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通気口にネズミがいる?侵入経路の確認方法と駆除、再発防止策を解説

「通気口の奥から音がする」

「床下換気口のまわりに黒い糞のようなものが落ちていた」

家の中や外まわりで異変に気づき、ネズミではないかと不安に感じている方もいるのではないでしょうか。

通気口や換気口は外と空気を通すために開いていて、格子が壊れていたり網目が粗かったりすると、ネズミの侵入経路になります。

放置すると床下や天井裏に棲みつき、家屋の汚染や損傷だけでなく、健康被害にもつながりかねません。

この記事では、以下の内容について解説します。

  • ネズミが通気口から侵入する経路
  • 通気口がネズミの侵入経路になっている家の特徴
  • 駆除、追い出しの具体的な方法
  • 駆除したあとの処理と通気口の塞ぎ方

被害が広がる前に対処すれば、自分で駆除することも可能です。

通気口のネズミ被害にお困りの方は、参考にしてみてください。

※1 対応地域・加盟店・現場状況により、事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます
※2 対応地域・対応する加盟店により異なります
※3 延長保証は一部エリアのみご提供、再発防止がついている場合にかぎります

このような方におすすめ

  • ネズミが通気口から入っているのか確かめたい方
  • 天井裏や床下、壁の内部からの物音が気になっている方
  • 自分で駆除や追い出しをしたい方
  • 通気口を塞いで再発を防ぎたい方

通気口や換気扇、排気口の仕組み

通気口は、家の空気を入れ替えるために開いている穴の総称です。

設置場所や役割によって呼び名が変わり、主に次の4つがあります。

給気口:部屋の壁にあり、外の空気を取り込む
換気扇:キッチンや浴室にあり、屋内の空気を外へ出す排気口
換気口:天井にあり、換気ダクトを通して屋内の空気を外へ出す排気口
床下換気口:家の基礎にあり、床下の湿気を外へ逃がす

外の空気は給気口から入り、屋内の空気は換気扇や換気口からダクトを通って屋外へ出ていきます。

給気口は直径10cmほど、ダクトは直径10〜15cm、床下換気口は幅30cm、高さ15cmほどが一般的です。

どの通気口にも格子や金網が付いていますが、ネズミは2cmほどのすき間があれば通り抜けるので、少しでも破れたり欠けたりすると侵入経路になってしまいます。

通気口がネズミの侵入経路になっているかも?

