「ネズミを追い出したいけれど、死骸を見るのも触るのも嫌だ」
「超音波の機械を置くだけで、本当にネズミがいなくなるの?」
ネズミ対策を調べるうちに、超音波トラップが気になっている方もいるのではないでしょうか。
超音波トラップは、ネズミの嫌がる音を流して家から追い出すアイテムです。
超音波トラップは、製品選びと使い方の工夫が欠かせません。
ただし駆除はできないため、粘着シートや殺鼠剤(毒餌)などの駆除グッズと併用する必要もあります。
この記事では、以下の内容について解説します。
- 超音波トラップの仕組みとメリット、デメリット
- 超音波トラップを選ぶポイント
- おすすめの超音波トラップ
- 設置方法と使用時の注意点
特性を理解して他の対策と組み合わせることが、追い出し成功への近道です。
ネズミ被害に悩む方は、参考にしてみてください。
※1 対応地域・加盟店・現場状況により、事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます
※2 対応地域・対応する加盟店により異なります
※3 延長保証は一部エリアのみご提供、再発防止がついている場合にかぎります
このような方におすすめ
- 手を汚さずにネズミを追い出したい方
- 薬剤を使わない対策を探している方
- 超音波トラップの効果が気になる方
- 製品の選び方や設置のコツを知りたい方
クマネズミは都市部の住宅やビルに多く、天井裏や壁内部など人の目が届かない場所を好んで棲みつきます。 身軽で警戒心が強く、物音を察知するとすぐに隠れるため発見や駆除が難しいです。 体長はおよそ18〜24cmほどで全体的に細身の体型で、体よりも長い尾を持ちます。 体毛は黒色から濃い茶色で腹側はやや明るい色合いで、臆病な性格ながら動きは俊敏でわずかな音や振動にも敏感です。 電線や配管を伝って高所を移動するのが得意で、屋根裏や天井裏、壁の内部などに巣を作ります。 湿気の多い場所はあまり好まず、建物の高い位置に棲みつきやすいです。 雑食ですが、穀類や果物など植物性の食べ物を好みます。 繁殖力が高く生後数か月で繁殖が可能となり、1年に複数回出産するとされています。 クマネズミの巣は、断熱材や紙くず、布切れなど柔らかい素材を集めて作られることが多いです。 人の気配が少ない静かな場所を選び、屋根裏や天井裏、壁の内部などに巣を作って繁殖の場所として利用します。 参考 こちらもCHECK 「ネズミの罠を仕掛けても全然かかならい」 「天井でドタドタ音がするのに、姿が見えない」 天井裏や屋根裏からネズミの気配を感じているのに、なかなか駆除できないと悩んでいませんか。 もしかすると、そのネズ ... 続きを見る住宅に被害をもたらすイエネズミ3種類

クマネズミ

特徴・見た目
行動・生息環境
食性・繁殖
巣を作る場所
クマネズミに罠は効かない?特徴と被害、自分でできる対策を徹底解説
ドブネズミ

ドブネズミは下水道や床下など湿気の多い場所を好んで棲みつく家ネズミです。
体が大きく力が強いため、住宅や店舗に侵入すると、建材や配線をかじる被害を起こします。
特徴・見た目
体長はおよそ22〜26cmと家ネズミの中でも大型でがっしりとした体格をしています。
尾は体長よりやや短く体毛は茶褐色から灰色で腹側は比較的明るい色合いです。
食欲が旺盛で警戒心も強く、威嚇するような行動を取ることがあります。
行動・生息環境
泳ぎや穴掘りを得意とし、下水道や側溝、床下など水気のある場所を中心に行動します。
地面付近を移動することが多く、排水周辺や建物の基礎部分など低い場所に現れやすいです。
寒さに弱いため、冬場になると暖かさを求めて建物内に侵入し、床下や倉庫、キッチン周辺などで活動します。
食性・繁殖
雑食性で穀物や肉、魚、残飯など手に入るものは幅広く食べます。
寿命は2〜3年ほどと短めですが繁殖力は高く、生後約3か月で1回に6〜9匹を年に複数回出産します。
巣を作る場所
ドブネズミは土を掘って巣穴を作る習性があり、建物の床下や倉庫の隅、基礎の周辺などに好んで拠点を作ります。
巣の内部には、周囲から集めた紙くずや布、枯れ草などを敷き詰め、繁殖のための寝床を整えます。
下水道や側溝、コンクリートのわずかな隙間を巧みに利用して、巣穴を広げていくことも多いです。
参考
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ハツカネズミ

