると炎症を起こすおそれもあるため、使用時は手袋を着用し、子どもやペットが触れない場所で使用してください。

ナフタリンなどの化学香料の香り

 衣類用防虫剤に使われてきたナフタリンには、独特の強いニオイがあります。

しかし、ナフタリンは人体への発がん性も疑われているため、ハクビシン対策としてはおすすめできません。

多量の使用はなるべく避けるか、ほかの忌避剤や追い出し方法を検討してください。

天敵のニオイ

 ハクビシンは、天敵であるイヌやネコ、オオカミなどのニオイを避ける傾向があります。

天敵の尿を利用した忌避剤を侵入口や通り道の周辺に設置することで、ハクビシンを一時的に近づきにくくする効果が期待できます。

ただし、ハクビシンがニオイに慣れると効果が弱まってしまうため、追い出したあとは侵入口をふさぎ、再侵入を防ぐことが重要です。

ハクビシンが家に棲みついているサインとは

夜に聞こえる鳴き声や悪臭、フンや足跡などの痕跡がある場合、すでに屋根裏や住宅周辺にハクビシンが棲みついている可能性があります。

放置すると被害が拡大していくため、早めに気づくことが大切です。

ここでは、ハクビシンが家に棲みついているときの主なサインを解説します。

ハクビシンが家に棲みついているサインとは?