ネズミは、通気口そのものを通ってくるだけでなく、まわりのすき間から侵入したり、床下や天井裏に巣を作ったりします。

対策を始める前に、ネズミがどのような場所から侵入してくるのかを把握しておきましょう。

通気口が侵入経路になっている

格子や金網が破れたり欠けたりしていると、ネズミの侵入経路になります。

長年の雨風や日差しによる経年劣化などで金属素材であっても時間が経つとネズミが入ってくるすき間が生じます。

ネズミは外壁や格子、金網もかじる習性があり、クマネズミとドブネズミが2cmほど、ハツカネズミは1cmほどのすき間があれば住宅内に侵入します。

通気口や周辺から侵入したら、そこから被害が広がっていくのです。

  • 床下換気口から床下へ
  • 排気口から換気ダクトを伝って天井裏へ
  • 通気口にとどまる

床下換気口は地面に近い高さにあるので、垂直移動が苦手なドブネズミや、体の小さいハツカネズミが侵入しやすいです。

一方、壁や配管を登れるクマネズミは、高い位置にある排気口からも侵入してきます。

奥まで進まず、換気ダクトの中や格子の裏にとどまるのも、ネズミによく見られる行動です。

通気口周辺から家に侵入している

金網や格子にすき間がなくても、通気口のまわりからもネズミは侵入します。

給気口や換気扇、換気ダクトは、外壁穴をあけて取り付け、コーキングなどで埋めて固定するため、ひび割れやはがれなどが生じやすい設備です。

  • 給気口や換気扇まわりのコーキングのひび割れ
  • 換気ダクトの貫通部の埋め残し
  • 床下換気口まわりの基礎のひび割れ

こうした部分にすき間ができると、ネズミの通り道になります。

コーキングのひび割れは細くても、1cmほどの幅があればハツカネズミなら通り抜けられる大きさです。

換気ダクトの貫通部に埋め残しがあれば、クマネズミの侵入経路になります。

床下換気口まわりの基礎のひび割れは、ドブネズミが通りやすい場所です。

通気口周辺に巣を作っている

ネズミは、通気口の周辺に巣を作ることがよくあります。

  • 床下換気口の周辺や床下
  • 換気ダクトのまわりや天井裏
  • 給気口の裏側にある壁の中

夜になると通気口のまわりから物音が聞こえるなら、どこでネズミが行動しているかを推察する目安になります。

換気扇や給気口、壁の中や天井から小刻みに素早く走る音がするなら、高い場所を好むクマネズミの可能性が高いです。

床下換気口や水まわり周辺ならドブネズミ、もしくはハツカネズミと考えられます。

ネズミは断熱材や紙、布を細かくちぎって巣の材料にするので、通気口のすき間から細かいくずがはみ出していたり、フンが落ちていたりすれば、巣作りをしているサインです。

ネズミが巣を作る主な場所

通気口から侵入してきたネズミが巣を作る主な場所は以下です。

  • 床下
  • 天井裏
  • 壁の中
  • 押し入れや物置の奥

天井裏や壁の中はクマネズミ、床下はドブネズミ、押し入れや物置の奥はハツカネズミが好んで巣を作ります。

どの場所も暗くて人がほとんど立ち入らないうえ、通気口からすぐに外へ移動できる環境です。

ネズミの巣についての詳しい内容は以下の記事を参考にしてください。

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通気口にネズミがいるサイン

ネズミが残した糞やこすれ跡、かじり跡などはラットサインと呼ばれ、棲みついているかを判断する手がかりになります。

通気口にネズミがいるサイン

  • 糞が落ちている
  • 外壁に黒いこすれ跡が付いている
  • かじり跡がある
  • 物音がする

どれか一つでも当てはまる場合は、通気口から侵入したあと、棲みついている可能性が高いです。

通気口がネズミの侵入経路や棲みかになっている家の特徴

通気口はどの家にもありますが、特に注意したいのは、隠れ場所や暖かさが確保できる家です。

次の5つの特徴に当てはまるものがないか、自宅の通気口とそのまわりを確認してみてください。

通気口がネズミの侵入経路や棲みかになっている家の特徴

  • 通気口の格子や金網が壊れている、網目が粗い
  • 換気扇の油汚れを放置している
  • 高温多湿な場所がある
  • 静かで暗い場所がある
  • 寒い時期も暖かい環境

