ハクビシンは臆病な性格で警戒心が強い一方、高い運動能力と優れたバランス感覚を持ち、果物や野菜、小動物、昆虫、生ゴミなどを食べる雑食系の動物です。
愛らしい見た目ですが、糞尿による悪臭や建物の汚損、感染症の媒介などさまざまな被害をもたらす害獣でもあります。
この記事では、ハクビシンの性格や習性などの生態について詳しく解説するとともに、被害が発生した場合の対策方法についても紹介します。
ハクビシンの生態について知りたい方や、すでに被害にお困りの方はぜひ参考にしてください。
このような方におすすめ
- ハクビシンの性格や習性などの生態について知りたい方
- ハクビシンの存在が生活にどう影響するか知りたい方
- 周囲にハクビシンが棲みついているかもしれないと感じている方
- ハクビシン被害を安全に解決したい方

※1 対応地域・加盟店・現場状況により、事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます
※2 対応地域・対応する加盟店により異なります
※3 延長保証は一部エリアのみご提供、再発防止がついている場合にかぎります
ハクビシンの生態とは?

ハクビシンはネコ目ジャコウネコ科に属する中型哺乳類で、東南アジアを原産とする動物です。
国内では1943年に静岡県で初めて発見され、現在では北海道から本州まで広く分布しています。
夜行性で冬眠はせず、一年を通して活動する動物です。
ハクビシンの性格、生息地、食べ物、フンの特徴など、生態について解説します。
ハクビシンとはどのような生き物なのか
ハクビシンは高い運動能力を持つ動物で、木登りや綱渡りをして移動することを得意としています。
電線や雨どいなどの細い部分でも器用にバランスを取りながら移動できるため、さまざまな場所から住宅へ侵入してきます。
泳ぎも得意で川や水路を越えて行動し、動きが素早く警戒心が強い動物です。
危険を感じた際は噛みついたり引っかいたりすることもあり、注意が必要です。
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見た目の特徴
ハクビシンは名前の由来にもなっている顔の中央にある白い線が大きな特徴です。
体長は約100cm、尾の長さは約40cmほどで細長い体型をしており、尾はふっさりとした縞模様になっています。
灰色の毛色ですが手足は黒っぽい色をしており、目の下や耳元に白い斑点があるのもハクビシンならではといえます。
危険を感じると凶暴化する
ハクビシンは基本的に臆病で警戒心が強く、人間を見ても自ら襲い掛かることはほとんどありません。
普段はおとなしい性格ですが、繁殖期間中は攻撃的になることも。
追い詰められた状況で襲ってくることもあり、鋭い爪や牙を持っているため、噛まれたり引っかかれたりしてケガを負ってしまう凶暴性も秘めています。
ハクビシンの繁殖期となる夏や秋にかけては特に注意が必要です。
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ハクビシンの生息地と繁殖能力
ハクビシンは森林や山間部だけでなく、住宅の屋根裏、倉庫、床下、廃屋などにも棲みつきます。
人間が捨てたゴミや農作物を食料とし、住宅はハクビシンにとって絶好の棲み処です。
繁殖期は一度に2〜3頭の子どもを産み、生後10か月ほどで成熟し繁殖可能となります。
気づいた時には棲みついているハクビシンが増えているケースもある、繁殖能力の高い害獣です。
ハクビシンが好む食べ物
ハクビシンは雑食性で、果物や野菜、小動物、昆虫、生ゴミなど幅広く食べます。
なかでもブドウや柿、桃、サクランボなど糖分の多い果物を好み、果樹園や家庭菜園でハクビシン被害が発生する原因になります。
住宅周辺に放置された生ゴミやペットフードに引き寄せられ、人の生活圏へ入り込むこともあります。
ハクビシンのフンの特徴
ハクビシンのフンは長さ5〜10cmほどの細長い棒状で、黒色や茶色をしていることが多いです。
果物を食べたあとは種が混ざっていることもあります。
同じ場所で繰り返し排泄するため糞と呼ばれる習性を持ち、家にハクビシンが棲みついていると屋根裏や天井裏、ベランダなどに大量のフンが溜まっていることも。
フンを放置すると悪臭や害虫発生の原因になるだけでなく、建材の腐食や感染症リスクも高まるため早めの対処をおすすめします。
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ハクビシンが家屋や農地に侵入する理由

ハクビシンは主に森林や山間部などに生息していますが、近年は住宅地で目撃されるケースも増えています。
家屋や農地の周辺には、身を隠せる場所や食べ物が多くあり、ハクビシンが好む環境です。
ハクビシンが住宅に侵入すると、糞尿による悪臭や建物の劣化、感染症などさまざまな被害をもたらします。
被害を防ぐためにも、ハクビシンが住宅や農地に近づく理由について知っておきましょう。
ハクビシンが住宅や農地に侵入する理由
・生息域の自然環境が減少している
・天敵から身を守るため
・過ごしやすくエサが豊富にあるため
生息域の自然環境が減少している
森林伐採や都市開発により、ハクビシンがもともと暮らしていた自然環境は少しずつ減少しています。
自然の中で身を隠せる場所や食べ物を確保しにくくなり、人の生活圏へ移動する個体が増えているのが現状です。
また、気候変動や外来種による生態系の変化によって、生息エリアが変わってくるケースもあります。
現在は北海道、山口県、九州・沖縄地方を除く37都府県で生息しており、特に関東地方や近畿地方など都市部に近いエリアでは山林の開発が原因で、人里へ降りてくることも増えています。
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参考ハクビシンの生態とは?性格や習性を知って被害を防ぐ方法を解説!
