夜になると自宅の周辺や天井、屋根裏から「キューキュー」や「キーキー」といった鳴き声が聞こえてきたら、その正体はハクビシンかもしれません。
放置すると自宅に棲みつかれ、騒音だけでなく、糞尿による悪臭や建物の劣化、健康被害につながる恐れがあるため注意が必要です。
この記事では、ハクビシンの鳴き声の特徴や自宅に棲みついた場合の対処方法を解説します。
ハクビシン被害にお困りの方はぜひ参考にしてください。
このような方におすすめ
- 夜になると動物の鳴き声が聞こえて困っている方
- 自宅にハクビシンが棲みついているかもしれないと悩んでいる方
- 自分でできるハクビシンの駆除や予防策を知りたい方
- ハクビシン駆除の信頼できる依頼先を知りたい方

※1 対応地域・加盟店・現場状況により、お事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます
※2 対応地域・対応する加盟店により異なります
※3 延長保証は一部エリアのみご提供、再発防止がついている場合にかぎります
ハクビシンには4種類の鳴き声がある

ハクビシンは状況に応じて複数の鳴き声を発します。
鳴き声の違いを知ることで、ハクビシンの状態をある程度判断できるようになります。
ここでは、代表的な4種類の鳴き声について詳しく解説します。
ハクビシンには4種類の鳴き声がある
・通常時の鳴き声
・ケンカ時の鳴き声
・威嚇時の鳴き声
・子どもの鳴き声
通常時の鳴き声
ハクビシンが平常時に発するのは、「キィキィ」「キューキュー」といった高音の鳴き声です。
夜間に断続的に聞こえることが多く、音が自宅周辺に反響して騒音被害を受けることがあります。
最もよく聞こえる鳴き声なので、近くにハクビシンがいるサインになります。
ケンカ時の鳴き声
ハクビシン同士が縄張りやエサ、繁殖を巡って争うときは、「キーキー」「キャーーッ」といった叫ぶような鳴き声を発します。
猫のケンカに似ていますが、より甲高く激しいため騒がしいと感じる人もいるかもしれません。
複数のハクビシンが声を発すると、睡眠の妨げやストレスとなります。
威嚇時の鳴き声
ハクビシンは危険を感じたり、驚いたりしたときには「シャー」「ガァー」といった低く唸るような鳴き声を出します。
外敵に対する威嚇行動の一つであり、子どもを守るために攻撃的になっていることも。
威嚇状態のハクビシンに近づくと噛みつかれてケガをする恐れがあるため、威嚇のように感じる声が聞こえる場合は無下に近づかないようにしましょう。
子どもの鳴き声
ハクビシンの子どもは、「クルルル」「ピーピー」といった高く細い鳴き声を発します。
空腹時や不安を感じたときのほかに母親を呼ぶ際によく聞かれ、大人よりも甲高く、短く連続して鳴くのが特徴です。
子どもの鳴き声が聞こえたら、繁殖が行われている可能性が高いといえます。
ハクビシンと鳴き声が似ている動物との違い

ハクビシン以外にも、イタチやアライグマ、タヌキ、テンなど、似たような声を出す動物が存在します。
鳴き声だけで特定するのは難しいものの、音の特徴や鳴き方、出没場所などである程度の判断が可能です。
ただし、いずれもハクビシンと同じく夜行性のため、時間帯で判別するのは困難です。
ここでは、ハクビシンと間違えやすい代表的な動物との違いを解説します。
ハクビシンと鳴き声が似ている動物との違い
・イタチ
・テン
・アライグマ
・タヌキ
・アナグマ
イタチ
イタチの鳴き声は「キーキー」「クククク」といった甲高い声が特徴で、威嚇時には「キッキッキーッ」といった荒々しい鳴き声を発します。
ハクビシンよりも一回の鳴き声が短く、素早く途切れる傾向があります。
また、イタチはハクビシンに比べて小柄なので、足音やフンが小さい点も見分けるポイントです。
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テン
テンは「ギュッギュッ」「キャッキャ」「フィヤフィヤ」といった、高音で耳に響く声で鳴きます。
ハクビシンに比べるとテンのほうが短い間隔で鳴く傾向にあるほか、威嚇時は「ギャーウー」といった低めの声で鳴くのが特徴です。
テンはイタチと同様に小柄なため、足音やフンが小さければテンの可能性が考えられます。
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アライグマ
アライグマは「クルルル」「キュッキュッ」といった高音で鳴きます。
ハクビシンと比べると、声の伸びが少なくリズミカルで小刻みに鳴くのが特徴です。
見た目や大きさがハクビシンと似ていますが、アライグマは人間の手のような足跡を残します。
ハクビシンは犬や猫のように肉球の足跡を残すため、足跡の形が見分けるポイントです。
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タヌキ
タヌキは「クーン」「キューン」といった犬のような鳴き声を発することが多く、ハクビシンよりもやや柔らかい印象です。
警戒時や興奮時には「ギャー」と大きく鳴いたり「ヴゥー」と低い声でうなり声をあげることもあります。
タヌキは高所が苦手なため、鳴き声が地面に近い場所から聞こえる場合は、タヌキがいる可能性も疑いましょう。
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アナグマ
アナグマの鳴き声は「クククク」「グァーグァー」という低く野太い音が特徴で、ハクビシンのような高音とは異なるため、比較的聞き分けやすいです。
ほかにも「グエグエ」「ブゥッブゥッ」といったのどを鳴らすような短い音を出すこともあります。
また高所が苦手なため、床下から鳴き声が聞こえる場合はアナグマが棲みついているサインかもしれません。
ハクビシンってどんな動物?

