「ネズミ対策にニオイは効果があるの?」
「色々な対策があるけれど、ニオイで撃退することは可能?」
天井裏の物音やキッチン周辺の気配に気づき、ネズミ対策を考えている方もいるのではないでしょうか。
自分で何かできないかと考え、ネズミが嫌がるニオイ対策を検討する方もいるはずです。
ニオイを使った対策にはさまざまな方法があり、状況によっては一定の効果が期待できます。
ただし、場合によっては十分とは限らず、別の対策が必要になることも。
この記事では、
- ネズミが嫌がるとされるニオイの種類
- ニオイ対策で期待できること
- ニオイだけでは難しいケース
について整理して解説します。
ニオイ対策を検討している方は、参考にしてください。
このような方におすすめ
- 天井裏やキッチンでネズミの気配を感じている方
- ネズミが嫌がるニオイに本当に効果があるのか知りたい方
- できれば自分で対策できる方法を探している方
- ニオイ対策だけで十分かどうか判断したい方

ネズミが嫌がるニオイとは

ネズミは嗅覚が非常に鋭く、人間よりも強い刺激に敏感な動物です。
ツンとした刺激臭や揮発性の高い成分を不快に感じやすく、忌避効果が期待できるものもあります。
ネズミが嫌がるニオイは次の3つです。
- ハッカやミントなど清涼感の強いニオイ
- 唐辛子やワサビなど刺激の強いニオイ
- ナフタリンなどの化学香料のニオイ
それぞれのニオイには特徴があるので、順番に解説していきます。
ハッカやミントなど清涼感の強いニオイ
ハッカやミントは、すっきりとした清涼感のある香りが特徴です。
人には爽やかに感じられるニオイでも、嗅覚の鋭いネズミにとっては刺激が強く、不快感を与えることが期待できます。
その性質を利用し、ハッカの成分(メントール)はネズミ対策グッズや忌避スプレーにも使われています。
ハッカやミントを鉢植えで育ててベランダに置くことも有効です。
唐辛子やワサビなど刺激の強いニオイ
唐辛子やワサビは、ツンとする独特の刺激臭が特徴です。
唐辛子にはカプサイシン、ワサビにはアリルイソチオシアネートと呼ばれる成分が含まれており、鼻や粘膜を刺激することで、ネズミがその場所を避けやすくなります。
この性質を利用し、唐辛子やワサビの成分はネズミの忌避剤や防獣パテにも配合されています。
ナフタリンなどの化学香料のニオイ
ナフタリンは強いニオイをもつ化学成分で、屋根裏や床下などに置くことでネズミが近づきにくくなります。
一方で、長時間吸い続けたり過剰に使用すると、頭痛や吐き気などの体調不良を引き起こすおそれがあります。
成分によっては健康への影響や発がん性が指摘されているため、ネズミ対策として使用する際は、用量や設置場所、安全面に十分配慮しましょう。
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ネズミが本能的に避けるニオイ18選
ネズミは嗅覚が発達しており、特定の刺激臭や揮発成分を不快に感じる傾向があります。
ミント系の清涼感のある香りや、唐辛子のような刺激臭、防虫剤に使われる化学成分などが代表例です。
ただし、すべてのニオイが同じように効果を発揮するわけではありません。
種類や設置環境によって、期待できる効果は変わります。
まずは、ネズミが避けるとされる香りを確認していきましょう。
| 名前 | 期待できる効果 |
| ペパーミント | メントールの刺激臭で忌避が期待される |
| ニホンハッカ(ハッカ油) | 高濃度メントールによる強い冷感刺激 |
| ユーカリ | シネオール成分の揮発臭で回避行動を促す可能性 |
| タイム | チモールの刺激成分が不快感を与える |
| レモングラス | シトラール成分の強い香りで寄せ付けにくくする |
| ニンニク | アリシンによる強烈な臭気で嫌がる傾向 |
| 玉ねぎ | 硫黄化合物の刺激臭で回避が期待される |
| 黒コショウ | ピペリンの刺激で不快感を与える |
| チリパウダー | カプサイシンが痛覚を刺激する |
| ナフタリン | 揮発性防虫成分による強い刺激臭 |
| 樟脳(しょうのう) | カンフルの揮発臭で忌避作用が期待される |
| アンモニア | 強い刺激臭により近寄りにくくなる可能性 |
| 捕食者のニオイ | 天敵の体臭・尿臭を本能的に回避 |
| 煙のニオイ | 火災などの危険を連想させるため回避傾向 |
| 使用済みコーヒー豆 | 強い焙煎臭で寄せ付けにくくする可能性 |
| 柔軟剤シート | 人工香料の強い香りで嫌がる場合がある |
| シナモン | シナモン特有の刺激香で忌避が期待される |
| ウコン | 独特の強い香りで不快感を与える可能性 |
ミントやハーブのすっきりしたニオイ
ミントやハーブ系のニオイは、ネズミが避けやすい代表的な種類です。
メントールやシネオールなどの揮発成分を含み、強い清涼感が刺激になります。