ハツカネズミは都市部だけでなく郊外の住宅にも棲みつく家ネズミです。
体は小さいですが、繁殖スピードが早いため食品汚染や感染症には注意が必要です。
特徴・見た目
体長はおよそ6〜10cmと小型で灰褐色の体毛を持ち、耳や目が大きいです。
クマネズミやドブネズミより一回り小さくわずかなすき間から侵入でき、動きが素早く警戒心もあるため、住宅内に棲みついていても気づきにくいネズミです。
行動・生息環境
本来は草地や畑、雑木林などに生息していますが、寒い時期になると暖かさを求めて1cm程度の小さなすき間から建物内へ侵入します。
体が小さいため、家具のすき間や壁の内部など狭い場所にも入り込みやすく、人目につきにくい場所で活動することが多いです。
食性・繁殖
雑食性で穀物や野菜、残飯など幅広い食べ物を口にします。
寿命は1〜1.5年ほどと短いものの繁殖力は非常に高く、生後約1か月で繁殖が可能となり1回に5〜6匹を年に数回出産します。
巣を作る場所
ハツカネズミは体が小さいため、家具のすき間や収納の奥、壁の内部などわずかな空間にも巣を作ることがあります。
紙くずや布、断熱材など身近にある柔らかい素材を集め、狭い空間の中に球状の巣を作るのが特徴です。
段ボール箱の中や物が多く置かれた場所など、人の目が届きにくい環境を利用して巣を作ることがあります。
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自分で駆除するときに気をつけたいのが、健康面と後始末です。 ネズミは複数の病原菌を持ち、糞尿や死骸を誤って扱うと感染することがあります。 次の2点を、作業前に押さえておきましょう。 ネズミは、さまざまな病原体を持ち、糞尿や体の表面、かじった食品などを介して、人に感染します。 症状は、腹痛や下痢のような軽いものから、発熱、関節痛、臓器の障害までさまざまです。 すでに家に棲みついていると、気づかないうちに健康を損ねていることも。 感染を防ぐには、使い捨て手袋と防塵マスクを着用し、糞尿や死骸に素手で触れないことが基本です。 乾燥した糞は、消毒液を含ませたペーパータオルで拭き取りましょう。 終わったら、手をよく洗い、消毒してください。 ネズミが持つ病原体の種類や感染経路は、以下の記事で詳しく解説しています。 こちらもCHECK 「ネズミが原因で感染症にかかることはあるの?」 「ネズミを駆除したいけど、病気や症状が出るのか不安…」 ネズミの感染症や健康への影響が気になっている方も多いのではないでしょうか。 ネズミは、ウイルスや ... 続きを見るネズミ駆除を自分でする場合の注意点
感染症対策
病原菌
感染症名
主な症状
参照元