ハクビシンは、ネコ目ジャコウネコ科に分類される中型の哺乳類で、東南アジアを原産とする外来種です。
日本では1943年に静岡県で初めて野生のハクビシンが発見されており、現在では北海道から本州まで幅広く生息し、都市部や郊外でもその姿が見られます。
体長は約60cm前後、尾は約40cmほどと細長い体で尾が長く、顔の中央に白い筋があるのが特徴です。
夜行性で冬眠はせず、冬の間は寒さをしのぐために屋根裏や床下に侵入して生活しています。
小動物や果物、野菜などさまざまな食べ物をエサとし、果樹園や田畑を荒らすこともあります。
ハクビシンってどんな動物?
・基本的には臆病でおとなしい性格
・危険を感じると凶暴化する
・ハクビシンのフンの特徴
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基本的には臆病でおとなしい性格
ハクビシンは臆病でおとなしい性格をしており、人間を見ても襲い掛かることはほとんどありません。
人と対峙しても素早い動きで逃げ回り、細長い身体を活かして小さなすき間に入り込みます。
夜行性のため、屋根裏など人目につかない場所をねぐらにすることも。
外敵から身を守れる安全な場所を求めて、エサがなくても住宅の屋根裏などに棲みつきます。
危険を感じると凶暴化する
普段はおとなしいハクビシンですが、危険を感じたり追い詰められたりすると、威嚇や攻撃をします。
夏から秋にかけてはハクビシンが繁殖期となり、子育て中は警戒心が特に強くなるため注意が必要です。
無理に捕まえようとすると噛みつかれたり引っかかれたりして、大きなケガにつながることもあるため、ハクビシンを発見してもむやみに近づかない方がよいです。
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ハクビシンのフンの特徴
ハクビシンのフンは5〜15cmほどの長さで、黒から茶色の棒状サイズです。
通り道となる雨どいやベランダ付近で見られることが多いほか、同じ場所に繰り返し排泄するため糞という習性があります。
屋根裏や天井裏のほか、庭や通路などはフンが溜まりやすい場所です。
フン自体は強烈なアンモニア臭を発し、量が増えると悪臭がひどくなり、天井や床の腐食といった被害にもつながります。
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ハクビシンの鳴き声の対処方法

ハクビシンは夜行性のため夜間に鳴き声が響くことが多く、睡眠の妨げやストレスの原因になります。
繁殖期や縄張り争いをしていると、さらに鳴き声が大きくなることも。
まずは鳴き声がどこから聞こえているのかを確認し、状況に合わせて対策を行うことが重要です。
ハクビシンの鳴き声の対処方法
・近隣から聞こえる時
・自宅の敷地内から聞こえる時
近隣から聞こえる時
鳴き声が近所の屋根や空き家、林などから聞こえる場合、自力で追い払うのは難しいため自治体に相談するのがおすすめです。
耳栓をする、防音素材を取り付けるといった騒音対策も有効ではあるものの、根本的な解決にはなりません。
自治体に相談する
近隣の空き家や公園、山林などからハクビシンの鳴き声が聞こえる場合は、自治体への相談が有効です。
自治体によっては害獣対策の窓口があり、捕獲業者の紹介や対応方法を教えてもらえることがあります。
市町村によって対策内容が異なるため、まずはお住まいの自治体に問い合わせて、どんな対応が可能か確認してみましょう。
耳栓やノイズキャンセルイヤホンを使用をする
即日できる対策として、耳栓やノイズキャンセルイヤホンを使用する方法があります。
ハクビシンの鳴き声は高音で夜中に響くため、物理的に耳を塞ぐことで睡眠への影響を軽減できます。
鳴き声によるストレスを減らす応急対策としては効果的です。
防音素材を取り付ける
防音カーテンや防音シート、防音パネルなどを窓や壁、天井などに設置することで、外からの鳴き声を軽減できます。
気になる部分に取り付けることで一定の騒音被害を抑えられます。
自宅の敷地内から聞こえる時
