ネズミ駆除

アマミトゲネズミの特徴や生態とは?奄美大島の天然記念物を解説

アマミトゲネズミとは、鹿児島県の奄美大島にのみ生息するネズミの一種で、日本固有の天然記念物です。

背中を覆うトゲ状の毛が名前の由来となっており、一般的なネズミとは見た目や生態が大きく異なります。

夜行性で森林に生息し、木の実や昆虫を食べながら、地面を跳ねるように移動する独特の行動が知られています。

一方で、アマミトゲネズミはマングースやノネコの影響や生息環境の変化によって個体数が減少しており、現在は絶滅危惧種として保護されている天然記念物でもあります。

日常生活の中で見かける機会はほとんどなく、どのようなネズミなのか知りたいという方も多いです。

この記事では、

  • アマミトゲネズミの特徴や生態
  • 他のネズミとの違い
  • 家に出るネズミとの違いや対処方法

などを解説します。

※1 対応地域・加盟店・現場状況により、お事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます
※2 対応地域・対応する加盟店により異なります
※3 延長保証は一部エリアのみご提供、再発防止がついている場合にかぎります

このような方におすすめ

  • アマミトゲネズミがどのようなネズミか知りたい方
  • 普通のネズミとの違いを知りたい方
  • ネズミの種類ごとの特徴を理解したい方
  • 家に出るネズミとの違いや対処方法を知りたい方

日本いるネズミは野ネズミと家ネズミに分けられる

生息場所 科名 属名 種名 鳥獣保護法
野ネズミ ネズミ アカネズミ アカネズミ 対象
ヒメネズミ
カヤネズミ カヤネズミ
トゲネズミ アマミトゲネズミ
キヌゲネズミ ヤチネズミ ニイガタヤチネズミ
カゲネズミ
ハタネズミ ハタネズミ
タイリクヤチネズミ属 スミスネズミ
マスクラット マスクラット
家ネズミ ネズミ クマネズミ ドブネズミ 対象外
クマネズミ
ハツカネズミ ヨウシュハツカネズミ

日本にはさまざまな種類のネズミが生息していますが、大きく分けると野ネズミと家ネズミの2つに分類されます。

野ネズミは、山林や森林などの自然環境で暮らすネズミで、人の生活圏から離れた場所に生息しています。

アマミトゲネズミも野ネズミに分類され、奄美大島の森林に生息する日本固有のネズミです。

野ネズミは基本的に人間の生活と関わることが少なく、鳥獣保護の対象として、捕獲や駆除を行うことはできません。

一方で、家ネズミは人の生活環境に適応して暮らすネズミです。

住宅や店舗、倉庫などに棲みつき、糞尿による悪臭や建物の損傷、感染症のリスクなど、さまざまな被害を引き起こすことから、害獣として扱われています。

代表的なのは、ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミの3種類で、駆除の対象です。

同じネズミでも生息環境や人との関わり方、対処方法が大きく異なるため、違いを理解しておくことが重要です。

こちらもCHECK

ネズミの種類を画像付きで解説! 見極めて効果的に駆除しよう

「家に出たネズミの種類を知りたい」「ネズミを駆除したいけど、屋根裏にいるのは何ネズミかな?」と考えていませんか? ネズミの種類を間違えて、無駄な対策をしたくないですよね。 このページでは、ネズミの種類 ...

続きを見る

野ネズミとは

野ネズミとは、山林や森林、農地などの自然環境に生息するネズミの総称です。

アカネズミやヒメネズミなどの在来種のほか、外来種であるマスクラットや、絶滅危惧種に指定されているアマミトゲネズミなどが該当します。

野ネズミは、木の実を運んだり、猛禽類などの捕食対象になる生態系の維持に重要な役割を果たす存在です。

人の生活圏に現れることは少ないですが、環境の変化や季節によっては一時的に見かけることも。

加えて、野ネズミは鳥獣保護の対象で、無許可での捕獲や駆除は禁止されています。

野ネズミを見かけた場合は安易に対処せず、種類や状況を見極めるようにしましょう。

家ネズミとは

家ネズミとは、住宅や飲食店、倉庫などの建物に棲みつき、人の生活圏で繁殖するネズミです。

野ネズミが自然環境で暮らすのに対し、家ネズミは人の生活圏に依存している点が大きな違いです。

住宅で問題となるネズミの多くは、ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミの3種類で、天井裏や壁の内部、床下などに巣を作り、建物内を移動しながら活動します。