通気口の格子や金網が壊れている、網目が粗い

通気口の格子や金網は屋外に面しているので、築年数が経つほどサビや紫外線で脆くなり、少しずつ欠けたり破れたりしていきます。

格子のすき間が2cm以上あるものや、網目の粗い金網は、壊れていなくてもネズミが簡単に通り抜けられる大きさです。

ネズミは一度通った道を繰り返し使うので、壊れた格子や金網、目の粗い通気口をそのままにしている家は狙われやすいです。

換気扇の油汚れを放置している

キッチンの換気扇は、調理で出た油や食べ物のニオイを、屋外側の排気フードから出す仕組みです。

換気扇を掃除せずにいると、調理の油が排気フードにこびりつき、ネズミを呼び寄せる原因になることも。

ネズミはフードの網から換気ダクトを通って家の中まで来るので、換気扇がそのまま侵入経路になってしまいます。

高温多湿な場所がある

床下換気口は床下にこもる湿気を外へ逃がし、給気口や換気扇、換気口は屋内の空気を入れ替えるのが役割です。

床下換気口の前に植木鉢や荷物を置いてふさいだり、給気口が目詰まりしたりすると、空気が入れ替わらなくなり、湿気がこもって温度も上がります。

床下からカビのようなニオイがする、部屋がいつも湿っぽいと感じるなら、通気口がうまく働いていないサインです。

高温多湿になっている床下や部屋は、ネズミが棲みつきやすい環境になります。

静かで暗い場所がある

ネズミは警戒心が強く、人の気配が少ない暗い場所を好む動物です。

通気口から侵入したネズミは、人がほとんど入らない、昼間でも暗い床下や天井裏、壁の中に隠れます。

屋外側でも、裏手や物陰の通気口は人目が届かないので、ネズミが通っていても気づきにくいです。

普段使っていない部屋では、給気口のそばでネズミが物音を立てても聞こえません。

静かで暗い場所がある家は人が気づかないうちに、ネズミはそのまま棲みついてしまいます。

寒い時期も暖かい環境

冬になると、ネズミは寒さをしのぐために暖かい場所を探して、家の中へ侵入してきます。

キッチンの換気扇からは調理で温まった空気が屋外へ出ているので、排気口のまわりはネズミが寄りつきやすいです。

床下換気口から入った先の床下に給湯管が通っていれば、ネズミはお湯の熱で暖をとります。

排気口から換気ダクトを伝って入った天井裏も、断熱材が熱を逃がさないので、冬でも冷えにくい空間です。

冬も暖かい場所がある家は、ネズミが寒い時期を越すための棲みかになります。

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ネズミが家に棲みつくと発生する被害

本来、森林や草地で生活するネズミですが、餌や暖を求めて人間の住宅へ侵入します。

特に家ネズミは放置すると被害が深刻化していきます。

糞尿による悪臭や騒音といった不快感だけでなく、柱や配線をかじることによる資産価値の低下、病原菌や寄生虫による健康被害まで危険性は多岐にわたります。

家族の安全と住まいを守るために、具体的な被害について正しく理解しておきましょう。

ネズミの主な被害

  • 精神被害
  • 住宅被害
  • 健康被害
  • 害虫発生被害

精神被害

ネズミは夜行性のため、活動が活発になる夜間に天井裏や壁、床下などから物音が聞こえるようになります。

繁殖期の春や秋は、走り回る音やかじる音が頻繁に響くようになり、不安やストレスによって睡眠の質の低下を招く恐れも。

集合住宅では音が周囲に伝わりやすく、放置すると近隣トラブルに発展する可能性もあるため、早めの対策を検討してください。

住宅被害

ネズミの活動が活発になると行動範囲も広がり、柱や断熱材、電気配線などをかじられる被害が発生します。

天井裏や床下に糞尿が蓄積すると、悪臭やカビの発生原因になるだけでなく、配線の損傷によって漏電や火災を引き起こすリスクも高まります。

住まいを守るためにも、目に見えない場所で起きている異変を軽視しないことが大切です。

健康被害

ネズミは、人に感染する病原菌を複数保有し、命に関わる重篤な病気を引き起こす恐れがあります。

糞尿や体毛、噛み傷から直接感染するだけでなく、乾燥した排泄物が空気中に舞い、吸い込むことで発症する可能性が高いです。

姿が見えなくても排泄物が残っているだけで感染リスクは続くため、軽視するのは危険です。

特に気温が高くなる時期は食品汚染や感染症が広がりやすく、ネズミを放置すると家族全員の健康被害につながる恐れがあります。

病原菌 感染症名 主な症状 参照元

サルモネラ菌

サルモネラ感染症 腹痛、下痢、発熱 JUMA-Vet

HEVウイルス

E型肝炎 発熱・倦怠感・黄疸 厚生労働省検疫所

クリプトスポリジウム原虫

クリプトスポリジウム症 水様下痢・腹痛・脱水 国立健康危機管理研究機構

レプトスピラ菌

レプトスピラ症 発熱・頭痛・筋肉痛 J-Stage

ハンタウイルス

腎症候性出血熱 発熱・出血・腎障害 日本獣医学会

鼠咬症スピリルム

鼠咬症(そこうしょう) 発熱・頭痛・関節痛 東京都保健医療局

広東住血線虫

広東住血線虫症 頭痛・発熱・神経障害 国立健康危機管理研究機構

害虫発生被害

ネズミによる建材の損壊は、単なる家の損傷に留まりません。

壁や天井に生じた隙間は、ゴキブリやシロアリといった他の害虫を招き入れてしまい、住環境をさらに悪化させます。

ネズミに付着したイエダニやノミが人やペットに移動すると、激しい痒みや皮膚炎を引き起こすことがあり、健康面のリスクも深刻です。

深刻な感染症を媒介するものも存在し、気づかぬうちに室内全体へ健康被害が広がる恐れがあります。

害虫名 主な症状 参照元

イエダニ

強いかゆみ、発疹、皮膚炎など 日本防疫殺虫剤協会

ノミ

激しいかゆみ、感染症媒介の可能性 日本防疫殺虫剤協会

マダニ

発熱、倦怠感、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)など 東京都保健医療局
トコジラミ 強いかゆみ、睡眠障害、アレルギー反応など 東京都保健医療局