サルモネラ感染症
腹痛、下痢、発熱
JUMA-Vet

E型肝炎
発熱・倦怠感・黄疸
厚生労働省検疫所

クリプトスポリジウム症
水様下痢・腹痛・脱水
国立健康危機管理研究機構

レプトスピラ症
発熱・頭痛・筋肉痛
J-Stage

腎症候性出血熱
発熱・出血・腎障害
日本獣医学会

鼠咬症(そこうしょう)
発熱・頭痛・関節痛
東京都保健医療局

鼠咬症(そこうしょう)
発熱・頭痛・関節痛
MSDマニュアル

広東住血線虫症
頭痛・発熱・神経障害
国立健康危機管理研究機構

ペスト
リンパ節腫脹・発熱・頭痛・倦怠感
国立健康危機管理研究機構

大腸菌感染症など
腹痛・下痢・発熱・血便
MSDマニュアル

リステリア症
発熱・頭痛・髄膜炎・流産
厚生労働省

野兎病(トゥラレミア)
高熱・倦怠感・リンパ節腫脹
国立健康危機管理研究機構
ネズミの感染症とは?種類・症状・感染経路をわかりやすく解説
ネズミの処理
ネズミは、捕まえて終わりではありません。
粘着シートや捕獲器にかかったネズミは生きたままのことが多く、処分の前に駆除する必要があります。
捕獲後の駆除方法は以下の通りです。
粘着シート
シートごと二つ折りにして新聞紙で包み、口をしばった二重のゴミ袋に入れて、自治体のルールに従って捨てます。
生きたまま捕獲している場合は、トングでシートを掴み、バケツなどの水に沈めて溺死させてから処分してください。
カゴ式の捕獲器
ネズミが生きたまま捕まるので、容器ごとバケツなどの水に沈めます。
駆除後はトングなどで死骸を掴み、新聞紙で包んでからゴミ袋に密閉しましょう。
辛い作業なので、抵抗があれば専門業者に任せるのも手です。
どちらの方法でも、放置は危険です。
死骸に付いていたダニやノミなどの寄生虫が、新しい宿主を求めて人やペットに移り、かゆみや皮膚炎を引き起こします。
ネズミに付く寄生虫の種類や被害は、以下の記事で詳しく紹介しています。
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ネズミを家で見かけるようになると「なんだか肌がかゆい」「ダニが増えた気がする」と感じることがあります。 ネズミはダニやノミなどの寄生虫を体につけて移動するため、住環境に持ち込まれるおそれがあり、注意が ...
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ネズミの忌避に有効な超音波とは?

超音波とは、周波数が20kHzを超える、人間の耳では聞き取れない高さの音のことです。
人間に聞こえるのはおよそ20kHzまでですが、ネズミはその3倍を超える64kHzの高さまで聞き取れます。
この帯域の音を大音量で流し、ストレスを与えて棲みかから遠ざけるのが超音波によるネズミ対策です。
人間でいうと、耐え難い騒音のなかで暮らすような状態といえます。
超音波トラップの仕組み
超音波トラップの本体は、コンセントや電池で動く小型のスピーカーのような機器です。
電源を入れるとネズミの嫌がる音が部屋全体に流れ、音に耐えられなくなったネズミを追い出します。
ただし駆除する力はなく、あくまで音の不快感で追い出す(忌避する)ためのアイテムです。
死骸が出ない半面、ネズミの数そのものは減らせないため、環境改善や駆除とセットで使うのが基本になります。
効果が表れるまでには最低でも8時間ほどかかり、すぐに変化が出るものではありません。
超音波トラップのメリット、デメリット

置くだけで手軽な超音波トラップにも、見過ごせない弱点があります。
購入する前に、メリットとデメリットを確認しておきましょう。
メリット
超音波トラップのメリットは、以下の通りです。
- 死骸の処理が要らない
- 電源を入れるだけで、準備も後片づけも簡単
- 薬剤を使わないので、キッチンや食品庫でも使いやすい
- 電気代や電池代だけで繰り返し使える
設置するだけでいいので、粘着シートや殺鼠剤(毒餌)と並行して使っても手間が増えません。
デメリット
一方で、デメリットもあります。
- 超音波トラップだけでは効果が薄く、他の対策と併用する必要がある
- 同じ音を流し続けると、3〜4日で慣れる個体がいる
- 音が壁を通り抜けず、隣の部屋や壁の中には届かない
- 布団や段ボール、断熱材が音を吸収して死角ができる
- 効果の裏付けがない粗悪品も出回っている
- 犬や猫、ハムスターなどのペットに影響が出ることがある
中でも慣れの問題は大きく、追い出すだけで駆除はしない以上、超音波だけで被害を終わらせるのは困難です。
他の罠(トラップ)や忌避剤、環境改善との併用を前提に導入してください。