食材を食べ荒らす、電気配線をかじるといった被害に加え、糞尿による悪臭や衛生面のリスクもあり、一度住宅に棲みつくと大きな被害をもたらします。

これらの家ネズミは野ネズミとは異なり、駆除が認められており、自治体への申請などを行わずに対策を進めることが可能です。

繁殖力も高いため、住宅内で発見した際は、放置せず早めに対処するようにしましょう。

アマミトゲネズミの基本情報

アマミトゲネズミは、鹿児島県の奄美大島のみに生息する日本固有のネズミです。

ここからは、アマミトゲネズミの基本的な特徴や分類について解説します。

アマミトゲネズミの基本情報

アマミトゲネズミは、齧歯目ネズミ科に分類されるネズミの一種です。

奄美大島の常緑広葉樹林に生息し、日本に生息するネズミの中でも限られた地域のみに分布する固有種です。

国指定の天然記念物に加え、国内希少野生動植物種にも指定され、IUCNではEN、環境省では絶滅危惧ⅠB類、鹿児島県ではⅠ類に分類されています。

同じトゲネズミの仲間は世界でも3種しか存在せず、アマミトゲネズミはそのうちの1種にあたります。

和名 アマミトゲネズミ
学名 Tokudaia osimensis
分類 ネズミ科トゲネズミ属
体長 約8〜15cm
体重 約110〜170g
分布 奄美大島の常緑広葉樹林
レッドリスト IUCN:EN / 環境省:EN / 鹿児島県:1類

レッドリストとは?