ツツガムシ

吸血による皮膚炎、発熱、発疹 山形県衛生研究所

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クマネズミ

クマネズミは都市部の住宅やビルに多く、天井裏や壁内部など人の目が届かない場所を好んで棲みつきます。

身軽で警戒心が強く、物音を察知するとすぐに隠れるため発見や駆除が難しいです。

特徴・見た目

体長はおよそ18〜24cmほどで全体的に細身の体型で、体よりも長い尾を持ちます。

体毛は黒色から濃い茶色で腹側はやや明るい色合いで、臆病な性格ながら動きは俊敏でわずかな音や振動にも敏感です。

行動・生息環境

電線や配管を伝って高所を移動するのが得意で、屋根裏や天井裏、壁の内部などに巣を作ります。

湿気の多い場所はあまり好まず、建物の高い位置に棲みつきやすいです。

食性・繁殖

雑食ですが、穀類や果物など植物性の食べ物を好みます。

繁殖力が高く生後数か月で繁殖が可能となり、1年に複数回出産するとされています。

巣を作る場所

クマネズミの巣は、断熱材や紙くず、布切れなど柔らかい素材を集めて作られることが多いです。

人の気配が少ない静かな場所を選び、屋根裏や天井裏、壁の内部などに巣を作って繁殖の場所として利用します。

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ドブネズミ

ドブネズミは下水道や床下など湿気の多い場所を好んで棲みつく家ネズミです。

体が大きく力が強いため、住宅や店舗に侵入すると、建材や配線をかじる被害を起こします。

特徴・見た目

体長はおよそ22〜26cmと家ネズミの中でも大型でがっしりとした体格をしています。

尾は体長よりやや短く体毛は茶褐色から灰色で腹側は比較的明るい色合いです。

食欲が旺盛で警戒心も強く、威嚇するような行動を取ることがあります。

行動・生息環境

泳ぎや穴掘りを得意とし、下水道や側溝、床下など水気のある場所を中心に行動します。

地面付近を移動することが多く、排水周辺や建物の基礎部分など低い場所に現れやすいです。

寒さに弱いため、冬場になると暖かさを求めて建物内に侵入し、床下や倉庫、キッチン周辺などで活動します。

食性・繁殖

雑食性で穀物や肉、魚、残飯など手に入るものは幅広く食べます。

寿命は2〜3年ほどと短めですが繁殖力は高く、生後約3か月で1回に6〜9匹を年に複数回出産します。

巣を作る場所

ドブネズミは土を掘って巣穴を作る習性があり、建物の床下や倉庫の隅、基礎の周辺などに好んで拠点を作ります。

巣の内部には、周囲から集めた紙くずや布、枯れ草などを敷き詰め、繁殖のための寝床を整えます。

下水道や側溝、コンクリートのわずかな隙間を巧みに利用して、巣穴を広げていくことも多いです。

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ハツカネズミ

ハツカネズミは都市部だけでなく郊外の住宅にも棲みつく家ネズミです。

体は小さいですが、繁殖スピードが早いため食品汚染や感染症には注意が必要です。

特徴・見た目

体長はおよそ6〜10cmと小型で灰褐色の体毛を持ち、耳や目が大きいです。

クマネズミやドブネズミより一回り小さくわずかなすき間から侵入でき、動きが素早く警戒心もあるため、住宅内に棲みついていても気づきにくいネズミです。

行動・生息環境

本来は草地や畑、雑木林などに生息していますが、寒い時期になると暖かさを求めて1cm程度の小さなすき間から建物内へ侵入します。

体が小さいため、家具のすき間や壁の内部など狭い場所にも入り込みやすく、人目につきにくい場所で活動することが多いです。

食性・繁殖

雑食性で穀物や野菜、残飯など幅広い食べ物を口にします。

寿命は1〜1.5年ほどと短いものの繁殖力は非常に高く、生後約1か月で繁殖が可能となり1回に5〜6匹を年に数回出産します。

巣を作る場所

ハツカネズミは体が小さいため、家具のすき間や収納の奥、壁の内部などわずかな空間にも巣を作ることがあります。

紙くずや布、断熱材など身近にある柔らかい素材を集め、狭い空間の中に球状の巣を作るのが特徴です。

段ボール箱の中や物が多く置かれた場所など、人の目が届きにくい環境を利用して巣を作ることがあります。

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通気口を侵入経路にするネズミは主にクマネズミとドブネズミ

イエネズミ3種類のうち、通気口を侵入経路にするのは主にクマネズミとドブネズミです。

クマネズミは垂直の壁や電線を登るのが得意で、給気口や排気口から侵入し、天井裏や壁の中に巣を作ります。

糞が見つかるのも、天井裏や、給気口の近くの棚の上など高い場所が中心です。

一方、ドブネズミは垂直移動が苦手なので、地面に近い床下換気口から侵入し、低くて湿った床下に棲みつきます。

床から10〜20cmほどの低い位置に黒いこすれ跡が付いていれば、ドブネズミが通っているサインです。

ハツカネズミも1cmほどの破れがあれば通気口から侵入してくることはあります。

どの種類であっても、通気口のまわりでラットサインを見つけたら、巣を作られる前に駆除と侵入経路の対策を進めましょう。

通気口のネズミの駆除方法

駆除は、罠(トラップ)や薬剤で、棲みついたネズミの数そのものを減らす方法です。

どのアイテムでも、設置場所は通気口の屋内側と屋外側の2か所が基本になります。

屋内側は床下や天井裏の点検口付近と給気口のある部屋の壁ぎわ、屋外側は床下換気口や排気口の手前です。

ネズミは人のニオイが付いた罠を警戒して避けるので、設置にはゴム手袋をつけて作業してください。

捕獲器と殺鼠剤

捕獲器は、金網やプラスチックのカゴに餌を仕掛け、入ったネズミを生きたまま捕まえる罠(トラップ)です。

殺鼠剤(毒餌)は毒の成分を食べさせて駆除する薬剤で、人が入れない床下や天井裏のネズミも駆除できます。

カゴを警戒して入らないネズミも、餌を探して動き回るうちに殺鼠剤を食べるので、並行して仕掛ければ、駆除できる確率があがるでしょう。

金網製の捕獲器を屋外の床下換気口の手前に置き、投げ込みタイプの殺鼠剤を点検口から床下や天井裏へ投げ入れる組み合わせが効果的です。

殺鼠剤は、クマネズミには蓄積型、ドブネズミには急性毒、ハツカネズミにはトレイタイプを数か所に置きましょう。

メリット、デメリット

捕獲器と殺鼠剤(毒餌)を組み合わせるメリットは、以下の通りです。

メリット

  • 金網製の捕獲器は、屋外にも置ける
  • 殺鼠剤は、床下や天井裏に入らずに点検口から仕掛けられる
  • 殺鼠剤は数百円から購入でき、複数匹が棲みついていてもまとめて駆除できる

一方で、駆除したあとの負担も知っておきましょう。

デメリット

  • 捕獲したネズミの処理を自分で行う必要がある
  • 死骸の回収が難しい
  • 屋外に置いた捕獲器に、猫や鳥が近づくことがある
  • お子さんやペットが誤って食べる危険がある

