「ハクビシンをペットとして飼ってみたい」と考える人もいるかもしれません。
しかし、ハクビシンは法律上の扱いや性格、健康への悪影響など多くのハードルがあるため犬や猫のように気軽に飼える動物ではないのが現実です。
この記事では、ハクビシンを飼うために必要な方法や手続き、そしてペットにするのにおすすめできない理由について解説します。
ハクビシンを飼いたいと考えている方はぜひ参考にしてください。
このような方におすすめ
- ハクビシンをペットとして飼えるのか知りたい方
- ハクビシンを飼う際の手続きやリスクについて知りたい方
- ハクビシンの性格や飼育の難しさについて知りたい方

※1 対応地域・加盟店・現場状況により、お事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます
※2 対応地域・対応する加盟店により異なります
※3 延長保証は一部エリアのみご提供、再発防止がついている場合にかぎります
ハクビシンってどんな動物?

ハクビシンは、ネコ目ジャコウネコ科に属する外来種で、もともとは東南アジアに生息していた動物です。
1943年に静岡県で日本初の野生個体が確認されて以降、分布を広げ、現在では北海道から本州の各地で見られるようになりました。
活動は主に夜間帯で屋根裏や床下に棲みつき、冬眠はせず一年を通して行動します。
体は細長く、全長は約100cm、尾は約40cmほどあり、顔の中央に通る白いラインが大きな特徴です。
食性は幅広く、果物や野菜に加えて小動物も捕食するため、農作物への被害や住宅への侵入といったトラブルにつながることもあります。
ハクビシンを飼うことを検討する際は、生態を十分に理解しておくことが重要です。
ハクビシンってどんな動物?
・基本的には臆病でおとなしい性格
・危険を感じると凶暴化する
・ハクビシンのフンの特徴
・ハクビシンがもたらす被害
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基本的には臆病でおとなしい性格
ハクビシンは警戒心が強く、基本的にはおとなしい性格の動物です。
人間と遭遇しても自ら攻撃することは少なく、危険を感じると素早くその場から離れる傾向があります。
また、細長い体を活かしてわずかな隙間にも入り込めるため、屋根裏や床下など人目につきにくい場所を棲み処にするケースが多いです。
危険を感じると凶暴化する
普段はおとなしいハクビシンですが、身の危険を察知すると威嚇や攻撃行動に出ることがあります。
繁殖期である夏から秋にかけては警戒心が強まりやすく、近づくだけで攻撃を受けるおそれもあります。
ペットとして飼う際は、ケガのリスクがあることに留意してください。
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ハクビシンのフンの特徴
ハクビシンのフンは長さ5〜10cmほどの細長い棒状で、色は黒から茶色をしています。
雨どいやベランダ周辺などの移動経路に落ちていることが多く、同じ場所に繰り返し排泄するため糞という習性があるのが特徴です。
屋根裏や天井裏、庭などにフンが蓄積しやすく、強いアンモニア臭を発生させるほか、床や天井などの建材が傷む原因にもなります。
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ハクビシンがもたらす被害

ハクビシンは悪臭や騒音、感染症や住宅被害などさまざまな悪影響を及ぼします。
被害が広がると修繕や清掃に高額な費用がかかるケースもあるため、早めに対処することが大切です。
ペットにすることを考えている方は、ハクビシンがもたらす被害についても理解しておく必要があります。
悪臭
ハクビシンは同じ場所に繰り返しフンをするため糞という習性があり、屋根裏や天井裏などに糞尿が蓄積していることがあります。
糞尿は強いアンモニア臭を発し、時間が経つにつれてニオイが壁や天井を通して室内に広がることも。
断熱材や木材にまでニオイが染み込むと簡単には取り除けず、場合によってはリフォームをおこなうケースもあります。
ハクビシンをペットにする場合、排泄の管理が必要です。
騒音
ハクビシンは夜行性のため、日が暮れると活発に動き回り、屋根裏を走る足音や物を引っかく音、鳴き声などが夜間に響くことがあります。
眠りを妨げる原因になるほか、複数のハクビシンが棲みついている場合は騒音がさらに大きくなりやすいです。
ペットとして飼い始めても、慢性的なストレスにつながる可能性も考えられます。
病原菌
ハクビシンの体や糞尿には、ダニやノミをはじめとしたさまざまな病原菌が付着しています。
サルモネラ菌やレプトスピラ症といった健康被害を大きく引き起こす感染症を媒介しているため、触れるだけでも非常に危険です。
小さな子どもや高齢者、免疫力が低下している方がいる家庭ではとくに注意が必要なため、ペットとしてハクビシンを飼う場合でも、感染症対策や清掃を徹底しなければなりません。
住宅劣化
ハクビシンは、住宅そのものにも深刻なダメージを与える可能性を持っています。
糞尿による湿気が天井の腐食やシミの原因になるほか、配線や断熱材をかじられることで漏電や断熱性能の低下を引き起こすこともあります。
被害が進行すると修繕範囲が広がり、住宅の資産価値に影響する恐れもあるため注意が必要です。
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ハクビシンはペットとして飼っていいの?