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天敵から身を守るため
ハクビシンは警戒心が強く、安全に身を隠せる場所を好みます。
自然界では木の洞や岩陰などを利用しますが、住宅の屋根裏や床下も同じように身を隠せる場所です。
屋根裏や床下は人の出入りが少なく、雨風をしのげるうえ、天敵からも見つかりにくい環境です。
人間の目にもつきにくいため、気がつかないうちにハクビシンが棲みついていることも考えられます。
過ごしやすくエサが豊富にあるため
住宅の屋根裏や床下は、断熱材などによって外気の影響を受けにくく、年間を通して比較的安定した環境が保たれています。
寒さや雨風を避けられるため、休息や繁殖に最適です。
また、周囲には果物や野菜、生ゴミ、ペットフード、農地では作物や小動物などもいるため、ハクビシンのエサが多くあります。
自然界よりも簡単に食べ物を確保できるため、ハクビシンが定着しやすい環境といえます。
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ハクビシンが家に棲みついているサインとは

夜に聞こえる鳴き声や悪臭、フンや足跡などの痕跡がある場合、すでに屋根裏や住宅周辺にハクビシンが棲みついている可能性があります。
放置すると被害が拡大していくため、早めに気づくことが大切です。
ここでは、ハクビシンが家に棲みついているときの主なサインを解説します。
ハクビシンが家に棲みついているサインとは?
・鳴き声がする
・家のまわりに足跡がある
・フンが落ちていてニオイがする
・足音など物音がする
鳴き声がする
夜に屋根裏や床下などから「キィキィ」「キューキュー」といった鳴き声が聞こえたら、ハクビシンが棲みついている可能性があります。
繁殖期や縄張り争いの時期は鳴き声が大きくなるため、うるさいと感じる人も多くなるでしょう。
「キューキュー」「クルルル」という高く細い鳴き声が聞こえたら繁殖まで進んでいるかもしれません。
家のまわりに足跡がある
家の周囲に足跡がある場合は、ハクビシンが棲みついている有力なサインです。
ハクビシンの足跡は肉球と指が離れており、大きさは前も後ろも4~5cm程度です。
庭、畑などに足跡が残されていたら、自宅周辺にハクビシンが潜んでいる可能性が高いといえます。
フンが落ちていてニオイがする
屋根裏や玄関、庭などにフンが落ちていたり、室内で獣臭やアンモニア臭がする場合は、ハクビシンが棲みついている可能性が高いです。
ハクビシンは同じ場所にフンをするため糞という習性があり、天井裏や屋根裏にフンや尿が溜まると強烈なアンモニア臭を発します。
ニオイが強烈だと、換気や消臭では消えないこともあります。
足音など物音がする
夜に屋根裏や床下から足音や物音が聞こえたら、ハクビシンが棲みついて動き回っている可能性があります。
ハクビシンの体重は3~4kgほどあるため、ネズミなどの小動物に比べると物音が大きいです。
音が聞こえる場所が日によって異なる場合は家の中で移動している可能性があり、その分被害範囲も広がっていると考えられます。
ハクビシンが家に棲みつくと発生する被害

ハクビシンが棲みつくと、悪臭や騒音、健康などさまざまな被害が発生します。
放置すると住宅の劣化につながり、被害の進行とともに修繕費が高額になるため、早めの対策が重要です。
ここでは、ハクビシンが家に棲みついた場合に発生する主な被害について解説します。
ハクビシンが家に棲みつくと発生する被害
・悪臭
・騒音
・病原菌
・住宅劣化
悪臭
ハクビシンは同じ場所にフンをするため糞という習性があり、糞尿が溜まることでニオイが強くなります。
時間が経つとニオイは天井や壁を通して室内まで広がることも。
糞尿が断熱材や木材に染み込むとニオイは簡単には取れず、清掃やリフォームが必要になり、高額な修繕費が発生するかもしれません。
騒音
ハクビシンは夜行性の動物のため、夜になると活発に動き始めます。
夜に屋根裏や床下、ベランダなどを走る足音や物を引っかく音、鳴き声などが原因で睡眠を妨げられてしまうかもしれません。
複数が棲みついている場合は物音がさらに大きくなり、慢性的な睡眠不足やストレスの原因となります。