植物由来で扱いやすく、対策グッズにも多く使われ、コットンに精油を染み込ませて置く方法や、鉢植えを設置するなど方法はさまざまです。
苗や鉢植えはホームセンターや園芸店、オンラインショップで購入でき、育てやすい植物です。
鉢植えを使う際は、ベランダや庭先、外壁沿いなど侵入経路になりやすい場所に設置すると忌避や予防につながります。
室内では、ネズミの通り道や巣の近くに置くのが良いでしょう。
主な効果
- メントールなどの鋭い刺激成分でネズミを遠ざける
- 通り道や侵入経路を避けさせる環境づくりに有効
- 室内だけでなく、屋外対策にも有効
ペパーミント
ペパーミントは、主成分であるメントールを豊富に含み、清涼感のある強い香りが特徴のハーブです。
メントールは非常に揮発性が高く、空間に広がりやすい性質を持っています。
人にとっては爽やかに感じられる香りですが、嗅覚が鋭いネズミにとっては強い刺激となるため、忌避効果が期待できます。
使用方法
侵入が疑われる屋外の境界部分に設置します。
- 玄関まわり
- ベランダの隅
- 外壁沿い
- 床下換気口の近く
- エアコン配管の引き込み口付近
鉢植えのまま設置できるため、地植えが難しい住宅でも取り入れやすい方法です。
複数鉢を並べることで、香りの範囲を広げられます。
ニホンハッカ
日本原産の品種であるニホンハッカは、数あるミント類の中でもメントールの含有量が非常に高いです。
清涼感もひときわ強く、鋭い香りの成分が周囲へ素早く拡散する性質を持っています。
強烈な香気は、人には親しみ深いものですが、ネズミにとっては不快な刺激になるとされています。
使用方法
鉢植えで対策する場合は、ベランダや庭先などの侵入経路付近に、配置するのが効果的です。
即効性を求めるなら、精油(ハッカ油)をコットンに染み込ませて置く方法も併用できます。
ニホンハッカは非常に繁殖力が強く、地植えにすると周囲を埋め尽くすほど広がってしまうため、鉢植えでの管理がおすすめです。
室内で使用する際は、香りが充満しすぎないよう設置数や滴数を控えめに調整してください。
ユーカリ
ユーカリは、鼻を抜けるような清涼感あふれる独特の香りが特徴の植物です。
主成分であるシネオールは揮発性に優れ、空間に香りが留まりやすい性質を持っています。
ユーカリ特有の強いニオイは、ネズミに警戒心を抱かせ、その場所を遠ざける効果を発揮します。
使用方法
ユーカリは、揮発性の高い成分(シネオールなど)を含み、強い香りが広がりやすい植物です。
苗は鉢植えで、玄関まわりやベランダ、外壁沿い、床下換気口付近など風が通る場所に設置し、軽く剪定すると香りが立ちやすくなります。
ユーカリ精油をコットンに数滴垂らして侵入経路付近に置く方法も有効で、手軽に取り入れやすいです。
タイム
タイムは、スパイシーで力強い薬草のような香りが特徴のハーブです。
主成分であるチモールは、香りに厚みがあり、乾燥させても成分が比較的長く持続するという優れた性質を持っています。
独特で重厚なニオイが、ネズミの鋭い嗅覚に対して強力な忌避作用をもたらすのです。
使用方法
乾燥させたタイムの葉を細かく砕き、侵入経路や壁際のすき間に配置するのがおすすめです。
精油を水で希釈してスプレーに仕立て、侵入経路になりやすい場所へ散布するのも効果的。
庭やベランダで育てることで、侵入前の段階から周囲に香りを広げ、物理的に近づかせない環境を作ることも可能です。
レモングラス
レモングラスは、レモンに似た鋭い芳香を持つハーブで、主成分であるシトラールが素早く揮発するのが特徴です。
甘さよりもシャープさが際立つ独特の香りは、空間への拡散力に優れています。
柑橘系の鋭い刺激は、ネズミに強い警戒心を抱かせ、その場所を避けさせる高い忌避効果を発揮してくれます。
使用方法
外壁沿いやベランダ、玄関まわりなど、侵入経路になりやすい屋外のポイントに設置することで、侵入前の水際対策として活用できます。
精油を使用する際は、刺激が強くなりすぎないよう水で希釈してください。
鉢植えで育てることができ、管理も簡単です。
ニンニクや唐辛子など刺激の強いニオイ
料理でおなじみの刺激が強い食材も、ネズミが嫌がる代表的なニオイとして活用できます。
アリシンやカプサイシンといった強烈な成分が含まれており、鼻を突く独特のニオイがネズミにとって強いストレスになります。
身近な食材を使って手軽に対策できるのがメリットですが、生のものを使用する際は、鮮度を保つために定期的な交換が必要です。
ネットに入れて吊るしたり、粉末を直接まいたりして設置することで、ネズミが寄り付きにくい環境を整えられます。
ニンニクや唐辛子の強いニオイは人にも刺激があるため、屋外で使用する際は近隣住民への配慮が必要です。
集合住宅や住宅密集地では設置場所や量を控えめに調整し、トラブルにならないよう注意しましょう。
主な効果
- 強い刺激臭で嗅覚に負担を与える
- 狭い空間ではニオイが滞留しやすく、忌避効果を発揮しやすい
- 巣の近くや侵入経路周辺の追い出しに活用できる