レッドリストとは、絶滅の危険度を示す指標で、作成している機関によって表記が異なります。

IUCNは世界、環境省は日本、鹿児島県は地域ごとに評価を行い、それぞれの基準で分類されていますが、いずれも絶滅の危険性が高い状態を意味しています。

アマミトゲネズミの特徴

体長は約8〜16cm、体重は約110〜170gで、手のひらに収まる程度の大きさです。

体の大きさは、ゴールデンハムスターより一回り小さく可愛らしい見た目をしています。

以下では、アマミトゲネズミの見た目や特徴を解説します。

見た目

アマミトゲネズミは、全身にトゲのような毛が生えているのが特徴です。

トゲは針のように刺さる硬さではなく、平たくしなるような柔らかさを持ち、プラスチック製のブラシのような質感をしています。

一般的なネズミのふわっとした体毛とは異なり、ややゴワついた見た目と手触りです。

背面は暗褐色、腹面は灰白色をしており、体全体をトゲ状の毛で覆っています。

性格や性質

アマミトゲネズミは、森林環境の中で単独で行動するネズミで、警戒心が強く、日中に姿を見せることはほとんどありません。

外敵に対しては地面を走って逃げるのではなく、両足を揃えて跳ねるように移動し、50〜60cmジャンプして回避します。

体長の約4倍に相当する跳躍力を持つことから、小型哺乳類の中でも高い運動能力を持つネズミです。

糞の見た目

アマミトゲネズミの糞は、両端がやや尖った、米粒状の形です。

昆虫や果実、シイの実などを食べるため、糞の中にはそれらの残渣が含まれます。

糞は生息状況や食性の調査にも活用され、ノネコなど外来種による捕食の影響を調べる手がかりとしても利用されています。

分布・個体数

アマミトゲネズミは、鹿児島県の奄美大島にのみ生息する固有種です。

シイの原生林(常緑広葉樹林)に生息し、分布範囲は極めて狭く、他の地域では確認されていません。

ハブ駆除の目的で放たれたマングースやノネコによる捕食、森林開発の影響により個体数が減少していると考えられ、現在は絶滅危惧種として保護対象になっています。

動物園では保全活動が進められており、飼育下では繁殖にも成功していますが、野生下での個体数は限られている状況です。

アマミトゲネズミの生態

アマミトゲネズミは、他のネズミとは異なる独自の生態を持つ動物です。

オスが本来持つY染色体を持たずにオスとメスが存在し、一般的な哺乳類とは異なる仕組みで性別が決まることから、研究対象としても注目されています。

ここからは、巣の作り方や活動時間、食性などの生態について詳しく解説します。

巣を作る場所

アマミトゲネズミは、木の根元などの地面付近に巣を作ります。

巣は広葉樹の根元や斜面に作られることが多く、入口から奥へと続く横穴状の構造です。

内部には休息のためのスペースがあり、周囲の落ち葉などを運び込んで敷き詰め、柔らかい状態に整えます。

活動時期

アマミトゲネズミは年間を通して活動するネズミで、奄美大島は一年を通して温暖な気候のため、冬に冬眠することもありません。

繁殖期は10〜12月で、1回の出産で1〜7匹の子どもを産みます。

飼育下では、オキナワスダジイの実などを与えて栄養状態を整えることで、通年繁殖にも成功しています。

活動時間

アマミトゲネズミは日没後に活動を開始し、日中は巣穴で休息する夜行性です。

日没前後に活動のピークがあり、日照時間や季節の変化に影響を受けて行動します。

動物園の展示では、16時頃から動き出す様子が観察され、約1〜2時間ごとに活動と休憩を繰り返します。

食べ物