お子さんやペットのいる家では、殺鼠剤は必ず手の届かない場所に置いてください。

捕獲器と殺鼠剤の使い方

用意するものは、以下の通りです。

  • 金網製のカゴ式捕獲器
  • 投げ込みタイプの殺鼠剤
  • 魚肉ソーセージや煮干しなどの餌
  • ゴム手袋
  • 懐中電灯

最初に、捕獲器の奥に魚肉ソーセージなどの餌を置き、入口の扉を開けた状態でセットします。

置く位置は、屋外の糞やこすれ跡のある床下換気口や排気口の下です。

捕獲器は外壁にぴったり沿わせ、入口が壁沿いの通り道に向くように置き、殺鼠剤は、床下と天井裏の点検口を開けて、奥へ向かって投げ入れましょう。

順調なら数日で、ネズミがカゴにかかるか、毒餌を食べた形跡が残ります。

形跡を見つけたら、懐中電灯で点検口から中を照らし、息絶えているネズミがいないか探してください。

捕獲器にかかったまま放置すると衰弱死してしまうので、定期的に確認しましょう。

生ものの餌は1〜2日を目安に取り替えてください。

粘着シート

床に敷いたシートを踏んだネズミの足を、強力な粘着剤で貼り付けて捕らえる定番の罠(トラップ)です。

見開きのブック型が主流で、ネズミの種類や設置場所に合わせて使えるスリムタイプや耐水タイプなどもあります。

通気口にラットサインがあれば、ネズミの通り道になっているので、床下や天井裏の点検口まわりに敷くのが効果的です。

天井裏のクマネズミは警戒心が強いので枚数を多く並べ、床下のドブネズミには湿気に強い耐水タイプ、体の小さいハツカネズミには幅の細いスリムタイプを選びましょう。

メリット、デメリット

粘着シートの良さは、手軽さと価格です。

メリット

  • 1枚100円ほどから購入でき、費用を抑えられる
  • 点検口まわりに敷くだけで設置が終わる
  • 捕まえた場所から、ネズミの移動ルートを把握できる

一方で、通気口のまわりで使うときの弱点もあります。

デメリット

  • 屋外では、雨やホコリで粘着力が落ちる
  • 体の大きなドブネズミは、力ずくで逃げることがある
  • 捕らえたネズミが見える状態になり、処分の心理的負担が大きい

粘着シートは屋内側に敷き、屋外は炭酸ガストラップなど駆除できるアイテムとの併用がおすすめです。

粘着シートの使い方

用意するものは、以下の3つです。

  • 耐水タイプの粘着シート(10枚以上)
  • 新聞紙
  • ゴム手袋

まず、糞や黒いこすれ跡のある通気口を確かめ、ネズミがどの通気口から侵入しているかを把握します。

粘着シートを敷くのは、床下や天井裏の点検口を開けて手が届く範囲と、給気口のある部屋の壁ぎわです。

先に新聞紙を敷いておくと、ネズミの足裏の水気や油分が取れて、粘着剤が効きやすくなります。

その上に、点検口から通気口へ続く壁に沿わせて2〜3列、すき間なく粘着シートを並べましょう。

敷いたあとは位置を変えず、1〜2週間そのまま様子をみましょう。

粘着シートについての詳細は以下の記事を参考にしてみてください。

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電気トラップ

電気トラップは、餌で誘い込んだネズミを電気ショックで駆除する罠(トラップ)です。

トンネル型の本体の奥に餌を入れ、中に入ったネズミが床の金属プレートを踏むと、1,800〜8,000ボルトの高電圧が2〜4分間流れます。

乾電池式ならコンセントのない天井裏や床下にも置けるので、点検口から手が届く範囲に設置が可能です。

メリット、デメリット

電気トラップのメリットは、以下の通りです。

メリット

  • 本体の中で駆除が終わるので、壁の中や換気ダクトの奥で死骸が残らない
  • 乾電池式は、コンセントのない通気口まわりにも置ける
  • 作動するとランプが光って知らせるため、何度も見に行かずに済む