・鳴き声がする

・家のまわりに足跡がある

・フンが落ちていてニオイがする

・足音など物音がする

鳴き声がする

夜に屋根裏や床下などから「キィキィ」「キューキュー」といった鳴き声が聞こえたら、ハクビシンが棲みついている可能性があります。

繁殖期や縄張り争いの時期は鳴き声が大きくなるため、うるさいと感じる人も多くなるでしょう。

「キューキュー」「クルルル」という高く細い鳴き声が聞こえたら繁殖まで進んでいるかもしれません。

家のまわりに足跡がある

家の周囲に足跡がある場合は、ハクビシンが棲みついている有力なサインです。

ハクビシンの足跡は肉球と指が離れており、大きさは前も後ろも4~5cm程度です。

庭、畑などに足跡が残されていたら、自宅周辺にハクビシンが潜んでいる可能性が高いといえます。

フンが落ちていてニオイがする

屋根裏や玄関、庭などにフンが落ちていたり、室内で獣臭やアンモニア臭がする場合は、ハクビシンが棲みついている可能性が高いです。

ハクビシンは同じ場所にフンをするため糞という習性があり、天井裏や屋根裏にフンや尿が溜まると強烈なアンモニア臭を発します。

ニオイが強烈だと、換気や消臭では消えないこともあります。

足音など物音がする

夜に屋根裏や床下から足音や物音が聞こえたら、ハクビシンが棲みついて動き回っている可能性があります。

ハクビシンの体重は3~4kgほどあるため、ネズミなどの小動物に比べると物音が大きいです。

音が聞こえる場所が日によって異なる場合は家の中で移動している可能性があり、その分被害範囲も広がっていると考えられます。

ハクビシンが家に棲みつくと発生する被害

ハクビシンが棲みつくと、悪臭や騒音、健康などさまざまな被害が発生します。

放置すると住宅の劣化につながり、被害の進行とともに修繕費が高額になるため、早めの対策が重要です。

ここでは、ハクビシンが家に棲みついた場合に発生する主な被害について解説します。

ハクビシンが家に棲みつくと発生する被害

・悪臭

・騒音

・病原菌

・住宅劣化

悪臭

ハクビシンは同じ場所にフンをするため糞という習性があり、糞尿が溜まることでニオイが強くなります。

時間が経つとニオイは天井や壁を通して室内まで広がることも。

糞尿が断熱材や木材に染み込むとニオイは簡単には取れず、清掃やリフォームが必要になり、高額な修繕費が発生するかもしれません。

騒音

ハクビシンは夜行性の動物のため、夜になると活発に動き始めます。

夜に屋根裏や床下、ベランダなどを走る足音や物を引っかく音、鳴き声などが原因で睡眠を妨げられてしまうかもしれません。

複数が棲みついている場合は物音がさらに大きくなり、慢性的な睡眠不足やストレスの原因となります。

病原菌

ハクビシンの体や糞尿には、ノミやダニ、病原菌が付着しています。

サルモネラ菌やレプトスピラ症などの感染症の原因になるケースもあり、小さな子どもや高齢者がいる家庭ではとくに注意が必要です。

感染症名 主な病状 潜伏期間 致死量
サルモネラ菌 腹痛、下痢、発熱、嘔吐など 5~72時間 0.1~0.2%
レプトスピラ症 発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、消化器症状、皮疹、黄疸、肝不全、腎不全など 5~14日 5~20%
疥癬 強いかゆみ、赤い発疹 1~2か月 ほぼ0%
狂犬病 発熱、錯乱、嘔吐、恐水症など 1~2か月 ほぼ100%
SARS 発熱、悪寒、筋肉痛、肺炎など 2~10日 約10%
重症熱性血小板減少症候群(SFTS) 発熱、消化器症状、腹痛、筋肉痛、神経症状、リンパ節腫脹、出血症状 6日~14日 10~30%
カンピロバクター 腹痛、嘔吐、下痢、血便、発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛など 2~5日 ほぼ0%
エルシニア感染症 発熱、腹痛、下痢、関節炎 1日~14日 ほぼ0%

住宅劣化

ハクビシンが棲みつくと、住宅の劣化にもつながります。

糞尿による湿気で木材や断熱材が傷み、シミができたり天井が腐って落ちたりすることもあります。

配線や断熱材をかじられることで、漏電や断熱性能の低下につながるほか、被害が進行すると建物の資産価値が下がる可能性があります。

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ハクビシンを追い出すための正しい方法

ハクビシンを追い出すには、正しい手順で対応する必要があります。

帰巣本能が強い動物なので、一度追い出しても侵入口を塞がなければ根本的な解決にはなりません。

健康被害やケガのリスクもあるため、自分で対応する場合は十分に注意してください。

ハクビシンを追い出すための正しい方法

①棲みついている場所の特定

②駆除道具を用意する

③服装を整える

④罠を設置する

⑤忌避剤を使用する

⑥清掃・消毒をする

⑦侵入経路を塞ぐ

⑧寄り付かない環境を作る

自分で駆除する場合は細心の注意を

ハクビシンはノミやダニ、病原菌を持っている可能性があり、フンや体毛に触れるのは危険です。

追いつめられると威嚇したり嚙みついたりすることもあるので、ケガを負うことも。

また、ハクビシンは鳥獣保護管理法で保護されているため、許可なく捕獲や殺傷を行うことは禁じられており、違反すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金が課せられます。

屋根裏や床下での作業は転落や配線破損などのリスクや、ネズミやゴキブリ、ムカデ、シロアリなどの害獣害虫が潜んでいる可能性も考えられます。

自分で駆除を行う場合はさまざまな危険があることを認識し、少しでも不安な場合は無理をせずプロに相談するのが安心です。

参考

環境省「狩猟制度の概要」

①棲みついている場所の特定

まずは、ハクビシンが棲みついている場所や侵入経路を特定します。

ハクビシンは屋根裏や床下に潜んでいることが多いため、点検口から様子を確認しましょう。

フンが溜まっていたり断熱材が荒らされている場合、すでに棲みついている可能性があります。

また、ハクビシンは3~4cm程度のすき間があれば侵入できるため、通気口や外壁のすき間などが侵入経路になっているかもしれません。

②駆除道具を用意する

棲みついている場所や侵入経路の確認後は、追い出し作業や清掃、侵入防止に必要な道具を準備します。

ハクビシンの体や糞尿には病原菌や寄生虫が付着している可能性があるため、作業の際はゴム手袋や防塵マスク、ゴーグルなどを着用して作業してください。

追い出しには忌避剤や燻煙剤、清掃には消毒液や雑巾、侵入防止には金網や防獣ネット、コーキング材などを使用します。

道具 商品 用途 重要度
ゴム手袋 糞尿の直接接触を防ぐ 〇
ゴーグル 粉じんや異物が目に入るのを防ぐ 〇
防塵マスク 病原菌や悪臭の吸入を防ぐ 〇
作業着 フンや害虫から身を守る 〇
スプレー型
忌避剤
スプレーを噴射してイタチを追い出す 〇
置き型忌避剤 設置することでイタチを忌避させる 〇
燻煙剤 煙とニオイによってイタチを追い出す 〇
消毒薬 糞尿で汚染した箇所を殺菌・消毒する 〇
雑巾 消毒液を含ませ、汚れや菌を拭き除く 〇
ハンディクリーナー フンやホコリを吸引、除去する △
金網 イタチの侵入経路を物理的に防ぐ △
パンチングメタル 通気性を保ちつつ、侵入阻止する △
コーキング材 建物の隙間を密閉する △
コーキングガン コーキング材によって隙間を封じる △
防獣ネット ナイロン製のネットで侵入を防ぐ △
防獣パテ 排気口やすき間を埋めて再侵入を防ぐ △
ヘッドライト 暗所を明るく照らし、安全な作業環境を確保する △