病原菌
ハクビシンの体や糞尿には、ノミやダニ、病原菌が付着しています。
サルモネラ菌やレプトスピラ症などの感染症の原因になるケースもあり、小さな子どもや高齢者がいる家庭ではとくに注意が必要です。
| 感染症名 | 主な病状 | 潜伏期間 | 致死率 |
| サルモネラ菌 | 腹痛、下痢、発熱、嘔吐など | 5~72時間 | 0.1~0.2% |
| レプトスピラ症 | 発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、消化器症状、皮疹、黄疸、肝不全、腎不全など | 5~14日 | 5~20% |
| 疥癬 | 強いかゆみ、赤い発疹 | 1~2か月 | ほぼ0% |
| 狂犬病 | 発熱、錯乱、嘔吐、恐水症など | 1~2か月 | ほぼ100% |
| SARS | 発熱、悪寒、筋肉痛、肺炎など | 2~10日 | 約10% |
| 重症熱性血小板減少症候群(SFTS) | 発熱、消化器症状、腹痛、筋肉痛、神経症状、リンパ節腫脹、出血症状 | 6日~14日 | 10~30% |
| カンピロバクター | 腹痛、嘔吐、下痢、血便、発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛など | 2~5日 | ほぼ0% |
| エルシニア感染症 | 発熱、腹痛、下痢、関節炎 | 1日~14日 | ほぼ0% |
住宅劣化
ハクビシンが棲みつくと、住宅の劣化にもつながります。
糞尿による湿気で木材や断熱材が傷み、シミができたり天井が腐って落ちたりすることもあります。
配線や断熱材をかじられることで、漏電や断熱性能の低下につながるほか、被害が進行すると建物の資産価値が下がる可能性があります。

ハクビシンを追い出すための正しい方法

ハクビシンを追い出すには、正しい手順で対応する必要があります。
帰巣本能が強い動物なので、一度追い出しても侵入口を塞がなければ根本的な解決にはなりません。
健康被害やケガのリスクもあるため、自分で対応する場合は十分に注意してください。
ハクビシンを追い出すための正しい方法
①棲みついている場所の特定
②駆除道具を用意する
③服装を整える
④罠を設置する
⑤忌避剤を使用する
⑥清掃・消毒をする
⑦侵入経路を塞ぐ
⑧寄り付かない環境を作る
自分で駆除する場合は細心の注意を
ハクビシンはノミやダニ、病原菌を持っている可能性があり、フンや体毛に触れるのは危険です。
追いつめられると威嚇したり嚙みついたりすることもあるので、ケガを負うことも。
また、ハクビシンは鳥獣保護管理法で保護されているため、許可なく捕獲や殺傷を行うことは禁じられており、違反すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金が課せられます。
屋根裏や床下での作業は転落や配線破損などのリスクや、ネズミやゴキブリ、ムカデ、シロアリなどの害獣害虫が潜んでいる可能性も考えられます。
自分で駆除を行う場合はさまざまな危険があることを認識し、少しでも不安な場合は無理をせずプロに相談するのが安心です。
参考
環境省「狩猟制度の概要」
①棲みついている場所の特定
まずは、ハクビシンが棲みついている場所や侵入経路を特定します。
ハクビシンは屋根裏や床下に潜んでいることが多いため、点検口から様子を確認しましょう。
フンが溜まっていたり断熱材が荒らされている場合、すでに棲みついている可能性があります。
また、ハクビシンは3~4cm程度のすき間があれば侵入できるため、通気口や外壁のすき間などが侵入経路になっているかもしれません。
②駆除道具を用意する
棲みついている場所や侵入経路の確認後は、追い出し作業や清掃、侵入防止に必要な道具を準備します。
ハクビシンの体や糞尿には病原菌や寄生虫が付着している可能性があるため、作業の際はゴム手袋や防塵マスク、ゴーグルなどを着用して作業してください。
追い出しには忌避剤や燻煙剤、清掃には消毒液や雑巾、侵入防止には金網や防獣ネット、コーキング材などを使用します。
③服装を整える