ニンニク
ニンニク特有の強烈なニオイは、揮発性成分のアリシンによるものです。
非常に刺激が強く、嗅覚が敏感なネズミにとって強い不快感を与えるため、遠ざける効果があります。
古くから天然の忌避剤として使われてきました。
使用方法
生のニンニクを刻んだり潰したりしてネットに入れ、侵入経路や通り道に設置します。
広範囲に対策したければ、ニンニクオイルを水で希釈してスプレーとして散布する方法も効果的です。
ニオイが強く残るため、リビングなどの生活スペースやカーテン・衣類の近くへの設置は向いていません。
生のニンニクは時間の経過とともに傷むので、定期的に新しいものと取り替える必要があります。
玉ねぎ
玉ねぎを切ったときに感じるツンとした刺激臭は、成分に含まれる硫黄化合物(有機チオ硫酸化合物)によるものです。
嗅覚が非常に鋭いネズミにとって強い不快感を与えるため、玉ねぎのニオイが漂う場所を避ける傾向があります。
身近な食材でありながら、ネズミを遠ざける環境作りには有効です。
使用方法
生の玉ねぎをスライスし、断面から成分が出るようにして通り道などに配置します。
生の状態だと腐敗しやすいので、手軽に対策したい場合は、乾燥した玉ねぎの皮を細かく砕いて撒いておく方法がおすすめです。
定期的に交換することで、刺激成分を維持しやすくなりますが、ペットが誤って口にしないよう、手の届かない場所を選んでください。
黒コショウ
黒コショウに含まれる辛み成分ピペリンは、ネズミの鼻や喉の粘膜を刺激します。
人間でも粉末が鼻に入ればくしゃみが出るように、嗅覚の鋭いネズミにとって強い刺激となります。
ニオイと刺激の両面から作用し、古くから天然のスパイス忌避剤として重宝されてきました。
使用方法
粉末状のコショウをネズミの通り道や巣穴の周辺に直接撒いておくと、成分が舞いやすくなり効果的です。
香りを長く保ちたければ、粗挽きにしたコショウを布袋やネットに入れて、すき間や死角に配置する方法もおすすめです。
香りが弱まると刺激も薄れてしまうため、1〜2週間を目安に定期的に補充や交換を行うようにしましょう。
チリパウダー
唐辛子の主成分であるカプサイシンは、動物が本能的に避けるほどの強烈な刺激成分です。
単なるニオイだけでなく、物理的な刺激として作用し、ネズミの侵入を食い止めるのに役立ちます。
乾燥した粉末状であれば腐敗の心配もほとんどなく、家庭で手軽に取り入れられるのが大きなメリットです。
使用方法
ネズミの通り道や、床下通気口などのすき間に浅いトレイや小皿に入れて設置しましょう。
水に溶かしてスプレー液を作り、侵入ポイントへ吹きかけるのも効果的です。
非常に刺激が強いので、散布する際は自身の目や鼻に入らないよう、取り扱いには十分注意してください。
カプサイシンを含んだ駆除グッズもあるため、そちらを利用する方法も有効です。
ナフタリンや樟脳など薬品のようなニオイ
防虫剤や生活環境で発生する特有の薬品臭も、ネズミが嫌うニオイの一つです。
人間にとってもツンとすると感じる刺激を放ち、閉鎖的な空間にニオイが充満することで、ネズミの定着を防ぐ効果があります。
古くから防虫や忌避に使われてきた素材が多く、タンスや天井裏、物置など、特定の範囲をガードするのに適しています。
化学的な成分が含まれるため、窓を開けて空気を循環させるか、人が長時間過ごさない天井裏や物置に限定して使用してください。
主な効果
- 揮発性の強い薬品臭でネズミを遠ざける
- 密閉された空間で成分が滞留しやすく、忌避効果を発揮しやすい
- 侵入経路や天井裏への定着防止に活用できる
ナフタリン
衣類の防虫剤として知られるナフタリンは、ツンとした強烈な薬品臭を放つのが特徴です。
特有のニオイが充満した場所は、ネズミにとって居心地が悪く、忌避効果が期待できます。
タンスの裏や押し入れの奥、物置といったネズミが棲みつきやすい閉鎖的な空間での対策に活用してください。
使用方法
市販の防虫剤をネットに入れ、天井裏や収納スペースのすき間に設置します。
ニオイが逃げにくい場所ほど効果を発揮しやすく、定着されそうな場所に置くのがポイントです。
ナフタリンは揮発成分を過度に吸い込むと健康を害する恐れがあり、発がん性の懸念も指摘されています。
人が長時間過ごす部屋での使用は避け、取り扱いには十分に注意しましょう。
樟脳(しょうのう)
クスノキから抽出される天然成分の樟脳は、鋭く透き通るような刺激臭です。
独特の香りは、古くからネズミを遠ざける防鼠(ぼうそ)の知恵として活用されてきました。
天然由来ながらネズミに強い警戒心を抱かせ、その場所を避けさせる効果があります。
使用方法
固形タイプのものをネットや布袋に入れ、天井裏や物置の隅など、ネズミが巣を作りやすい場所に配置します。
ナフタリンに比べて香りが持続しやすく、長期間の対策に向いています。
天然素材ですが、特有の強いニオイが周囲に移りやすいため、ニオイ移りして困る衣類やカバンの近く、食品のそばには置かないでください。