一方で、置き場所を選ぶ弱点もあります。

デメリット

  • 屋外の通気口の手前には置けない
  • 本体が数千円からと、粘着シートより高い
  • 1匹ずつしか駆除できないので、複数匹いると時間がかかる

屋外は捕獲器や炭酸ガストラップに任せ、電気トラップは屋内側の点検口まわりに置きましょう。

電気トラップの使い方

用意するものは、以下の通りです。

  • 乾電池式の電気トラップ
  • 単1形か単2形の乾電池4本
  • ピーナッツバターなどの餌
  • ゴム手袋

まず、本体の奥のカップにピーナッツバターを少量塗り、電源を入れずに置きます。

天井裏や床下の点検口を開けて手が届く範囲で、入口を通気口の方向に向けて壁ぎわに設置しましょう。

最初の2日ほどは電源を切ったまま餌だけ食べさせると、警戒心の強いネズミも慣れていきます。

餌が減っていたら補充して電源を入れ、駆除完了のランプが光ったら本体を傾けて死骸をゴミ袋へ落としてください。

電気トラップの選び方は、以下の記事で解説しています。

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炭酸ガストラップ

​​炭酸ガストラップは、ガスボンベの圧力で、筒の中に入ったネズミを瞬時に駆除する罠(トラップ)になります。

駆除後は仕掛けが自動で元に戻るため、手を加えなくても続けて作動する仕組みです。

電源が不要で屋外にも対応しているため、床下換気口の手前に設置できます。

メリット、デメリット

炭酸ガストラップのメリットは、以下の通りです。

メリット

  • 屋外の通気口の手前に置けるので、家に入る前に駆除できる
  • 自動で元に戻り、通気口を行き来する複数匹に対応できる
  • 洗って繰り返し使える

一方で、ネックになるのは費用と安全面です。

デメリット

  • 本体が1万円台〜と高額
  • ガスボンベの補充費用がかかる

費用はかかりますが、一度置けば自動で仕掛け直されるので、何度も見に行かずに済みます。

炭酸ガストラップの使い方

用意するものは、以下の2つです。

  • 炭酸ガストラップ本体
  • 専用のガスボンベ

本体にガスボンベを取り付けたら、糞やこすれ跡のある床下換気口を選び、その下の外壁沿いに置きます。

筒の入口は、痕跡が続いている通り道の方向へ向けてください。

駆除後は早めに死骸を回収し、本体の汚れを落としてから同じ場所へ戻します。

炭酸ガストラップを含めた罠(トラップ)の種類は、以下の記事で詳しく解説しています。

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通気口のネズミの追い出し方法

追い出しは、ネズミを駆除せずに家の外へ出す方法で、死骸を扱いたくない方に向いています。

ただし、追い出しでは数が減らないため、根本的な解決にはなりません。

通気口まわりの環境改善や、駆除方法とセットで行う必要があります。

追い出しに成功したら、通気口の侵入経路を塞ぎましょう。

忌避剤

忌避剤は、ネズミが嫌うニオイや煙、刺激成分で追い払い、寄せつけないためのグッズです。

通気口の対策では、天井裏や床下でくん煙タイプを焚き、ネズミが入ってきた通気口を逃げ道にして外へ追い出します。

追い出したあとは、設置型を通気口の屋内側に置きましょう。

メリット、デメリット

忌避剤のメリットは、以下の通りです。

メリット

  • 死骸の処理がいらない
  • くん煙タイプは、換気ダクトや断熱材の中に隠れたネズミもいぶり出せる
  • 設置型は、置くだけで数週間から2か月ほど効果が続く

一方で、忌避剤だけでは解決しない問題もあります。

デメリット

  • 駆除はできず、ネズミの数は減らせない
  • ニオイが薄れると効果が落ち、焚き直しや交換が必要
  • すでに繁殖している家では、被害を抑えるのは難しい

罠(トラップ)で駆除しきれなかったネズミも、くん煙タイプなら屋外へ追い出せます。

忌避剤の使い方

用意するものは、以下の通りです。

  • くん煙タイプの忌避剤
  • 設置型の忌避剤

焚く場所は、ネズミの気配がある天井裏や床下です。

水を入れて煙が出はじめたら、天井裏や床下に置き、すぐに点検口を閉めてください。

このとき、ネズミの逃げ道になる通気口は開けたままにしておきましょう。

煙が出ている間は人もペットも近づかないようにし、終わったら窓を開けて換気します。

煙を嫌ったネズミが通気口から屋外へ逃げたら、床下換気口や給気口の屋内側に設置型の忌避剤を置きましょう。

忌避剤のタイプごとの選び方は、以下の記事で解説しています。