ハクビシンは、捕獲や飼育に際して厳しい条件が設けられているほか、ペットショップでも流通しておらず、一般的なペットのように気軽に飼育できる動物ではありません。
ハクビシンを飼う方法は存在しますが、事前に法律やリスクについて理解しておくことが重要です。
ハクビシンは飼っていいの?
・鳥獣保護管理法により飼育はNG
・販売しているペットショップは存在しない
・自治体に許可をもらえれば飼育可能
鳥獣保護管理法により飼育はNG
ハクビシンは鳥獣保護管理法によって保護されているため、自治体の許可なく捕獲したり、自宅で飼育したりすることは認められていません。
自宅周辺に現れたハクビシンであっても、無許可での捕獲は違法となる可能性があります。
違反すると1年以下の懲役または100万以下の罰金が課せられることがあるため、扱いには十分注意しましょう。
販売しているペットショップは存在しない
現在、日本国内でハクビシンを扱っている一般的なペットショップは存在していません。
鳥獣保護管理法で捕獲・飼育が原則禁止されているほか、感染症を媒介するおそれがあることから、厚生労働省により輸入禁止動物に指定されています。
海外から輸入することもできず、一般家庭で安全に飼育するのは難しい動物といえるでしょう。
参考
動物検疫所「その他の動物の輸入」
自治体に許可をもらえれば飼育可能
ハクビシンは原則として自由に飼うことはできませんが、自治体から特別な許可を得ることで飼育が可能になります。
ただし、ハクビシンは一般のペットショップには流通していないため、自身で捕獲して飼育する必要があります。
捕獲して飼育するためには、狩猟免許の取得や捕獲許可の申請、生涯飼養許可など、複数の行政手続きを踏まなければなりません。
狩猟免許は国家資格であり、ほかの許可資格も取得には一定の手間がかかります。
ハクビシンを飼うのは一筋縄ではいかないことを認識しておきましょう。
ハクビシンをペットにすることをオススメしない理由8選

ハクビシンは見た目こそ愛らしい動物ですが、一般家庭で飼育するには多くの問題があります。
法律面のハードルだけでなく、野生動物ならではの危険性や飼育環境の難しさもあるため、犬や猫のように気軽に飼える存在ではありません。
ハクビシンをペットとしておすすめできない理由を8つ紹介します。
①寿命は15年~20年
ハクビシンは寿命が長く、飼育環境によっては15〜20年ほど生きることがあります。
野生下では7〜10年程度とされますが、天敵や食料不足の影響を受けにくい飼育下では寿命が延びやすくなります。
一時的な衝動やかわいいからという理由だけで飼い始めると、長期間にわたる世話や管理が負担になるかもしれません。
15年以上責任を持てるかどうかを考えてから飼育を検討しましょう。
②人に懐きにくい
ハクビシンは野生動物であり、犬や猫のように人との生活に適応するのは困難です。
幼い頃から育てたとしても人に強く懐くケースは少なく、警戒心が強いため、ストレスを感じると人を避けたり威嚇したりすることもあります。
犬や猫のようにスキンシップを楽しむにはハードルが高い動物といえます。
③大人になると凶暴化する可能性がある
成長するにつれて野生本能が強くなることが多く、とくに繁殖期は気性が荒くなり、攻撃的な行動を取ります。
大人になると体力も増し、鋭い爪や牙によって大きなケガにつながることも。
飼い主だけでなく、家族に危害が及ぶ可能性もあるため、安全に飼育し続けるのは困難です。
④飼育目的で自治体から許可が下りることは少ない
ハクビシンを飼うためには、狩猟免許や捕獲許可、生涯飼養許可など、複数の行政手続きが必要になる場合があります。
しかし、多くの自治体ではハクビシンを害獣として扱っているため、ペットとして飼育する許可が認められるケースは非常に少ないです。
申請には時間や費用もかかるため、一般家庭での飼育は現実的ではありません。
⑤野生のハクビシンは感染症を持っている可能性がある
野生のハクビシンは、ダニやノミをはじめ、さまざまな病原菌を保有している可能性があります。
重篤な健康被害をもたらす感染症を媒介しているため、糞尿はもちろんのこと体を触るだけで病気に感染するリスクも。
ペットとして飼育する場合、ハクビシンと接触することは避けられないため病気や感染症になる危険性は自ずと高まります。