使用する際は密閉しすぎず、適度な換気を心がけるのが安心です。
天敵や煙など危険を感じさせるニオイ
ネズミが本能的に生命の危険を察知するニオイも、強力な忌避剤として活用できます。
生存本能に直接訴えかけ、ネズミを強制的に追い出したり、侵入を未然に防いだりする際に高い効果を発揮します。
ネズミに安全な場所ではないと確信させることがポイントで、天井裏、床下、壁のすき間といった場所を重点的に対策しましょう。
建物全体の通気口や配管周りなど、外からの入り口すべてに配置することで、家全体への侵入をより確実に防ぐことが可能です。
主な効果
- 天敵や煙のニオイで本能的な恐怖反応を引き起こす
- 安全な場所ではないと認識させ、退避行動を促す
- 侵入前の抑止や再侵入防止に活用できる
アンモニア
アンモニアは、動物の排せつ物に含まれる成分です。
鼻を突く強烈な刺激臭は、ネズミに近くに捕食者がいるという本能的な恐怖を与え、強い警戒心を引き起こさせます。
使用方法
市販されているキツネの尿(天然忌避液)を侵入経路や屋外に設置するのが有効です。
アンモニア水よりもネズミの生存本能を強く刺激するため、より確実な忌避効果が期待できます。
非常に強力な獣臭がするため、居住スペースでの使用は厳禁です。
床下や屋外など、人が生活しない場所に限定して設置してください。
捕食者のニオイ
臆病なネズミは、天敵や捕食者の気配を感じると、本能的にその場所を避けようとします。
ネコやキツネといった動物のニオイは、ネズミにとって生命の危険を意味するため、漂っているだけで強い警戒心を引き起こし、遠ざけることが可能です。
使用方法
ペットのネコの毛や、排泄物を含まない使用済みの猫砂を小袋に入れ、天井裏や侵入経路に設置します。
実際に動物を飼育していなくても、素材を活用するだけで十分なネズミ除けとして機能します。
煙のニオイ
野生動物にとって煙のニオイは、危険を知らせるサインです。
ネズミは煙を嗅ぐと本能的に強い危機感を抱き、その場から逃げ出そうとするため、効率よく追い出すことが可能です。
使用方法
くん煙タイプの忌避剤を使い、天井裏や床下の隅々まで成分を充満させるのが効果的です。
専用の商品以外でも、煙を発生させるタイプであればネズミ除けとして活用できます。
身近にある強い生活臭
特別な忌避剤を用意しなくても、家庭にある日用品や調味料が放つ強いニオイがネズミ対策に役立ちます。
人間にとっては馴染みのある香りでも、嗅覚が発達したネズミにとっては不快な刺激となり、その場所を避けさせる要因になります。
対策の補助や、侵入を未然に防ぐ手段として、生活環境に合わせて取り入れてみましょう。
主な効果
- ネズミの嫌いな生活臭で刺激
- 侵入経路周辺での行動を抑制する
- 室内で取り入れやすい補助的対策として活用できる
使用済みコーヒー豆
コーヒーに含まれる独特の香りとカフェイン成分は、ネズミにとって非常に不快な刺激となります。
人間にとっては芳醇な香りですが、嗅覚の鋭いネズミは中毒症状を引き起こす恐れがある成分を本能的に避けるため、忌避効果が期待できます。
使用方法
ドリップ後の豆を乾燥させ、ネズミの通り道や食品保管エリアの隅にまいておきます。
布袋に入れて吊るせば、香りが広がりやすく交換も簡単です。
ニオイが弱まると効果が薄れるので、定期的に新しいものと入れ替えましょう。
柔軟剤シート
柔軟剤シートの香料や化学物質は、ネズミにとって不快なニオイです。
人間には清潔感のある香りでも、鋭い嗅覚を持つネズミは強く拒絶するため、手軽な忌避アイテムとして活用できます。
使用方法
シートをネズミの通り道に置くか、天井裏へ設置します。
すき間に詰め込むなど、場所を選ばず設置できるのが大きなメリットです。
シナモン
シナモンが持つ甘くスパイシーな香りは、ネズミにとって刺激の強いニオイです。
他のスパイス類に比べて香りが長持ちしやすく、ネズミに不快感を与え続けることで、別の場所へ移動させる効果が期待できます。
使用方法
シナモンスティックをそのまま置くか、細かく砕いてネズミの通り道に散布します。
シナモンオイルを水で薄めてスプレーにしたり、アロマとして定期的に焚いたりすることで、部屋全体に成分を広める方法も有効です。
ウコン
ウコン特有の香りは、古くから農家でもネズミや大型の野生動物を遠ざけるために活用されており、その高い忌避効果は広く知られています。
使用方法
ウコンパウダーを小皿に移し替え、ネズミの通り道や巣穴の周辺に設置します。
時間の経過とともに腐敗しやすいため、1週間程度を目安に清掃して新しいものと交換しましょう。
庭でウコンを栽培すれば、建物周囲にネズミを寄せ付けない環境を作ることも可能です。
ニオイを用いた効果的なネズミ対策
ニオイによる対策は、場所の広さや密閉度に合わせて方法を変える必要があります。
以下では、狭い場所と広い場所でのニオイを用いた効果的な対策方法を紹介します。
狭い場所での対策