ハクビシンのフンや尿には、病原菌やノミやダニなどの害虫が潜んでいることがあります。
屋根裏や床下で作業を行う際は、肌の露出を避け、防護具を着用して作業しましょう。
粉じんやホコリを吸い込んだり、糞尿に直接触れたりしないようにマスクの着用も必須です。
山本光学 保護ゴーグル YG-5090HFN
屋根裏や床下は、乾燥したフンやホコリが粉じんになって空気中に舞いやすく、目から細菌や異物が入る危険があります。
顔に密着するタイプの保護ゴーグルを使用してください。
興研 防じんマスク 7121R-03型 RL3タイプ
乾燥したフンやホコリを吸い込むと、感染症やアレルギー症状、呼吸器への悪影響が出る可能性があります。
防じんマスクを着用することで、粉じんや悪臭の吸い込みを防げます。
すき間からの侵入を防ぐためにも、鼻と口を覆うタイプのマスクを選びましょう。
不織布つなぎ服 防塵タイプ
作業時は長袖長ズボンのつなぎ服など、肌が露出しない服装を着用すると、ハクビシンのフンやノミ、ダニが服に付着するのを防げます。
衛生面を考えると、使用後に廃棄できる使い捨てタイプの不織布つなぎ服が安心です。
④罠を設置する
ハクビシンを捕獲する罠の設置も有効です。
ただし、ハクビシンは鳥獣保護管理法で保護されている動物のため、許可なく捕獲することは禁止されています。
罠を設置する場合は、事前に自治体の許可を取得する必要があり、捕獲後の対応も自分で行わなければなりません。
購入もしくは自治体から借りる
ハクビシンの捕獲には箱わなと呼ばれる罠を使用します。
市販の箱わなを購入することもできますが、1台当たり数千円から1万円程度かかることもあります。
罠の貸し出しを行っている自治体もあるため、まずはお住まいの市町村に相談してみることもおすすめです。
貸し出しには申請手続きや使用期間の制限があることが多いため、事前に条件や注意事項を確認しましょう。
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捕獲方法
罠は、足跡やフンが見つかった場所や、床下の換気口、外壁のすき間といった侵入口付近など、ハクビシンの通り道になっている場所に設置します。
エサはバナナや果物、甘い菓子類を使用し、設置後は長時間放置しないように1日1回以上は確認しましょう。
捕獲後は、山林や河川敷など人里離れた場所に逃がしてください。
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⑤忌避剤を使用する
ハクビシンを捕獲せずに追い出したい場合は、忌避剤の使用がおすすめです。
ハクビシンが嫌がる強烈な強いニオイや刺激を与えることで、近づきにくくする効果があります。
天然成分を使用しているため、子どもやお年寄りがいる家庭でも安心です。
犬・猫・獣いやがるスプレー
スプレータイプの忌避剤は、通気口や外壁のすき間、配管周辺などの侵入経路に噴射します。
ハクビシンが嫌がるニオイを放って近づきにくくし、数日から1週間ほど継続して使用すると効果を発揮します。
バルサン ワンタッチ煙タイプ
屋根裏や床下など広い範囲にハクビシンが棲みついている場合は、煙タイプの忌避剤が効果的です。
煙とニオイが空間全体に広がることで、追い出し効果が期待できます。
水や火を使わず、蓋をこするだけで煙を発生させられるため、手間もかかりません。
⑥清掃・消毒をする
ハクビシンを追い出した後は、清掃と消毒を行います。
糞尿を放置すると悪臭が残るだけでなく、ノミやダニ、病原菌が発生する原因になります。
糞尿が断熱材や木材に染み込むと住宅の劣化につながるため、早めに対応しましょう。
消毒用エタノール IPA スプレー式
糞尿が付着している場所は、消毒用エタノールなどを使用して殺菌を行います。
乾燥したフンをそのまま掃除すると粉じんが舞う可能性があるため、先に消毒液で湿らせてから拭き取るようにしましょう。
掃除に使用した雑巾や手袋は密閉して処分し、作業後は手洗いとうがいを徹底してください。
⑦侵入経路を塞ぐ
ハクビシンは帰巣本能があり、一度棲みついた場所に戻ろうとする習性があるため、侵入経路は確実に塞ぐ必要があります。