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超音波

超音波は、人には聞こえない20kHz以上の高い音でネズミを不快にさせ、家から追い出すための機器です。

音は壁を通り抜けないので、ネズミが棲みついている天井裏や床下に本体を置き、通気口の方向へ向けて流します。

ただし3〜4日で音に慣れるネズミもいるため、粘着シートや電気トラップと組み合わせてください。

メリット、デメリット

超音波のメリットは、以下の通りです。

メリット

  • 死骸の処理がいらない
  • 電源を入れるだけで、準備が簡単
  • 薬剤を使わないので、天井裏や床下に置いたままにできる

一方で、効果は忌避剤より劣ります。

デメリット

  • 駆除はできず、ネズミの数は減らせない
  • 同じ音を流し続けると慣れるネズミがいる
  • 音が壁を通り抜けず、別の部屋や壁の中には届かない

超音波だけではネズミの数が減らないので、殺鼠剤などの駆除グッズと併用してください。

超音波の使い方

用意するものは、以下の通りです。

  • 超音波の機器
  • 乾電池か延長コード
  • ゴム手袋

まず、糞やこすれ跡を手がかりに、ネズミがどの通気口から入っているかを確かめます。

本体は、天井裏や床下の点検口を開けて手が届く範囲に置き、スピーカーを通気口の方向へ向けてください。

荷物や断熱材のそばは音が吸収されるので、まわりに物のない位置を選びましょう。

電源を入れてから効果が出るまで8時間以上かかるため、1〜2週間は流したままにします。

音は壁を通り抜けないので、天井裏と床下の両方から物音がする場合は、2台に分けて置きましょう。

超音波の選び方や設置のコツは、以下の記事を参考にしてください。

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駆除、追い出し後に必要なこと

罠(トラップ)や忌避剤でネズミを駆除、追い出しができても、通気口のまわりには死骸や糞尿、巣が残っています。

ネズミの体や糞尿には病原菌が付いているので、死骸の処理や清掃の仕方を間違えると人にうつってしまいます。

通気口は高所や狭い閉所にあって転落やけがの危険があるため、作業は点検口から手が届く範囲にとどめ、正しい手順で進めましょう。

作業するときの感染症対策

ネズミの死骸や糞尿には、サルモネラ菌やレプトスピラ菌などの病原菌が含まれています。

通気口のまわりに落ちた糞は、乾くと粉になって舞い上がりやすい状態です。

素手で触ったり吸い込んだりすると感染するおそれがあるので、作業前に次のアイテムを揃えましょう。

商品名 画像 役割
使い捨てのゴム手袋 死骸や糞尿に直接触れないようにする
防塵マスク 乾いた糞の粉を吸い込まないようにする
ゴム長靴 床下や水まわりで傷口からの感染を防ぐ
懐中電灯 点検口から天井裏や床下を照らす
トング 死骸をつかんで袋に入れる
ビニールテープ 乾いた糞を舞い上げずに貼り取る
消毒液 作業した場所と手を消毒する
ペーパータオル 消毒液を含ませて糞尿を拭き取る
ゴミ袋 使った道具と死骸をまとめて捨てる

ネズミの死骸の処理

罠(トラップ)にかかったり殺鼠剤を食べて死んだネズミは、見つけたその日のうちに処理します。

放置すると、体に付いていたイエダニやノミが人やペットに移り、腐敗が進めばハエも発生するからです。

通気口の格子越しには届かないので、点検口から懐中電灯で照らし、手の届く範囲を探しましょう。

手袋とマスクをつけ、トングで死骸をつかんでビニール袋に入れ、口を固く結んでもう1枚の袋で二重にします。

可燃ゴミとして出せる自治体が多いものの、分別のルールは地域で違うため、事前に確認が必要です。

巣や侵入経路などの清掃

死骸を片づけたら、通気口のまわり、床下や天井裏に巣がないか確認し、糞尿を掃除します。

乾いた糞は粉になって舞い上がるため、掃除機や掃き掃除は避けましょう。

ビニールテープや粘着テープで糞を貼り取り、消毒液を含ませたペーパータオルで拭き取ります。

外壁や格子に付いた黒いこすれ跡も、消毒液で拭いてください。

天井裏の奥や換気ダクトの清掃は、高所や閉所での作業になるので、無理をせず専門業者に相談しましょう。

駆除、追い出しだけでなく根本的な環境改善が必要

罠(トラップ)や忌避剤でネズミがいなくなっても、通気口のまわりが同じ状態のままなら、再侵入されてしまいます。

駆除や追い出しとあわせて、次の5つを見直しましょう。

根本的な環境改善のポイント

  • 通気口の掃除
  • 通気口まわりや基礎のひび割れの修繕
  • 通気口の格子や金網を点検、交換する
  • 食べ物やゴミがない環境
  • 清潔で整理整頓された環境