天井裏や床下、壁のすき間といった狭く密閉された空間は、ニオイが滞留しやすいため忌避効果を引き出しやすい環境です。
狭い場所におすすめのニオイ
- くん煙剤(煙タイプ)
- ハッカ油などの精油
- ナフタリンや樟脳(取り扱い注意)
狭い空間では、精油を染み込ませた布や、市販のくん煙剤など、空気中に成分が広がりやすいものを活用するのがおすすめです。
設置の際は、建物の奥から出口に向かって順にニオイを配置し、あえて一箇所だけニオイのないすき間を残しておくことで、パニックになったネズミを外へと誘導できます。
すべての出口を同時にニオイで塞いでしまうと、ネズミが逃げ場を失って室内に飛び出したり、壁をかじって新たな穴を開けたりする二次被害につながるため、追い出しルートを確保しながら進めてください。
広い場所での対策

リビングやベランダ、倉庫などの広い場所では、空気が常に動くため、持続的に香りを出せるものや本能的な回避を促すニオイが向いています。
広い場所におすすめのニオイ
- ニホンハッカやペパーミントなどの植物系
- アンモニア系の刺激臭
- 捕食者(天敵)のニオイ
植物系は鉢植えで設置することで、風に乗って自然に香りが拡散します。
ベランダや外壁沿いだけでなく、室内でも壁際や侵入経路付近に配置することで予防効果を狙いやすいです。
アンモニア系や天敵のニオイは本能的な警戒心を刺激する方法です。
屋外と相性がよい対策ですが、室内で使用する場合は量を控えめにし、換気を行いながら調整し、近隣や生活空間への影響にも十分配慮してください。
ニオイ対策の注意点

ニオイによる忌避効果を最大限に引き出すには、設置して終わりにせず、ネズミが常に嫌がる環境を維持し続ける工夫が必要です。
以下の2つのポイントを意識して対策を進めましょう。
ニオイの持続時間
ニオイによる忌避効果は、成分が空気中に漂っている間しか持続しません。
ハーブやウコンパウダーなどは、時間の経過とともに香りが薄れ、効果を維持するには定期的な交換や補充が不可欠です。
広い空間や換気の良い場所ではニオイが飛びやすく、設置した直後は効果があっても、数日後にはネズミが活動を再開してしまうことも少なくありません。
香りが弱まったと感じる前に新しいものに取り替え、常にネズミがストレスを感じる濃度を保つようにしましょう。
ニオイへの慣れ
ネズミは同じニオイを長期間使い続けると、慣れてしまうことがあります。
初めは効果的だったミントやスパイスの香りも、時間が経つと無視して通り過ぎるようになるため、過信は禁物です。
慣れによる再発を防ぐには、複数のニオイをローテーションで入れ替えたり、超音波などの異なる対策を組み合わせるのが有効です。
ニオイ対策だけで追い出そうとするのではなく、罠の設置や侵入経路の封鎖といった他の方法と並行して進めることがネズミ駆除の秘訣です。

ネズミが嫌うものは他にもある?
ネズミ対策はニオイだけではありません。
本能的に警戒する存在や、聴覚を刺激する方法を利用する対策もあります。
代表的なのが天敵と超音波です。
ネズミの天敵

ネズミの天敵とは、自然界でネズミを捕食する動物のことです。
ネズミは食物連鎖の中では弱い立場にあり、天敵の気配を感じると本能的に警戒します。
主な天敵は次のとおりです。
- 猫
- イタチ
- キツネ
- ヘビ
- カラス
- タカ・ワシ
- フクロウ
これらの動物の存在やニオイ、鳴き声などを感じると、安全ではない場所と判断し、近づきにくくなる傾向があります。
詳しくは関連記事も参考にしてください。
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超音波

超音波は人に聞こえない高周波を発生させ、聴覚の鋭いネズミに強い不快感を与えます。
市販の超音波装置は一定範囲へ継続的な刺激を与え続け、一度設置すれば自動作動するため管理の手間もありません。
設置場所は通り道や侵入経路、天井裏・床下の接続部付近が効果的です。
同じ周波数の継続はネズミが慣れる原因となるため、設置位置の変更や捕獲・封鎖との併用で効果を維持してください。
詳しくは関連記事をご覧ください。
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被害をもたらすイエネズミは3種類

ニオイを使う場合はどの種類のネズミが棲みついているかを事前に把握しておきましょう。
ネズミは種類によって行動範囲や棲みつく場所が異なるため、それぞれの習性に合わせた設置場所への工夫が必要です。
以下では住宅で被害をもたらすことが多いイエネズミ3種類について解説します。
被害をもたらすイエネズミ
- クマネズミ
- ドブネズミ
- ハツカネズミ
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クマネズミ