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⑥他のペットに危害が及ぶ可能性がある
ハクビシンは雑食性で、小型の動物を食べることもあるため、ハムスターやウサギ、小鳥などを飼育している場合は襲われないように注意が必要です。
犬や猫ともエサを巡って争ったり攻撃したりすることも考えられます。
大人になると凶暴化して攻撃的になる傾向があるため、他のペットとの共存は難しいといえるでしょう。
⑦治療できる病院が限られている
ハクビシンを診察できる動物病院は非常に限られています。
一般的な動物病院は犬や猫を中心に診療しており、ハクビシンに対応できる獣医師は少ないです。
病気やケガをした際はエキゾチックアニマル専門の病院や野生動物の診療経験がある施設を探す必要があり、場合によっては遠方まで赴く必要があることも。
犬や猫と比べると、交通費を含めた費用面の負担も大きくなりやすいです。
⑧トイレのしつけが難しい
ハクビシンにはため糞と呼ばれる、同じ場所で排泄を繰り返す習性があります。
犬や猫のようにトイレを覚えさせるのは難しく、高い場所や家具の上などに排泄してしまうかもしれません。
害虫発生や建物の汚染のほか、ハクビシンの糞尿は強い悪臭を放つため生活環境が悪化することも考えられます。
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ハクビシンが家に棲みついているサインとは

夜に聞こえる鳴き声や悪臭、フンや足跡などの痕跡がある場合、すでに屋根裏や住宅周辺にハクビシンが棲みついている可能性があります。
放置すると被害が拡大していくため、早めに気づくことが大切です。
ここでは、ハクビシンが家に棲みついているときの主なサインを解説します。
ハクビシンが家に棲みついているサインとは?
・鳴き声がする
・家のまわりに足跡がある
・フンが落ちていてニオイがする
・足音など物音がする
鳴き声がする
夜に屋根裏や床下などから「キィキィ」「キューキュー」といった鳴き声が聞こえたら、ハクビシンが棲みついている可能性があります。
繁殖期や縄張り争いの時期は鳴き声が大きくなるため、うるさいと感じる人も多くなるでしょう。
「キューキュー」「クルルル」という高く細い鳴き声が聞こえたら繁殖まで進んでいるかもしれません。
家のまわりに足跡がある
家の周囲に足跡がある場合は、ハクビシンが棲みついている有力なサインです。
ハクビシンの足跡は肉球と指が離れており、大きさは前も後ろも4~5cm程度です。
庭、畑などに足跡が残されていたら、自宅周辺にハクビシンが潜んでいる可能性が高いといえます。
フンが落ちていてニオイがする
屋根裏や玄関、庭などにフンが落ちていたり、室内で獣臭やアンモニア臭がする場合は、ハクビシンが棲みついている可能性が高いです。
ハクビシンは同じ場所にフンをするため糞という習性があり、天井裏や屋根裏にフンや尿が溜まると強烈なアンモニア臭を発します。
ニオイが強烈だと、換気や消臭では消えないこともあります。
足音など物音がする
夜に屋根裏や床下から足音や物音が聞こえたら、ハクビシンが棲みついて動き回っている可能性があります。
ハクビシンの体重は3~4kgほどあるため、ネズミなどの小動物に比べると物音が大きいです。
音が聞こえる場所が日によって異なる場合は家の中で移動している可能性があり、その分被害範囲も広がっていると考えられます。
ハクビシンが家に棲みつくと発生する被害

ハクビシンが棲みつくと、悪臭や騒音、健康などさまざまな被害が発生します。
放置すると住宅の劣化につながり、被害の進行とともに修繕費が高額になるため、早めの対策が重要です。
ここでは、ハクビシンが家に棲みついた場合に発生する主な被害について解説します。
ハクビシンが家に棲みつくと発生する被害
・悪臭
・騒音
・病原菌
・住宅劣化
悪臭
ハクビシンは同じ場所にフンをするため糞という習性があり、糞尿が溜まることでニオイが強くなります。
時間が経つとニオイは天井や壁を通して室内まで広がることも。
糞尿が断熱材や木材に染み込むとニオイは簡単には取れず、清掃やリフォームが必要になり、高額な修繕費が発生するかもしれません。
騒音