通気口の掃除

油が固まると落ちにくくなるので、換気扇のフィルターと屋外側の排気フードは、中性洗剤で洗いましょう。

格子や金網に詰まったホコリは、使い古しの歯ブラシでかき出して落としてください。

汚れを取り除けば、ニオイでネズミを引き寄せることも、湿気がこもることもなくなります。

通気口まわりや基礎のひび割れの修繕

通気口まわりのわずかなすき間も、放置すればネズミにかじられて広がり、侵入経路になります。

給気口や換気扇の枠まわり、換気ダクトの貫通部は、傷んだコーキングを取り除き、すき間なく埋め直しましょう。

基礎のひび割れには、水で練ったモルタル補修材をヘラですり込み、表面を平らにならします。

乾くまでに数日かかるので、雨がかからないようにしてください。

通気口の格子や金網を点検、交換する

格子や金網は少しずつ傷んでいくので、年に1度は状態を確かめましょう。

確認するのは、網の破れ、格子の欠け、サビで浮いている部分、ビスのゆるみです。

指で軽く押して動くなら、取り付けが弱くなっているので交換しましょう。

サビに強いステンレス製で目の細かいものに替えておけば、破れにくいうえに、小さなネズミも通り抜けができないようになります。

食べ物やゴミがない環境

ネズミは嗅覚が鋭く、床に落ちた食べかすや生ゴミのわずかなニオイもかぎつけて寄ってきます。

排気フードのニオイをたどって換気ダクトから入れば、次に狙われるのはキッチンの食材です。

生ゴミはその日のうちに袋に入れてふた付きのゴミ箱へ捨て、キッチンの汚れはこまめに拭き取ってください。

食材は出しっぱなしにせず、米や菓子は密閉容器に移して保管しましょう。

清潔で整理整頓された環境

床下換気口の前に植木鉢や荷物、雑草があると、空気の通りが悪くなるだけでなく、ネズミの身を隠す場所にもなります。

通気口の前は何も置かずに空けておきましょう。

給気口のある部屋の押し入れや物置に段ボールや古新聞をため込んでいると、ネズミの巣材になるので処分してください。

通気口のネズミ対策

通気口のネズミ駆除や追い出しを終えたら、侵入経路を塞いで再発を防ぎましょう。

作業を始める前に、次の3つを確認してください。

塞ぐ前の注意点

  • 追い出してから塞ぐ
  • 通気を止めない
  • 2m以上の高さは自分で作業しない

中にネズミが残ったまま塞ぐと、壁の中や天井裏で餓死し、腐敗による強いニオイやダニ、ウジの大量発生、感染症にかかるおそれがあります。

通気口は空気を入れ替えるための穴なので、板やテープで全面を覆ってはいけません。

空気の通り道を残さずに塞ぐと、床下や部屋に湿気がこもって家を傷めます。

2階の排気口など2m以上の高さは高所作業にあたり、脚立からの転落事故が起きやすいので、専門業者に相談しましょう。

パンチングメタルや金網で塞ぐ

既存の格子の上からパンチングメタルやステンレス金網を重ねて、ネズミが通れない大きさまで穴を細かくする方法です。

穴や網目が1cm以下のものを選べば、空気を通したままネズミが通れなくなります。

用意するものは、以下の通りです。

商品名 画像 役割
パンチングメタル(穴1cm以下) 頑丈で床下換気口に重ねて留める
ステンレス金網(網目1cm以下) 柔らかい素材で、給気口や排気口に沿わせる
金切りばさみ 通気口の大きさに切る
コーキング材 金網のふちを留めてすき間を埋める
ビス 格子や外壁に固定する
メジャー 通気口の縦横を測る
軍手 切り口で手を切らないようにする

床下換気口の場合は、縦横をメジャーで測り、既存の格子に合わせた大きさに金切りばさみで切ります。

切り口の角を丸く落としてから格子の上に重ね、ふちを一周させるようにコーキングで留めましょう。

床下換気口は家の四方に一定の間隔で並んでいるので、すべてを塞いでください。

給気口や排気フードは、穴より2〜3cm大きく切った金網を、枠のふちにビスかコーキングで留めます。

枠との間にすき間が残る場合は、金網を細く丸めて詰めておきましょう。

アルミテープで塞ぐ

アルミテープは、格子のふちと外壁の間や金網の小さな破れなど、細いすき間に貼って応急的に塞ぐための材料です。

汚れを拭き取ってから、すき間の両側に2〜3cmずつかかるように貼り、指で押さえて空気を抜いてください。

ただし、ネズミはテープをかじって破るので、アルミテープだけでは侵入を防げません。

パンチングメタルを取り付けるまでのつなぎや、防鼠パテで埋めたあとの上貼りとして、ほかの対策と組み合わせて使いましょう。

設置型の忌避剤で再侵入を防ぐ

設置型の忌避剤は、ネズミが嫌うニオイを出し続けて、通気口に近づかせないための予防グッズです。

通気口の屋内側で、床下換気口なら点検口のそば、給気口なら壁ぎわの床に置きます。

効果は数週間から3か月ほどなので、ニオイが薄れる前に取り替えてください。

自分では塞げない2階の排気口も、天井裏の点検口のそばに置けば、屋内側から対策できます。

防鼠パテと防鼠ブラシで埋める

防鼠パテと防鼠ブラシは、通気口まわりのすき間を埋めるためのアイテムです。

防鼠パテは粘土状なので、給気口や換気扇の枠まわりにできたすき間に指で奥まで押し込んで埋めてください。

防鼠ブラシは折り曲げたり差し込んだりして、細長いすき間を埋められます。

格子と枠の間や通気口の下にできたすき間に、長さに合わせて切ってから押し込みましょう。

高所や床下の通気口を塞ぐのは危険!無理をせずプロに相談しよう

通気口のネズミ対策は、市販の罠(トラップ)や忌避剤、パンチングメタルで自分でも進められます。

ただし、脚立に乗って2階以上の排気口を塞ぐのは、足場が不安定で転落やけがの危険がある作業です。

床下換気口も家の四方にあり、塞ぎ残しが1か所でもあれば、ネズミは帰巣本能で戻ってきてしまいます。

次のような状況なら、無理をせず専門業者に相談してください。

  • 罠(トラップ)を2週間仕掛けても1匹もかからない
  • 塞いだあとも新しい糞やこすれ跡がある
  • 2階の排気口など高い位置の通気口を塞ぎたい
  • 天井裏や床下の奥の糞尿や死骸を処理できない

害獣お助け本舗は、現地調査と見積もりが無料です。

ネズミの駆除から通気口の封鎖、清掃、再発防止まで一括で頼めるので、自分で対策をするよりも早く確実に解決できます。

被害が広がる前に、まずはお気軽にご相談ください。

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※1 対応地域・加盟店・現場状況により、事前にお客様の同意を得たうえで、調査・見積り費用をいただく場合がございます
※2 対応地域・対応する加盟店により異なります
※3 延長保証は一部エリアのみご提供、再発防止がついている場合にかぎります

  • この記事を書いた人

害獣お助け本舗編集部

害獣お助け本舗編集部は、
生活を脅かす害獣の情報を発信する専門チームです。

「害獣被害をなくしたい」という強い思いのもと、
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