クマネズミは都市部の住宅やビルに多く、天井裏や壁内部など人の目が届かない場所を好んで棲みつきます。
身軽で警戒心が非常に強く、物音を察知するとすぐに隠れるため発見や駆除が難しいのが特徴です。
特徴・見た目
体長はおよそ18〜24cmほどで全体的に細身の体型をしており、体よりも長い尾を持つのが特徴です。
体毛は黒色から濃い茶色で腹側はやや明るい色合いをしており、臆病な性格ながら動きは俊敏でわずかな音や振動にも敏感に反応します。
行動・生息環境
電線や配管を伝って高所を移動するのが得意で、屋根裏や天井裏、壁の内部などに巣を作ります。
湿気の多い場所はあまり好まず、床下や排水周辺よりも建物の高い位置に棲みつきやすいです。
食性・繁殖
雑食ですが穀類や果物など植物性の食べ物を好む傾向があり、繁殖力が非常に高く生後数か月で繁殖が可能となり1年に複数回出産するとされています。
糞の特徴
糞は細長い楕円形で長さは6〜10mm程度で、高所を移動する習性から天井裏や換気口付近で見つかりやすいです。
参考
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ドブネズミ

ドブネズミは下水道や床下など湿気の多い場所を好んで棲みつくイエネズミです。
体が大きく力も強いため住宅や店舗に侵入すると、建材や配線をかじる被害が起こりやすいです。
特徴・見た目
体長はおよそ22〜26cmとイエネズミの中でも大型でがっしりとした体格をしており、尾は体長よりやや短く体毛は茶褐色から灰色で腹側は比較的明るい色合いです。
食欲が旺盛で警戒心も強く、状況によっては威嚇するような行動を取ることがあります。
行動・生息環境
泳ぎや穴掘りを得意とし下水道や側溝、床下など水気のある場所を棲みかにします。
寒さには強くないため冬場は暖かさを求めて建物内に侵入し、床下や倉庫、キッチン周辺に紙くずや布きれを集めた単純な構造の巣を作ります。
食性・繁殖
雑食性で穀物や肉、魚、残飯など手に入るものは幅広く食べます。
寿命は2〜3年ほどと短めですが繁殖力は高く、生後約3か月で1回に6〜9匹を年に複数回出産します。
糞の特徴
糞はこげ茶色から灰色の太めな楕円形で長さは10〜20mmほどあり、水回りを行動範囲とするためキッチンやトイレ、浴室付近で見つかることがあります。
参考
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ハツカネズミ

ハツカネズミは都市部だけでなく郊外の住宅にも棲みつくイエネズミです。
体は小さいものの繁殖スピードが非常に早いため食品汚染や感染症リスクには注意が必要です。
特徴・見た目
体長はおよそ6〜10cmと小型で灰褐色の体毛を持ち、耳や目が大きいです。
クマネズミやドブネズミより一回り小さくわずかなすき間から侵入でき、動きが素早く警戒心もあるため住宅内に棲みついていても存在に気づきにくいネズミです。
行動・生息環境
本来は草地や畑、雑木林などに生息していますが、寒い時期になると暖かさを求めて1cm程度の小さなすき間から建物内へ侵入します。
床下や押し入れ、壁の内部など人目につきにくい狭く暗い空間を好んで巣を作るため、発見が遅れやすいです。
食性・繁殖
雑食性で穀物や野菜、残飯など幅広い食べ物を口にします。
寿命は1〜1.5年ほどと短いものの繁殖力は非常に高く、生後約1か月で繁殖が可能となり1回に5〜6匹を年に数回出産します。
糞の特徴
糞は4〜7mmほどの細長い形で、茶色く米粒のように両端が尖っています。
物置や倉庫、押し入れの隅などで見つかりやすく、広い範囲に点々と散らばって発見されることが多いです。
参考
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ネズミの被害