アマミトゲネズミは雑食性で、スダジイ(オキナワジイ)の実などの木の実や種子を中心に、アリなどの昆虫も食べます。

植物質を主にしながらも昆虫などの動物質も摂取し、自然環境の中で柔軟に餌を選んでいます。

寿命

アマミトゲネズミの寿命は約3〜7年です。

野生下と飼育下で差はありますが、小型のネズミとしては長い寿命といわれています。

飼育下での調査では、メスが3歳8か月で出産、オスが5歳3か月で交尾が確認され、高齢個体でも繁殖をおこなうことが明らかになっています。

性染色体

アマミトゲネズミは、哺乳類としては非常に珍しく、Y染色体を持たないネズミです。

通常、哺乳類はオスがXY、メスがXXという組み合わせで性別が決まりますが、アマミトゲネズミはオス・メスともにX染色体を1本のみ持ち、Y染色体が完全に消失しています。

近年の研究では、常染色体が新たな性染色体のように機能し、オス化に関わる遺伝子の発現を制御していることが明らかになっています。

このような仕組みは哺乳類では極めて珍しく、性染色体の進化を理解するうえで重要な存在です。

繁殖と保全

アマミトゲネズミの繁殖は、一般的なネズミと比べて難しいといわれています。

繁殖には個体同士の相性が大きく影響し、同居後30日以内に交尾が確認されない場合は、その後も繁殖に至りにくいです。

近年は、繁殖効率を高めるために、動物園同士で個体の交換が行われ、36頭の野生個体から飼育が始まり、現在では約180頭が誕生しています。

飼育下での繁殖技術は確立されつつあり、個体数の回復に向けた保全が進められています。

アマミトゲネズミは鳥獣保護法に保護されている

アマミトゲネズミは、野生の哺乳類であるため鳥獣保護法の対象となる動物です。

鳥獣保護法は、野生の鳥類や哺乳類を保護し、生態系のバランスを維持することを目的とした法律で、原則として無許可での捕獲や殺傷は禁止されています。

アマミトゲネズミも例外ではなく、無許可で捕獲したり傷つけたりすることはできません。

加えて、国指定の天然記念物であり、国内希少野生動植物種にも指定されている絶滅危惧種です。

鳥獣保護法に加えて種の保存法の対象のため、無許可での捕獲や譲渡、輸出入などはより重い罰則が科されます。

  • 鳥獣保護法では1年以下の懲役または100万円以下の罰金
  • 種の保存法では5年以下の懲役または500万円以下の罰金

野生のアマミトゲネズミを見かけた場合は、むやみに近づいたり捕まえたりせず、そっと見守るようにしましょう。

参考

こちらもCHECK

ネズミは鳥獣保護管理法で守られている?保護対象と駆除できる種類・正しい対策を徹底解説

「夜になると天井からカサカサ音がする」「食べ物の袋がかじられていた」 ネズミの気配を感じても「自分で駆除していいのか」「殺処分は法律的に問題ないのか」と迷う方も多いでしょう。 小さなお子さんがいる家庭 ...

続きを見る

アマミトゲネズミは飼ってもいいの?

アマミトゲネズミは、鳥獣保護法および種の保存法の対象となる動物のため、許可なく捕獲して飼育することは禁止されています。

野外で見つけた個体をそのまま飼うことはできず、違反した場合は罰則の対象となります。

ネズミを飼育したい場合は、ゴールデンハムスターやジャンガリアンハムスターなどのペットとして改良されている種類を選びましょう。

こちらもCHECK

家に棲みつくネズミは飼える?ペット用ネズミとの違い、注意点を解説

家に棲みついたネズミを見て、「このまま捕まえて飼えないだろうか?」と考えたことはありませんか。 子どもが興味を示したり、かわいそうに感じたりして、イエネズミをペットにできるのか気になって検索している方 ...