ハクビシンは夜行性の動物のため、夜になると活発に動き始めます。
夜に屋根裏や床下、ベランダなどを走る足音や物を引っかく音、鳴き声などが原因で睡眠を妨げられてしまうかもしれません。
複数が棲みついている場合は物音がさらに大きくなり、慢性的な睡眠不足やストレスの原因となります。
病原菌
ハクビシンの体や糞尿には、ノミやダニ、病原菌が付着しています。
サルモネラ菌やレプトスピラ症などの感染症の原因になるケースもあり、小さな子どもや高齢者がいる家庭ではとくに注意が必要です。
| 感染症名 | 主な病状 | 潜伏期間 | 致死率 |
| サルモネラ菌 | 腹痛、下痢、発熱、嘔吐など | 5~72時間 | 0.1~0.2% |
| レプトスピラ症 | 発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、消化器症状、皮疹、黄疸、肝不全、腎不全など | 5~14日 | 5~20% |
| 疥癬 | 強いかゆみ、赤い発疹 | 1~2か月 | ほぼ0% |
| 狂犬病 | 発熱、錯乱、嘔吐、恐水症など | 1~2か月 | ほぼ100% |
| SARS | 発熱、悪寒、筋肉痛、肺炎など | 2~10日 | 約10% |
| 重症熱性血小板減少症候群(SFTS) | 発熱、消化器症状、腹痛、筋肉痛、神経症状、リンパ節腫脹、出血症状 | 6日~14日 | 10~30% |
| カンピロバクター | 腹痛、嘔吐、下痢、血便、発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛など | 2~5日 | ほぼ0% |
| エルシニア感染症 | 発熱、腹痛、下痢、関節炎 | 1日~14日 | ほぼ0% |
住宅劣化
ハクビシンが棲みつくと、住宅の劣化にもつながります。
糞尿による湿気で木材や断熱材が傷み、シミができたり天井が腐って落ちたりすることもあります。
配線や断熱材をかじられることで、漏電や断熱性能の低下につながるほか、被害が進行すると建物の資産価値が下がる可能性があります。

ハクビシンを追い出すための正しい方法

ハクビシンを追い出すには、正しい手順で対応する必要があります。
帰巣本能が強い動物なので、一度追い出しても侵入口を塞がなければ根本的な解決にはなりません。
健康被害やケガのリスクもあるため、自分で対応する場合は十分に注意してください。
ハクビシンを追い出すための正しい方法
①棲みついている場所の特定
②駆除道具を用意する
③服装を整える
④罠を設置する
⑤忌避剤を使用する
⑥清掃・消毒をする
⑦侵入経路を塞ぐ
⑧寄り付かない環境を作る
自分で駆除する場合は細心の注意を
ハクビシンはノミやダニ、病原菌を持っている可能性があり、フンや体毛に触れるのは危険です。
追いつめられると威嚇したり嚙みついたりすることもあるので、ケガを負うことも。
また、ハクビシンは鳥獣保護管理法で保護されているため、許可なく捕獲や殺傷を行うことは禁じられており、違反すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金が課せられます。
屋根裏や床下での作業は転落や配線破損などのリスクや、ネズミやゴキブリ、ムカデ、シロアリなどの害獣害虫が潜んでいる可能性も考えられます。
自分で駆除を行う場合はさまざまな危険があることを認識し、少しでも不安な場合は無理をせずプロに相談するのが安心です。
参考
環境省「狩猟制度の概要」
①棲みついている場所の特定
まずは、ハクビシンが棲みついている場所や侵入経路を特定します。
ハクビシンは屋根裏や床下に潜んでいることが多いため、点検口から様子を確認しましょう。
フンが溜まっていたり断熱材が荒らされている場合、すでに棲みついている可能性があります。
また、ハクビシンは3~4cm程度のすき間があれば侵入できるため、通気口や外壁のすき間などが侵入経路になっているかもしれません。
②駆除道具を用意する
棲みついている場所や侵入経路の確認後は、追い出し作業や清掃、侵入防止に必要な道具を準備します。
ハクビシンの体や糞尿には病原菌や寄生虫が付着している可能性があるため、作業の際はゴム手袋や防塵マスク、ゴーグルなどを着用して作業してください。