鳴き声が屋根裏や床下、庭など自宅の敷地内から聞こえる場合は、すでにハクビシンが棲みついているかもしれません。
騒音対策ではなく、追い出しや侵入防止対策を行うことが重要です。
放置するとフンや悪臭、天井のシミなどといった被害が発生する可能性があります。
追い出し(駆除)
ハクビシンは鳥獣保護管理法で保護されているため、許可なく捕獲や殺傷することはできません。
自治体の許可を取ることで捕獲が可能になりますが、放獣まで自らで行う必要があります。
初心者にはハードルが高いので、追い出して戻ってこないようにする対策がおすすめです。
屋根裏や床下などハクビシンが棲みついている場所に忌避剤を散布すると、追い出しに効果的です。
追い出した後は侵入口となるすき間を金網や補修材などで塞ぎ、再侵入を防ぎましょう。
嫌がる環境を作る
ハクビシンが家のまわりに来る場合は、嫌がる環境を作って近づかせないことが大切です。
ハクビシンは光や音、強いニオイを嫌うためLEDライトやセンサーライト、超音波装置を庭や玄関に設置すると効果的です。
家のまわりにはエサとなる生ゴミを放置せず、蓋つきのゴミ箱で管理してください。
ハクビシンが家に棲みついているサインとは

夜に聞こえる鳴き声や悪臭、フンや足跡などの痕跡がある場合、すでに屋根裏や住宅周辺にハクビシンが棲みついている可能性があります。
放置すると被害が拡大していくため、早めに気づくことが大切です。
ここでは、ハクビシンが家に棲みついているときの主なサインを解説します。
ハクビシンが家に棲みついているサインとは?
・鳴き声がする
・家のまわりに足跡がある
・フンが落ちていてニオイがする
・足音など物音がする
鳴き声がする
夜に屋根裏や床下などから「キィキィ」「キューキュー」といった鳴き声が聞こえたら、ハクビシンが棲みついている可能性があります。
繁殖期や縄張り争いの時期は鳴き声が大きくなるため、うるさいと感じる人も多くなるでしょう。
「キューキュー」「クルルル」という高く細い鳴き声が聞こえたら繁殖まで進んでいるかもしれません。
家のまわりに足跡がある
家の周囲に足跡がある場合は、ハクビシンが棲みついている有力なサインです。
ハクビシンの足跡は肉球と指が離れており、大きさは前も後ろも4~5cm程度です。
庭、畑などに足跡が残されていたら、自宅周辺にハクビシンが潜んでいる可能性が高いといえます。
フンが落ちていてニオイがする
屋根裏や玄関、庭などにフンが落ちていたり、室内で獣臭やアンモニア臭がする場合は、ハクビシンが棲みついている可能性が高いです。
ハクビシンは同じ場所にフンをするため糞という習性があり、天井裏や屋根裏にフンや尿が溜まると強烈なアンモニア臭を発します。
ニオイが強烈だと、換気や消臭では消えないこともあります。
足音など物音がする
夜に屋根裏や床下から足音や物音が聞こえたら、ハクビシンが棲みついて動き回っている可能性があります。
ハクビシンの体重は3~4kgほどあるため、ネズミなどの小動物に比べると物音が大きいです。
音が聞こえる場所が日によって異なる場合は家の中で移動している可能性があり、その分被害範囲も広がっていると考えられます。
ハクビシンが家に棲みつくと発生する被害

ハクビシンが棲みつくと、悪臭や騒音、健康などさまざまな被害が発生します。
放置すると住宅の劣化につながり、被害の進行とともに修繕費が高額になるため、早めの対策が重要です。
ここでは、ハクビシンが家に棲みついた場合に発生する主な被害について解説します。
ハクビシンが家に棲みつくと発生する被害
・悪臭
・騒音
・病原菌
・住宅劣化
悪臭
ハクビシンは同じ場所にフンをするため糞という習性があり、糞尿が溜まることでニオイが強くなります。
時間が経つとニオイは天井や壁を通して室内まで広がることも。
糞尿が断熱材や木材に染み込むとニオイは簡単には取れず、清掃やリフォームが必要になり、高額な修繕費が発生するかもしれません。
騒音
ハクビシンは夜行性の動物のため、夜になると活発に動き始めます。
夜に屋根裏や床下、ベランダなどを走る足音や物を引っかく音、鳴き声などが原因で睡眠を妨げられてしまうかもしれません。