外壁のひび割れ、通気口、配管まわりなど侵入口になりうる場所を金網やパンチングメタル、防獣パテなどで封鎖してください。
金網
金網は通気性と強度を兼ね備えており、通気口や床下換気口など空気の通り道を塞ぐ際に適しています。
ペンチや金切りばさみで切ってサイズを調整すれば、さまざまな場所に使用可能です。
網目が粗いと通り抜けられる可能性があるため、網目の細かいタイプがおすすめです。
パンチングメタル
パンチングメタルは金属板に穴を開けた資材で、見た目がすっきりしており耐久性も高いのが特徴です。
通気性を確保しながら侵入を防げるため、通気口や換気口などに使用されます。
丈夫で長期間使用可能ですが、設置には専用の工具が必要です。
防獣ネット
防獣ネットはナイロンやポリエチレン製で、軽量で柔軟性がある資材です。
ベランダや軒下、庭など広い範囲を囲いたい際に向いています。
金属製に比べると耐久性が低いため、嚙み切られていないか定期的に確認する必要があります。
防獣パテ
配管まわりや外壁のひび割れなど、小さな隙間を塞ぐ際には防獣パテが有効です。
すき間を埋めるだけでなく、害獣が嫌がる成分が含まれている製品もあり、侵入防止と忌避の両方の効果が期待できます。
コーキング材
数センチ程度のすき間やひび割れにはコーキング材を使用します。
防水性のあるタイプなら、雨水の侵入防止も可能です。
コーキングガンを使用することで均一に隙間を埋められるため、確実な侵入経路の封鎖につながります。
⑧寄り付かない環境を作る
再びハクビシンが来ないようにするためには、住宅周辺の環境を見直すことが重要です。
エサ場や水、隠れる場所があると戻ってくる可能性があるため、住宅周辺を清潔に保ち、寄りつきにくい環境を作りましょう。
ゴミ置き場の対策
生ゴミは蓋付きの容器に入れて密閉し、ゴミ置き場はネットをかけるなどして荒らされないようにしましょう。
屋外に生ゴミを放置すると、ニオイにつられてハクビシンが近づく原因になります。
エサ場をなくす
庭や敷地内にペットフードや食べ残しを放置すると、ハクビシンが食べに現れます。
ハクビシンの捕食対象である小動物や害虫が集まるきっかけにもなるため、結果的にエサ場を提供することになってしまいます。
不要な段ボールや木材、伸びた雑草などは隠れ場所になるため、定期的に整理整頓や清掃を行いましょう。
水飲み場をなくす
ハクビシンは水辺を好むため、水がたまる場所をなくすことも重要です
庭のバケツや容器、雨水がたまる場所がないか定期的に確認してください。
池や水槽がある場合は、防獣ネットを設置するのも効果的です。
唐辛子やニンニクを配置する
ハクビシンは刺激の強いニオイを嫌うため、唐辛子やニンニクなどを侵入口付近や通り道に置く方法も有効です。
唐辛子に含まれているカプサイシンとニンニクに含まれているアリシンは、いずれもハクビシンが嫌う成分です。
ただし、自然由来の成分で時間の経過とともに効果は薄れていくため、市販の忌避剤と併用して使用してください。
周辺住民への配慮が必要
ハクビシン対策は、強いニオイを発する忌避剤や煙を噴射する薬剤などを使用するため、周辺住民への配慮が欠かせません。
罠の使用や侵入経路の封鎖作業によって、危険や不安を感じさせることもあります。
作業を行う前には、近隣住民へ一言伝えておくとトラブルを防止できます。
ハクビシンが棲みついていたらプロに依頼を
ハクビシンは高い運動能力と環境適応力があり、夜行性かつ雑食性の動物です。
臆病でおとなしい性格ですが、繁殖期や追い詰められた際に攻撃に転じることもあり、鋭い爪や牙でケガを負う可能性も考えられます。
見た目は愛らしくても、フン尿による悪臭や害虫の発生、騒音、建物の劣化など、さまざまな被害を引き起こす害獣でもあります。
すでにハクビシンが棲みついている場合は、自力で対処しようとせず、早めに専門業者へ相談することがおすすめです。
害獣お助け本舗では、豊富な経験と専門知識を持つスタッフが在籍しており、駆除から侵入経路の封鎖まで一貫して対応しております。
ハクビシン被害にお困りの方は、ぜひお問い合わせください。
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