追い出しには忌避剤や燻煙剤、清掃には消毒液や雑巾、侵入防止には金網や防獣ネット、コーキング材などを使用します。
③服装を整える
ハクビシンのフンや尿には、病原菌やノミやダニなどの害虫が潜んでいることがあります。
屋根裏や床下で作業を行う際は、肌の露出を避け、防護具を着用して作業しましょう。
粉じんやホコリを吸い込んだり、糞尿に直接触れたりしないようにマスクの着用も必須です。
山本光学 保護ゴーグル YG-5090HFN
屋根裏や床下は、乾燥したフンやホコリが粉じんになって空気中に舞いやすく、目から細菌や異物が入る危険があります。
顔に密着するタイプの保護ゴーグルを使用してください。
興研 防じんマスク 7121R-03型 RL3タイプ
乾燥したフンやホコリを吸い込むと、感染症やアレルギー症状、呼吸器への悪影響が出る可能性があります。
防じんマスクを着用することで、粉じんや悪臭の吸い込みを防げます。
すき間からの侵入を防ぐためにも、鼻と口を覆うタイプのマスクを選びましょう。
不織布つなぎ服 防塵タイプ
作業時は長袖長ズボンのつなぎ服など、肌が露出しない服装を着用すると、ハクビシンのフンやノミ、ダニが服に付着するのを防げます。
衛生面を考えると、使用後に廃棄できる使い捨てタイプの不織布つなぎ服が安心です。
④罠を設置する
ハクビシンを捕獲する罠の設置も有効です。
ただし、ハクビシンは鳥獣保護管理法で保護されている動物のため、許可なく捕獲することは禁止されています。
罠を設置する場合は、事前に自治体の許可を取得する必要があり、捕獲後の対応も自分で行わなければなりません。
購入もしくは自治体から借りる
ハクビシンの捕獲には箱わなと呼ばれる罠を使用します。
市販の箱わなを購入することもできますが、1台当たり数千円から1万円程度かかることもあります。
罠の貸し出しを行っている自治体もあるため、まずはお住まいの市町村に相談してみることもおすすめです。
貸し出しには申請手続きや使用期間の制限があることが多いため、事前に条件や注意事項を確認しましょう。
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捕獲方法
罠は、足跡やフンが見つかった場所や、床下の換気口、外壁のすき間といった侵入口付近など、ハクビシンの通り道になっている場所に設置します。
エサはバナナや果物、甘い菓子類を使用し、設置後は長時間放置しないように1日1回以上は確認しましょう。
捕獲後は、山林や河川敷など人里離れた場所に逃がしてください。
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⑤忌避剤を使用する
ハクビシンを捕獲せずに追い出したい場合は、忌避剤の使用がおすすめです。
ハクビシンが嫌がる強烈な強いニオイや刺激を与えることで、近づきにくくする効果があります。
天然成分を使用しているため、子どもやお年寄りがいる家庭でも安心です。
犬・猫・獣いやがるスプレー
スプレータイプの忌避剤は、通気口や外壁のすき間、配管周辺などの侵入経路に噴射します。
ハクビシンが嫌がるニオイを放って近づきにくくし、数日から1週間ほど継続して使用すると効果を発揮します。
バルサン ワンタッチ煙タイプ
屋根裏や床下など広い範囲にハクビシンが棲みついている場合は、煙タイプの忌避剤が効果的です。
煙とニオイが空間全体に広がることで、追い出し効果が期待できます。
水や火を使わず、蓋をこするだけで煙を発生させられるため、手間もかかりません。
⑥清掃・消毒をする
ハクビシンを追い出した後は、清掃と消毒を行います。
糞尿を放置すると悪臭が残るだけでなく、ノミやダニ、病原菌が発生する原因になります。
糞尿が断熱材や木材に染み込むと住宅の劣化につながるため、早めに対応しましょう。
消毒用エタノール IPA スプレー式
糞尿が付着している場所は、消毒用エタノールなどを使用して殺菌を行います。
乾燥したフンをそのまま掃除すると粉じんが舞う可能性があるため、先に消毒液で湿らせてから拭き取るようにしましょう。
掃除に使用した雑巾や手袋は密閉して処分し、作業後は手洗いとうがいを徹底してください。
⑦侵入経路を塞ぐ
ハクビシンは帰巣本能があり、一度棲みついた場所に戻ろうとする習性があるため、侵入経路は確実に塞ぐ必要があります。