複数が棲みついている場合は物音がさらに大きくなり、慢性的な睡眠不足やストレスの原因となります。
病原菌
ハクビシンの体や糞尿には、ノミやダニ、病原菌が付着しています。
サルモネラ菌やレプトスピラ症などの感染症の原因になるケースもあり、小さな子どもや高齢者がいる家庭ではとくに注意が必要です。
| 感染症名 | 主な病状 | 潜伏期間 | 致死率 |
| サルモネラ菌 | 腹痛、下痢、発熱、嘔吐など | 5~72時間 | 0.1~0.2% |
| レプトスピラ症 | 発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、消化器症状、皮疹、黄疸、肝不全、腎不全など | 5~14日 | 5~20% |
| 疥癬 | 強いかゆみ、赤い発疹 | 1~2か月 | ほぼ0% |
| 狂犬病 | 発熱、錯乱、嘔吐、恐水症など | 1~2か月 | ほぼ100% |
| SARS | 発熱、悪寒、筋肉痛、肺炎など | 2~10日 | 約10% |
| 重症熱性血小板減少症候群(SFTS) | 発熱、消化器症状、腹痛、筋肉痛、神経症状、リンパ節腫脹、出血症状 | 6日~14日 | 10~30% |
| カンピロバクター | 腹痛、嘔吐、下痢、血便、発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛など | 2~5日 | ほぼ0% |
| エルシニア感染症 | 発熱、腹痛、下痢、関節炎 | 1日~14日 | ほぼ0% |
住宅劣化
ハクビシンが棲みつくと、住宅の劣化にもつながります。
糞尿による湿気で木材や断熱材が傷み、シミができたり天井が腐って落ちたりすることもあります。
配線や断熱材をかじられることで、漏電や断熱性能の低下につながるほか、被害が進行すると建物の資産価値が下がる可能性があります。

ハクビシンを追い出すための正しい方法

ハクビシンを追い出すには、正しい手順で対応する必要があります。
帰巣本能が強い動物なので、一度追い出しても侵入口を塞がなければ根本的な解決にはなりません。
健康被害やケガのリスクもあるため、自分で対応する場合は十分に注意してください。
ハクビシンを追い出すための正しい方法
①棲みついている場所の特定
②駆除道具を用意する
③服装を整える
④罠を設置する
⑤忌避剤を使用する
⑥清掃・消毒をする
⑦侵入経路を塞ぐ
⑧寄り付かない環境を作る
自分で駆除する場合は細心の注意を
ハクビシンはノミやダニ、病原菌を持っている可能性があり、フンや体毛に触れるのは危険です。
追いつめられると威嚇したり嚙みついたりすることもあるので、ケガを負うことも。
また、ハクビシンは鳥獣保護管理法で保護されているため、許可なく捕獲や殺傷を行うことは禁じられており、違反すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金が課せられます。
屋根裏や床下での作業は転落や配線破損などのリスクや、ネズミやゴキブリ、ムカデ、シロアリなどの害獣害虫が潜んでいる可能性も考えられます。
自分で駆除を行う場合はさまざまな危険があることを認識し、少しでも不安な場合は無理をせずプロに相談するのが安心です。
参考
環境省「狩猟制度の概要」
①棲みついている場所の特定
まずは、ハクビシンが棲みついている場所や侵入経路を特定します。
ハクビシンは屋根裏や床下に潜んでいることが多いため、点検口から様子を確認しましょう。
フンが溜まっていたり断熱材が荒らされている場合、すでに棲みついている可能性があります。
また、ハクビシンは3~4cm程度のすき間があれば侵入できるため、通気口や外壁のすき間などが侵入経路になっているかもしれません。
②駆除道具を用意する
棲みついている場所や侵入経路の確認後は、追い出し作業や清掃、侵入防止に必要な道具を準備します。
ハクビシンの体や糞尿には病原菌や寄生虫が付着している可能性があるため、作業の際はゴム手袋や防塵マスク、ゴーグルなどを着用して作業してください。
追い出しには忌避剤や燻煙剤、清掃には消毒液や雑巾、侵入防止には金網や防獣ネット、コーキング材などを使用します。