ネズミの超音波トラップを選ぶポイント

超音波トラップは数千円の製品が中心ですが、性能はピンからキリまであります。
過去には、効果が認められない駆除器に公正取引委員会が排除命令を出した事例まであるほどです。
次の4点を確かめてから選びましょう。
超音波トラップを選ぶポイント
- 周波数変動機能があるか
- 電源方式で選ぶ
- 有効範囲を確認する
- 屋内用か屋外用か
参考
周波数変動機能があるか
ネズミは学習能力が高く、同じ周波数を流し続けると3〜4日で慣れてしまいます。
慣れを防止する鍵が、音の高さを自動で切り替える周波数変動機能です。
音が変わるたびにネズミが警戒するので、効果が持続しやすくなります。
あわせて、ネズミ用の機器で一般的な15〜40kHzの帯域をカバーしているかも確認してください。
電源方式で選ぶ

超音波トラップの電源は、大きく分けて3タイプあります。
超音波トラップの電源方式
- コンセント式:電池切れの心配がなく、長期間流し続けられる
- 乾電池式:コンセントのない天井裏や床下、物置にも置ける
- ソーラー式:屋外向けで、庭やゴミ置き場の対策に使いやすい
ネズミの通り道になりやすい天井裏や家具の裏には、コンセントがほとんどありません。
屋内で使うなら、置き場所を選ばない乾電池式やUSB充電式が便利です。
有効範囲を確認する

製品ごとに音の届く広さは違い、40㎡〜数百㎡までさまざまです。
ただし数字はあくまで遮るものがない場合の目安で、音は壁を通り抜けられません。
被害が複数の部屋に及んでいるなら、部屋ごとに1台ずつ置く前提で用意しましょう。
音圧も重要で、日本大学とイカリ消毒の共同研究の資料は、95dB以上の音圧から超音波の影響が表れ始めると報告しています。
屋内用か屋外用か

超音波トラップには屋内用と屋外用があり、仕様の違いは次の通りです。
屋内用と屋外用の違い
- 屋内用:コンセント式や乾電池式が中心で、防水機能のないものが多い
- 屋外用:雨に濡れても壊れない防水仕様で、ソーラー式や杭で地面に差して使うタイプがある
屋内用を庭や倉庫に置くと、雨や湿気で故障するおそれがあります。
屋外で使いたいときは、商品ページで屋外対応の記載を確かめてから選んでください。
水まわりに棲みつくドブネズミを狙う場合も、防水タイプだと安心です。
ネズミの超音波トラップオススメ3選
おすすめの超音波トラップを3種類紹介します。
ネズミの習性と各商品の特徴から、どの種類に向いているかなどを独自に選定しています。
それぞれの特徴を比べながら、置き場所や目的に合う製品を選んでみてください。
| 商品名 | 商品 | 特徴 |
| JGIIPOY 超音波ネズミ駆除器 2個セット | ![]() |
コンセントに差すだけで使える2個セットの手軽な入門機 |
| ISOTRONIC 超音波ねずみよけ | ![]() |
電池式と防滴仕様で、コンセントのない天井裏や屋外にも置ける |
| xunbida 動物撃退器 | ![]() |
ソーラー充電式の屋外専用機で、庭や家まわりの対策に活躍 |
JGIIPOY 超音波ネズミ駆除器 2個セット
| 項目 | 内容 |
| メーカー | JGIIPOY |
| 対応動物 | ネズミ、ゴキブリ、蚊など |
| 機能 | 自動周波数変換、24時間連続使用 |
| 素材 | - |
| 屋外・屋内 | 屋内 |
コンセントに差し込むだけで作動する、準備いらずの手軽なモデルです。
周波数を自動で切り替えながら超音波を流すので、単調な音より慣れさせにくくなっています。
2個セットのため、台所と居間など被害のある部屋ごとに分けて設置できるのも強みです。
価格も手頃で、低コストで超音波を試したい方に向いています。
設置例