③服装を整える

ハクビシンのフンや尿には、病原菌やノミやダニなどの害虫が潜んでいることがあります。

屋根裏や床下で作業を行う際は、肌の露出を避け、防護具を着用して作業しましょう。

粉じんやホコリを吸い込んだり、糞尿に直接触れたりしないようにマスクの着用も必須です。

山本光学 保護ゴーグル YG-5090HFN

屋根裏や床下は、乾燥したフンやホコリが粉じんになって空気中に舞いやすく、目から細菌や異物が入る危険があります。

顔に密着するタイプの保護ゴーグルを使用してください。

興研 防じんマスク 7121R-03型 RL3タイプ

乾燥したフンやホコリを吸い込むと、感染症やアレルギー症状、呼吸器への悪影響が出る可能性があります。

防じんマスクを着用することで、粉じんや悪臭の吸い込みを防げます。

すき間からの侵入を防ぐためにも、鼻と口を覆うタイプのマスクを選びましょう。

不織布つなぎ服 防塵タイプ

作業時は長袖長ズボンのつなぎ服など、肌が露出しない服装を着用すると、ハクビシンのフンやノミ、ダニが服に付着するのを防げます。

衛生面を考えると、使用後に廃棄できる使い捨てタイプの不織布つなぎ服が安心です。

④罠を設置する

ハクビシンを捕獲する罠の設置も有効です。

ただし、ハクビシンは鳥獣保護管理法で保護されている動物のため、許可なく捕獲することは禁止されています。

罠を設置する場合は、事前に自治体の許可を取得する必要があり、捕獲後の対応も自分で行わなければなりません。

購入もしくは自治体から借りる

ハクビシンの捕獲には箱わなと呼ばれる罠を使用します。

市販の箱わなを購入することもできますが、1台当たり数千円から1万円程度かかることもあります。

罠の貸し出しを行っている自治体もあるため、まずはお住まいの市町村に相談してみることもおすすめです。

貸し出しには申請手続きや使用期間の制限があることが多いため、事前に条件や注意事項を確認しましょう。

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捕獲方法

罠は、足跡やフンが見つかった場所や、床下の換気口、外壁のすき間といった侵入口付近など、ハクビシンの通り道になっている場所に設置します。

エサはバナナや果物、甘い菓子類を使用し、設置後は長時間放置しないように1日1回以上は確認しましょう。

捕獲後は、山林や河川敷など人里離れた場所に逃がしてください。

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⑤忌避剤を使用する

ハクビシンを捕獲せずに追い出したい場合は、忌避剤の使用がおすすめです。

ハクビシンが嫌がる強烈な強いニオイや刺激を与えることで、近づきにくくする効果があります。

天然成分を使用しているため、子どもやお年寄りがいる家庭でも安心です。

犬・猫・獣いやがるスプレー

スプレータイプの忌避剤は、通気口や外壁のすき間、配管周辺などの侵入経路に噴射します。

ハクビシンが嫌がるニオイを放って近づきにくくし、数日から1週間ほど継続して使用すると効果を発揮します。

バルサン ワンタッチ煙タイプ

屋根裏や床下など広い範囲にハクビシンが棲みついている場合は、煙タイプの忌避剤が効果的です。

煙とニオイが空間全体に広がることで、追い出し効果が期待できます。

水や火を使わず、蓋をこするだけで煙を発生させられるため、手間もかかりません。

⑥清掃・消毒をする

ハクビシンを追い出した後は、清掃と消毒を行います。

糞尿を放置すると悪臭が残るだけでなく、ノミやダニ、病原菌が発生する原因になります。

糞尿が断熱材や木材に染み込むと住宅の劣化につながるため、早めに対応しましょう。

消毒用エタノール IPA スプレー式

糞尿が付着している場所は、消毒用エタノールなどを使用して殺菌を行います。

乾燥したフンをそのまま掃除すると粉じんが舞う可能性があるため、先に消毒液で湿らせてから拭き取るようにしましょう。

掃除に使用した雑巾や手袋は密閉して処分し、作業後は手洗いとうがいを徹底してください。

⑦侵入経路を塞ぐ

ハクビシンは帰巣本能があり、一度棲みついた場所に戻ろうとする習性があるため、侵入経路は確実に塞ぐ必要があります。