③服装を整える
ハクビシンのフンや尿には、病原菌やノミやダニなどの害虫が潜んでいることがあります。
屋根裏や床下で作業を行う際は、肌の露出を避け、防護具を着用して作業しましょう。
粉じんやホコリを吸い込んだり、糞尿に直接触れたりしないようにマスクの着用も必須です。
山本光学 保護ゴーグル YG-5090HFN
屋根裏や床下は、乾燥したフンやホコリが粉じんになって空気中に舞いやすく、目から細菌や異物が入る危険があります。
顔に密着するタイプの保護ゴーグルを使用してください。
興研 防じんマスク 7121R-03型 RL3タイプ
乾燥したフンやホコリを吸い込むと、感染症やアレルギー症状、呼吸器への悪影響が出る可能性があります。
防じんマスクを着用することで、粉じんや悪臭の吸い込みを防げます。
すき間からの侵入を防ぐためにも、鼻と口を覆うタイプのマスクを選びましょう。
不織布つなぎ服 防塵タイプ
作業時は長袖長ズボンのつなぎ服など、肌が露出しない服装を着用すると、ハクビシンのフンやノミ、ダニが服に付着するのを防げます。
衛生面を考えると、使用後に廃棄できる使い捨てタイプの不織布つなぎ服が安心です。
④罠を設置する
ハクビシンを捕獲する罠の設置も有効です。
ただし、ハクビシンは鳥獣保護管理法で保護されている動物のため、許可なく捕獲することは禁止されています。
罠を設置する場合は、事前に自治体の許可を取得する必要があり、捕獲後の対応も自分で行わなければなりません。
購入もしくは自治体から借りる
ハクビシンの捕獲には箱わなと呼ばれる罠を使用します。
市販の箱わなを購入することもできますが、1台当たり数千円から1万円程度かかることもあります。
罠の貸し出しを行っている自治体もあるため、まずはお住まいの市町村に相談してみることもおすすめです。
貸し出しには申請手続きや使用期間の制限があることが多いため、事前に条件や注意事項を確認しましょう。
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捕獲方法
罠は、足跡やフンが見つかった場所や、床下の換気口、外壁のすき間といった侵入口付近など、ハクビシンの通り道になっている場所に設置します。
エサはバナナや果物、甘い菓子類を使用し、設置後は長時間放置しないように1日1回以上は確認しましょう。
捕獲後は、山林や河川敷など人里離れた場所に逃がしてください。
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⑤忌避剤を使用する
ハクビシンを捕獲せずに追い出したい場合は、忌避剤の使用がおすすめです。
ハクビシンが嫌がる強烈な強いニオイや刺激を与えることで、近づきにくくする効果があります。
天然成分を使用しているため、子どもやお年寄りがいる家庭でも安心です。
犬・猫・獣いやがるスプレー
スプレータイプの忌避剤は、通気口や外壁のすき間、配管周辺などの侵入経路に噴射します。
ハクビシンが嫌がるニオイを放って近づきにくくし、数日から1週間ほど継続して使用すると効果を発揮します。
バルサン ワンタッチ煙タイプ
屋根裏や床下など広い範囲にハクビシンが棲みついている場合は、煙タイプの忌避剤が効果的です。
煙とニオイが空間全体に広がることで、追い出し効果が期待できます。
水や火を使わず、蓋をこするだけで煙を発生させられるため、手間もかかりません。
⑥清掃・消毒をする
ハクビシンを追い出した後は、清掃と消毒を行います。
糞尿を放置すると悪臭が残るだけでなく、ノミやダニ、病原菌が発生する原因になります。
糞尿が断熱材や木材に染み込むと住宅の劣化につながるため、早めに対応しましょう。
消毒用エタノール IPA スプレー式
糞尿が付着している場所は、消毒用エタノールなどを使用して殺菌を行います。
乾燥したフンをそのまま掃除すると粉じんが舞う可能性があるため、先に消毒液で湿らせてから拭き取るようにしましょう。
掃除に使用した雑巾や手袋は密閉して処分し、作業後は手洗いとうがいを徹底してください。
⑦侵入経路を塞ぐ