ネズミは冬眠せず一年を通して活動する害獣で、棲みつきやすい環境が整うと被害が一気に表面化し拡大していきます。
一度棲みつかれると糞尿によるニオイや騒音、配線や柱の損壊など、生活環境や住宅そのものにさまざまな影響を及ぼします。
ネズミによる主な被害は以下のとおりです。
ネズミの主な被害
- 精神被害
- 住宅被害
- 健康被害
- 害虫発生被害
精神被害
ネズミは夜行性のため、活動が活発になる時間帯には天井裏や壁の中、床下などから物音が発生します。
繁殖が進む春や秋は行動量が増えて走り回る音や木材をかじる音が頻繁に響き、不安やストレスが蓄積し睡眠の質の低下を招く可能性があります。
集合住宅では音が周囲に伝わりやすく、時期や状況によっては近隣トラブルに発展することもあるため、早めに対策しましょう。
住宅被害
春や秋など活動が活発になる季節は行動範囲が広がり、柱や断熱材、電気配線などをかじられる被害が目立つようになります。
天井裏や床下に糞尿が蓄積すると強いニオイやカビが発生しやすくなるほか、長期間放置した場合は配線トラブルや漏電を引き起こし火災につながるおそれもあります。
健康被害
ネズミは人に感染する病原菌を複数保有しており、命に関わる重篤な病気を引き起こすおそれがあります。
糞尿や体毛、咬傷によって病原体が広がるほか、乾燥した糞尿や体毛が空気中に舞い、吸い込むことで感染症を発症する危険性も否定できません。
| 病原菌 | 感染症名 | 主な症状 | 参照元 |
サルモネラ菌 |
サルモネラ感染症 | 腹痛、下痢、発熱 | JUMA-Vet |
![]() HEVウイルス |
E型肝炎 | 発熱・倦怠感・黄疸 | 厚生労働省検疫所 |
![]() クリプトスポリジウム原虫 |
クリプトスポリジウム症 | 水様下痢・腹痛・脱水 | 国立健康危機管理研究機構 |
![]() レプトスピラ菌 |
レプトスピラ症 | 発熱・頭痛・筋肉痛 | J-Stage |
![]() ハンタウイルス |
腎症候性出血熱 | 発熱・出血・腎障害 | 日本獣医学会 |
![]() 鼠咬症スピリルム |
鼠咬症(そこうしょう) | 発熱・頭痛・関節痛 | 東京都保健医療局 |
![]() 広東住血線虫 |
広東住血線虫症 | 頭痛・発熱・神経障害 | 国立健康危機管理研究機構 |
特に気温が上がると食品汚染や感染症が広がりやすくなるため、被害の放置は家族全員の健康不調につながりかねません。
害虫発生被害
ネズミが建材をかじることで壁や天井裏にすき間が生じ、ゴキブリやハエ、シロアリなどの害虫が発生しやすい環境になります。
ダニやノミといった寄生虫には特に注意が必要で、ネズミの体に付着して人やペットに移ることでかゆみや皮膚炎などの健康被害を引き起こすことも。
中には感染症を媒介する寄生虫もいるため、気づかないうちに室内全体へ広がってしまう可能性も高いです。
| 害虫名 | 主な症状 | 参照元 |
![]() イエダニ |
強いかゆみ、発疹、皮膚炎など | 日本防疫殺虫剤協会 |
![]() ノミ |
激しいかゆみ、感染症媒介の可能性 | 日本防疫殺虫剤協会 |
![]() マダニ |
発熱、倦怠感、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)など | 東京都保健医療局 |
![]() トコジラミ |
強いかゆみ、睡眠障害、アレルギー反応など | 東京都保健医療局 |
![]() ツツガムシ |
吸血による皮膚炎、発熱、発疹 | 山形県衛生研究所 |
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自宅でできるネズミ駆除

被害が軽い段階であれば、市販の忌避剤や駆除グッズを活用して追い出しや侵入予防から始めてみましょう。
以下ではおすすめの駆除グッズや使い方を解説しています。
一方で、天井裏や床下で物音が続く場合や糞・噛み跡が複数あるなら、すでに群れが繁殖している可能性があります。
被害が広がっている状況では自力での対処が難しいため、手遅れになる前に専門業者への相談を検討してください。
忌避剤
忌避剤はネズミが嫌がる成分を利用し、近づかせない・追い出すことを目的とした対策グッズです。
ネズミにとって不快な環境をつくることで、棲みついている場所を避けるようになります。
即効性のあるタイプと成分が徐々に広がる遅効性タイプが存在し、どちらも軽度な被害への対策として重宝するでしょう。
スプレー・燻煙・固形など種類が多いため、設置場所や使用環境に合わせて最適なものを選んでください。
忌避剤の主な効果
- ネズミが嫌がるニオイで近づきにくくする
- すでに棲みついているネズミを遠ざける
- 侵入が心配な場所の予防対策として使える
忌避剤の使い方

忌避剤は糞や足跡、かじり跡などのラットサインが見られる場所や侵入経路に設置・噴霧してください。
天井裏や床下、通気口周辺などの暗く狭い空間は移動経路になりやすいため、重点的に使用することで効果を高められます。
スプレータイプはニオイが弱まらないよう侵入経路に定期的に噴射し、固形タイプは効果が薄れる前に使用期間を目安に交換しながら設置を継続しましょう。
殺鼠剤
殺鼠剤はネズミが摂取することで作用し、直接駆除することを目的とした薬剤です。
小袋やトレーなど形状が複数あり、設置場所や被害状況に応じて最適なものを選べます。
ニオイによる対策と違い、すでに複数匹が棲みついている状況でもまとめて駆除できることがあります。
使用後は死骸の回収や清掃が必要になるため、事前に対応の流れを把握したうえで活用してください。
殺鼠剤の主な効果
- ネズミを直接駆除できる
- 複数箇所に棲みついている状況でも対応しやすい
- 一度設置すると、しばらく効果が持続しやすい
殺鼠剤の使い方