続きを見る

アマミトゲネズミが見れる動物園はあるの?

アマミトゲネズミは絶滅危惧種であり、限られた動物園でのみ飼育・展示されています。

近年までは非公開での飼育が中心でしたが、繁殖技術の確立により、一部の施設で一般公開が始まっています。

現在、国内で展示・飼育が確認されている主な動物園は以下の通りです。

  • 井の頭自然文化園
  • 鹿児島市平川動物公園
  • 神戸どうぶつ王国
  • 埼玉県こども動物自然公園

被害をもたらす家ネズミは3種類

アマミトゲネズミは奄美大島の森林に生息する野ネズミであり、住宅に被害をおよぼすことはありません。

住宅へ棲みつくのは家ネズミと呼ばれる、クマネズミ・ドブネズミ・ハツカネズミの3種類が挙げられます。

これらのネズミは食品を食べ荒らすだけでなく、電気配線をかじる、糞尿による悪臭や衛生被害を引き起こすなど、住宅にさまざまな被害をもたらします。

そのため、ネズミの種類に応じた適切な対策を行うことが重要です。

ここからは、それぞれの特徴について解説します。

被害をもたらす家ネズミ

  • クマネズミ
  • ドブネズミ
  • ハツカネズミ

クマネズミ

クマネズミは都市部の住宅やビルに多く、天井裏や壁内部など人の目が届かない場所を好んで棲みつきます。

身軽で警戒心が強く、物音を察知するとすぐに隠れるため発見や駆除が難しいです。

特徴・見た目

体長はおよそ18〜24cmほどで全体的に細身の体型で、体よりも長い尾を持ちます。

体毛は黒色から濃い茶色で腹側はやや明るい色合いで、臆病な性格ながら動きは俊敏でわずかな音や振動にも敏感です。

行動・生息環境

電線や配管を伝って高所を移動するのが得意で、屋根裏や天井裏、壁の内部などに巣を作ります。

湿気の多い場所はあまり好まず、建物の高い位置に棲みつきやすいです。

食性・繁殖

雑食ですが、穀類や果物など植物性の食べ物を好みます。

繁殖力が高く生後数か月で繁殖が可能となり、1年に複数回出産するとされています。

巣を作る場所

クマネズミの巣は、断熱材や紙くず、布切れなど柔らかい素材を集めて作られることが多いです。

人の気配が少ない静かな場所を選び、屋根裏や天井裏、壁の内部などに巣を作って繁殖の場所として利用します。

こちらもCHECK

ドブネズミ

ドブネズミは下水道や床下など湿気の多い場所を好んで棲みつく家ネズミです。

体が大きく力が強いため、住宅や店舗に侵入すると、建材や配線をかじる被害を起こします。

特徴・見た目

体長はおよそ22〜26cmと家ネズミの中でも大型でがっしりとした体格をしています。

尾は体長よりやや短く体毛は茶褐色から灰色で腹側は比較的明るい色合いです。

食欲が旺盛で警戒心も強く、威嚇するような行動を取ることがあります。

行動・生息環境

泳ぎや穴掘りを得意とし、下水道や側溝、床下など水気のある場所を中心に行動します。

地面付近を移動することが多く、排水周辺や建物の基礎部分など低い場所に現れやすいです。

寒さに弱いため、冬場になると暖かさを求めて建物内に侵入し、床下や倉庫、キッチン周辺などで活動します。

食性・繁殖

雑食性で穀物や肉、魚、残飯など手に入るものは幅広く食べます。

寿命は2〜3年ほどと短めですが繁殖力は高く、生後約3か月で1回に6〜9匹を年に複数回出産します。

巣を作る場所

ドブネズミは土を掘って巣穴を作る習性があり、建物の床下や倉庫の隅、基礎の周辺などに好んで拠点を作ります。

巣の内部には、周囲から集めた紙くずや布、枯れ草などを敷き詰め、繁殖のための寝床を整えます。

下水道や側溝、コンクリートのわずかな隙間を巧みに利用して、巣穴を広げていくことも多いです。

こちらもCHECK

ハツカネズミ

ハツカネズミは都市部だけでなく郊外の住宅にも棲みつく家ネズミです。

体は小さいですが、繁殖スピードが早いため食品汚染や感染症には注意が必要です。

特徴・見た目

体長はおよそ6〜10cmと小型で灰褐色の体毛を持ち、耳や目が大きいです。

クマネズミやドブネズミより一回り小さくわずかなすき間から侵入でき、動きが素早く警戒心もあるため、住宅内に棲みついていても気づきにくいネズミです。

行動・生息環境

本来は草地や畑、雑木林などに生息していますが、寒い時期になると暖かさを求めて1cm程度の小さなすき間から建物内へ侵入します。

体が小さいため、家具のすき間や壁の内部など狭い場所にも入り込みやすく、人目につきにくい場所で活動することが多いです。

食性・繁殖

雑食性で穀物や野菜、残飯など幅広い食べ物を口にします。

寿命は1〜1.5年ほどと短いものの繁殖力は非常に高く、生後約1か月で繁殖が可能となり1回に5〜6匹を年に数回出産します。

巣を作る場所

ハツカネズミは体が小さいため、家具のすき間や収納の奥、壁の内部などわずかな空間にも巣を作ることがあります。

紙くずや布、断熱材など身近にある柔らかい素材を集め、狭い空間の中に球状の巣を作るのが特徴です。

段ボール箱の中や物が多く置かれた場所など、人の目が届きにくい環境を利用して巣を作ることがあります。

こちらもCHECK

こちらもCHECK

ネズミの種類を画像付きで解説! 見極めて効果的に駆除しよう

「家に出たネズミの種類を知りたい」「ネズミを駆除したいけど、屋根裏にいるのは何ネズミかな?」と考えていませんか? ネズミの種類を間違えて、無駄な対策をしたくないですよね。 このページでは、ネズミの種類 ...