外壁のひび割れ、通気口、配管まわりなど侵入口になりうる場所を金網やパンチングメタル、防獣パテなどで封鎖してください。

金網

金網は通気性と強度を兼ね備えており、通気口や床下換気口など空気の通り道を塞ぐ際に適しています。

ペンチや金切りばさみで切ってサイズを調整すれば、さまざまな場所に使用可能です。

網目が粗いと通り抜けられる可能性があるため、網目の細かいタイプがおすすめです。

パンチングメタル

パンチングメタルは金属板に穴を開けた資材で、見た目がすっきりしており耐久性も高いのが特徴です。

通気性を確保しながら侵入を防げるため、通気口や換気口などに使用されます。

丈夫で長期間使用可能ですが、設置には専用の工具が必要です。

防獣ネット

防獣ネットはナイロンやポリエチレン製で、軽量で柔軟性がある資材です。

ベランダや軒下、庭など広い範囲を囲いたい際に向いています。

金属製に比べると耐久性が低いため、嚙み切られていないか定期的に確認する必要があります。

防獣パテ

配管まわりや外壁のひび割れなど、小さな隙間を塞ぐ際には防獣パテが有効です。

すき間を埋めるだけでなく、害獣が嫌がる成分が含まれている製品もあり、侵入防止と忌避の両方の効果が期待できます。

コーキング材

数センチ程度のすき間やひび割れにはコーキング材を使用します。

防水性のあるタイプなら、雨水の侵入防止も可能です。

コーキングガンを使用することで均一に隙間を埋められるため、確実な侵入経路の封鎖につながります。

⑧寄り付かない環境を作る

再びハクビシンが来ないようにするためには、住宅周辺の環境を見直すことが重要です。

エサ場や水、隠れる場所があると戻ってくる可能性があるため、住宅周辺を清潔に保ち、寄りつきにくい環境を作りましょう。

ゴミ置き場の対策

生ゴミは蓋付きの容器に入れて密閉し、ゴミ置き場はネットをかけるなどして荒らされないようにしましょう。

屋外に生ゴミを放置すると、ニオイにつられてハクビシンが近づく原因になります。

エサ場をなくす

庭や敷地内にペットフードや食べ残しを放置すると、ハクビシンが食べに現れます。

ハクビシンの捕食対象である小動物や害虫が集まるきっかけにもなるため、結果的にエサ場を提供することになってしまいます。

不要な段ボールや木材、伸びた雑草などは隠れ場所になるため、定期的に整理整頓や清掃を行いましょう。

水飲み場をなくす

ハクビシンは水辺を好むため、水がたまる場所をなくすことも重要です

庭のバケツや容器、雨水がたまる場所がないか定期的に確認してください。

池や水槽がある場合は、防獣ネットを設置するのも効果的です。

唐辛子やニンニクを配置する

ハクビシンは刺激の強いニオイを嫌うため、唐辛子やニンニクなどを侵入口付近や通り道に置く方法も有効です。

唐辛子に含まれているカプサイシンとニンニクに含まれているアリシンは、いずれもハクビシンが嫌う成分です。

ただし、自然由来の成分で時間の経過とともに効果は薄れていくため、市販の忌避剤と併用して使用してください。

周辺住民への配慮が必要

ハクビシン対策は、強いニオイを発する忌避剤や煙を噴射する薬剤などを使用するため、周辺住民への配慮が欠かせません。

罠の使用や侵入経路の封鎖作業によって、危険や不安を感じさせることもあります。

作業を行う前には、近隣住民へ一言伝えておくとトラブルを防止できます。

ハクビシン対策は蚊取り線香よりもプロへの相談がおすすめ

蚊取り線香の煙やニオイは、ハクビシンを一時的に遠ざけられる効果がありますが、確実な効果は期待できません。

被害を根本的に解決するには、追い出しに加えて、侵入口の封鎖や糞尿の清掃・消毒、再侵入対策が必要です。

ご自身で一連の作業を行うのはケガや感染症のリスクがあるため、専門の駆除業者に相談しましょう。

害獣お助け本舗では、ハクビシンをはじめとするさまざまな害獣駆除を承っています。

被害にお困りの際は、お気軽にお問い合わせください。

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害獣お助け本舗編集部

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