侵入経路や移動ルートになりやすい壁際、部屋の隅などに設置します。
穀物やナッツ類と一緒に置き、摂取した形跡があれば状況を確認しながら補充を繰り返しましょう。
駆除後は必ず手袋を着用し、回収した死骸はビニール袋に入れて密閉した後に自治体のルールに従って処分してください。
処分方法は市区町村によって異なるため、事前に自治体の案内を確認したうえで適切に処理しましょう。
捕獲シート
捕獲シートは強力な粘着面でネズミの動きを止め、そのまま捕らえる駆除アイテムです。
薬剤を使用しないためニオイや成分が気になる環境でも使いやすく、ニオイ対策との併用は相性が良いです。
粘着力が非常に強いため、設置や処理の際は手や衣類に付着しないよう細心の注意を払ってください。
捕獲シートの主な効果
- 通り道に設置して直接捕獲できる
- 薬剤を使わずに対策できる
- 侵入経路や移動ルートを把握する手がかりになる
捕獲シートの使い方

糞や足跡などのラットサインが確認できる場所の壁際に設置します。
部屋の隅や通り道になっている箇所では、複数枚を連続して並べ、通過しづらい配置にすると効果的です。
捕獲後はそのままにせず、速やかに回収と清掃を行い、新しいシートへ取り替えましょう。
捕獲器
捕獲器は、ネズミを傷つけずに捕らえる非殺傷タイプのトラップです。
内部に入ると扉が閉まる構造で、室内用のコンパクトなものから倉庫や屋外向けの大型タイプまで展開されています。
薬剤を使わないため、ニオイや成分が気になる場所でも使いやすく、安全性を重視したい場合の選択肢になります。
捕獲器の主な効果
- ネズミを生け捕りにできる
- 薬剤を使わずに対策できる
捕獲器の使い方

ネズミの通り道やエサを探しに来やすい位置に設置し、内部にピーナッツや穀物などの誘引餌を入れておきます。
捕獲後は放置せず、速やかに処理することが重要ですが、対応が難しい場合は専門業者へ相談しましょう。
再使用する際は十分に洗浄・消毒を行い、ニオイが残らない状態に整えてください。
超音波
超音波式の対策機は、人にはほとんど聞こえない高周波音を発し、ネズミに不快感を与えて寄りつきにくくする装置です。
コンセントに差すだけで使用できる製品が多く、薬剤を使わずに取り入れられます。
ただし、同じ周波数を出し続けると慣れてしまう場合があり、単独での長期駆除には向いていません。
超音波の主な効果
- 音の刺激によってネズミを寄せつけにくくする
- 設置環境によっては比較的広い範囲をカバーできる
- 薬剤を使わず、安全面に配慮して使える
超音波の使い方

天井裏や床下につながる方向、キッチン周辺など気配のある側へ向けて設置します。
音は壁や家具に遮られやすいため、障害物の少ない場所を選ぶことがポイントで、定期的に位置を変えるとよいでしょう。
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駆除だけでなく根本的な環境改善が必要

自分でニオイ対策を試してみたものの、思うような効果が感じられない場合、すでにネズミが生活しやすい環境が整っている可能性があります。
どれだけ強いニオイを置いても、エサや隠れ場所が豊富にあれば、ネズミは完全には離れません。
ニオイ対策を活かすためには、追い出しだけに頼らず、生活環境そのものを見直すことが重要です。
以下では、ネズミが寄りつきにくく、駆除後に戻ってこない状態をつくるための基本ポイントを整理します。
根本的な環境改善のポイント
- 食べ物がない環境
- 清潔で整理整頓された環境
食べ物がない環境
ネズミは嗅覚が非常に鋭く、わずかな食品のニオイにも反応します。
食品は密閉容器で保管し、ペットフードや生ゴミを出しっぱなしにしないことが基本です。
エサになるものを減らせば、ニオイ効果も維持しやすくなるでしょう。
清潔で整理整頓された環境
ネズミは暗く人目につきにくい場所を好み、段ボールや紙袋、布類を巣材に利用します。
不要な物をため込まず、隠れ場所になりやすい空間を減らすことが大切です。
室内だけでなく、物置や床下、天井裏周辺も含めて整理しておくと再侵入防止につながります。
ニオイ対策に限らず専門業者も検討を

ネズミは嗅覚が非常に鋭く、刺激の強いニオイや異質なニオイを嫌がる習性を持っています。
ミントやハーブ、薬品系のニオイを使った対策は、被害の初期段階であれば一定の効果が期待できるでしょう。
まずは自分でできる方法から試したい方にとって、取り入れやすい対策といえます。
一方でニオイ対策だけでは、すでに棲みついている個体の完全な追い出しや繁殖の抑制は難しいのが実情です。
被害が進行すると糞尿による悪臭や衛生問題に加え、配線被害による漏電・火災リスク、さらには健康被害を招くおそれも否定できません。
ネズミ被害を根本から防ぐには、侵入経路の特定と封鎖、清掃・消毒、再発防止まで含めた総合的な対応が不可欠です。
害獣お助け本舗では相談・見積もり無料で、住宅の状況や被害程度に応じた最適な対策プランをご提案しています。
ニオイ対策を試しても改善が見られない場合や、被害が広がる前に確実な駆除を行いたい方は、手遅れになる前に早めにご相談ください。
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