続きを見る

ネズミの被害

本来、森林や草地で生活するネズミですが、餌や暖を求めて人間の住宅へ侵入します。

特に家ネズミは放置すると被害が深刻化していきます。

糞尿による悪臭や騒音といった不快感だけでなく、柱や配線をかじることによる資産価値の低下、病原菌や寄生虫による健康被害まで危険性は多岐にわたります。

家族の安全と住まいを守るために、具体的な被害について正しく理解しておきましょう。

ネズミの主な被害

  • 精神被害
  • 住宅被害
  • 健康被害
  • 害虫発生被害

精神被害

ネズミは夜行性のため、活動が活発になる夜間に天井裏や壁、床下などから物音が聞こえるようになります。

繁殖期の春や秋は、走り回る音やかじる音が頻繁に響くようになり、不安やストレスによって睡眠の質の低下を招く恐れも。

集合住宅では音が周囲に伝わりやすく、放置すると近隣トラブルに発展する可能性もあるため、早めの対策を検討してください。

住宅被害

ネズミの活動が活発になると行動範囲も広がり、柱や断熱材、電気配線などをかじられる被害が発生します。

天井裏や床下に糞尿が蓄積すると、悪臭やカビの発生原因になるだけでなく、配線の損傷によって漏電や火災を引き起こすリスクも高まります。

住まいを守るためにも、目に見えない場所で起きている異変を軽視しないことが大切です。

健康被害

ネズミは、人に感染する病原菌を複数保有し、命に関わる重篤な病気を引き起こす恐れがあります。

糞尿や体毛、噛み傷から直接感染するだけでなく、乾燥した排泄物が空気中に舞い、吸い込むことで発症する可能性が高いです。

姿が見えなくても排泄物が残っているだけで感染リスクは続くため、軽視するのは危険です。

特に気温が高くなる時期は食品汚染や感染症が広がりやすく、ネズミを放置すると家族全員の健康被害につながる恐れがあります。

病原菌 感染症名 主な症状 参照元

サルモネラ菌

サルモネラ感染症 腹痛、下痢、発熱 JUMA-Vet

HEVウイルス
E型肝炎 発熱・倦怠感・黄疸 厚生労働省検疫所

クリプトスポリジウム原虫
クリプトスポリジウム症 水様下痢・腹痛・脱水 国立健康危機管理研究機構

レプトスピラ菌
レプトスピラ症 発熱・頭痛・筋肉痛 J-Stage

ハンタウイルス
腎症候性出血熱 発熱・出血・腎障害 日本獣医学会

鼠咬症スピリルム
鼠咬症(そこうしょう) 発熱・頭痛・関節痛 東京都保健医療局

広東住血線虫
広東住血線虫症 頭痛・発熱・神経障害 国立健康危機管理研究機構

害虫発生被害

ネズミによる建材の損壊は、単なる家の損傷に留まりません。

壁や天井に生じた隙間は、ゴキブリやシロアリといった他の害虫を招き入れてしまい、住環境をさらに悪化させます。

ネズミに付着したイエダニやノミが人やペットに移動すると、激しい痒みや皮膚炎を引き起こすことがあり、健康面のリスクも深刻です。

深刻な感染症を媒介するものも存在し、気づかぬうちに室内全体へ健康被害が広がる恐れがあります。

害虫名 主な症状 参照元

イエダニ
強いかゆみ、発疹、皮膚炎など 日本防疫殺虫剤協会

ノミ
激しいかゆみ、感染症媒介の可能性 日本防疫殺虫剤協会

マダニ
発熱、倦怠感、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)など 東京都保健医療局

トコジラミ
強いかゆみ、睡眠障害、アレルギー反応など 東京都保健医療局

ツツガムシ
吸血による皮膚炎、発熱、発疹 山形県衛生研究所

こちらもCHECK

ネズミ駆除はプロに頼むべき?

クマネズミやドブネズミなどの家ネズミは、住宅に侵入して被害をもたらすため、早めの対策が必要です。

市販の忌避剤や捕獲器でも一時的に数を減らすことは可能ですが、侵入経路をふさがない限り再発するケースが多く、完全な駆除は難しいです。

特に天井裏や壁内部、床下など、目に見えない場所に巣を作っている場合は、自力での対処が困難になります。

被害が続く、発生源が特定できない場合は、専門業者への依頼を検討しましょう。

駆除業者の選び方

業者を選ぶ際は、料金の安さだけで判断せず、以下のポイントを確認してください。

参考

徹底した現地調査

ネズミ駆除では、駆除だけでなく侵入経路の特定と封鎖が必要不可欠です。

屋根裏や床下まで丁寧に調査し、被害状況を正確に把握してくれる業者を選びましょう。

アフターケアの充実

再侵入を防ぐ封鎖作業に加え、糞尿で汚染された箇所の清掃や消毒、施工後の保証制度など、アフターケアの内容も重要です。

見積もりの透明性

使用する薬剤や作業内容、追加料金の有無が明確に記載されているかを確認しましょう。

事前に丁寧な説明がある業者は、施工後のトラブルも起こりにくいです。

こちらもCHECK

アマミトゲネズミは保護対象!家ネズミと見分けて正しく対応しよう

アマミトゲネズミは、奄美大島の森林に生息する野ネズミで、天然記念物にも指定されている絶滅危惧種の動物です。

奄美大島で見かけた場合でも、むやみに近づかず、適度な距離を保ちながら観察し、捕獲したり触れたりしないようにしましょう。

一方で、住宅でネズミによる被害が発生している場合は、クマネズミやドブネズミなどの家ネズミです。

家ネズミは食品被害や配線の損傷、糞尿による悪臭や衛生被害を引き起こし、放置すると被害が拡大します。

根本的に解決するには、以下の対策を一貫して行う必要があります。

  • 侵入経路の特定と封鎖
  • 駆除・追い出し・巣の除去
  • 清掃・消毒・再発防止対策

害獣お助け本舗では、現地調査から見積もりまで無料で対応しています。

家ネズミによる被害にも、状況に応じた適切な対策を提案可能です。

ネズミ被害が広がる前に、少しでも異変を感じたら早めに相談してみてください。

こちらもCHECK

※1 対応地域・加盟店・現場状況により、お事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます
※2 対応地域・対応する加盟店により異なります
※3 延長保証は一部エリアのみご提供、再発防止がついている場合にかぎります

  • この記事を書いた人

害獣お助け本舗編集部

害獣お助け本舗編集部は、
生活を脅かす害獣の情報を発信する専門チームです。

「害獣被害をなくしたい」という強い思いのもと、
現場で得た知識や経験を活かし、
害獣駆除の専門家から寄せられた意見も参考にしながら、
読者の皆様にとって本当に役立つコンテンツを目指します。

-ネズミ駆除
-,