被害のある部屋のコンセントに1個ずつ差し込み、超音波を遮る家具が正面にない場所を選びます。
台所と天井裏に近い部屋など、2個を離して使うと効率的です。
ISOTRONIC 超音波ねずみよけ
| 項目 | 内容 |
| メーカー | ISOTRONIC(アイソトロニック) |
| 対応動物 | ネズミ(クマネズミ、ドブネズミ、ハツカネズミ) |
| 機能 | 12〜24kHzの周波数変動、5秒作動と25秒停止の繰り返し、IP54の防滴仕様 |
| 素材 | プラスチック |
| 屋外・屋内 | 屋内、屋外 |
ドイツで40年以上、害獣対策の機器を作り続けているメーカーの電池式モデルです。
単4形電池6本で動くため、コンセントのない天井裏や倉庫、車庫にも持ち込めます。
音を出す時間と止める時間を交互に繰り返し、周波数も変動させて慣れを防ぐ設計です。
防滴仕様のため、湿気の多い場所や屋外でも使いやすく、日本正規輸入品には6ヶ月の保証が付いています。
設置例

ラットサインのある天井裏や倉庫に置き、スピーカーの面をネズミの通り道へ向けてください。
断熱材が音を吸収するので、遮る物のない向きに調整するのがコツです。
xunbida 動物撃退器
| 項目 | 内容 |
| メーカー | xunbida |
| 対応動物 | ネズミ、猫、鳥、コウモリなど |
| 機能 | 赤外線センサー、13.5〜55.5kHzの超音波、LEDフラッシュ、ソーラーとUSBの2way充電 |
| 素材 | ABS樹脂 |
| 屋外・屋内 | 屋外 |
ソーラー充電で動く屋外専用のモデルです。
赤外線センサーが動物を感知すると、超音波とLEDの光を発して追い払います。
付属の杭で地面に差すか壁に掛けるかの2通りで設置でき、庭やゴミ置き場、家の外まわりの対策で活躍するタイプです。
防水仕様に加えて曇りの日はUSBからも充電できるので、天候を気にせず使い続けられます。
ネズミのほかに猫や鳥、コウモリにも対応し、1台で複数の悩みをカバーできる点も魅力です。
設置例

ネズミの通り道になりやすい家の外まわりやゴミ置き場に、杭で差すか壁掛けで設置します。
ソーラーパネルに日が当たる向きだと、充電切れの心配がありません。
ネズミ用超音波トラップの設置方法

超音波トラップは、置き方しだいで効き目が大きく変わります。
次の6つの手順で進めてください。
①ネズミの種類を特定する
ネズミの種類によって棲みつく場所や行動範囲が違うため、まずはどのネズミが棲みついているかを確かめましょう。
天井裏から小刻みな足音が聞こえるならクマネズミ、水回りに太い糞がまとまっているならドブネズミ、押し入れや家具の裏で軽い物音がするならハツカネズミの可能性が高いです。
黒いこすり跡やかじり跡といったラットサインも、見分けの手がかりになります。
判断がつかないときは、無理をせず専門業者へ相談してください。
②忌避剤でネズミを追い出す
超音波を流す前に、忌避剤で追い出しておくと効果が出やすくなります。
ハッカやハーブなどのネズミの嫌うニオイ成分を使ったスプレータイプや燻煙タイプが手軽です。
天井裏のような広い空間には、煙が隅々まで行き渡る燻煙タイプが向いています。
先に数を減らし、超音波で戻りを防ぐという方法が効率的です。
③超音波トラップを購入する
設置する場所の数に合わせて超音波トラップを購入しましょう。
音は壁越しに届かないので、被害のある部屋や天井裏ごとに1台が基本です。
乾電池式を選んだ場合は、電池もあわせて用意しておきましょう。
④ラットサインの付近に設置し電源を入れる