外壁のひび割れ、通気口、配管まわりなど侵入口になりうる場所を金網やパンチングメタル、防獣パテなどで封鎖してください。
金網
金網は通気性と強度を兼ね備えており、通気口や床下換気口など空気の通り道を塞ぐ際に適しています。
ペンチや金切りばさみで切ってサイズを調整すれば、さまざまな場所に使用可能です。
網目が粗いと通り抜けられる可能性があるため、網目の細かいタイプがおすすめです。
パンチングメタル
パンチングメタルは金属板に穴を開けた資材で、見た目がすっきりしており耐久性も高いのが特徴です。
通気性を確保しながら侵入を防げるため、通気口や換気口などに使用されます。
丈夫で長期間使用可能ですが、設置には専用の工具が必要です。
防獣ネット
防獣ネットはナイロンやポリエチレン製で、軽量で柔軟性がある資材です。
ベランダや軒下、庭など広い範囲を囲いたい際に向いています。
金属製に比べると耐久性が低いため、嚙み切られていないか定期的に確認する必要があります。
防獣パテ
配管まわりや外壁のひび割れなど、小さな隙間を塞ぐ際には防獣パテが有効です。
すき間を埋めるだけでなく、害獣が嫌がる成分が含まれている製品もあり、侵入防止と忌避の両方の効果が期待できます。
コーキング材
数センチ程度のすき間やひび割れにはコーキング材を使用します。
防水性のあるタイプなら、雨水の侵入防止も可能です。
コーキングガンを使用することで均一に隙間を埋められるため、確実な侵入経路の封鎖につながります。
⑧寄り付かない環境を作る
再びハクビシンが来ないようにするためには、住宅周辺の環境を見直すことが重要です。
エサ場や水、隠れる場所があると戻ってくる可能性があるため、住宅周辺を清潔に保ち、寄りつきにくい環境を作りましょう。
ゴミ置き場の対策
生ゴミは蓋付きの容器に入れて密閉し、ゴミ置き場はネットをかけるなどして荒らされないようにしましょう。
屋外に生ゴミを放置すると、ニオイにつられてハクビシンが近づく原因になります。
エサ場をなくす
庭や敷地内にペットフードや食べ残しを放置すると、ハクビシンが食べに現れます。
ハクビシンの捕食対象である小動物や害虫が集まるきっかけにもなるため、結果的にエサ場を提供することになってしまいます。
不要な段ボールや木材、伸びた雑草などは隠れ場所になるため、定期的に整理整頓や清掃を行いましょう。
水飲み場をなくす
ハクビシンは水辺を好むため、水がたまる場所をなくすことも重要です
庭のバケツや容器、雨水がたまる場所がないか定期的に確認してください。
池や水槽がある場合は、防獣ネットを設置するのも効果的です。
唐辛子やニンニクを配置する
ハクビシンは刺激の強いニオイを嫌うため、唐辛子やニンニクなどを侵入口付近や通り道に置く方法も有効です。
唐辛子に含まれているカプサイシンとニンニクに含まれているアリシンは、いずれもハクビシンが嫌う成分です。
ただし、自然由来の成分で時間の経過とともに効果は薄れていくため、市販の忌避剤と併用して使用してください。
周辺住民への配慮が必要
ハクビシン対策は、強いニオイを発する忌避剤や煙を噴射する薬剤などを使用するため、周辺住民への配慮が欠かせません。
罠の使用や侵入経路の封鎖作業によって、危険や不安を感じさせることもあります。
作業を行う前には、近隣住民へ一言伝えておくとトラブルを防止できます。
ハクビシンをペットにすることは難しく、駆除はプロにお任せを
ハクビシンは愛らしい見た目をしていることから、「ペットとして飼ってみたい」と考える方もいるかもしれません。
しかし、実際にはハクビシンを飼うには法律上の制限があるだけでなく、人に懐きにくい性格や感染症リスク、ため糞による悪臭など、一般家庭で飼育するには多くの問題が存在します。
一方、ハクビシンは屋根裏や床下に棲みつくと、悪臭や騒音、住宅劣化、衛生被害などさまざまな被害をもたらす害獣です。
そのため、飼うのではなく、家に寄ってきたハクビシンは早めに駆除を行うことをおすすめします。
害獣お助け本舗では、ハクビシンをはじめとしたあらゆる害獣駆除の相談を受け付けています。
相談は無料なので、駆除を検討されている方はお気軽にお問合せください。
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