ハクビシンは帰巣本能があり、一度棲みついた場所に戻ろうとする習性があるため、侵入経路は確実に塞ぐ必要があります。
外壁のひび割れ、通気口、配管まわりなど侵入口になりうる場所を金網やパンチングメタル、防獣パテなどで封鎖してください。
金網
金網は通気性と強度を兼ね備えており、通気口や床下換気口など空気の通り道を塞ぐ際に適しています。
ペンチや金切りばさみで切ってサイズを調整すれば、さまざまな場所に使用可能です。
網目が粗いと通り抜けられる可能性があるため、網目の細かいタイプがおすすめです。
パンチングメタル
パンチングメタルは金属板に穴を開けた資材で、見た目がすっきりしており耐久性も高いのが特徴です。
通気性を確保しながら侵入を防げるため、通気口や換気口などに使用されます。
丈夫で長期間使用可能ですが、設置には専用の工具が必要です。
防獣ネット
防獣ネットはナイロンやポリエチレン製で、軽量で柔軟性がある資材です。
ベランダや軒下、庭など広い範囲を囲いたい際に向いています。
金属製に比べると耐久性が低いため、嚙み切られていないか定期的に確認する必要があります。
防獣パテ
配管まわりや外壁のひび割れなど、小さな隙間を塞ぐ際には防獣パテが有効です。
すき間を埋めるだけでなく、害獣が嫌がる成分が含まれている製品もあり、侵入防止と忌避の両方の効果が期待できます。
コーキング材
数センチ程度のすき間やひび割れにはコーキング材を使用します。
防水性のあるタイプなら、雨水の侵入防止も可能です。
コーキングガンを使用することで均一に隙間を埋められるため、確実な侵入経路の封鎖につながります。
⑧寄り付かない環境を作る
再びハクビシンが来ないようにするためには、住宅周辺の環境を見直すことが重要です。
エサ場や水、隠れる場所があると戻ってくる可能性があるため、住宅周辺を清潔に保ち、寄りつきにくい環境を作りましょう。
ゴミ置き場の対策
生ゴミは蓋付きの容器に入れて密閉し、ゴミ置き場はネットをかけるなどして荒らされないようにしましょう。
屋外に生ゴミを放置すると、ニオイにつられてハクビシンが近づく原因になります。
エサ場をなくす
庭や敷地内にペットフードや食べ残しを放置すると、ハクビシンが食べに現れます。
ハクビシンの捕食対象である小動物や害虫が集まるきっかけにもなるため、結果的にエサ場を提供することになってしまいます。
不要な段ボールや木材、伸びた雑草などは隠れ場所になるため、定期的に整理整頓や清掃を行いましょう。
水飲み場をなくす
ハクビシンは水辺を好むため、水がたまる場所をなくすことも重要です
庭のバケツや容器、雨水がたまる場所がないか定期的に確認してください。
池や水槽がある場合は、防獣ネットを設置するのも効果的です。
唐辛子やニンニクを配置する
ハクビシンは刺激の強いニオイを嫌うため、唐辛子やニンニクなどを侵入口付近や通り道に置く方法も有効です。
唐辛子に含まれているカプサイシンとニンニクに含まれているアリシンは、いずれもハクビシンが嫌う成分です。
ただし、自然由来の成分で時間の経過とともに効果は薄れていくため、市販の忌避剤と併用して使用してください。
周辺住民への配慮が必要
ハクビシン対策は、強いニオイを発する忌避剤や煙を噴射する薬剤などを使用するため、周辺住民への配慮が欠かせません。
罠の使用や侵入経路の封鎖作業によって、危険や不安を感じさせることもあります。
作業を行う前には、近隣住民へ一言伝えておくとトラブルを防止できます。
夜にハクビシンの鳴き声を聞いたらプロに相談を
ハクビシンの鳴き声は主に4種類あり、夜に聞こえる場合はすでに棲みついている可能性があります。
鳴き声による騒音被害だけでなく、糞尿による悪臭や健康被害、断熱材や建材の劣化などにつながることも。
被害が進行すると修繕費が高額になるため、鳴き声に気づいた時点で早めの対策が重要です。
ご自身での対策はハードルが高いため、プロの専門業者へ相談することをおすすめします。
害獣お助け本舗では、ハクビシン被害の相談を随時受け付けているので被害にお困りの際にはぜひお問い合わせください。
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