糞やこすり跡が見つかった場所の近くに置き、音の出る面を通り道へ向けてください。
音は硬い壁に反響して広がる一方、布団や段ボール、断熱材が吸収してしまいます。
周囲の荷物を片づけて、音を遮る物がない状態で電源を入れましょう。
断熱材の多い天井裏では、機器の向きや位置を変えながら死角を減らす工夫が有効です。
⑤様子を見る
超音波は即効性のある対策ではなく、効果が表れるまで最低でも8時間ほどかかります。
個体によっては、逃げ出すまでに数日を要することも。
足音や糞の増減を確かめながら、1〜2週間は同じ場所で流し続けてください。
変化がなければ、設置場所や向きを見直しましょう。
⑥侵入経路を塞ぐ
物音や気配が消えたら、仕上げに侵入経路を塞ぎましょう。
ネズミには帰巣本能があり、1.5〜3cmのすき間さえあれば再び入り込んでくるからです。
壁の割れ目や換気扇、エアコンと水道の配管まわりは、金網やパテで封鎖してください。
ただし侵入経路をすべて見つけ出すのは難しく、1か所でも残れば被害が再発します。
確実に対策したい場合は、封鎖作業まで対応する専門業者に任せましょう。

ネズミの超音波トラップ使用時の注意点

超音波トラップは、使い方を誤ると効果を発揮できません。
次の5点に注意しましょう。
単体で使うのではなく忌避剤や他のトラップと併用する
超音波にできるのは追い出すことまでで、ネズミを駆除する力はありません。
駆除しない以上、音が届かない場所へ逃げ込んだ個体や新たに侵入してきた個体が残り、根本的な解決にはならないです。
粘着シートや殺鼠剤(毒餌)といった駆除の手段、忌避剤による追い出しと組み合わせて使いましょう。
時間が経つと超音波に慣れてしまう
同じ音を流し続けると、ネズミは3〜4日ほどで危険がないと学習してしまいます。
クマネズミとドブネズミを使った効力試験でも、最終的に忌避効果を確認できなかったという報告があるほどです。
対策としては、周波数変動機能のある製品を選ぶ、複数台で異なる音を流す、設置場所をときどき変えるといった方法が有効になります。
何度も様子を見にいかない
超音波は人間の耳に聞こえないため、本当に動いているのか不安になりやすいです。
作動ランプの点灯を確かめれば十分なので、頻繁に電源を切ったり機器を動かしたりするのは控えてください。
音が止まっている間にネズミが戻ると、それまでの効果が無駄になってしまいます。
電池式の場合は、残量切れで止まっていないかも定期的に点検しましょう。
スマホアプリやYouTubeの超音波では効果が期待できない
無料のアプリや動画でも超音波を流せますが、代用はおすすめできません。
スマホやタブレットの内蔵スピーカーは、20kHzを超える音を十分な音量で出せない設計だからです。
ネズミに効く帯域と音圧を満たせず、流しても気休め程度の効果にとどまります。
ペットや小さいお子さんがいる場合は注意
影響が大きいのはペットで、聴覚の鋭い犬や猫には不快な高音として届くことがあります。
ハムスターやモルモットはネズミと同じげっ歯類のため、受ける影響は深刻です。
小さいお子さんへの害はありませんが、20kHz未満の音も出る機器ではキーンという高音が聞こえて気になる場合があります。
心配なときは、寝室や子ども部屋から離して設置してください。
ネズミの罠(トラップ)は多くの種類があります。 本記事の罠(トラップ)にてうまくいかない場合は下記も検討してみてください。 それぞれの罠(トラップ)の設置方法やメリット、デメリットを詳しく知りたい方は、以下の記事を確認してください。 こちらもCHECK 「市販のトラップを買うか、罠を自作するか迷っている」 「ネズミ捕りの種類が多く、どれを選べばよいかわからない」 天井裏から聞こえる足音や、食品をかじられた跡を見つけ、トラップによる駆除を検討している方 ... 続きを見るイエネズミの罠(トラップ)一覧
罠(トラップ)の種類
目的
向いている場所
特徴
毒餌
駆除
天井裏、床下、冷蔵庫
好物に殺鼠剤を混ぜる
水を張るバケツ
駆除(溺死)
台所、壁際、水回り
家にある物で安く作れる
生け捕りバケツ
生け捕り
台所、壁際、水回り
殺さず捕まえられる
粘着シート
捕獲
壁際、家具のすき間
薬剤を使わず手軽
電気トラップ
駆除
壁際、家電の裏
死骸に触れず処分できる
捕獲器(カゴ式)
生け捕り
屋外、倉庫、床下
丈夫で繰り返し使える
炭酸ガス式
駆除
庭、屋外、倉庫
電源不要で屋外向き
ギロチン式
駆除
屋外、倉庫
上から刃を落として駆除
ネズミ駆除の罠(トラップ)はどれがいい?11種類の特徴と作り方、設置方法を解説

駆除や追い出しだけでなく根本的な環境改善が必要

超音波トラップの使い方を紹介しましたが、音で追い払うだけでは対策に限界があります。
ネズミが棲みつく背景には、住まいの環境が関わっているからです。
一度追い出しても、食べ物や巣材が残っていれば別の個体を呼び寄せてしまいます。
追い出しとあわせて、住まいそのものを根本から見直しましょう。
根本的な環境改善のポイント
- 食べ物がない環境
- 清潔で整理整頓された環境
食べ物がない環境
ネズミは嗅覚が鋭く、床に落ちた食べかすやわずかな生ゴミにも引き寄せられます。
キッチンの汚れはこまめに拭き取り、食材を出しっぱなしにしないよう心がけてください。
食品を密閉容器に移して保管すると、ニオイが漏れず狙われにくくなります。
ペットフードや仏壇のお供え物も、片づけを忘れないでください。
清潔で整理整頓された環境
段ボールや紙袋、布類は巣材になるため、不要なものはため込まずに処分しましょう。
物置や天井裏まわりを整理すると、隠れ場所そのものを減らせます。
人があまり立ち入らない場所ほど格好の棲みかになるので、定期的な掃除が効果的です。
超音波トラップで追い出せないときは、無理せずプロに相談しよう

超音波トラップは手軽な半面、単体で使っても効果が出るとは限りません。
音に慣れた個体や、壁の中に棲みつくネズミまでは追い払えないからです。
粘着シートや殺鼠剤(毒餌)といった駆除グッズと併用し、環境改善もあわせて進めることが大切になります。
併用しても効果が感じられない場合や、次のような状況が続くのであれば、無理をせず専門業者に相談してください。
- 超音波トラップを設置しても、足音や気配が消えない
- 一度静かになったのに、また物音が聞こえる
- 糞尿やかじり跡の被害が家のあちこちで見つかる
- 設置場所や台数を変えても、効果が出ない
害獣お助け本舗は、現地調査と見積もりが無料です。
ネズミの駆除から侵入経路の封鎖、再発防止まで一括で任せられるので、自分で対策を続けるより早く確実に解決できます。
被害が広がる前に、まずはお気軽にご相談ください。
こちらもCHECK
※1 対応地域・加盟店・現場状況により、事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます
※2 対応地域・対応する加盟店により異なります
※3 延長保証は一部エリアのみご提供、再発防止がついている場合にかぎります



